JP4493877B2 - ロック機構及びそれを用いたプロテクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車用ワイヤーハーネス等を支持及び保護するプロテクタ等に使用されるロック機構及びそれを使用したプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒンジで連結された2つの樹脂部材をヒンジとは反対側の端部でロックする機構として、樹脂の弾性を利用して係止爪同士を結合するロック機構が一般に知られている。強い係止力を得るためには、係止爪の係合長さを樹脂部材の幅一杯に設定することが望まい。
【0003】
従来より、このようなロック機構を備えたものとして、自動車用ワイヤーハーネスを車内に配索する際に使用される図4及び図5に示すようなプロテクタが知られている。このプロテクタ1は、図5に示すように、複数の太さの異なるワイヤーハーネス2,3に外装されるもので、ワイヤーハーネス2,3を支持するU字状のプロテクタ本体10と、このプロテクタ本体10の一端でヒンジ11を介して連結されるカバー20と、プロテクタ本体10に突設されてプロテクタ1を図示しない車体に固定するためのアンカー30と、プロテクタ本体10及びカバー20の他端に形成されて、これらを相互を結合するロック機構40とを備えて構成され、全体が樹脂等により一体形成されている。
【0004】
プロテクタ本体10は、板状の支持部12の両端に側壁13,14をそれぞれ立設してなる。支持部12の上面にはワイヤーハーネス2,3を支持するほぼ円弧状の支持面12a,12bが形成されている。支持部12の中央部には、これら支持面12a,12bを分離する突起12cが形成されている。支持部12の一方の側端面と、側壁13の他方の側端面には、ワイヤーハーネス2,3を図示しない粘着テープとインシュロックタイとで固定する舌片12d,13aが延設されている。側壁14は、後述するロック機構40のメス型係止部40aを形成するため、所定間隔を空けて対向配置された内側係止壁14a及び外側係止壁14bと、これらを先端縁部から所定距離だけ奥の位置で連結する連結部14cとを有する。これら係止壁14a,14b及び連結部14cで、カバー20の先端部に形成されたオス型係止部40bを収容するスリット14dが形成されている。また、外側係止壁14bの一方の側面には、ワイヤーハーネス2,3の延びる方向と直交する方向に張り出した張り出し部14eが形成されている。
【0005】
一方、カバー20は、一端がヒンジ11を介してプロテクタ本体10の側壁13の先端に回動自在に連結された板状のカバー本体21と、このカバー本体21の他端からプロテクタ本体10側に延びる係止片22とを備えて構成されている。
【0006】
ロック機構40は、プロテクタ本体10の側壁14の先端縁側に形成されたメス型係止部40aと、カバー20の係止片22の先端縁部に形成されたオス型係止部40bとからなり、プロテクタ本体10に対してカバー20を閉じると、メス型係止部40aのスリット14dにオス型係止部40bが嵌合して両者が係止されるようになっている。
【0007】
図6〜図8は、このロック機構40を更に詳細に示す図で、図6は図5のA矢視図、図7は同じくB矢視図、図8は図6のC−C断面図である。オス型係止部40bは、係止片22の先端縁部の板厚方向両面から突出する内側係止爪45及び外側係止爪46を形成してなる。内側係止爪45及び外側係止爪46は、図8にも示すように、その幅が係止片22の幅(図4のD)のほぼ1/2で、幅方向にずれた位置にそれぞれ形成されている。一方のメス型係止部40aは、これら係止爪45,46とそれぞれ係合する内側係止壁14aに形成された係止爪41と外側係止壁14bに形成された係止爪43とを有し、これら係止爪41,43も係止壁14a,14bの幅Dのほぼ1/2の長さを有し、幅方向にずれた位置にそれぞれ形成されている。そして、これら係止爪41,43と、これらに対向する対向面42,44とでオス型係止部40bを挟み込むようにしてメス型係止部40aとオス型係止部40bとがロックされる。
【0008】
