JPH041076Y2 - - Google Patents

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JPH041076Y2
JPH041076Y2 JP1982135905U JP13590582U JPH041076Y2 JP H041076 Y2 JPH041076 Y2 JP H041076Y2 JP 1982135905 U JP1982135905 U JP 1982135905U JP 13590582 U JP13590582 U JP 13590582U JP H041076 Y2 JPH041076 Y2 JP H041076Y2
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JP
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lid
opening
latch
hinge members
opening edge
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JP1982135905U
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JPS5941235U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は両開き物入れに係わり、開口縁部を有
する物入れ本体と、同物入れ本体の開口部を開閉
する蓋と、同蓋の対向側縁にそれぞれの片側部分
を固定した複数個の2つ折りヒンジ部材と、同各
2つ折りヒンジ部材の残る片側部分に取付けた複
数個のラツチと、同各ラツチに設けられて自らの
弾性力により上記物入れ本体の開口縁部に係合す
る爪と、上記物入れ本体の開口縁部から上記蓋側
に向かつて露出し上記爪を上記弾性力に抗して離
脱方向に操作するノブとにより構成したことを特
徴とするもので、その目的とする処は、内容物を
物入れ本体の片側からも、反対側からも、出し入
れできる。また閉蓋時に、物入れ本体がどのよう
な方向を向いても、或いは振動しても、蓋をガタ
つかせない両開き物入れを供する点にある。
次に本考案の両開き物入れを第1図乃至第8図
に示す一実施例により説明すると、1が蓋、2が
物入れ本体、3が2つ折りヒンジ部材で、本実施
例の場合には、同2つ折りヒンジ部材3が4個あ
り、同各2つ折りヒンジ部材3の片側部分(上側
部分)3aが上記蓋1の対向縁部に2個ずつ固定
されている。即ち、蓋1の対向側縁には、ヒンジ
部材取付部が2箇所ずつ、合計4箇所あり、それ
ぞれには、取付穴4が2個ずつ設けられている。
また各ヒンジ部材3の片側部分3aには、取付穴
5が2個ずつ設けられている。そして同取付穴
4,5に挿入されたピン等の締結具を介して各2
つ折りヒンジ部材3の片側部分3aが蓋1の対向
側縁に2個ずつ固定されている。また6がラツチ
で、同ラツチ6は、一側部を切り欠いた箱形の頂
部6aと、同頂部6aの底部側に設けた切欠き部
6bと、上記頂部6aの底部両側から垂下した両
側壁6c,6cと、同両側壁6c,6cの下部か
ら上方に向かい形成した両側の爪6d,6dと、
同両側壁6c,6cの下部から上方(物入れ本体
2の開口縁部2aの端縁2b)に向かい形成した
中央の爪6eと、同中央の爪6eの上端部に設け
たノブ6fとを有し、これらの部分が構成樹脂材
等により構成されて、中央の爪6eが自由状態で
は弾性力により第4図の方向に開く傾向をもつて
いる。また7が上記蓋1の対向側縁の各取付穴4
間に設けた切欠き部で、同切欠き部7は、上記蓋
1の対向側縁に2個ずつ、合計4個ある。また8
が上記各2つ折りヒンジ部材3の片側部分3aの
各取付穴5間に設けた切欠き部で、同切欠き部
8,9が同各2つ折りヒンジ部材3の残る片側部
分(下側部分)3bに設けた角穴、10が上記物
入れ本体2の開口縁部2aに設けた角穴で、同角
穴10は、対向した開口縁部2aに2個ずつ、合
計4個ある。
次に前記第1図乃至第8図に示す両開き物入れ
の作用を具体的に説明する。
蓋1を物入れ本体1に組み付ける組付け操作を
説明する。蓋1の対向側縁部には、合計4個の2
つ折りヒンジ部材3の片側部分3aが固定されて
いる。また同各2つ折りヒンジ部材3の残る片側
