JPS6348446Y2 - - Google Patents

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JPS6348446Y2
JPS6348446Y2 JP16776082U JP16776082U JPS6348446Y2 JP S6348446 Y2 JPS6348446 Y2 JP S6348446Y2 JP 16776082 U JP16776082 U JP 16776082U JP 16776082 U JP16776082 U JP 16776082U JP S6348446 Y2 JPS6348446 Y2 JP S6348446Y2
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JP
Japan
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lid
opening
main body
integral hinge
insertion opening
Prior art date
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JP16776082U
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JPS5970846U (ja
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は挿通開口を有する本体へ一端が取りつ
けられて挿通開口を開閉するための開閉蓋に関す
る。
従来、自動車の小物入れ、ヒユーズボツクス等
を開閉するための蓋は、第1、第2に示されるご
とくの形状であつた。
すなわち第1図に示されるごとく挿通開口10
が形成された本体12にはこの挿通開口10の周
縁へ蓋14から突出した係止突起16,18を係
合させた構造である。この構造では、係止突起1
6,18を挿通開口10から抜き出して蓋14を
本体12から離脱させることにより挿通開口10
への部品出し入れ時に大きな挿通空間を得ること
ができる。しかしこの構造は蓋14が不用意に脱
落する虞れを有している。
また第2図に示されるごとく蓋20の一端がピ
ン22により本体12へ固着され、蓋20の中間
部に形成されるインテグラルヒンヂ24を介して
他方が回動し、挿通開口10を開閉する構造もあ
る。この構造では、蓋20が本体12から脱落す
る心配はないが、蓋20の開放時に蓋20が大き
な回転半径Rのもとに移動するので、蓋20の前
方に大きな空間を確保する必要があり、障害物2
6があると、蓋20が半開き状態となつて挿通開
口10への部品出し入れに不具合を生ずる結果と
なる。
本考案は上記事実を考慮し、蓋の一部を本体へ
取りつけて蓋を回動可能とする場合に、小さな回
転半径で挿通開口を十分に開放することができる
開閉蓋を得ることが目的である。
本考案に係る開閉蓋は本体への取付け部と第1
インテグラルヒンヂを介して連結された第1蓋本
体及びこの第1蓋本体と第2インテグラルヒンヂ
を介して連結された第2蓋本体とが設けられてお
り、第2蓋本体は第2インテグラルヒンヂを中心
として回動し第1蓋本体へ接近させた状態で係止
手段により2つ折り状態が保持されるようになつ
ており、これによつて小さな回転半径で挿通開口
を開放できるようになつている。
以下本考案の実施例を図面に従い説明する。
第3図乃至第5図に示されるごとく本実施例に
係る開閉蓋28は薄肉板状であり、合成樹脂等の
弾力性のある材料から製作されている。この開閉
蓋28は取付部30、第1蓋本体32及び第2蓋
本体34を有している。
取付部30には一側から一対のボス36が突出
しており、これらのボス36は本体12の挿通開
口10付近を貫通して本体12へ固着されてい
る。
第1蓋本体32は第1インテグラルヒンヂ38
を介して取付部30へ連結されている。また第2
蓋本体34は第1蓋本体32の取付部30と反対
側の端部へ第2インテグラルヒンヂ40を介して
連結されている。
これらのインテグラルヒンヂ38,40は開閉
蓋28を構成する合成樹脂の一部が薄肉形状とさ
れてこの薄肉部の変形により薄肉部の両側が互い
に回動可能となつた状態を言う。
従つて第1蓋本体32は第1インテグラルヒン
ヂ30を介して第6図矢印Aで示されるごとく開
閉可能であり、第2蓋本体34は第2インテグラ
ルヒンヂ40を介して第1蓋本体32に対して第
6図矢印Bで示されるごとく回動可能となつてい
る。
第2蓋本体34には挿通開口10の周縁と対応
して一対の爪42が形成されている。これらの爪
42は第2蓋本体34から本体12方向へ突出し
ており、第5図に示される如く先端部に設けられ
る鉤部44が挿通開口10の周縁と係合して開閉
蓋28を第4図に示されるごとく挿通開口10の
閉止状態に保持することができるようになつてい
る。
また第2蓋本体34には爪42が設けられた表
面と反対側の表面に一対の爪46が突出してお
り、同様に先端に鉤部48が形成されている。こ
れらの爪46は第1蓋本体32に形成された係止
孔50と対応している。
すなわち第2蓋本体34の爪46は第2インテ
グラルヒンヂ40を介して第2蓋本体34が回転
し、第6図に示されるごとく第1蓋本体32と第
2蓋本体34とが互いに接近して2つ折り状態と
なつた場合に係止孔50を貫通し、鉤部48が係
止孔50の周縁と係合し、爪46が係止孔50か
ら抜け出すのを阻止するようになつている。これ
によつて爪46と係止孔50とは係止手段を構成
している。
このように構成される本実施例の作動を説明す
る。
第4図は開閉蓋28による挿通開口10の閉止
状態であり、第2蓋本体34の爪42は挿通開口
10の周縁と係合しているので、開閉蓋28が挿
通開口10を確実に閉止しており、不用意に挿通
開口10が開放される虞れはない。
開閉蓋28を開放する場合に、開閉蓋28の前
面に障害物がなければ、開閉蓋28は第1インテ
グラルヒンヂ38を中心として第6図矢印Cで示