このように、係止爪を係止爪45と46とに分割し、係止片22の内側と外側とに設けると共に、両係止爪45,46の位置を係止片22の幅方向にずらすことにより、十分な係合力を確保しつつ、カバー20が図6の矢印Eで示す係止片22の幅方向にずれてスリット14dから外れるのを防止することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成されたロック機構の場合、E方向のずれを防止でき、十分な係合力を得ることができるものの、メス型係止部40aとオス型係止部40bとが隙間無く係合されるため、ロックが外し難いという問題がある。
【0010】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、十分な係合力を確保し、且つ横方向のずれを防止しつつ、容易にロックを取り外すことができるロック機構およびそれを用いたプロテクタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1のロック機構は、樹脂で形成されてヒンジを介して連結された第1部材と第2部材とを結合するロック機構であって、前記第1部材に一体的に形成されたメス型係止部と、前記第2部材に一体的に形成されて前記メス型係止部に挿入係止されるオス型係止部とを有し、前記オス型係止部は、板状の係止片と、この係止片の先端縁部の板厚方向両面から突出すると共に前記先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第1及び第2の係止爪とを備えてなり、前記メス型係止部は、前記オス型係止部の係止片の先端縁部を収容するスリットを形成する所定間隔を空けて対向配置された第1及び第2の係止壁と、これら第1及び第2の係止壁をそれらの先端縁部から前記スリットを形成する距離だけ離れた位置で連結する連結部と、前記第1及び第2の係止壁の先端縁部の対向面に形成されて前記第1及び第2の係止爪と係合すると共に前記第1及び第2の係止壁の先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第3及び第4の係止爪とを備え、前記メス型係止部の第1及び第2の係止壁の先端縁部の両端の側面よりも前記連結部の側面が内側に位置していることを特徴とする。
【0012】
本発明に係る第1のプロテクタは、ワイヤーハーネスに外装され、一端がヒンジを介して連結され、他端に相互を結合するロック機構が形成されたプロテクタ本体及びカバーからなり、ワイヤーハーネスに外装されて前記ワイヤーハーネスを支持するプロテクタにおいて、前記ロック機構は、前記プロテクタ本体に一体的に形成されたメス型係止部と、前記カバーに一体的に形成されて前記メス型係止部に挿入係止されるオス型係止部とを有し、前記オス型係止部は、板状の係止片と、この係止片の先端縁部の板厚方向両面から突出すると共に前記先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第1及び第2の係止爪とを備えてなり、前記メス型係止部は、前記オス型係止部の係止片の先端縁部を収容するスリットを形成する所定間隔を空けて対向配置された第1及び第2の係止壁と、これら第1及び第2の係止壁をそれらの先端縁部から前記スリットを形成する距離だけ離れた位置で連結する連結部と、前記第1及び第2の係止壁の先端縁部の対向面に形成されて前記第1及び第2の係止爪と係合すると共に前記第1及び第2の係止壁の先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第3及び第4の係止爪とを備え、前記メス型係止部の第1及び第2の係止壁の先端縁部の両端の側面よりも前記連結部の側面が内側に位置していることを特徴とする。
【0013】
本発明に係る第2のロック機構は、樹脂で形成されてヒンジを介して連結された第1部材と第2部材とを結合するロック機構であって、前記第1部材に一体的に形成されたメス型係止部と、前記第2部材に一体的に形成されて前記メス型係止部に挿入係止されるオス型係止部とを有し、前記オス型係止部は、板状の係止片と、この係止片の先端縁部の板厚方向両面から突出すると共に前記先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第1及び第2の係止爪とを備えてなり、前記メス型係止部は、前記オス型係止部の係止片の先端縁部を収容するスリットを形成する所定間隔を空けて対向配置された第1及び第2の係止壁と、これら第1及び第2の係止壁をそれらの先端縁部から前記スリットを形成する距離だけ離れた位置で連結する連結部と、前記第1及び第2の係止壁の先端縁部の対向面に形成されて前記第1及び第2の係止爪と係合すると共に前記第1及び第2の係止壁の先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第3及び第4の係止爪とを備え、前記メス型係止部の第1及び第2の係止壁の先端縁部の両端における前記第3及び第4の係止爪の側面の少なくとも一部が前記先端縁部側から前記対向面側にかけて内側に傾斜していることを特徴とする。
