JPH0231821Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0231821Y2 JPH0231821Y2 JP1985113260U JP11326085U JPH0231821Y2 JP H0231821 Y2 JPH0231821 Y2 JP H0231821Y2 JP 1985113260 U JP1985113260 U JP 1985113260U JP 11326085 U JP11326085 U JP 11326085U JP H0231821 Y2 JPH0231821 Y2 JP H0231821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- case
- receiver
- closed
- latch receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、本体と蓋体のように一対の半体で構
成される各種電子機器等のプラスチツクケースに
関するものである。
成される各種電子機器等のプラスチツクケースに
関するものである。
従来の技術
本体と蓋体のように一対の半体で構成されるプ
ラスチツクケースであつて、ラツチ機構を備えた
ものは、例えば実公昭60−12419号公報に記載さ
れているように、既に知られている。
ラスチツクケースであつて、ラツチ機構を備えた
ものは、例えば実公昭60−12419号公報に記載さ
れているように、既に知られている。
考案が解決しようとする問題点
上掲の公報に記載されたケースにおいては、本
体に対して蓋体を閉じ、ラツチを掛けると閉蓋状
態が保持され、ラツチを外すと蓋体を開くことが
任意にできる構成となつている。
体に対して蓋体を閉じ、ラツチを掛けると閉蓋状
態が保持され、ラツチを外すと蓋体を開くことが
任意にできる構成となつている。
しかし、各種電子機器等のうちには、使用時ご
とにケースを開閉する必要があるのもあれば、一
旦調整、設定、点検等を行えば長期間にわたつて
ケースを開く必要のないものも多く、このような
電子機器等のケースとしては、開閉自在であるこ
とと、閉じた状態を保持する固定機構を備えてい
ることが望ましい。
とにケースを開閉する必要があるのもあれば、一
旦調整、設定、点検等を行えば長期間にわたつて
ケースを開く必要のないものも多く、このような
電子機器等のケースとしては、開閉自在であるこ
とと、閉じた状態を保持する固定機構を備えてい
ることが望ましい。
そこで、本考案は、開閉を使用のたびごとに行
う必要がある電子機器等のケースとしても、また
閉じたままで使用される電子機器等のケースのい
ずれにも適し、汎用性にすぐれ、特に閉じたまま
にした状態では、その固定機構がラツチおよびラ
ツチ受で完全に覆われて外部に全く露出せず、外
観性、安全性にすぐれ、しかも、固定機構の覆い
をラツチおよびラツチ受で兼ねさせて構成の簡素
化を図ることができるプラスチツクケースを提供
することを目的とするものである。
う必要がある電子機器等のケースとしても、また
閉じたままで使用される電子機器等のケースのい
ずれにも適し、汎用性にすぐれ、特に閉じたまま
にした状態では、その固定機構がラツチおよびラ
ツチ受で完全に覆われて外部に全く露出せず、外
観性、安全性にすぐれ、しかも、固定機構の覆い
をラツチおよびラツチ受で兼ねさせて構成の簡素
化を図ることができるプラスチツクケースを提供
することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本考案は、その目的を達成するための技術的手
段を次のように構成した。
段を次のように構成した。
すなわち、本考案に係るプラスチツクケース
は、一対の半体で構成されるケースの一方の半体
にヒンジを介して起倒自在のラツチを備え、他方
の半体に上記ラツチを係止させるラツチ受を設け
てなるプラスチツクケースにおいて、一方の半体
のラツチを係止時に他方の半体のラツチ受を覆う
形状に形成すると共に、ラツチ受形成基部にはそ
の内部に切欠凹部を形成し、ラツチ形成基部には
ラツチ受形成基部との合わせ面に対応させてナツ
ト部を備え、ラツチ受の上記切欠凹部にはラツチ
形成基部のナツト部に向けてボルト挿通孔を形成
し、このボルト挿通孔からボルトを挿通してナツ
ト部に螺装可能にした固定機構を構成したことを
特徴とするものである。
は、一対の半体で構成されるケースの一方の半体
にヒンジを介して起倒自在のラツチを備え、他方
の半体に上記ラツチを係止させるラツチ受を設け
てなるプラスチツクケースにおいて、一方の半体
のラツチを係止時に他方の半体のラツチ受を覆う
形状に形成すると共に、ラツチ受形成基部にはそ
の内部に切欠凹部を形成し、ラツチ形成基部には
ラツチ受形成基部との合わせ面に対応させてナツ
ト部を備え、ラツチ受の上記切欠凹部にはラツチ
形成基部のナツト部に向けてボルト挿通孔を形成
し、このボルト挿通孔からボルトを挿通してナツ
ト部に螺装可能にした固定機構を構成したことを
特徴とするものである。
作 用
一対の半体で構成されたケースを閉じ、ラツチ
をラツチ受に掛ければ、ケースは閉じた状態に保
