JPS6212047Y2 - - Google Patents

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JPS6212047Y2
JPS6212047Y2 JP6863080U JP6863080U JPS6212047Y2 JP S6212047 Y2 JPS6212047 Y2 JP S6212047Y2 JP 6863080 U JP6863080 U JP 6863080U JP 6863080 U JP6863080 U JP 6863080U JP S6212047 Y2 JPS6212047 Y2 JP S6212047Y2
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lever
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lid
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pin
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JP6863080U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はリツドのロツク装置に関し、詳しく
は、自動車のグローブボツクス等の収納ボツクス
のリツドを確実にロツクすると共に、ワンタツチ
でロツク解除できるようにしたものである。
従来、この種のリツドのロツク装置として、実
開昭52−114999号公報に開示されているように係
合部位が一個所とされているものがある。しかし
ながら、上記のようなタイプの場合ロツクが不確
実であるという観点から、互いに対向する係合孔
を有する係合板と、このロツクの両係合孔に互い
に相反する方向にストロークして夫々係脱する一
対のロツクピンとを設けたものがある。このロツ
ク装置では、係合部位が二個所となり、ロツクが
確実である長所がある反面、一対のロツクピンを
相反する対向にストロークさせてロツクを解除す
る必要があり、ロツク解除機構として一対のロツ
クピンをそれぞれストローク操作するロツク解除
ノブが二つ必要となり、その構成が複雑となる欠
点がある。また、上記したロツク解除の構成から
して、ロツク解除を遠隔操作する機能を持たせる
とその構成はますます複雑になる欠点がある。
この考案は、係合部位を二個所として、ロツク
が確実な上記ロツク装置において、上記二個所の
係合を、一つのロツク解除ノブのワンタツチ操作
で解除できる構成として、上記従来の問題を解消
せんとするものである。
詳しくは、基体とこの基体に設けられた開口を
開閉自在に覆うリツドとのいずれか一方に取り付
けられ、互に対向する係合孔を有する係合板と、
上記基体又はリツドのいずれか他方に取り付けら
れ、上記係合孔に、互に相反する方向にストロー
クして夫々係脱する第1ロツクピン及び第2ロツ
クピンと、上記第1ロツクピン及び第2ロツクピ
ンを相反する方向にストロークさせ、互に回動自
在に連結された第1レバー及び第2レバーと、上
記第1レバーと第2レバーとに一端が回動自在に
連結され、他端が互に回動自在に連結され、パン
タグラフ状に配設された第1リンク及び第2リン
クと、上記第1リンクと第2リンクのいずれか一
方のリンクの端部に連結されたロツク解除ノブと
を備えたことを特徴とするリツドのロツク装置を
提供するものである。
以下、この考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
図示の実施例は、基体として、たとえばインス
トルメントパネル1に設けたグローブボツクス2
の開口を開閉するリツド3のロツク装置に適用し
たものである。
グローブボツクス2の開口2aを開閉するリツ
ド3は、リツドインナー4とリツドアウター5
を、内部に空隙をあけて、周縁を固着して形成し
ており、リツドアウター5の表面にレザー6を貼
着している。リツドインナー4には、リツドアウ
ター5との下側固着部より延長した部位を設け、
該部位に薄肉ヒンジ4aを形成している。該リツ
ドインナー4の薄肉ヒンジ4aより突出した固着
部4bを、開口2aの下側面に固着し、よつて、
薄肉ヒンジ4aを支点として、リツド3が回動
し、開口2aを開閉するようにしている。
上記リツドインナー4とリツドアウター5との
空隙部に、ロツク装置7を設けると共に、リツド
アウター5にロツク解除ノブ8を設けている。
上記ロツク装置7は、リツド3の巾方向ほゞ中
央部に、ロツク解除ノブ8は中央部より運転席側
へ位置した部位に、それぞれ配置されている。
一方、グローブボツクス2の開口2a上面に、
左右一対の係合板9,9を内方に向けて突設して
おり、該係合板9,9に互に対向した係合孔であ
る貫通孔9a,9aを穿設している。該貫通孔9
