JPH08182146A - ワイヤハーネス用プロテクタ - Google Patents

ワイヤハーネス用プロテクタ

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JPH08182146A
JPH08182146A JP6325798A JP32579894A JPH08182146A JP H08182146 A JPH08182146 A JP H08182146A JP 6325798 A JP6325798 A JP 6325798A JP 32579894 A JP32579894 A JP 32579894A JP H08182146 A JPH08182146 A JP H08182146A
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JP
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corrugated tube
protector
wire harness
retainer
opening
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JP6325798A
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English (en)
Inventor
Hideaki Shibata
英昭 柴田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 コルゲートチューブ45を外装したワイヤハ
ーネスW/Hを挿通して固定するワイヤハーネス用プロ
テクタ1であって、プロテク本体2の両端部近傍の内周
面に、コルゲートチューブ45の凹凸部46の凹部46
aに下方より嵌合するリブ19を突設し、蓋3に設けた
開口部10には凹部46aに上方より嵌合するリブ12
を備えたリテイナー9を着脱自在に設けており、リブ1
2の突出量を、複数種のコルゲートチューブ45の直径
に対応した交換用のリテイナー9を多種類設けており、
ワイヤハーネスW/Hに外装するコルゲートチューブ4
5の径に応じて、交換用のリテイナー9を選択して用い
る。 【効果】 コルゲートチューブ45の径に対応したリテ
イナー9に交換することができるのでワイヤハーネス用
プロテクタ1の製造コストを削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、挿通部の両端部にコル
ゲートチューブを外装したワイヤハーネス用プロテクタ
に関し、特に、コルゲートチューブの径の増減に対応し
て使用できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車室外に配索されるワイ
ヤハーネスは、通常、損傷が発生しないようにコルゲー
トチューブで外装しており、車体の複雑な経路に沿って
配索する必要がある箇所、コルゲートチューブを突き破
る恐れがある突起物が位置する箇所、熱対策が必要な箇
所、およびコルゲートチューブを外装するスペースがな
い箇所等では、樹脂製のプロテクタに挿通し、該プロテ
クタを車体に固定するようにしている。
【0003】上記プロテクタには、両端にコルゲートチ
ューブを外装したワイヤハーネスを挿通するようにして
おり、例えば、図5に示すように、プロテクタ40を樋
形状とした一対のアッパーカバー41とロアケース42
とから構成している。上記プロテクタの40の挿通部4
3を形成するアッパーカバー41およびロアケース42
の長さ方向の両端開口近傍の内面には、ワイヤハーネス
W/Hに外装するコルゲートチューブ45の凹凸部46
に嵌合する凹凸部47、48が形成している。
【0004】上記プロテクタ40では、ロアケース42
の凹凸部48をコルゲートチューブ45の底面部分の凹
凸部46に嵌合し、アッパーカバー41の凹凸部47を
コルゲートチューブ45の凹凸部46に嵌合して、ロア
ケース42とアッパーカバー41とでコルゲートチュー
ブ45を挾持し、よって、ワイヤハーネスW/Hをプロ
テクタ40に位置決めして固定している。
【0005】また、図6に示すプロテクタ50は、ロア
ケース51およびアッパーカバー41の凹凸部47とコ
ルゲートチューブ45との凹凸部46とが外れやすい場
合、さらに、ロアケース51の開口先端より突設した舌
状部53に、ワイヤハーネスW/Hに外装したコルゲー
トチューブ45をテープ56を巻回して位置決め固定し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記図5のプロテクタ