【0014】
本発明に係る第2のプロテクタは、ワイヤーハーネスに外装され、一端がヒンジを介して連結され、他端に相互を結合するロック機構が形成されたプロテクタ本体及びカバーからなり、ワイヤーハーネスに外装されて前記ワイヤーハーネスを支持するプロテクタにおいて、前記ロック機構は、前記プロテクタ本体に一体的に形成されたメス型係止部と、前記カバーに一体的に形成されて前記メス型係止部に挿入係止されるオス型係止部とを有し、前記オス型係止部は、板状の係止片と、この係止片の先端縁部の板厚方向両面から突出すると共に前記先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第1及び第2の係止爪とを備えてなり、前記メス型係止部は、前記オス型係止部の係止片の先端縁部を収容するスリットを形成する所定間隔を空けて対向配置された第1及び第2の係止壁と、これら第1及び第2の係止壁をそれらの先端縁部から前記スリットを形成する距離だけ離れた位置で連結する連結部と、前記第1及び第2の係止壁の先端縁部の対向面に形成されて前記第1及び第2の係止爪と係合すると共に前記第1及び第2の係止壁の先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第3及び第4の係止爪とを備え、前記メス型係止部の第1及び第2の係止壁の先端縁部の両端における前記第3及び第4の係止爪の側面の少なくとも一部が前記先端縁部側から前記対向面側にかけて内側に傾斜していることを特徴とする。
【0015】
本発明に係る第1のロック機構及びプロテクタによれば、ロック機構を構成するオス型係止部とメス型係止部のうち、メス型係止部の2つの係止壁を連結する連結部の側面が、2つの係止壁の側面よりも内側に奥まっているので、この部分にドライバ等の工具を挿入して第1又は第2の係止壁の係止爪と、オス型係止部の係止爪とを工具でこじることにより、比較的容易にロックを外すことができる。
【0016】
また、本発明に係る第2のロック機構及びプロテクタによれば、ロック機構を構成するオス型係止部とメス型係止部のうち、メス型係止部の2つの係止壁の先端縁部の両側の側面の少なくとも一方が内側に傾斜しているので、この傾斜部分にドライバ等の工具を挿入して第1又は第2の係止壁の係止爪と、オス型係止部の係止爪とを工具でこじることにより、比較的容易にロックを外すことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るロック機構50を備えたプロテクタ4の構成を示す斜視図及びそのメス型係止部の拡大斜視図である。なお、図1,2において、図4〜図8に示した従来のプロテクタと同一部分には、同一符号を付し、重複する部分の詳しい説明は割愛する。
本実施形態のプロテクタ4が、従来のプロテクタ1と異なる点は、ロック機構50の特にメス型係止部50aの構成にある。側壁15を構成する内側係止壁15a、外側係止壁15b、スリット15d及び張り出し部15eは、従来の内側係止壁14a,外側係止壁14b、スリット14d及び張り出し部14eと同様であるが、このメス型係止部50aでは、内側係止壁15aと外側係止壁15bとを連結する連結部15cの両側面が内側に僅かに後退している。このように連結部15cの両側面が僅かに奥まっていると、図2に示すように、メス型係止部50aの係止爪41,43の下部と、オス型係止部40bの係止爪45,46との間にドライバ5等の工具を差し込むことができ、この工具をこじることにより、係止爪41,43と係止爪45,46とを係止状態から比較的容易に外すことができる。
【0018】
図3は、本発明の第2の実施形態に係るロック機構60を備えたプロテクタ6の要部構成を示す斜視図である。なお、図3において、図4〜図8に示した従来のプロテクタと同一部分には、同一符号を付し、重複する部分の説明は割愛する。
