JP3412803B2 - ワイヤハーネス用プロテクタ - Google Patents

ワイヤハーネス用プロテクタ

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JP3412803B2
JP3412803B2 JP33204197A JP33204197A JP3412803B2 JP 3412803 B2 JP3412803 B2 JP 3412803B2 JP 33204197 A JP33204197 A JP 33204197A JP 33204197 A JP33204197 A JP 33204197A JP 3412803 B2 JP3412803 B2 JP 3412803B2
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cover
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車輌に配索
されるワイヤハーネスを収容して保護するようにしたワ
イヤハーネス用プロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のワイヤハーネス用プロテクタと
して、図2に示すものがある。このワイヤハーネス用プ
ロテクタ1′は、ワイヤハーネスWを収容する合成樹脂
製で略樋状のプロテクタ本体2′と、このプロテクタ本
体2′の上面の開口部3を塞ぐ合成樹脂製で略平板状の
カバー7′とから構成され、車輌等に使用されるもので
ある。
【0003】プロテクタ本体2′の両側壁4,4′には
四角枠状の係合枠(係合部)5が設けられ、カバー7′
の両側縁部には係止爪(係止部)8が設けられている。
そして、係合枠5に係止爪8を挿入係止することにより
両者がロックされ、カバー7′がプロテクタ本体2′に
組み付けられるようになっている。これら係合枠5及び
係止爪8は、ワイヤハーネスWの延びる長手方向の両端
位置と、その中間の前後の所定位置にそれぞれ配置され
ている。
【0004】尚、このワイヤハーネス用プロテクタ1′
に関する類似技術は、実開平2−10718号公報等に
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のワイヤハーネス用プロテクタ1′では、プロテクタ
本体2′が長尺であるため、係合枠5と係止爪8の数が
増えて当該各係合枠5に各係止爪8の位置を合わせて挿
入係止させる作業が煩雑となり、プロタクタ本体2′と
カバー′7の組付作業性が悪かった。また、車輌レイア
ウト上の問題等から係合枠5と係止爪8を設けることが
できない箇所が発生し、この箇所においてはカバー7′
の捲れが発生し易かった。さらに、係合枠5と係止爪8
のロックのみではプロタクタ本体2′の両側壁4,4′
とカバー7′間にガタ付きが発生し易く、振動により異
音が発生した。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、プロテクタ本体とカバーの組
付作業性を向上させることができると共に、カバーの捲
れ及びガタ付きと振動による異音の発生を防止すること
ができるワイヤハーネス用プロテクタを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明はワイヤ
ハーネスを収容するプロテクタ本体と、このプロテクタ
本体の開口部を覆うカバーとから成り、前記プロテクタ
本体に設けられた係合部と前記カバーに設けられた係止
部とを係止、離脱自在にしたワイヤハーネス用プロテク
タにおいて、前記カバーに、前記係合部に対する前記係
止部の挿入係止位置を案内する係止案内突起を設ける一
方、前記プロテクタ本体の前記係止案内突起に対向する
位置に、該係止案内突起が嵌合される嵌合案内部を設
、前記係止案内突起は複数設けられており、これら複
数の隣接する係止案内突起の長さを長短異ならせたこと
を特徴とするものである。
【0008】このワイヤハーネス用プロテクタでは、プ
ロテクタ本体の係合部にカバーの係止部を挿入係止させ
る際に、カバーの係止案内突起をプロテクタ本体の嵌合
案内部に先に嵌合することによってプロテクタ本体の係
合部に対するカバーの係止部の挿入係止位置が自動的に
決まるため、係合部と係止部の挿入係止作業が簡単とな