40を用いる場合、コルゲートチューブの径が相異する
と、それに対応したロアケース42とアッパーカバー4
1とが必要となる。即ち、ロアケース42とアッパーカ
バー41とが一種類である場合、コルゲートチューブ4
5の径が相異すると、ロアケース42の凹凸部48には
コルゲートチューブ45の底面部分の凹凸部46の少な
くとも一部に嵌合するが、アッパーカバー41の凹凸部
47は、コルゲートチューブ45の凹凸部46に嵌合し
ない。
【0007】このため、上記アッパーカバー41は上記
凹凸部46に嵌合する凹凸部47を有するものに取り替
える必要があった。しかしながら、上記アッパーカバー
41は、その一部分に形成した凹凸部47でコルゲート
チューブ45を挾持するにもかかわらず、アッパーカバ
ー41を全体的に取り替えなければならないので、アッ
パーカバー41には、取り替えに関しては無駄な部分が
多く、これによりプロテクタの製造コストを削減するこ
とができないという問題点があった。
【0008】また、図6のプロテクタ50では、テープ
巻き作業が必要となる問題があると共に、テープ巻きで
は保持力が弱い欠点がある。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、ワイヤハーネスの径の増減にともなって、該ワイヤ
ハーネスの少なくとも長さ方向の両端部に外装したコル
ゲートチューブの径が増減しても、プロテクタを構成す
る部品の一部を交換するだけでコルゲートチューブを確
実に位置決め保持できるプロテクタを提供し、また、こ
れによりプロテクタの製造コストを削減することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、少なくとも長さ方向の両
端部にコルゲートチューブを外装したワイヤハーネスを
挿通する樋形状からなり、その両端部近傍の内周面に、
上記コルゲートチューブの凹凸部の凹部に下方より嵌合
するリブを突設しているプロテクタ本体と、上記プロテ
クタ本体の上面開口を閉鎖すると共に、上記リブと対向
する位置に開口部を設けた蓋と、上記蓋の開口部に着脱
自在に取り付けられ、上記コルゲートチューブの凹凸部
の凹部に上方より嵌合するリブと、上記開口部の周縁に
係合する係合部を有するリテイナーとを備え、該リテイ
ナーとしてリブの突出量を複数種のコルゲートチューブ
の直径に対応して変えているものを多種類設け、ワイヤ
ハーネスに外装するコルゲートチューブの径に応じてリ
テイナーを選択して用いる構成としているワイヤハーネ
ス用プロテクタを提供している。
【0011】また、請求項2に係る発明では、少なくと
も長さ方向の両端部にコルゲートチューブを外装したワ
イヤハーネスを挿通する樋形状からなり、その両端部近
傍の底部分に下部開口部を設けたプロテクタ本体と、上
記下部開口部に着脱自在に取り付けられ、上記コルゲー
トチューブの凹凸部の凹部に下方より嵌合するリブと、
上記下部開口部の周縁に係合する係合部とを有する下部
リテイナーと、上記プロテクタ本体の上面開口を閉鎖す
ると共に、下部開口部と対向する位置に開口部を設けた
蓋と、上記蓋の開口部に着脱自在に取り付けられ、上記
コルゲートチューブの凹凸部の凹部に上方より嵌合する
リブと、開口部の周縁に係合する係合部を有する上部リ
テイナーとを備え、上記上部および下部リテイナーとし
て、リブの突出量を複数種のコルゲートチューブの直径
に対応して変えているものを多種類設け、ワイヤハーネ
スに外装するコルゲートチューブの径に応じてリテイナ
ーを選択して用いる構成としているワイヤハーネス用プ
ロテクタを提供している。
【0012】上記プロテクタ本体と蓋とには互いに係止
するロック部と被ロック部を設けている。(請求項3) また、上記リテイナー、上部リテイナー、下部リテイナ
ー及びプロテクタに突設するリブは、コルゲートチュー
ブの凹凸部のピッチに合わせた間隔をあけて複数個並設
することが好ましい。
【0013】さらに、上記リテイナー、上部リテイナ
ー、下部リテイナー及びプロテクタに設けるリブは、コ
ルゲートチューブの外周に沿って略半周方向にわたって
突設することが好ましい。さらにまた、上記上部リテイ
ナーと下部リテイナーとを同一形状とすれば、プロテク
タを構成する部品の汎用性が高まり製造コストを削減す
ることができる。
【0014】
【作用】請求項1に記載のワイヤハーネス用プロテクタ
では、両端部にコルゲートチューブを外装したワイヤハ
ーネスをプロテクタ本体に挿通し、該プロテクタ本体に
設けたリブをコルゲートチューブの凹凸部の凹部に下方
