JPH0613104Y2 - 容体と蓋とによりヒンジ及びロツクの両機能を備えた容器 - Google Patents

容体と蓋とによりヒンジ及びロツクの両機能を備えた容器

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Publication number
JPH0613104Y2
JPH0613104Y2 JP401487U JP401487U JPH0613104Y2 JP H0613104 Y2 JPH0613104 Y2 JP H0613104Y2 JP 401487 U JP401487 U JP 401487U JP 401487 U JP401487 U JP 401487U JP H0613104 Y2 JPH0613104 Y2 JP H0613104Y2
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JP
Japan
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container
hinge
lid
lock
opening
Prior art date
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Application number
JP401487U
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JPS63111448U (ja
Inventor
誠 井上
征宏 馬上
Original Assignee
車体工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は開閉蓋を有する容器の分野に利用されるもの
で、蓋の開閉軸機能と閉止機能とを兼ねた機構を設けた
ヒンジ及びロック機構を一体化した容器に関する。
従来の技術 従来、トラックのクラッチ及びブレーキのオイルタンク
の蓋や物入れの蓋はヒンジによる上下方向の回転により
開閉するように構成されているが、ヒンジ部は容体と蓋
とを別個のヒンジとスクリューとによって連結するか或
いは容器に蓋を嵌め込み開閉する構造となっていた。
考案が解決しようとする問題点 従来の構造によると、蓋の開閉と閉止の機能を果すため
には特別な固定部品が多くなり、それに伴って製作工程
数も多いという欠点があった。
本考案は、容体に対する蓋のヒンジ機能と閉止機能とを
一体化した構造に形成することにより、通常は確実にロ
ック状態が保たれると同時に蓋の開閉を容易に行うこと
が出来る容器を提供することを目的とした考案である。
問題点を解決するための手段 本考案は、容体(1)の開口縁(1a)の一部に、内側に彎曲
し更に外側に向って彎曲させた弧状部(2a)と、該弧状部
(2a)の先端に円形部(2b)とを連設したヒンジ部(2)を形
成すると共に該ヒンジ部(2)の左右には前記開口縁(1a)
を内側に彎曲させたロック部(3)を形成し、容体(1)とは
別の蓋(4)に前記円形部(2b)に対向してリブ(5)を設け、
該リブ(5)に開口(6a)から前記ヒンジ部(2)を廻動且つ嵌
脱出来る大きさのヒンジ用孔(6)を形成し、更に蓋(4)に
前記ロック部(3)に対向してリブ(7)を設け、該リブ(7)
に前記ロック部(3)を開口(8a)から係脱出来る断面コ字
型のロック用孔(8)を形成し、前記ヒンジ部(2)を前記ヒ
ンジ用孔(6)に廻動且つ嵌脱自在に嵌合し、また前記ロ
ック部(3)をロック用孔(8)に係脱自在に係合して成るも
のである。
作用 本考案は上述のように構成したので、蓋(4)を閉じてい
る場合はロック部(3)がリブ(7)のロック用孔(8)に係止
しているため蓋(4)は容体(1)に対してロックされた状態
を保持して居り、また弧状部(2a)及び円形部(2b)から成
るヒンジ部(2)はリブ(5)のヒンジ用孔(6)に嵌合した状
態となっている。
次に、蓋(4)をヒンジ部(2)の弧状部(2a)を支点として斜
め上方に廻転させると、第3図乃至第7図の如くヒンジ
用孔(6)はその内周面がヒンジ部(2)の弧状部(2a)及び円
形部(2b)の夫々の外面に摺接しつゝ廻動し、これと同時
に他のリブ(5)のロック用孔(8)もロック部(3)の先端面
を摺接しつゝ廻転する。第4図の如くリブ(7)が蓋(4)と
共に更に廻転し、第5図の如くヒンジ用孔(6)の開口(6
a)が弧状部(2a)に来た位置で、ロック用孔(8)の開口(8
a)はロック部(3)から外れロック状態は解除され(第5
図)、更に蓋(4)を廻転させるとヒンジ用孔(6)はヒンジ
部(2)の円形部(2b)の外面に摺接しつゝ廻動し、弧状部
(2a)はヒンジ用孔(6)の開口(6a)から外れ、円形部(2B)
も開口(6a)より外れ、ヒンジ用孔(6)及びロック用孔(8)
も容体(1)の開口縁(1a)から離れ、蓋(4)は容体(1)から
分離され、容体(1)は開口される。
次に蓋(4)を閉じる場合は、前記と逆にヒンジ用孔(6)の
開口(6a)をヒンジ部(2)の円形部(2b)に嵌合し、該円形
部(2b)を中心に更に蓋(4)を廻転させるとヒンジ用孔(6)
内に円形部(2b)が入り開口(6a)が弧状部(2a)に達する。
これと併行してリブ(7)のロック用孔(8)の開口(8a)がロ
ック部(3)に係合し、更に蓋(4)を廻転してヒンジ用孔
(6)が円形部(2b)及び弧状部(2a)を嵌合する状態に達す
ると、ロック用孔(8)はロック部(3)に係止して蓋(4)は