部分3bには、角穴9が設けられている。この角
穴9にラツチ6を上方から挿入する。このとき、
ラツチ6に設けた中央の爪6eが内方へ弾性変形
しながら角穴9へ挿入され、挿入後は、第7図に
示すように両側の爪6d,6dの上端部が2つ折
りヒンジ部材3の残る片側部分3bの下面に接
触、係合して、ラツチ6が2つ折りヒンジ部材3
の残る片側部分3bに着脱自在に固定される。他
の各ラツチ6も、他の各2つ折りヒンジ部材3の
残る片側部分3bに同じ要領で着脱自在に固定さ
れる。またこの状態になつたら、蓋1を物入れ本
体2の対向開口縁部2aの上に載置して、各ラツ
チ6を物入れ本体2の開口縁部2aに設けた各角
穴10に上方から挿入する。このとき、第5図に
示すように各ラツチ6の中央の爪6eが内方へ弾
性変形しながら各角穴10に挿入され、挿入後
は、同中央の爪6eが第5図の矢印方向へ弾性力
により復元し、物入れ本体2の開口縁部2aに設
けた各角穴10の周辺部下面に接触、係合して、
蓋1が合計4個の2つ折りヒンジ部材3と同数の
ヒンジ6とを介して物入れ本体2の開口縁部2a
に着脱自在に固定される。このとき、各ラツチ6
の頂点6aは、蓋1の対向側縁4箇所に設けた各
切欠き部7の内部と各2つ折りヒンジ部材3の残
る片側部分3bに設けた切欠き部8の内部とに位
置する。また各ラツチ6のノブ6fは各切欠き部
7を介して物入れ本体2の開口縁部2a側から蓋
1側に向かつて露出する。以上で、物入れ本体2
の開口部が蓋1により閉じられて、蓋1の物入れ
本体2に対する組付け操作が完了する。
次に蓋1の開閉操作を説明する。このときに
は、蓋1の対向側縁に取付けた片側2個のラツチ
6と反対側2個のラツチ6のうち、片側2個のラ
ツチ6のノブ6fを爪6eの弾性力に抗し第5図
の反矢印方向に押して、各爪6eを物入れ本体2
の開口縁部2aに設けた2個の角穴10の周辺部
下面から離脱させる一方、蓋1を開方向に押す。
そうすると、片側2個のラツチ6が物入れ本体2
の開口縁部2aに設けた2個の角穴10から抜け
出て、蓋1が反対側2個の2つ折りヒンジ部材3
を中心に開方向に回転して、物入れ本体2の開口
部が開かれる。このとき、上記各角穴10から抜
け出たラツチ6は、片側2個の2つ折りヒンジ部
材3を介して蓋1に着脱自在に固定されており、
第2図の一点鎖線に示すように蓋1とともに開方
向に移動する。またこの状態から、蓋1を閉方向
に押すと、蓋1が反対側2個の2つ折りヒンジ部
材3を中心に閉方向に回転して、上記のように各
角穴10から抜け出ていた(開位置に移動してい
た)各ラツチ6が各角穴10へ上方から入り、同
各ラツチ6の爪6eが同各角穴10の周辺部下面
に弾性力により接触、係合して、蓋1が閉位置に
保持される。
また上記とは逆に、反対側2個のラツチ6のノ
ブ6fを爪6eの弾性力に抗し第5図の反矢印方
向に押して、各爪6eを物入れ本体2の開口縁部
2aに設けた2個の角穴10の周辺部下面から離
脱させる一方、蓋1を開方向に押す。そうする
と、反対側2個のラツチ6が物入れ本体2の開口
縁部2aに設けた2個の角穴10から抜け出て、
蓋1が片側2個の2つ折りヒンジ部材3を中心に
開方向に回転して、物入れ本体2の開口部が開か
れる。このとき、上記各角穴10から抜け出たラ
ツチ6は、反対側2個の2つ折りヒンジ部材3を
介して蓋1に着脱自在に固定されており、第2図
の二点鎖線に示すように蓋1とともに開方向に移
動する。またこの状態から、蓋1を閉方向に押す
と、蓋1が片側2個の2つ折りヒンジ部材3を中
心に閉方向に回転して、上記のように各角穴10
から抜け出ていた(開位置に移動していた)各ラ
ツチ6が各角穴10へ上方から入り、同各ラツチ
6の爪6eが同各角穴10の周辺部下面に弾性力
により接触、係合して、蓋1が閉位置に保持され
る。
従つて本考案の両開き物入れによれば、内容物
を物入れ本体2の片側からも、反対側からも、出
し入れできる。例えば第8図に示すように物入れ
本体2を自動車のトランク12内に設置した場
合、内容物を車室内からも、車室外からも出し入
れできる。また蓋1を閉方向に押し、蓋1を片側
2個の2つ折りヒンジ部材3または反対側2個の
2つ折りヒンジ部材3を中心に閉方向に回転し
て、開位置に移動していた各ラツチ6を物入れ本
体2の開口縁部2aに係合して、蓋1を閉位置に
保持する。つまり蓋1をその対向側縁に取付けた