a,9aにロツク装置7に設けた第1ロツクピン
10、第2ロツクピン11が、嵌合してロツクが
かゝり、ロツク解除ノブ8の操作で離脱してロツ
クが外れるようにしている。
上記ロツク装置7は、図示の如きベース13
を、リツドアウター5の裏面に突設した取付部5
aに、ベース13に突設したブラケツト13aを
ネジ14で固定して取り付けている。ベース13
には、プツシユロツド貫通穴13bを設け、該貫
通穴13bに遠隔操作のためのプツシユロツド1
5の一側部を摺動自在に貫通させている。該プツ
シユロツド15の貫通穴挿入部にはピン16を突
設すると共に、他側端15aをロツク解除ノブ8
に突設した連結部8aの受溝8bに嵌合させてい
る。
上記ベース13には、プツシユロツド貫通穴1
3bを挟んで菱形状のパンタグラフ式リンクガイ
ド部13cを形成している。該ガイド部13c内
に、第1レバー18、第2レバー19、第1リン
ク20、第2リンク21を、ピン22,23,2
4及び上記プツシユロツド15に突設したピン1
6で菱形状に連結して配置している。即ち、く字
状の第1レバー18と第2レバー19の中心をピ
ン22で回動自在に連結し、第1レバー18の一
端と第1リンク20の一端をピン23で連結し、
第2レバー19の一端と第2リンク21の一端を
ピン16で回動自在に連結し、第1リンク20と
第2リンク21の他端をピン24で回動自在に連
結している。上記第1レバー18及び第2レバー
19の一端部には、それぞれ、長孔18a,19
aを設け、各長孔18a,19aに夫々ピン2
3,16を摺動自在に嵌合している。また、プツ
シユロツド15の端部にガイド溝15bを形成
し、該ガイド溝15bに上記ピン23を摺動自在
に嵌合している。さらに、ベース13にガイド溝
13dを形成し、該ガイド溝13dに上記ピン2
4を摺動自在に嵌合している。
上記パンタグラフ式リンク機構とすると、プツ
シユロツド15のストロークでピン16が第4図
中左方向に移動すると、第1レバー18、第2レ
バー19、第1リンク20、第2リング21は図
中矢印で示す如く、縦長な菱形に作動する。よつ
て、第1レバー18はピン22を中心として反時
計方向に回転し、第2レバー19は時計方向に回
転し、第1レバー18,第2レバー19の各他端
部18b,19bは相反する方向にストロークす
ることとなる。ベース13には、該第1レバー1
8,第2レバー19の他端部18b,19bが突
出した部位にロツクピン摺動部13eを設けてい
る。該摺動部13e内に、ロツクピン10に突設
した連結部10aを上記第1レバー18の他端部
18bと係合させて摺動自在に設ける一方、ロツ
クピン11に突設した連結部11aを上記第2レ
バー19の他端部19bと係合させて摺動自在に
設けている。ロツクピン10,11は、ベース1
3の摺動部13eの両側壁に穿設した孔13f,
13gを貫通して、外方へ突出している。また、
該摺動部13e内には、ロツクピン連結部10
a,11aの端部10b,11bの間にスプリン
グ25を縮装して設けており、ロツクピン10,
11を外方へ突出するように付勢している。
上記ロツク解除ノブ8は、リツドアウター5の
取付穴5bに固着したノブガイド部材26に、摺
動自在に取り付けている。
上記構造よりなるロツク装置において、リツド
3がグローブボツクス2の開口2aを閉じている
時ロツクピン10,11はスプリング25により
反対方向に付勢されて、ベース13の左右両側壁
より外方へ突出し、左右の係合板9,9の貫通孔
9a,9aにそれぞれ嵌合している。よつて、リ
ツド3は、2ケ所でロツクされ、容易にロツクが
外れることはない。
リツド3を開く場合、ロツク解除ノブ8を、図
中、左方向へ押す。該操作で、プツシユロツド1
5は左方向へ作動し、ピン16が左作動すること
により、パンタグラフ式リンクは縦長に変形し、
第1レバー18は反時計回りに、第2レバー19
は時計回りに回動する。この第1レバー18の回
動で、その他端部18bはロツクピン10の連結
部10aをスプリング25に抗して、図中左方向
にストロークし、ロツクピン10を一方の貫通孔
9aより離脱させる。一方、第2レバー19の回
動で、その他端部19bはロツクピン11の連結
部11aをスプリング25に抗して図中右方向に
ストロークし、ロツクピン11を他方の貫通孔9
aより離脱させる。このようにロツクピン10,
11がそれぞれ係合板9,9の貫通孔9a,9a
より同時に離脱することにより、二ケ所のロツク
が解除させ、リツド3は開くことができることと
なる。
リツド3を開いた状態より閉じる時、第1ロツ
クピン10,第2ロツクピン11は、その先端に
形成した傾斜面の作用で、係合板9,9に当接し
て後退し、再びスプリング25により、ロツクピ
ン10,11は自動的に係合板9,9の貫通孔9
a,9aに係合し、ロツクがかかる。
この考案は上記実施例に限定されず、プツシユ