より嵌合する。ついで、コルゲートチューブの径に対応
した交換用のリテイナーを選択してリテイナーを上記蓋
の開口部に装着し、該リテイナーのリブをコルゲートチ
ューブの凹凸部の凹部に上方より嵌合した状態で蓋を取
り付け、コルゲートチューブをプロテクタの両端で挾持
した状態で固定し、ワイヤハーネスをプロテクタに位置
決め保持する。また、上記コルゲートチューブの径の増
減に対しては、該コルゲートチューブの径に対応した交
換用のリテイナーを選択すれば対応できる。
【0015】請求項2に記載のワイヤハーネス用プロテ
クタでは、両端部にコルゲートチューブを外装したワイ
ヤハーネスをプロテクタ本体に挿通し、該プロテクタ本
体の底部分に設けた下部開口部にコルゲートチューブの
径に対応した交換用の下部リテイナー装着して該下部リ
テイナーのリブをコルゲートチューブの凹凸部の凹部に
下方より嵌合する。ついで、コルゲートチューブの径に
対応した交換用の上部リテイナーを選択し、リテイナー
を上記蓋の上部開口部に装着して該リテイナーのリブを
コルゲートチューブの凹凸部の凹部に上方より嵌合した
状態で蓋を取り付け、コルゲートチューブをプロテクタ
本体の両端で挾持した状態で固定し、ワイヤハーネスを
ワイヤハーネス用プロテクタに位置決め保持する。この
請求項2のワイヤハーネス用プロテクタでは、コルゲー
トチューブの凹部の上方と下方とから、該コルゲートチ
ューブの径に対応した上部リテイナーと下部リテイナー
とのリブをそれぞれ嵌合するので、コルゲートチューブ
を外装したワイヤハーネスが確実にワイヤハーネス用プ
ロテクタに固定される。
【0016】請求項3に記載のように蓋とプロテクタ本
体とにロック部と被ロック部を係止すると、ワンタッチ
で蓋をプロテクタに固定出来る。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係るワイ
ヤハーネス用プロテクタについて説明する。図1〜3に
示すように、ワイヤハーネス用プロテクタ1は、樹脂で
一体成形した樋形状のプロテクタ本体2と、上記プロテ
クタ本体2の上面開口を閉鎖する蓋3とで構成してあ
る。上記蓋3は、閉鎖板4の両端に側壁5,6を設ける
と共に、上記側壁5,6の長手方向の両端部に夫々ロッ
ク爪7,8を形成している。
【0018】また、上記閉鎖板4の長手方向の両端部に
はリテイナー9を装着するための開口部10が夫々形成
している。上記開口部10の周囲には、上記閉鎖板4の
上面に対する段部を設けて所定幅の平坦部11を形成し
ている。
【0019】上記リテイナー9にはリブ12を形成して
おり、このリテイナー9を開口部10に装着した状態
で、コルゲートチューブ45の外周に形成された凹凸部
46の凹部46aに上記リブ12が嵌合するようにして
いる。なお、上記リブ12は、上記凹部46aのピッチ
に合わせて複数配置していると共に、その先端部13は
上記凹部46aに隙間なく嵌合するように円弧形状に形
成している。また、上記リテイナー9の前面と後面に
は、リテイナー9の幅方向に楔状に突出した係合部14
が形成してあり、上記係合部14の上面部分15が上記
閉鎖板4の内側面に係合するようになっている。
【0020】上記プロテクタ本体2は、底板部16と該
底板部16の両側部に設けられた側板部17,18とか
ら形成している。上記プロテクタ本体2の両端部の内側
面にはリブ19が上記コルゲートチューブ45の凹部4
6aのピッチに合わせて複数形成している。また、上記
リブ19の先端部23は固定されるコルゲートチューブ
45の中で最大の径を有するコルゲートチューブ45の
外周に合わせて円弧形状に形成している。また、側板部
17,18には夫々上記ロック爪7,8が係合するロッ
ク凸部20,21が設けている。
【0021】上記構成からなるワイヤハーネス用プロテ
クタ1に、両端にコルゲートチューブ45を外装したワ
イヤハーネスW/Hを組み付けるには、上記ワイヤハー
ネスW/Hをプロテクタ本体2の上面開口より挿入し、
長さ方向両端のコルゲートチューブ45の底面部分の凹
部46aにプロテクタ本体2のリブ19を夫々嵌合す
る。上記リブ19は、コルゲートチューブ45の径が上
記リブ19の先端部23によって形成される円弧に比較
して小さい場合であっても、上記コルゲートチューブ4
5の底面部分の凹部46aに重なり合う範囲で嵌合す
る。
【0022】そして、上記リテイナー9を開口部10に
装入し、リテイナー9の係合部14の上面部分15を上
記閉鎖板4の内側面に係合して装着する。ついで、リテ
イナー9のリブ12をコルゲートチューブ45の上面部
分の凹部46aに係合し、蓋3に形成したロック爪7,