本実施形態のプロテクタ6が従来のプロテクタ1と異なる点は、ロック機構60の特にメス型係止部60aの構成である。側壁16を構成する内側係止壁16a、外側係止壁16b、スリット16d及び張り出し部16eは、従来の内側係止壁14a,外側係止壁14b、スリット14d及び張り出し部14eと同様であるが、このメス型係止部60aでは、内側係止壁16aの先端縁部に形成された係止爪61の側面が内側に傾斜する傾斜面61aとなっている。また、図示してはいないが、これと反対側の外側係止壁16bの先端縁部に形成された係止爪の側面も傾斜面となっている。このようにメス型係止部60aの係止壁16a,16bの係止爪の側面の少なくとも一部を傾斜面61aとすると、この傾斜面61aとオス型係止部40bの係止爪45,46との間にドライバ5等の工具を差し込むことができ、この工具をこじることにより、係止爪61と係止爪45,46とを係止状態から比較的容易に外すことができる。
【0019】
なお、本発明は上述したプロテクタ以外にも、樹脂で形成されてヒンジを介して連結された第1部材及び第2部材を結合するロック機構全般に適用可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ロック機構にドライバ等の工具を挿入するスペースを確保して、このスペースに工具を挿入して第1又は第2の係止壁の係止爪と、オス型係止部の係止爪とを工具でこじることにより、十分な係合力を確保し、且つ横方向のずれを防止しつつ、容易にロックを取り外すことができるロック機構およびそれを用いたプロテクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るプロテクタの斜視図及び要部の斜視図である。
【図2】 同プロテクタのロック解除時の操作を示す斜視図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係るプロテクタの要部の斜視図である。
【図4】 従来のプロテクタのロック解除時の斜視図である。
【図5】 従来のプロテクタのロック時の斜視図である。
【図6】 図5のA矢視図である。
【図7】 図5のB矢視図である。
【図8】 図6のC−C断面図である。
【符号の説明】
1,4,6…プロテクタ、2,3…ワイヤーハーネス、5…ドライバ、10…プロテクタ本体、11…ヒンジ、14a,15a,16a…内側係止壁、14b,15b,16b…外側係止壁、14c,15c,16c…連結部、14d,15d,16d…スリット、20…カバー、30…アンカー、40,50,60…ロック機構、40a,50a,60a…メス型係止部、40b,50b,60b…オス型係止部、41,43,45,46…係止爪。

Claims (4)

  1. 樹脂で形成されてヒンジを介して連結された第1部材と第2部材とを結合するロック機構であって、
    前記第1部材に一体的に形成されたメス型係止部と、
    前記第2部材に一体的に形成されて前記メス型係止部に挿入係止されるオス型係止部とを有し、
    前記オス型係止部は、板状の係止片と、この係止片の先端縁部の板厚方向両面から突出すると共に前記先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第1及び第2の係止爪とを備えてなり、
    前記メス型係止部は、前記オス型係止部の係止片の先端縁部を収容するスリットを形成する所定間隔を空けて対向配置された第1及び第2の係止壁と、これら第1及び第2の係止壁をそれらの先端縁部から前記スリットを形成する距離だけ離れた位置で連結する連結部と、前記第1及び第2の係止壁の先端縁部の対向面に形成されて前記第1及び第2の係止爪と係合すると共に前記第1及び第2の係止壁の先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第3及び第4の係止爪とを備え、
    前記メス型係止部の第1及び第2の係止壁の先端縁部の両端の側面よりも前記連結部の側面が内側に位置していることを特徴とするロック機構。
  2. 樹脂で形成されてヒンジを介して連結された第1部材と第2部材とを結合するロック機構であって、
    前記第1部材に一体的に形成されたメス型係止部と、