両側の2つ折りヒンジ部材3とラツチ6とを介し
て物入れ本体2の両側の開口縁部2aに固定する
ので、閉蓋時に、物入れ本体2がどのような方向
を向いても、或いは振動しても、蓋1をガタつか
せない。また各ラツチ6のノブ6fが物入れ本体
2の開口縁部2a側から蓋1側に向かつて露出し
ているので、物入れ本体2の周囲にあまりスペー
スがない場合にも、上記ノブ6fを蓋1側から容
易に操作することができて、開1を容易に開くこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる両開き物入れの一実施
例を示す斜視図、第2図はその縦断側面図、第3
図は蓋とヒンジ部材との物入れ本体との分解斜視
図、第4,5図はラツチの斜視図、第6図は第1
図の矢視−線に沿う縦断一側面図、第7図は
第1図の矢視−線に沿う縦断他側面図、第8
図は使用例を示す側面図である。 1……蓋、2……物入れ本体、2a……物入れ
本体2の開口縁部、3……2つ折りヒンジ部材、
6……ラツチ、6e……爪、6f……ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口縁部を有する物入れ本体と、同物入れ本体
    の開口部を開閉する蓋と、同蓋の対向側縁にそれ
    ぞれの片側部分を固定した複数個の2つ折りヒン
    ジ部材と、同各2つ折りヒンジ部材の残る片側部
    分に取付けた複数個のラツチと、同各ラツチに設
    けられて自らの弾性力により上記物入れ本体の開
    口縁部に係合する爪と、上記物入れ本体の開口縁
    部から上記蓋側に向かつて露出し上記爪を上記弾
    性力に抗して離脱方向に操作するノブとにより構
    成したことを特徴とする両開き物入れ。
JP13590582U 1982-09-09 1982-09-09 両開き物入れ Granted JPS5941235U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13590582U JPS5941235U (ja) 1982-09-09 1982-09-09 両開き物入れ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13590582U JPS5941235U (ja) 1982-09-09 1982-09-09 両開き物入れ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5941235U JPS5941235U (ja) 1984-03-16
JPH041076Y2 true JPH041076Y2 (ja) 1992-01-14

Family

ID=30305737

Family Applications (1)

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JP13590582U Granted JPS5941235U (ja) 1982-09-09 1982-09-09 両開き物入れ

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4728798U (ja) * 1971-04-21 1972-12-01
JPS4820244U (ja) * 1971-07-17 1973-03-07
JPS4824410U (ja) * 1971-07-05 1973-03-22
JPS5264372A (en) * 1975-11-21 1977-05-27 Toshizou Mutou Device for opening and closing lid

Patent Citations (4)

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JPS5264372A (en) * 1975-11-21 1977-05-27 Toshizou Mutou Device for opening and closing lid

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JPS5941235U (ja) 1984-03-16

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