JP3296741B2 - 携帯用電子機器ケースの嵌合構造 - Google Patents

携帯用電子機器ケースの嵌合構造

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JP3296741B2
JP3296741B2 JP03336097A JP3336097A JP3296741B2 JP 3296741 B2 JP3296741 B2 JP 3296741B2 JP 03336097 A JP03336097 A JP 03336097A JP 3336097 A JP3336097 A JP 3336097A JP 3296741 B2 JP3296741 B2 JP 3296741B2
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fitting
case
portable electronic
claw
recess
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慶三 原田
泰史 飛弾
和見 内藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯用電子機器ケー
スの嵌合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯用電子機器例えばハンディト
ランシーバのケースは、図4に示すように上側ケース1
及び下側ケース2の数ヶ所(例えば4ヶ所)に嵌合ツメ
3と嵌合凹部4を設け、嵌合ツメ3を嵌合凹部4に嵌合
させることにより上側ケース1及び下側ケース2同士を
固定し、さらに固定強化のため数ヶ所(例えば2ヶ所)
のネジ止め5も併用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の嵌合構造は、図5(A)に示すように固定されてい
る上側及び下側ケース1及び2を互いにリリースさせる
には、図5(B)に示すように、まずネジ止め5を取り
外し、次いで嵌合凹部4から嵌合ツメ3をはずすために
嵌合ツメ3付近をケース内側方向に押し込んで上側ケー
ス1をたわませる必要があるため、ケース内部にたわま
せるのに充分なスペース9が必要であり、内蔵部品8の
占有スペースが狭くなるという問題があった。また、従
来の嵌合構造の他の例として、図6に示すように、嵌合
の際のケース1及び2間の位置決め及び多少の防水に役
立つ位置決めリブ6及びリブ嵌合溝7を設けた場合に
は、この位置決めリブ6を嵌合ツメ3及び嵌合凹部4付
近に配置すると、嵌合ツメ3を嵌合凹部4からはずしに
くくなるという問題もあった。
【0004】本発明の目的は、上記従来の問題点を解決
し、嵌合及びリリース作業が容易な携帯用電子機器ケー
スの嵌合構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯用電子
機器ケースの嵌合構造は、 下側及び上側ケースのいず
れか一方に嵌合ツメを設けると共に他方に嵌合凹部を設
、嵌合ツメを嵌合凹部に嵌合させることにより下側及
び上側ケースを固定する携帯用電子機器の嵌合構造にお
いて、嵌合ツメと嵌合凹部を両ケースの先端部側に設
け、嵌合ツメは、ケース先端部方向からケース後端部方
向に向かうにつれてその側面の肉厚が薄くなり、下側及
び上側ケースの嵌合時にケース先端部側で嵌合凹部との
嵌合部分が形成され、ケース後端側で嵌合凹部に嵌合し
ない非嵌合部分が形成され、このうち嵌合部分が側面の
肉厚部、非嵌合部分が肉薄部であるものである。
【0006】また、本発明に係る携帯用電子機器ケース
の嵌合構造は、上述の発明に加えて更に、嵌合ツメと前
記嵌合凹部付近に、リブとリブ嵌合溝を配置したもので
ある。
【0007】
【作用】下側ケースと上側ケースの一方に嵌合ツメを設
けると共に他方に嵌合凹部を設け、嵌合ツメと嵌合凹部
に嵌合させることにより下側及び上側ケースを固定する
携帯用電子機器ケースの嵌合構造において、嵌合ツメに
嵌合凹部との嵌合時の非嵌合部分を形成する。この嵌合
部分は例えば嵌合ツメに形成された肉薄部(斜面部分の
一部)であり、この肉薄部のある方からケースを上方に
持ち上げると、嵌合凹部と嵌合ツメの嵌合が非嵌合部分
から徐々に解除されるので、下側ケースと上側ケースを
容易にリリースすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
1乃至図3に基づいて説明する。以下の説明において、
図4乃至図6と同じ構成要素は同じ符号を付して説明す
る。図1は本発明に係る携帯用電子機器ケースの嵌合構
造の一実施例であり、ハンディトランシーバに適用した
場合を示し、(A)は全体斜視図、(B)は部分拡大斜
視図である。図1において、本発明の特徴部分は、嵌合
ツメ3の側面全体(図1(B)に示す側面形状が略L字
の嵌合ツメ3において、該嵌合ツメ3のうち上側ケース
1から離間する方向へ進行し、さらに該嵌合ツメ3の折
