JPH11168814A - ワイヤハーネス用プロテクタ - Google Patents
ワイヤハーネス用プロテクタInfo
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- JPH11168814A JPH11168814A JP9332041A JP33204197A JPH11168814A JP H11168814 A JPH11168814 A JP H11168814A JP 9332041 A JP9332041 A JP 9332041A JP 33204197 A JP33204197 A JP 33204197A JP H11168814 A JPH11168814 A JP H11168814A
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- Japan
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- locking
- cover
- protector
- wire harness
- protector body
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
させることができると共に、カバーの捲れ及びガタ付き
と振動による異音の発生を確実に防止することができる
ワイヤハーネス用プロテクタを提供する。 【解決手段】 ワイヤハーネスWを収容するプロテクタ
本体2と、このプロテクタ本体2の開口部3を覆うカバ
ー7とから成り、プロテクタ本体2に設けられた係合部
5とカバー7に設けられた係止部8とを係止、離脱自在
にしたワイヤハーネス用プロテクタ1において、カバー
7に、係合部5に対する係止部8の挿入係止位置を案内
する長短の複数の係止案内突起9,9′を設ける一方、
プロテクタ本体2の長短の係止案内突起9,9′に対向
する位置に、長短の各係止案内突起9,9′が嵌合され
る嵌合案内部6をそれぞれ設けた。また、長さの長い係
止案内突起9の先端にテーパ面9bを設けた。
Description
されるワイヤハーネスを収容して保護するようにしたワ
イヤハーネス用プロテクタに関する。
して、図2に示すものがある。このワイヤハーネス用プ
ロテクタ1′は、ワイヤハーネスWを収容する合成樹脂
製で略樋状のプロテクタ本体2′と、このプロテクタ本
体2′の上面の開口部3を塞ぐ合成樹脂製で略平板状の
カバー7′とから構成され、車輌等に使用されるもので
ある。
四角枠状の係合枠(係合部)5が設けられ、カバー7′
の両側縁部には係止爪(係止部)8が設けられている。
そして、係合枠5に係止爪8を挿入係止することにより
両者がロックされ、カバー7′がプロテクタ本体2′に
組み付けられるようになっている。これら係合枠5及び
係止爪8は、ワイヤハーネスWの延びる長手方向の両端
位置と、その中間の前後の所定位置にそれぞれ配置され
ている。
に関する類似技術は、実開平2−10718号公報等に
開示されている。
来のワイヤハーネス用プロテクタ1′では、プロテクタ
本体2′が長尺であるため、係合枠5と係止爪8の数が
増えて当該各係合枠5に各係止爪8の位置を合わせて挿
入係止させる作業が煩雑となり、プロタクタ本体2′と
カバー′7の組付作業性が悪かった。また、車輌レイア
ウト上の問題等から係合枠5と係止爪8を設けることが
できない箇所が発生し、この箇所においてはカバー7′
の捲れが発生し易かった。さらに、係合枠5と係止爪8
のロックのみではプロタクタ本体2′の両側壁4,4′
とカバー7′間にガタ付きが発生し易く、振動により異
音が発生した。
べくなされたものであり、プロテクタ本体とカバーの組
付作業性を向上させることができると共に、カバーの捲
れ及びガタ付きと振動による異音の発生を防止すること
ができるワイヤハーネス用プロテクタを提供することを
目的とする。
ヤハーネスを収容するプロテクタ本体と、このプロテク
タ本体の開口部を覆うカバーとから成り、前記プロテク
タ本体に設けられた係合部と前記カバーに設けられた係
止部とを係止、離脱自在にしたワイヤハーネス用プロテ
クタにおいて、前記カバーに、前記係合部に対する前記
係止部の挿入係止位置を案内する係止案内突起を設ける
一方、前記プロテクタ本体の前記係止案内突起に対向す
る位置に、該係止案内突起が嵌合される嵌合案内部を設
けたことを特徴とするものである。
ロテクタ本体の係合部にカバーの係止部を挿入係止させ
る際に、カバーの係止案内突起をプロテクタ本体の嵌合
案内部に先に嵌合することによってプロテクタ本体の係
合部に対するカバーの係止部の挿入係止位置が自動的に
決まるため、係合部と係止部の挿入係止作業が簡単とな
り、プロタクタ本体とカバーの組付作業性が向上する。
ハーネス用プロテクタであって、前記係止案内突起を複
数設け、これら複数の係止案内突起の長さを長短異なら
せたことを特徴とするものである。