ロツド15を、第1リンク20と第2リンク21
との連結部(第4図中にAで示す)に連結し、第
6図に示す如く、相反する方向に作動する第1レ
バー18′と第2レバー19′の各リンク連結部位
に、ロツクピン10′,11′を連結するようにし
てもよい。
また、グローブボツクス2側にロツク装置7及
びロツク解除ノブを設ける一方、リツド3側に対
向する貫通孔を有する係合板を設けてもよい。
以上の説明より明らかなように、この考案に係
るリツドのロツク装置によれば、リツドと基体と
の係合部位を2ケ所設けているため、リツドのロ
ツクは確実となり、振動あるいは、開口部への物
品の入れ過ぎ等によるロツク外れを防止できる。
また、該2ケ所の係合をパンタグラフ式リンクを
介して、一つのロツク解除ノブの一作動で同時に
解除でき、ロツク解除がワンタツチでできるの
で、その構成が簡単であり、また構成簡単に遠隔
操作機能を追加できる利点を有するものである。
なお、実施例のように、ロツク解除ノブを運転
席側へ位置した部位に設けておけば、運転者のグ
ローブボツクス内物品の取り出し、取り入れが容
易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す自動車のグ
ローブボツクスリツドの正面図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図は第1図の−線断
面図、第4図はロツク装置とロツク解除ノブを詳
細に示す図面、第5図は第4図の要部水平断面
図、第6図はリンク機構の変形例を示す図であ
る。 1……インストルメントパネル、2……グロー
ブボツクス、2a……開口、3……リツド、4…
…リツドインナー、5……リツドアウター、7…
…ロツク装置、8……ロツク解除ノブ、9……係
合板、9a……貫通孔、10,11……ロツクピ
ン、13……ベース、15……プツシユロツド、
18……第1レバー、19……第2レバー、20
……第1リンク、21……第2リンク、25……
スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基体とこの基体に設けられた開口を開閉自在に
    覆うリツドとのいずれか一方に取り付けられ、互
    に対向する係合孔を有する係合板と、 上記基体又はリツドのいずれか他方に取り付け
    られ、上記係合孔に、互に相反する方向にストロ
    ークして夫々係脱する第1ロツクピン及び第2ロ
    ツクピンと、 上記第1ロツクピン及び第2ロツクピンを相反
    する方向にストロークさせ、互に回動自在に連結
    された第1レバー及び第2レバーと、 上記第1レバーと第2レバーとに一端が回動自
    在に連結され、他端が互に回動自在に連結され、
    パンタグラフ状に配設された第1リンク及び第2
    リンクと、 上記第1リンクと第2リンクのいずれか一方の
    リンクの端部に連結されたロツク解除ノブと を備えたことを特徴とするリツドのロツク装
    置。
JP6863080U 1980-05-19 1980-05-19 Expired JPS6212047Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6863080U JPS6212047Y2 (ja) 1980-05-19 1980-05-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6863080U JPS6212047Y2 (ja) 1980-05-19 1980-05-19

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Publication Number Publication Date
JPS56169062U JPS56169062U (ja) 1981-12-14
JPS6212047Y2 true JPS6212047Y2 (ja) 1987-03-25

Family

ID=29662561

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JP6863080U Expired JPS6212047Y2 (ja) 1980-05-19 1980-05-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07116875B2 (ja) * 1987-06-12 1995-12-18 日産自動車株式会社 グロ−ブボックスの施解錠操作装置

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JPS56169062U (ja) 1981-12-14

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