8を上記プロテクタ本体2のロック凸部20,21に係
合して上記蓋3をプロテクタ本体2に固定する。これに
より、上記リテイナー9のリブ12とプロテクタ本体2
のリブ19とでワイヤハーネスW/Hの両端部分のコル
ゲートチューブ45は挾持されるので、ワイヤハーネス
W/Hに外装したコルゲートチューブ45とワイヤハー
ネス用プロテクタ1との固定位置がずれることはない。
よって、ワイヤハーネスW/Hの所定位置にワイヤハー
ネス用プロテクタ1が取り付けられた状態を確実に保持
できる。
【0023】また、上記プロテクタ1に固定するコルゲ
ートチューブ45の径が増減した場合、コルゲートチュ
ーブ45の径に対応した交換用リテイナー9を選択して
用いる。なお、リテイナー9を開口部10から取り外す
場合、上記開口部10の平坦部11の幅が指の入り込む
スペースとなるので、容易に作業することができる。
【0024】例えば、大径のコルゲートチューブ45を
上記プロテクタ1に固定する場合、コルゲートチューブ
45の凹部46aに合わせて突出長さを短く形成したリ
ブ12を有する交換用リテイナー9を選択する。この
際、プロテクタ本体2のリブ19は、凹部46aに対し
て重なり合う領域が拡大するのでコルゲートチューブ4
5はより強固にリブ19に嵌合する。
【0025】また、小径のコルゲートチューブ45を上
記プロテクタ1に固定する場合、リブ12の突出長さを
コルゲートチューブ45の凹部に合わせて長く形成した
交換用リテイナー9を選択する。このように、プロテク
タ1では、コルゲートチューブ45の径が増減した場
合、交換用リテイナー9のみを交換してコルゲートチュ
ーブ45をプロテクタ1に固定することができる。した
がって、蓋3には取り替えに関しては無駄な部分が発生
しないので、ワイヤハーネス用プロテクタ1の製造コス
トを安価にすることができる。
【0026】具体的には、上記コルゲートチューブ45
の直径は、7cm、10cm、13cm、15cm、1
9cm、22cm、25cm、28cm、合計8種類の
ものが使用されるので、これらのコルゲートチューブ4
5に対応したリテイナー9を準備している。
【0027】さらに、図4に示す第2実施例のワイヤハ
ーネス用プロテクタ30は、上記ワイヤハーネス用プロ
テクタ1のプロテクタ本体2に替えてプロテクタ本体3
1を構成部品としている。ごのプロテクタ本体31に
は、上記開口部10と同一形状の下部開口部32が設け
ており、この下部開口部32には上記リテイナー9と同
一形状からなる下部リテイナー33を着脱するようにし
ている。なお、第2実施例のプロテクタ30において、
上記プロテクタ1と同一部材及び同一部分については同
一符号を付してその構成の説明を省略する。
【0028】上記構成のワイヤハーネス用プロテクタ3
0では、コルゲートチューブ45の径に応じたリテイナ
ー9と下部リテイナー33を選択して上記プロテクタ3
0に装着し、コルゲートチューブ45の凹部46aの上
面部分と下面部分に夫々リテイナー9のリブ12と、下
部リテイナー33のリブ12とを嵌合して上記プロテク
タ30にワイヤハーネスW/Hに外装したコルゲートチ
ューブ45を固定する。
【0029】このように、上記コルゲートチューブ45
は、その径に対応したリテイナー9と下部リテイナー3
3とにより、コルゲートチューブ45の長手方向と直交
する上下方向から挾持されるので確実にワイヤハーネス
用プロテクタ30に固定される。また、上記プロテクタ
30において、コルゲートチューブ45の径が増減した
場合、上記プロテクタ1と同様に、増減した径のコルゲ
ートチューブ45に対応するリテイナー9と下部リテイ
ナー33とを選択して使用する。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1に係るワイヤハーネス用プロテクタでは、リ
テイナーのリブの突出量を複数種のコルゲートチューブ
の直径に対応して変えた変更用のリテイナーを多種類設
けている。したがって、コルゲートチューブの径の増減
に対応するには、従来のプロテクタように、アッパーカ
バーを全体的に取り替える必要はなく、コルゲートチュ
ーブの直径に対応した交換用のリテイナーのみを取り替
えるだけでよいので、交換用のリテイナー以外を汎用部
材とすることができ、ワイヤハーネス用プロテクタの製
造コストを削減することができる。
【0031】また、上記交換用のリテイナーは、コルゲ
ートチューブの径に対応したリブを備えたものが選択さ
れるので、コルゲートチューブはワイヤハーネス用プロ
テクタの両端で確実に固定され、ワイヤハーネスの位置