持される。ケースを開く場合は、ラツチをラツチ
受から外してその係合状態を解けばよい。
をラツチ受に掛ければ、ケースは閉じた状態に保
持される。ケースを開く場合は、ラツチをラツチ
受から外してその係合状態を解けばよい。
一方、ケースを閉じたままの状態に保持するに
は、固定機構によつてラツチ形成基部とラツチ受
形成基部とを固定すれば、ラツチの操作如何にか
かわらず、ケースは閉じた状態に保持される。そ
して、この状態では、固定機構がラツチおよびラ
ツチ受で完全に覆われる。ケースを開く必要があ
るときは固定機構による固定状態を解除すればよ
い。
は、固定機構によつてラツチ形成基部とラツチ受
形成基部とを固定すれば、ラツチの操作如何にか
かわらず、ケースは閉じた状態に保持される。そ
して、この状態では、固定機構がラツチおよびラ
ツチ受で完全に覆われる。ケースを開く必要があ
るときは固定機構による固定状態を解除すればよ
い。
実施例
本考案の一実施例を図面について説明する。
プラスチツクケースは本体1と蓋体2からなる
一対の半体で構成されたものであり、本体1と蓋
体2はそれらと一体に圧縮薄肉化して屈曲自在に
成形したヒンジ3によつて連結されており、本体
1に対して蓋体2は開閉自在となつている。本体
1と蓋体2はブロー成形によつて中空二重壁構造
に形成されたものである。蓋体2の開閉側外端縁
左右にはラツチ4,4が一体に形成されており、
本体1の開閉側外面には蓋体2のラツチ4,4に
対応してそれを埋没状に係止させる凹部5,5お
よびラツチ受6,6が形成されている。上記ラツ
チ4は一体に圧縮薄肉化されたヒンジ7を介して
起倒自在に形成されたものであつて、両側壁8,
8を有し、かつ起倒端縁は係止爪部9となつてい
る。10は指掛部である。また、ラツチ4は係止
時にラツチ受6を覆う形状のものであつて、ラツ
チ4の係止爪部9に対応する部分には係止溝部1
1が形成されており、ラツチ受6の中間部は切欠
凹部12となつている。
一対の半体で構成されたものであり、本体1と蓋
体2はそれらと一体に圧縮薄肉化して屈曲自在に
成形したヒンジ3によつて連結されており、本体
1に対して蓋体2は開閉自在となつている。本体
1と蓋体2はブロー成形によつて中空二重壁構造
に形成されたものである。蓋体2の開閉側外端縁
左右にはラツチ4,4が一体に形成されており、
本体1の開閉側外面には蓋体2のラツチ4,4に
対応してそれを埋没状に係止させる凹部5,5お
よびラツチ受6,6が形成されている。上記ラツ
チ4は一体に圧縮薄肉化されたヒンジ7を介して
起倒自在に形成されたものであつて、両側壁8,
8を有し、かつ起倒端縁は係止爪部9となつてい
る。10は指掛部である。また、ラツチ4は係止
時にラツチ受6を覆う形状のものであつて、ラツ
チ4の係止爪部9に対応する部分には係止溝部1
1が形成されており、ラツチ受6の中間部は切欠
凹部12となつている。
上記蓋体2側には、そのラツチ4の形成基部1
3に例えばナツト14をケースの成形時に一体に
埋設したナツト部が備えられており、本体1側に
は、そのラツチ受6の形成基部15にボルト挿通
孔16が形成されている。そして、ケースを閉じ
てボルト挿通孔16からボルト17を挿込み、か
つナツト14に螺着することによつて、ラツチ4
の形成基部13とラツチ受6の形成基部15が固
定状態となる。したがつて、このボルト17、ナ
ツト14およびその関連部分は、ケースを閉じた
状態を保持する固定機構を構成するものである。
3に例えばナツト14をケースの成形時に一体に
埋設したナツト部が備えられており、本体1側に
は、そのラツチ受6の形成基部15にボルト挿通
孔16が形成されている。そして、ケースを閉じ
てボルト挿通孔16からボルト17を挿込み、か
つナツト14に螺着することによつて、ラツチ4
の形成基部13とラツチ受6の形成基部15が固
定状態となる。したがつて、このボルト17、ナ
ツト14およびその関連部分は、ケースを閉じた
状態を保持する固定機構を構成するものである。
以上のように構成されたものにおいて、ケース
を閉じてラツチ4,4を掛ければ、ケースは閉じ
た状態に保持され、ラツチ4,4を外せばケース
を開くことができる。また、ケースを閉じてボル
ト17をナツト14に螺装すれば、ラツチ4,4
の掛け外し操作如何にかかわらず、ケースは閉じ
た状態に固定される。
を閉じてラツチ4,4を掛ければ、ケースは閉じ
た状態に保持され、ラツチ4,4を外せばケース
を開くことができる。また、ケースを閉じてボル
ト17をナツト14に螺装すれば、ラツチ4,4
の掛け外し操作如何にかかわらず、ケースは閉じ
た状態に固定される。
そして、ラツチ4,4を掛けた状態では、それ
が本体1の凹部5,5に埋没して外方に突出しな
いので、外観が優れ、かつ外部衝撃によるラツチ
4,4の破損を防止できる。
が本体1の凹部5,5に埋没して外方に突出しな
いので、外観が優れ、かつ外部衝撃によるラツチ
4,4の破損を防止できる。
第1図において、18はケースのハンドル、1
9は収納された電子機器(測定器)の操作パネル
である。
9は収納された電子機器(測定器)の操作パネル
である。
考案の効果
本考案は、前記の如く構成され、かつ作用する
