JPH0224677Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0224677Y2 JPH0224677Y2 JP2055383U JP2055383U JPH0224677Y2 JP H0224677 Y2 JPH0224677 Y2 JP H0224677Y2 JP 2055383 U JP2055383 U JP 2055383U JP 2055383 U JP2055383 U JP 2055383U JP H0224677 Y2 JPH0224677 Y2 JP H0224677Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- glove box
- box
- opening
- box body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 25
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、車両用グローブボツクスに関する
ものである。
ものである。
従来、カード類をクリツプしておくために、ク
リツプ手段を備えた合成樹脂製のグローブボツク
スがある。例えば、第1図のような形式のもので
ある。そして、この形式のものは、グローブボツ
クスG′の内面に、グローブボツクスG′とは別個
に、クリツプ手段Cを付加したものである。つま
り、上記形式ではグローブボツクスG′自体の製
造工程に、さらにクリツプCの取付け工程が付加
されることになり、作業工程の増加とコスト高を
招く。これを解決する手段として、クリツプ手段
をグローブボツクスを成形する際に、一体で成形
してしまおう、という考えがある。ところが、第
1図のように、上部側へのみ開口する形式のグロ
ーブボツクスG′の成形においては、その内側面
にクリツプ手段Cの如き、突部を設けることとす
ると、一般には中子の型抜きの関係で、その成形
が困難となる。このため、上記形式のグローブボ
ツクスにおいてクリツプ手段を有効に一体成形し
たものは未だ開発されていないのが現状である。
リツプ手段を備えた合成樹脂製のグローブボツク
スがある。例えば、第1図のような形式のもので
ある。そして、この形式のものは、グローブボツ
クスG′の内面に、グローブボツクスG′とは別個
に、クリツプ手段Cを付加したものである。つま
り、上記形式ではグローブボツクスG′自体の製
造工程に、さらにクリツプCの取付け工程が付加
されることになり、作業工程の増加とコスト高を
招く。これを解決する手段として、クリツプ手段
をグローブボツクスを成形する際に、一体で成形
してしまおう、という考えがある。ところが、第
1図のように、上部側へのみ開口する形式のグロ
ーブボツクスG′の成形においては、その内側面
にクリツプ手段Cの如き、突部を設けることとす
ると、一般には中子の型抜きの関係で、その成形
が困難となる。このため、上記形式のグローブボ
ツクスにおいてクリツプ手段を有効に一体成形し
たものは未だ開発されていないのが現状である。
即ち、本考案が目的とするところは、クリツプ
手段を一体に成形したグローブボツクスを提供す
ることであつて、併せて製作工程の簡略化とコス
ト低減を図ることである。
手段を一体に成形したグローブボツクスを提供す
ることであつて、併せて製作工程の簡略化とコス
ト低減を図ることである。
本考案は、グローブボツクスにおけるボツクス
本体の少なくとも一壁面を成形用に開口してお
き、ここを成形後に閉塞する壁面にクリツプ手段
を一体成形しておくことにより、上記目的を達成
したものである。以下、本考案を実施例に基いて
説明する。
本体の少なくとも一壁面を成形用に開口してお
き、ここを成形後に閉塞する壁面にクリツプ手段
を一体成形しておくことにより、上記目的を達成
したものである。以下、本考案を実施例に基いて
説明する。
図面において、Gは合成樹脂製のグローブボツ
クス全体であり、本例では上方へのみ開口するボ
ツクス状のボツクス本体1と、その前面にビス2
を介して嵌着されるカバーパネル3とから形成さ
れている。そして、カバーパネル3の下縁には詳
しくは図示しないが、公知のヒンジ具4が取付け
られており、グローブボツクスGはこのヒンジ具
4により、インストルメントパネル側に形成され
たグローブボツクスGの収納スペースに対し開放
および閉止のための回動をなしうる。
クス全体であり、本例では上方へのみ開口するボ
ツクス状のボツクス本体1と、その前面にビス2
を介して嵌着されるカバーパネル3とから形成さ
れている。そして、カバーパネル3の下縁には詳
しくは図示しないが、公知のヒンジ具4が取付け
られており、グローブボツクスGはこのヒンジ具
4により、インストルメントパネル側に形成され
たグローブボツクスGの収納スペースに対し開放
および閉止のための回動をなしうる。
前記ボツクス本体1は前板5、一対の側板6,
6、底板7および背板8を備えており、それぞれ
は一体に形成されている。このうち、前板5の内
面にはグローブボツクスGのロツク機構を内蔵す
るロツクケース9が一体に突設されている。また
両側板6,6の奥側上部にはストツパピン10,
10がそれぞれ外方へ一体又は別体に突出されて
おり、グローブボツクスGの開放時には図示しな
い前記収納スペースの開口縁の内側に当接されて
グローブボツクスGの開度規制をなしうる。
6、底板7および背板8を備えており、それぞれ
は一体に形成されている。このうち、前板5の内
面にはグローブボツクスGのロツク機構を内蔵す
るロツクケース9が一体に突設されている。また
両側板6,6の奥側上部にはストツパピン10,