ずれを確実に防止することができる。このため、コルゲ
ートチューブをテープ等で補強して固定する必要がな
い。
【0032】また、請求項2に示すように、コルゲート
チューブの凹部の上方と下方とから、該コルゲートチュ
ーブの径に対応した上部リテイナーと下部リテイナーと
のリブをそれぞれ嵌合すれば、コルゲートチューブを外
装したワイヤハーネスをより確実にワイヤハーネス用プ
ロテクタに固定することができる。
【0033】請求項3に記載のように、蓋とプロテクタ
本体とをロック部と被ロック部とを係止して固定すると
ワンタッチの固定が出来る。かつ、蓋に取り付けるリテ
イナーのリブを下部側のリブと正確に対向して突出させ
ることができ、上下リブの間でコルゲートチューブを確
実に挟持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るワイヤハーネス用プロテクタ
と、コルゲートチューブを外装したワイヤハーネスの分
解斜視図である。
【図2】 ワイヤハーネスを通した状態での本発明に係
るワイヤハーネス用プロテクタの側面図である。
【図3】 ワイヤハーネスを通してリテイナーを取り付
けた状態での本発明に係るワイヤハーネス用プロテクタ
の部分断面図である。
【図4】 他の実施例に係るワイヤハーネス用プロテク
タと、コルゲートチューブを外装したワイヤハーネスの
分解斜視図である。
【図5】 従来のプロテクタとコルゲートチューブを外
装したワイヤハーネスの分解斜視図である。
【図6】 舌状部を設けた従来のプロテクタとコルゲー
トチューブを外装したワイヤハーネスの斜視図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス用プロテクタ 2 プロテクタ本体 3 蓋 7、8 ロック爪 9 リテイナー 10 開口部 12 リブ 14 係合部 20,21 ロック凸部 33 下部リテイナー 45 コルゲートチューブ 46 凹凸部 46a 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも長さ方向の両端部にコルゲー
    トチューブを外装したワイヤハーネスを挿通する樋形状
    からなり、その両端部近傍の内周面に、上記コルゲート
    チューブの凹凸部の凹部に下方より嵌合するリブを突設
    しているプロテクタ本体と、 上記プロテクタ本体の上面開口を閉鎖すると共に、上記
    リブと対向する位置に開口部を設けた蓋と、 上記蓋の開口部に着脱自在に取り付けられ、上記コルゲ
    ートチューブの凹凸部の凹部に上方より嵌合するリブ
    と、上記開口部の周縁に係合する係合部を有するリテイ
    ナーとを備え、該リテイナーとしてリブの突出量を複数
    種のコルゲートチューブの直径に対応して変えているも
    のを多種類設け、ワイヤハーネスに外装するコルゲート
    チューブの径に応じてリテイナーを選択して用いる構成
    としているワイヤハーネス用プロテクタ。
  2. 【請求項2】 少なくとも長さ方向の両端部にコルゲー
    トチューブを外装したワイヤハーネスを挿通する樋形状
    からなり、その両端部近傍の底部分に下部開口部を設け
    たプロテクタ本体と、 上記下部開口部に着脱自在に取り付けられ、上記コルゲ
    ートチューブの凹凸部の凹部に下方より嵌合するリブ
    と、上記下部開口部の周縁に係合する係合部とを有する
    下部リテイナーと、 上記プロテクタ本体の上面開口を閉鎖すると共に、下部
    開口部と対向する位置に開口部を設けた蓋と、 上記蓋の開口部に着脱自在に取り付けられ、上記コルゲ
    ートチューブの凹凸部の凹部に上方より嵌合するリブ
    と、開口部の周縁に係合する係合部を有する上部リテイ
    ナーとを備え、 上記上部および下部リテイナーとして、リブの突出量を
    複数種のコルゲートチューブの直径に対応して変えてい
    るものを多種類設け、ワイヤハーネスに外装するコルゲ
    ートチューブの径に応じてリテイナーを選択して用いる
    構成としているワイヤハーネス用プロテクタ。
  3. 【請求項3】 上記プロテクタ本体と蓋とには互いに係
    止するロック部と被ロック部を設けている請求項1また
    は請求項2に記載のワイヤハーネス用プロテクタ。
JP6325798A 1994-12-27 1994-12-27 ワイヤハーネス用プロテクタ Withdrawn JPH08182146A (ja)

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