り、プロタクタ本体とカバーの組付作業性が向上する。
また、このワイヤハーネス用プロテクタでは、カバーの
長短の複数の係止案内突起とプロテクタ本体の複数の嵌
合案内部との嵌合により、係合部及び係止部が設けられ
ていない箇所に対するカバーの捲れが確実に防止され、
また、プロテクタ本体とカバー間のガタ付きが減少し、
振動による異音の発生が防止される。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のワイヤ
ハーネス用プロテクタであって、前記長短の複数の係止
案内突起のうちの長さの長い係止案内突起の先端にテー
パ面を設けたことを特徴とするものである。
【0010】このワイヤハーネス用プロテクタでは、
バーの長さの長い係止案内突起がその先端のテーパ面に
よりプロテクタ本体の嵌合案内部に簡単に嵌合され、ま
た、カバーの長さの長い係止案内突起によりカバーの強
度がより一段と向上する
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態のワイヤハー
ネス用プロテクタの分解斜視図である。このワイヤハー
ネス用プロテクタ1は、ワイヤハーネスWを収容する合
成樹脂製で略樋状のプロテクタ本体2と、このプロテク
タ本体2の上面の開口部3を塞ぐ合成樹脂製で略平板状
のカバー7とから構成され、車輌等に使用されるもので
ある。
【0015】プロテクタ本体2の両側壁4,4′には四
角枠状の係合枠(係合部)5が一体突出形成され、カバ
ー7の両側縁部には係止爪(係止部)8が一体突出形成
されている。係合枠5に係止爪8を挿入係止することで
両者がロックされ、カバー7がプロテクタ本体2に組み
付けられるようになっている。これら係合枠5及び係止
爪8は、ワイヤハーネスWの延びる長手方向の両端位置
と、その中間の前後の所定位置にそれぞれ相対向するよ
うに配置されている。
【0016】また、カバー7の一側縁部には、各係合枠
5に対する各係止爪8の挿入係止位置を案内する長短の
係止案内突起9,9′が一体突出形成されている。さら
に、プロテクタ本体2の一側壁4の各係止案内突起9,
9′に対向する位置に該各係止案内突起係止案内突起
9,9′を嵌合する略四角筒状の嵌合案内部6,6が一
体突出形成されている。
【0017】長短の係止案内突起9,9′は先端側と中
央にそれぞれ一組みずつ配置され、各長短の係止案内突
起9,9′の基部9a,9aはT字状になって対応する
各嵌合案内部6,6のスリット6a,6a内にガタ付く
ことなく嵌め込まれるようになっている。また、長尺の
各係止案内突起9の先端にはテーパ面9bが設けられて
いる。さらに、各長短の係止案内突起9,9′と各嵌合
案内部6,6とが嵌合すると、プロテクタ本体2の各係
合枠5に対するカバー7の各係止爪8の挿入係止位置が
自動的に位置決めされるようになっている。尚、プロテ
クタ本体2とカバー7の基端側は下側にそれぞれ傾斜し
ている。
【0018】以上実施形態のワイヤハーネス用プロテク
タ1によれば、プロテクタ本体2にカバー7を組み付け
る際に、カバー7の長尺の各係止案内突起9がプロテク
タ本体2の一側壁4の各嵌合案内部6内に先に挿入され
て嵌合され、次に、カバー7の短尺の各係止案内突起
9′がプロテクタ本体2の一側壁4の各嵌合案内部6内
に挿入されて嵌合される。その後、カバー7の両側縁部
の各係止爪8がプロテクタ本体2の両側壁4,4′の各
係合枠5に挿入係止されてプロテクタ本体2にカバー7
が組み付けられる。これにより、プロテクタ本体2とカ
バー7内にワイヤハーネスWが収容されて保護される。
【0019】このように、プロテクタ本体2の各係合枠
5にカバー7の各係止爪8を挿入係止させる際に、カバ
ー7の長短の各係止案内突起9,9′をプロテクタ本体
2の各嵌合案内部6,6に先に嵌合することによって、
プロテクタ本体2の各係合枠5に対するカバー7の各係
止爪8の挿入係止位置が自動的に決まるため、これら各
係合枠5と各係止爪8の位置決めが不要となり、各係合
枠5と各係止爪8との挿入係止作業を簡単に行うことが
でき、プロテクタ本体2とカバー7の組付作業性を向上
させることができる。
【0020】また、カバー7の長短の各係止案内突起
9,9′とプロテクタ本体2の各嵌合案内部6,6との