10がそれぞれ外方へ一体又は別体に突出されて
おり、グローブボツクスGの開放時には図示しな
い前記収納スペースの開口縁の内側に当接されて
グローブボツクスGの開度規制をなしうる。
さて、ボツクス本体1は第3図に示すように、
背板8が下側へ展開された状態で成形される。つ
まり、成形の際に、ボツクス本体1は上面側と背
面側の両側が開口されることになり、このうち背
面側の開口面は成形用の開口面11とされる。そ
して、背面8は底板7に対し薄肉のヒンジ縁12
を介して連設されていて、成形後には前記成形用
開口面11を閉塞しうるように折り曲げ可能とさ
れている。また、背板8内面の両側縁にはそれぞ
れ先端鉤状に形成された図示4個の差込み爪片1
3〜13が等間隔毎に一体に並設されている。一
方、両側板6,6外面の開口側縁部には上記各差
込み爪片13〜13に係合可能なコの字状の保持
帯14〜14がそれぞれ一体に形成されている。
さらに、背板8の中央部には方形状に窓部15が
開設されるとともに該窓部15の下縁からは同窓
部15の開口面に沿つて側面略S字状の挾持用舌
片16が一体に形成されている。但し、該挾持用
舌片16はカード類17を弾性的に挾圧保持しう
るように弾性変形が許容されている。
背板8が下側へ展開された状態で成形される。つ
まり、成形の際に、ボツクス本体1は上面側と背
面側の両側が開口されることになり、このうち背
面側の開口面は成形用の開口面11とされる。そ
して、背面8は底板7に対し薄肉のヒンジ縁12
を介して連設されていて、成形後には前記成形用
開口面11を閉塞しうるように折り曲げ可能とさ
れている。また、背板8内面の両側縁にはそれぞ
れ先端鉤状に形成された図示4個の差込み爪片1
3〜13が等間隔毎に一体に並設されている。一
方、両側板6,6外面の開口側縁部には上記各差
込み爪片13〜13に係合可能なコの字状の保持
帯14〜14がそれぞれ一体に形成されている。
さらに、背板8の中央部には方形状に窓部15が
開設されるとともに該窓部15の下縁からは同窓
部15の開口面に沿つて側面略S字状の挾持用舌
片16が一体に形成されている。但し、該挾持用
舌片16はカード類17を弾性的に挾圧保持しう
るように弾性変形が許容されている。
次に、ボツクス本体1の成形について、第4図
の成形説明図によつて簡単に説明すると、前述し
たように、成形の際には背板8が下側へ展開され
ている。このため、ボツクス本体1の小物収納室
間を形成するための金型の型抜きは成形用開口面
11を介して図中X1方向へ行われる。即ち、こ
の型抜き方向はロツクケース9の突出方向と同方
向であることから、ロツクケース9の形状・突出
量に拘束されることなく離型をなしうる。また、
この際には併せて背板8および挾持用舌片16の
成形が行われ、これらの成形に関しての離型は図
中X1,X2方向へなされる。
の成形説明図によつて簡単に説明すると、前述し
たように、成形の際には背板8が下側へ展開され
ている。このため、ボツクス本体1の小物収納室
間を形成するための金型の型抜きは成形用開口面
11を介して図中X1方向へ行われる。即ち、こ
の型抜き方向はロツクケース9の突出方向と同方
向であることから、ロツクケース9の形状・突出
量に拘束されることなく離型をなしうる。また、
この際には併せて背板8および挾持用舌片16の
成形が行われ、これらの成形に関しての離型は図
中X1,X2方向へなされる。
こうして成形が完了すれば、背板8をヒンジ縁
12を中心として折り起こしてやり、成形用開口
面11を閉塞する。次いで、各差込み爪片13〜
13を、対応する保持帯14〜14にそれぞれ差
込んで係合させれば、ボツクス本体1が組立てら
れる。
12を中心として折り起こしてやり、成形用開口
面11を閉塞する。次いで、各差込み爪片13〜
13を、対応する保持帯14〜14にそれぞれ差
込んで係合させれば、ボツクス本体1が組立てら
れる。
このように本例によれば、上側へのみ開口する
形式のボツクス本体1であつて、その内部におい
てロツクケース9および挾持用舌片16といつた
突部を有するものの成形であつても、その一体化
を図ることができる。したがつて、ボツクス本体
1の製作工程とクリツプ手段としての挾持用舌片
16の形成工程とを同時になすことができるた
め、グローブボツクスGの製作時間の短縮とコス
トの低減を併せて達成することができる。また、
グローブボツクスGに対し通常の小物収納機能に
加え、カード類17のクリツプ機能を付加したた
め、粉失しやすいカード類17を有効に収納させ
ることができ、かつ知覚しやすい特定の収納場所
を設定することができる。
形式のボツクス本体1であつて、その内部におい
てロツクケース9および挾持用舌片16といつた
突部を有するものの成形であつても、その一体化
を図ることができる。したがつて、ボツクス本体
1の製作工程とクリツプ手段としての挾持用舌片
16の形成工程とを同時になすことができるた
め、グローブボツクスGの製作時間の短縮とコス
トの低減を併せて達成することができる。また、
グローブボツクスGに対し通常の小物収納機能に
加え、カード類17のクリツプ機能を付加したた
め、粉失しやすいカード類17を有効に収納させ
ることができ、かつ知覚しやすい特定の収納場所
を設定することができる。
なお、本考案は好適な実施例に関しては図示さ
れ、説明されているが、各種の変化が可能であ
り、必ずしもここに示された形式に限定されるも
のではない。例えば、以下のような変更例が考え
られる。
れ、説明されているが、各種の変化が可能であ
り、必ずしもここに示された形式に限定されるも
のではない。例えば、以下のような変更例が考え
られる。
本例では、グローブボツクスGをボツクス本体