バーの長短の複数の係止案内突起とプロテクタ本体の複
数の嵌合案内部との嵌合により、係合部及び係止部が設
けられていない箇所に対するカバーの捲れが確実に防止
され、また、プロテクタ本体とカバー間のガタ付きが減
少し、振動による異音の発生が防止される。
ハーネス用プロテクタであって、前記長短の複数の係止
案内突起のうちの長さの長い係止案内突起の先端にテー
パ面を設けたことを特徴とするものである。
バーの長さの長い係止案内突起がその先端のテーパ面に
よりプロテクタ本体の嵌合案内部に簡単に嵌合され、ま
た、カバーの長さの長い係止案内突起によりカバーの強
度がより一段と向上する。
に基づいて説明する。
ネス用プロテクタの分解斜視図である。このワイヤハー
ネス用プロテクタ1は、ワイヤハーネスWを収容する合
成樹脂製で略樋状のプロテクタ本体2と、このプロテク
タ本体2の上面の開口部3を塞ぐ合成樹脂製で略平板状
のカバー7とから構成され、車輌等に使用されるもので
ある。
角枠状の係合枠(係合部)5が一体突出形成され、カバ
ー7の両側縁部には係止爪(係止部)8が一体突出形成
されている。係合枠5に係止爪8を挿入係止することで
両者がロックされ、カバー7がプロテクタ本体2に組み
付けられるようになっている。これら係合枠5及び係止
爪8は、ワイヤハーネスWの延びる長手方向の両端位置
と、その中間の前後の所定位置にそれぞれ相対向するよ
うに配置されている。
5に対する各係止爪8の挿入係止位置を案内する長短の
係止案内突起9,9′が一体突出形成されている。さら
に、プロテクタ本体2の一側壁4の各係止案内突起9,
9′に対向する位置に該各係止案内突起係止案内突起
9,9′を嵌合する略四角筒状の嵌合案内部6,6が一
体突出形成されている。
央にそれぞれ一組みずつ配置され、各長短の係止案内突
起9,9′の基部9a,9aはT字状になって対応する
各嵌合案内部6,6のスリット6a,6a内にガタ付く
ことなく嵌め込まれるようになっている。また、長尺の
各係止案内突起9の先端にはテーパ面9bが設けられて
いる。さらに、各長短の係止案内突起9,9′と各嵌合
案内部6,6とが嵌合すると、プロテクタ本体2の各係
合枠5に対するカバー7の各係止爪8の挿入係止位置が
自動的に位置決めされるようになっている。尚、プロテ
クタ本体2とカバー7の基端側は下側にそれぞれ傾斜し
ている。
タ1によれば、プロテクタ本体2にカバー7を組み付け
る際に、カバー7の長尺の各係止案内突起9がプロテク
タ本体2の一側壁4の各嵌合案内部6内に先に挿入され
て嵌合され、次に、カバー7の短尺の各係止案内突起
9′がプロテクタ本体2の一側壁4の各嵌合案内部6内
に挿入されて嵌合される。その後、カバー7の両側縁部
の各係止爪8がプロテクタ本体2の両側壁4,4′の各
係合枠5に挿入係止されてプロテクタ本体2にカバー7
が組み付けられる。これにより、プロテクタ本体2とカ
バー7内にワイヤハーネスWが収容されて保護される。
5にカバー7の各係止爪8を挿入係止させる際に、カバ
ー7の長短の各係止案内突起9,9′をプロテクタ本体
2の各嵌合案内部6,6に先に嵌合することによって、
プロテクタ本体2の各係合枠5に対するカバー7の各係
止爪8の挿入係止位置が自動的に決まるため、これら各
係合枠5と各係止爪8の位置決めが不要となり、各係合
枠5と各係止爪8との挿入係止作業を簡単に行うことが
でき、プロタクタ本体2とカバー7の組付作業性を向上
させることができる。
9,9′とプロテクタ本体2の各嵌合案内部6,6との
嵌合により、各係合枠5及び各係止爪8が設けられてい
ない箇所に対するカバー7の捲れを確実に防止すること
ができ、また、プロテクタ本体2の両側壁4,4′とカ
バー7との間のガタ付きを減少させることができて振動
による異音の発生を防止することができる。
をその先端のテーパ面9bを介してプロテクタ本体2の
嵌合案内部6に簡単に嵌合することができ、また、カバ
ー7の長尺の係止案内突起9によりカバー7の強度をよ
り一段とアップさせることができる。
縁部に係止案内突起を突設したが、カバーの両側縁部に
係止案内突起をそれぞれ突設しても良い。
よれば、プロテクタ本体の係合部にカバーの係止部を挿
入係止させる際に、カバーの係止案内突起をプロテクタ
本体の嵌合案内部に先に嵌合することによって、プロテ
クタ本体の係合部に対するカバーの係止部の挿入係止位
置が自動的に決まるため、これら係合部と係止部の位置
決めが不要となり、係合部と係止部との挿入係止作業を
簡単に行うことができ、プロタクタ本体とカバーの組付
作業性を向上させることができる。
複数の係止案内突起とプロテクタ本体の複数の嵌合案内
部との嵌合により、係合部及び係止部が設けられていな
い箇所に対するカバーの捲れを確実に防止することがで
き、また、プロテクタ本体とカバー間のガタ付きの発生
を防止することができて振動による異音の発生を防止す
ることができる。
長い係止案内突起をその先端のテーパ面を介してプロテ