    前記第2部材に一体的に形成されて前記メス型係止部に挿入係止されるオス型係止部とを有し、
    前記オス型係止部は、板状の係止片と、この係止片の先端縁部の板厚方向両面から突出すると共に前記先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第1及び第2の係止爪とを備えてなり、
    前記メス型係止部は、前記オス型係止部の係止片の先端縁部を収容するスリットを形成する所定間隔を空けて対向配置された第1及び第2の係止壁と、これら第1及び第2の係止壁をそれらの先端縁部から前記スリットを形成する距離だけ離れた位置で連結する連結部と、前記第1及び第2の係止壁の先端縁部の対向面に形成されて前記第1及び第2の係止爪と係合すると共に前記第1及び第2の係止壁の先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第3及び第4の係止爪とを備え、
    前記メス型係止部の第1及び第2の係止壁の先端縁部の両端における前記第3及び第4の係止爪の側面の少なくとも一部が前記先端縁部側から前記対向面側にかけて内側に傾斜していることを特徴とするロック機構。
  3. ワイヤーハーネスに外装され、一端がヒンジを介して連結され、他端に相互を結合するロック機構が形成されたプロテクタ本体及びカバーからなり、ワイヤーハーネスに外装されて前記ワイヤーハーネスを支持するプロテクタにおいて、
    前記ロック機構は、
    前記プロテクタ本体に一体的に形成されたメス型係止部と、
    前記カバーに一体的に形成されて前記メス型係止部に挿入係止されるオス型係止部とを有し、
    前記オス型係止部は、板状の係止片と、この係止片の先端縁部の板厚方向両面から突出すると共に前記先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第1及び第2の係止爪とを備えてなり、
    前記メス型係止部は、前記オス型係止部の係止片の先端縁部を収容するスリットを形成する所定間隔を空けて対向配置された第1及び第2の係止壁と、これら第1及び第2の係止壁をそれらの先端縁部から前記スリットを形成する距離だけ離れた位置で連結する連結部と、前記第1及び第2の係止壁の先端縁部の対向面に形成されて前記第1及び第2の係止爪と係合すると共に前記第1及び第2の係止壁の先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第3及び第4の係止爪とを備え、
    前記メス型係止部の第1及び第2の係止壁の先端縁部の両端の側面よりも前記連結部の側面が内側に位置していることを特徴とするプロテクタ。
  4. ワイヤーハーネスに外装され、一端がヒンジを介して連結され、他端に相互を結合するロック機構が形成されたプロテクタ本体及びカバーからなり、ワイヤーハーネスに外装されて前記ワイヤーハーネスを支持するプロテクタにおいて、
    前記ロック機構は、
    前記プロテクタ本体に一体的に形成されたメス型係止部と、
    前記カバーに一体的に形成されて前記メス型係止部に挿入係止されるオス型係止部とを有し、
    前記オス型係止部は、板状の係止片と、この係止片の先端縁部の板厚方向両面から突出すると共に前記先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第1及び第2の係止爪とを備えてなり、
    前記メス型係止部は、前記オス型係止部の係止片の先端縁部を収容するスリットを形成する所定間隔を空けて対向配置された第1及び第2の係止壁と、これら第1及び第2の係止壁をそれらの先端縁部から前記スリットを形成する距離だけ離れた位置で連結する連結部と、前記第1及び第2の係止壁の先端縁部の対向面に形成されて前記第1及び第2の係止爪と係合すると共に前記第1及び第2の係止壁の先端縁部に沿った位置を互いに異ならせて形成された第3及び第4の係止爪とを備え、
    前記メス型係止部の第1及び第2の係止壁の先端縁部の両端における前記第3及び第4の係止爪の側面の少なくとも一部が前記先端縁部側から前記対向面側にかけて内側に傾斜していることを特徴とするプロテクタ。
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