嵌合により、各係合枠5及び各係止爪8が設けられてい
ない箇所に対するカバー7の捲れを確実に防止すること
ができ、また、プロテクタ本体2の両側壁4,4′とカ
バー7との間のガタ付きを減少させることができて振動
による異音の発生を防止することができる。
【0021】さらに、カバー7の長尺の係止案内突起9
をその先端のテーパ面9bを介してプロテクタ本体2の
嵌合案内部6に簡単に嵌合することができ、また、カバ
ー7の長尺の係止案内突起9によりカバー7の強度をよ
り一段とアップさせることができる。
【0022】尚、前記実施形態によれば、カバーの一側
縁部に係止案内突起を突設したが、カバーの両側縁部に
係止案内突起をそれぞれ突設しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、プロテクタ本体の係合部にカバーの係止部を挿
入係止させる際に、カバーの係止案内突起をプロテクタ
本体の嵌合案内部に先に嵌合することによって、プロテ
クタ本体の係合部に対するカバーの係止部の挿入係止位
置が自動的に決まるため、これら係合部と係止部の位置
決めが不要となり、係合部と係止部との挿入係止作業を
簡単に行うことができ、プロタクタ本体とカバーの組付
作業性を向上させることができる。
【0024】また、請求項1の発明によれば、カバーの
長短の複数の係止案内突起とプロテクタ本体の複数の嵌
合案内部との嵌合により、係合部及び係止部が設けられ
ていない箇所に対するカバーの捲れを確実に防止するこ
とができ、また、プロテクタ本体とカバー間のガタ付き
の発生を防止することができて振動による異音の発生を
防止することができる。
【0025】請求項2の発明によれば、カバーの長さの
長い係止案内突起をその先端のテーパ面を介してプロテ
クタ本体の嵌合案内部に簡単に嵌合することができ、ま
た、カバーの長さの長い係止案内突起によりカバーの強
度をより一段とアップさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のワイヤハーネス用プロテ
クタの分解斜視図である。
【図2】従来のワイヤハーネス用プロテクタの分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス用プロテクタ 2 プロテクタ本体 3 開口部 5 係合枠(係合部) 6 嵌合案内部 7 カバー 8 係止爪(係止部) 9,9′ 係止案内突起 9b テーパ面 W ワイヤハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/04 F16L 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスを収容するプロテクタ本
    体と、このプロテクタ本体の開口部を覆うカバーとから
    成り、前記プロテクタ本体に設けられた係合部と前記カ
    バーに設けられた係止部とを係止、離脱自在にしたワイ
    ヤハーネス用プロテクタにおいて、 前記カバーに、前記係合部に対する前記係止部の挿入係
    止位置を案内する係止案内突起を設ける一方、前記プロ
    テクタ本体の前記係止案内突起に対向する位置に、該係
    止案内突起が嵌合される嵌合案内部を設け、前記係止案
    内突起は複数設けられており、これら複数の隣接する係
    止案内突起の長さを長短異ならせたことを特徴とするワ
    イヤハーネス用プロテクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワイヤハーネス用プロテ
    クタであって、前記長短の複数の係止案内突起のうちの長さの長い係止
    案内突起の先端にテーパ面を設けた ことを特徴とするワ
    イヤハーネス用プロテクタ。
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JP6806421B2 (ja) * 2017-11-28 2021-01-06 ダイハツ工業株式会社 ハーネスプロテクタ
JP7102374B2 (ja) 2019-07-19 2022-07-19 矢崎総業株式会社 プロテクタ、及び、ワイヤハーネス

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