1とカバーパネル3との2部材から形成したが、
これらを一体に成形することも可能である。ま
た、背板8と側板6,6との接合方式は、接着剤
による接着方式あるいは溶着方式等が考えられ
る。さらには、背板8のみを別体に分離構成し、
上記接合方式等により成形用開口面11を閉塞し
てもよい。さらにまた、挾持用舌片16は、複数
個形成することも可能であり、またその設定箇所
は背板8のみに限られない。
1とカバーパネル3との2部材から形成したが、
これらを一体に成形することも可能である。ま
た、背板8と側板6,6との接合方式は、接着剤
による接着方式あるいは溶着方式等が考えられ
る。さらには、背板8のみを別体に分離構成し、
上記接合方式等により成形用開口面11を閉塞し
てもよい。さらにまた、挾持用舌片16は、複数
個形成することも可能であり、またその設定箇所
は背板8のみに限られない。
さて、本考案は、上面側に開口部を有するボツ
クス状に形成されかつインストルメントパネルに
対し開閉回動可能に装着される合成樹脂製のボツ
クス本体は、少なくともその一壁面が成形後にお
いて覆蓋される成形用開口面とされるとともに該
開口面を閉塞する壁面には自らの弾性力にてカー
ド類を挾圧保持しうるクリツプ手段が一体に形成
されることを、その要旨とするものである。
クス状に形成されかつインストルメントパネルに
対し開閉回動可能に装着される合成樹脂製のボツ
クス本体は、少なくともその一壁面が成形後にお
いて覆蓋される成形用開口面とされるとともに該
開口面を閉塞する壁面には自らの弾性力にてカー
ド類を挾圧保持しうるクリツプ手段が一体に形成
されることを、その要旨とするものである。
この構成により、上部側へのみ開口する形式の
ボツクス本体であつても、クリツプ手段をボツク
ス本体側と一体で形成することができる。したが
つて、グローブボツクスの製造効率が高められる
とともにコストの低減を図ることができる。ま
た、クリツプ手段にてカード類を整理よく収納す
ることができる等、グローブボツクスの付加価置
を一層高める考案である。
ボツクス本体であつても、クリツプ手段をボツク
ス本体側と一体で形成することができる。したが
つて、グローブボツクスの製造効率が高められる
とともにコストの低減を図ることができる。ま
た、クリツプ手段にてカード類を整理よく収納す
ることができる等、グローブボツクスの付加価置
を一層高める考案である。
第1図は、従来のグローブボツクスを示す斜視
図、第2図は本例グローブボツクスを示す斜視
図、第3図はボツクス本体の展開状態を示す斜視
図、第4図はボツクス本体の成形を説明するため
の説明図である。 1……ボツクス本体、8……背板、16……挾
持用舌片、G,G′……グローブボツクス。
図、第2図は本例グローブボツクスを示す斜視
図、第3図はボツクス本体の展開状態を示す斜視
図、第4図はボツクス本体の成形を説明するため
の説明図である。 1……ボツクス本体、8……背板、16……挾
持用舌片、G,G′……グローブボツクス。
Claims (1)
- 上面側に開口部を有するボツクス状に形成され
かつインストルメントパネルに対し開閉回動可能
に装着される合成樹脂製のボツクス本体は、少な
くともその一壁面が成形後において覆蓋される成
形用開口面とされるとともに該開口面を閉塞する
壁面には自らの弾性力にてカード類を挾圧保持し
うるクリツプ手段が一体に形成されることを特徴
とする車両用グローブボツクス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2055383U JPS59125441U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 車両用グロ−ブボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2055383U JPS59125441U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 車両用グロ−ブボツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59125441U JPS59125441U (ja) | 1984-08-23 |
JPH0224677Y2 true JPH0224677Y2 (ja) | 1990-07-06 |
Family
ID=30151680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2055383U Granted JPS59125441U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 車両用グロ−ブボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59125441U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5224123B2 (ja) * | 2008-12-09 | 2013-07-03 | スズキ株式会社 | 物品収納ボックス及び物品収納ボックスの取り付け構造 |
-
1983
- 1983-02-14 JP JP2055383U patent/JPS59125441U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59125441U (ja) | 1984-08-23 |
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