容体(1)に対してロックされる。
実施例 本考案の実施の一例を図面について説明すると、(1)は
容体、(4)は断面型の蓋で、前記容体(1)の開口縁(1a)
の前側の中央部には、第3図の如く内側に彎曲し更に外
側に向って彎曲させた弧状部(2a)と、該弧状部(2a)の先
端に円形部(2b)とを連設したヒンジ部(2)が形成してあ
る。更に、容体(1)の開口縁(1a)に形成したヒンジ部(2)
の左右は、第7図の如く内側に彎曲させてロック部(3)
を形成する。そして、蓋(4)の前縁の内側には前記円形
部(2b)に対向した位置に、リブ(5)(5)を左右に設け、該
リブ(5)(5)には一端の開口(6a)から前記ヒンジ部(2)を
嵌合出来る大きさの楕円形状のヒンジ用孔(6)を形成す
る。また前記リブ(5)(5)の左右に於いて、蓋(4)の前縁
の内側に前記ロック部(3)に対向した位置にリブ(7)(7)
を形成し、これらのリブ(7)(7)にその下部寄りに前記ロ
ック部(3)を開口(8a)から係脱出来る断面コ字型のロッ
ク用孔(8)を形成する。
そして、容体(1)の開口縁(1a)に形成した弧状部(2a)及
び円形部(2b)から成るヒンジ部(2)を、リブ(5)のヒンジ
用孔(6)に嵌合し、またロック部(3)をリブ(7)(7)のロッ
ク用孔(8)に係合させて、蓋(4)を容体(1)に対して開閉
自在に取り付ける。
尚、実施例はヒンジ用孔(6)及びロック用孔(8)を左右の
リブ(5)(7)に形成しているが、蓋(4)の内側にブロック
を膨出形成し、このブロックにヒンジ用孔とロック用孔
とを夫々形成することもある。
効果 依って本考案によれば、容体のヒンジ部と蓋のヒンジ用
孔との相互の摺動廻転及び嵌脱と、容体のロック部と蓋
のロック用孔との相互の係脱とによって、容体に対する
蓋のヒンジ機能とロック機能とが作用するので、在来の
如き容体や蓋にヒンジ機構やロック機構のための別個の
部品を準備する必要もなく、それに伴って部品取り付け
のための製作工程も軽減され、生産コストも削減され、
特に、合成樹脂を素材として容体と蓋を成形する場合に
は部品及び製作工程の削減効果は大である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は容器の側面
図、第2図は第1図の一部の平面図、第3図は第2図に
於けるBB線拡大断面図でロック状態を示して居り、第
4図は蓋を開け始めた時の拡大断面図、第5図は容体に
対する蓋のロック解除の状態を示す拡大断面図、第6図
は蓋が容体から外れた状態を示す拡大断面図である。第
7図は第2図に於けるAA線拡大断面図でロック状態を
示して居り、第8図は蓋を開けて容体から外した状態の
要部の拡大断面図である。 符号; 1……容体、2a……弧状部 1a……開口縁、2b……円形部 2……ヒンジ部、3……ロック部 4……蓋、7……リブ 5……リブ、8……ロック用孔 6……ヒンジ用孔、8a……開口 6a……開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容体(1)の開口縁(1a)の一部に、内側に彎
    曲し更に外側に向って彎曲させた弧状部(2a)と、該弧状
    部(2a)の先端に円形部(2b)とを連設したヒンジ部(2)を
    形成すると共に該ヒンジ部(2)の左右には前記開口縁(1
    a)を内側に彎曲させたロック部(3)を形成し、容体(1)と
    は別の蓋(4)に前記円形部(2b)に対向してリブ(5)を設
    け、該リブ(5)に開口(6a)から前記ヒンジ部(2)を廻動且
    つ嵌脱出来る大きさのヒンジ用孔(6)を形成し、更に蓋
    (4)に前記ロック部(3)に対向してリブ(7)を設け、該リ
    ブ(7)に前記ロック部(3)を開口(8a)から係脱出来る断面
    コ字型のロック用孔(8)を形成し、前記ヒンジ部(2)を前
    記ヒンジ用孔(6)に廻動且つ嵌脱自在に嵌合し、また前
    記ロック部(3)をロック用孔(8)に係脱自在に係合したこ
    とを特徴とする容体と蓋とによりヒンジ及びロックの両
    機能を備えた容器。
JP401487U 1987-01-14 1987-01-14 容体と蓋とによりヒンジ及びロツクの両機能を備えた容器 Expired - Lifetime JPH0613104Y2 (ja)

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JP401487U JPH0613104Y2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14 容体と蓋とによりヒンジ及びロツクの両機能を備えた容器

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JPS63111448U JPS63111448U (ja) 1988-07-18
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US6875405B1 (en) * 1999-02-01 2005-04-05 Matrix Technologies Corporation Tube rack

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JPS63111448U (ja) 1988-07-18

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