ものであるから、開閉を使用のたびごとに行う必
要がある電子機器等のケースとしても、また閉じ
たままで使用される電子機器等のケースのいずれ
にも適し、汎用性にすぐれ、特に閉じたままにし
た状態では、その固定機構がラツチおよびラツチ
受で完全に覆われて外部に全く露出せず、外観
性、安全性にすぐれ、しかも、固定機構の覆いを
ラツチおよびラツチ受で兼ねさせて構成の簡素化
されたプラスチツクケースを得ることができる。
ものであるから、開閉を使用のたびごとに行う必
要がある電子機器等のケースとしても、また閉じ
たままで使用される電子機器等のケースのいずれ
にも適し、汎用性にすぐれ、特に閉じたままにし
た状態では、その固定機構がラツチおよびラツチ
受で完全に覆われて外部に全く露出せず、外観
性、安全性にすぐれ、しかも、固定機構の覆いを
ラツチおよびラツチ受で兼ねさせて構成の簡素化
されたプラスチツクケースを得ることができる。
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は電子機器を収納した一部を破断して示す
ケースの全体斜視図、第2図は一部の縦断側面
図、第3図は同上斜視図である。 1……本体、2……蓋体、3……ヒンジ、4…
…ラツチ、5……凹部、6……ラツチ受、13…
…ラツチ4の形成基部、14……ナツト、15…
…ラツチ受6の形成基部、16……ボルト挿通
孔、17……ボルト。
第1図は電子機器を収納した一部を破断して示す
ケースの全体斜視図、第2図は一部の縦断側面
図、第3図は同上斜視図である。 1……本体、2……蓋体、3……ヒンジ、4…
…ラツチ、5……凹部、6……ラツチ受、13…
…ラツチ4の形成基部、14……ナツト、15…
…ラツチ受6の形成基部、16……ボルト挿通
孔、17……ボルト。
Claims (1)
- 一対の半体で構成されるケースの一方の半体に
ヒンジを介して起倒自在のラツチを備え、他方の
半体に上記ラツチを係止させるラツチ受を設けて
なるプラスチツクケースにおいて、一方の半体の
ラツチを係止時に他方の半体のラツチ受を覆う形
状に形成すると共に、ラツチ受形成基部にはその
内部に切欠凹部を形成し、ラツチ形成基部にはラ
ツチ受形成基部との合わせ面に対応させてナツト
部を備え、ラツチ受の上記切欠凹部にはラツチ形
成基部のナツト部に向けてボルト挿通孔を形成
し、このボルト挿通孔からボルトを挿通してナツ
ト部に螺装可能にした固定機構を構成したことを
特徴とするプラスチツクケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985113260U JPH0231821Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985113260U JPH0231821Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6221578U JPS6221578U (ja) | 1987-02-09 |
JPH0231821Y2 true JPH0231821Y2 (ja) | 1990-08-28 |
Family
ID=30994893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985113260U Expired JPH0231821Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0231821Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010040533A1 (de) * | 2010-09-10 | 2012-03-15 | Robert Bosch Gmbh | Gerätedeckel für einen tragbaren Mischverstärker |
JP5887104B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2016-03-16 | 株式会社ユーシン | スイッチ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6012419U (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | エヌオーケー株式会社 | 成形装置 |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP1985113260U patent/JPH0231821Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6012419U (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | エヌオーケー株式会社 | 成形装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6221578U (ja) | 1987-02-09 |
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