れ曲がり位置からさらに折れ曲がり方向に進行したとき
に突き当たる、該折れ曲がり進行方向と垂直を為さない
湾曲面の全体)に斜面部分3aを設けた構造にある。す
なわち、上側及び下側ケース1及び2の固定時には、図
2(A)のC−C断面図に示すように嵌合ツメ3の斜面
部分3aの一部の肉厚部3bは嵌合凹部4に嵌合してい
るが、図2(B)のD−D断面図に示すように嵌合ツメ
3に形成された肉薄部すなわち斜面部分3aの一部は嵌
合凹部4に嵌合しない構造にしてある。
【0009】したがって、上側及び下側ケース1及び2
をリリースする場合、ネジ止め5を取り外し、次いで、
図3に示すように、上側ケース1の嵌合ツメ3が設けら
れていない後端部1b付近を持って矢印Xで示される上
方向に上側ケースを持ち上げると、嵌合ツメ3の嵌合
凹部4に嵌合していない斜面部分3a(非嵌合部分であ
る肉薄部)がガイドの役割を果たして嵌合凹部4から嵌
合ツメ3がスムーズに離脱するため簡単に嵌合が解除さ
れ、上側及び下側ケース1及び2が互いにリリースされ
るが、上側ケース1の嵌合ツメ3が設けられた先端部1
a付近を持って矢印Yで示される上方向に持ち上げよう
としても嵌合ツメ3と嵌合凹部4の嵌合が解除されな
い。
【0010】以上述べたように、嵌合ツメ3と嵌合凹部
4の嵌合を解除する際、従来のように上側ケース1を横
方向にたわませる必要がなく上方向に持ち上げるときに
嵌合が解除するスペースさえあれば容易に作業ができる
ので、従来よりスペース9を狭くすることができ、内蔵
部品8の占有スペースを広くとることができる。また、
嵌合の際のケース1及び2間の位置決め及び多少の防水
に役立つ位置決めリブ6及びリブ嵌合溝7を嵌合ツメ3
の近くに配置しても、リリース作業のじゃまになること
がないので、ケース間の段差、水の侵入を抑制させるこ
とができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、上側及び下側ケースの
嵌合及びリリース作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯用電子機器ケースの嵌合構造
の一実施例であり、ハンディトランシーバに適用した場
合を示し、(A)は全体斜視図、(B)は部分拡大斜視
図である。
【図2】図1における部分断面図を示し、(A)はCー
C断面、(B)はDーD断面を表わす。
【図3】上側ケース及び下側ケースのリリース作業を説
明するための概略図を示し、(A)は斜視図、(B)は
断面図である。
【図4】従来の携帯用電子機器ケースの嵌合構造の一例
を示し、(A)は全体斜視図、(B)は部分拡大斜視図
である。
【図5】従来の上側及び下側ケースのリリース作業を説
明するための概略図を示し、(A)は作業前の断面図、
(B)は作業中の断面図である。
【図6】従来の携帯用電子機器ケースの嵌合構造の他の
例を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 上側ケース 2 下側ケース 3 嵌合ツメ 4 嵌合凹部 5 ネジ止め 6 位置決めリブ 7 リブ嵌合溝 8 内蔵部品 9 スペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 和見 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株 式会社ケンウッド内 (56)参考文献 実開 昭62−60081(JP,U) 実開 平6−1821(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側及び上側ケースのいずれか一方に嵌
    合ツメを設けると共に他方に嵌合凹部を設け、前記嵌合
    ツメを前記嵌合凹部に嵌合させることにより下側及び上
    側ケースを固定する携帯用電子機器の嵌合構造におい
    て、 前記嵌合ツメと前記嵌合凹部を前記両ケースの先端部側
    に設け、前記嵌合ツメは、ケース先端部方向からケース
    後端部方向に向かうにつれてその側面の肉厚が薄くな
    り、下側及び上側ケースの嵌合時にケース先端部側で前
    記嵌合凹部との嵌合部分が形成され、ケース後端側で前
    記嵌合凹部に嵌合しない非嵌合部分が形成され、このう
    ち嵌合部分が側面の肉厚部、非嵌合部分が肉薄部である
    ことを特徴とする携帯用電子機器ケースの嵌合構造。
  2. 【請求項2】 前記嵌合ツメと前記嵌合凹部付近に、リ
    ブとリブ嵌合溝を配置したことを特徴とする請求項1記
    載の携帯用電子機器ケースの嵌合構造。
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JP6244782B2 (ja) * 2013-09-27 2017-12-13 富士通株式会社 電子装置

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