クタ本体の嵌合案内部に簡単に嵌合することができ、ま
た、カバーの長さの長い係止案内突起によりカバーの強
度をより一段とアップさせることができる。
クタの分解斜視図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ワイヤハーネスを収容するプロテクタ本
体と、このプロテクタ本体の開口部を覆うカバーとから
成り、前記プロテクタ本体に設けられた係合部と前記カ
バーに設けられた係止部とを係止、離脱自在にしたワイ
ヤハーネス用プロテクタにおいて、 前記カバーに、前記係合部に対する前記係止部の挿入係
止位置を案内する係止案内突起を設ける一方、前記プロ
テクタ本体の前記係止案内突起に対向する位置に、該係
止案内突起が嵌合される嵌合案内部を設けたことを特徴
とするワイヤハーネス用プロテクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のワイヤハーネス用プロテ
クタであって、 前記係止案内突起を複数設け、これら複数の係止案内突
起の長さを長短異ならせたことを特徴とするワイヤハー
ネス用プロテクタ。 - 【請求項3】 請求項2記載のワイヤハーネス用プロテ
クタであって、 前記長短の複数の係止案内突起のうちの長さの長い係止
案内突起の先端にテーパ面を設けたことを特徴とするワ
イヤハーネス用プロテクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33204197A JP3412803B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | ワイヤハーネス用プロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33204197A JP3412803B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | ワイヤハーネス用プロテクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11168814A true JPH11168814A (ja) | 1999-06-22 |
JP3412803B2 JP3412803B2 (ja) | 2003-06-03 |
Family
ID=18250487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33204197A Expired - Fee Related JP3412803B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | ワイヤハーネス用プロテクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3412803B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011072085A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネス用のプロテクタ |
JP2019103156A (ja) * | 2017-11-28 | 2019-06-24 | ダイハツ工業株式会社 | ハーネスプロテクタ |
JP2021019424A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | 矢崎総業株式会社 | プロテクタ、及び、ワイヤハーネス |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP33204197A patent/JP3412803B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
JP2011072085A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネス用のプロテクタ |
JP2019103156A (ja) * | 2017-11-28 | 2019-06-24 | ダイハツ工業株式会社 | ハーネスプロテクタ |
JP2021019424A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | 矢崎総業株式会社 | プロテクタ、及び、ワイヤハーネス |
US11345293B2 (en) | 2019-07-19 | 2022-05-31 | Yazaki Corporation | Protector and wire harness |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3412803B2 (ja) | 2003-06-03 |
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