されるごとく大きな回動半径のもとに回転し挿通
開口10を開放することができる。
また開閉蓋28の前面に障害物がある場合に
は、第6図に示されるごとく第2インテグラルヒ
ンヂ40を中心として第2蓋本体34を第1蓋本
体32に対して回転し、爪46を係止孔50へ係
合させ開閉蓋を2つ折り状態とすれば、蓋本体3
2,34は矢印Aで示されるごとく小さな半径の
もとに回転させることができる。このため蓋本体
の前方に障害物があつても第7図に示されるごと
く開閉蓋28を十分に開放することができる。
なお第6図に示される開閉蓋28を2つ折り状
態とすることにより、挿通開口10を半分だけ開
放した状態に維持させることもできる。またこの
状態から開閉蓋28を開放する場合には、第2イ
ンテグラルヒンヂ40付近を把持しながら開閉蓋
28を開放できるので極めて便利である。
また第6図に示される開閉蓋28の2つ折り状
態を維持するために、第1蓋本体32の裏面へ爪
42と同様な爪52を形成して挿通開口10へ係
止させることもできる。
次に第8,9図には本考案の第2実施例が示さ
れている。
この実施例では第2蓋本体34を第1蓋本体3
2へ2つ折り状態で係止するための係止手段とし
て第2蓋本体34へL字把手54が、第1蓋本体
32へ係止孔56がそれぞれ形成されている。
L字把手54は第2蓋本体34の前面から突出
されており、挿通開口10の閉止状態では、操作
員がこのL字把手54を把持して手前に引けば第
2蓋本体32の爪42が挿通開口10から抜け出
して開閉蓋を開放できるようになつている。
またこのL字把手54は第2インテグラルヒン
ヂ40を中心として開閉蓋28を2つ折り状態と
した場合に、係止孔56へ入り込み、第1蓋本体
32の裏面と係合して開閉蓋の2つ折り状態を維
持できるようになつている。
このL字把手54と係止孔56との係合を確実
にするために、L字把手54の先端部が当接した
場合に弾性変形するリブ58を係止孔56の内側
へ突出させてもよい。
従つてこの第2実施例においても前記実施例と
同様に開閉蓋を2つ折り状態に維持して小さな回
転半径のもとに挿通開口を十分に開放させること
ができる。
なお上記実施例における蓋本体32,34の2
つ折り状態を保持する係止手段は爪46と係止孔
50及びL字把手54と係止孔56とを逆に取り
つけることも可能であり、また上記構造に限ら
ず、2つ折り状態で両蓋本体を保持することがで
きる係止手段であれば全て適用可能である。ま
た、上記各実施例へさらにインテグラルヒンヂを
介して他の蓋本体を付加することもできる。
以上説明したごとく本考案に係る開閉蓋では、
係止手段により両蓋本体を2つ折り状態で維持す
るので、小さな回動半径のもとに挿通開口を十分
に開放することができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の蓋を示す断面図、第
3図は本考案に係る開閉蓋の閉止状態を示す正面
図、第4図は第3図−線断面図、第5図は第
3図の平面図、第6図は蓋本体の2つ折り状態を
示す第4図の作動図、第7図は2つ折り状態の蓋
開放状態を示す第6図の作動図、第8図は本考案
の第2実施例を示す第3図に相当する正面図、第
9図は第8図−線断面図である。 28……開閉蓋、30……取付部、32……第
1蓋本体、34……第2蓋本体、38……第1イ
ンテグラルヒンヂ、40……第2インテグラルヒ
ンヂ、46……爪、50,56……係止孔、54
……L字把手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挿通開口を有する本体への取付部と、この取付
    部と第1インテグラルヒンヂを介して連結された
    第1蓋本体と、この第1蓋本体の前記取付部と反
    対側へ第2インテグラルヒンヂを介して連結され
    た第2蓋本体と、この第2蓋本体を第2インテグ
    ラルヒンヂを中心として回動し第1蓋本体へ接近
    させた2つ折り状態で両蓋本体を係止する係止手
    段と、を有する開閉蓋。
JP16776082U 1982-11-04 1982-11-04 開閉蓋 Granted JPS5970846U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16776082U JPS5970846U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 開閉蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16776082U JPS5970846U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 開閉蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5970846U JPS5970846U (ja) 1984-05-14
JPS6348446Y2 true JPS6348446Y2 (ja) 1988-12-13

Family

ID=30366938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16776082U Granted JPS5970846U (ja) 1982-11-04 1982-11-04 開閉蓋

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5890369B2 (ja) * 2013-10-17 2016-03-22 本田技研工業株式会社 車両フロア構造

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Publication number Publication date
JPS5970846U (ja) 1984-05-14

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