JPH06156567A - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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JPH06156567A
JPH06156567A JP4320044A JP32004492A JPH06156567A JP H06156567 A JPH06156567 A JP H06156567A JP 4320044 A JP4320044 A JP 4320044A JP 32004492 A JP32004492 A JP 32004492A JP H06156567 A JPH06156567 A JP H06156567A
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JP
Japan
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lid
floppy disk
ribs
case body
case
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JP4320044A
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Yuji Iwaki
裕次 岩城
Shuichi Kikuchi
修一 菊地
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケース本体部や蓋の内面に設けた対状のリブ
の間にフロッピーディスクを挾んで収納するようになっ
ている収納ケースにおいて、フロッピーディスクを確実
にリブの間に収納保持できるようにする。 【構成】 フロッピーディスクFDを収納する収納ケー
ス1を、ケース本体部2と、蓋部3と、これらケース本
体部2と蓋部3の間にヒンジ部4,5を介して介在され
た背面部6とで構成する。ケース本体部2と蓋部3の内
面にはフロッピーディスクを挾着するための第1,第2
の対状のリブ7,8を設ける。これらリブ7,8のうち
のいずれか一方の上部に、これらリブ7,8の間に挾着
したフロッピーディスクの上面を抑える被収納物上面抑
え用の凸部8bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フロッピーディスク
等の薄板状の被収納物を収納して、持ち運ぶのに便利な
収納ケースに関し、特に、ケース本体部又は蓋部の内面
に確実に被収納物を係合、保持できるようにしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複数枚のフロッピーディスクを収納して
持ち運ぶ場合などに使用する収納ケースとして、図9に
示すようなものが開発されている。
【0003】この収納ケース101は、下蓋としてのケ
ース本体部102と、該ケース本体部102の一側部に
薄肉のヒンジ部103を介して連設された背面部104
と、該背面部104の他側部に薄肉のヒンジ部105を
介して連設された上蓋としての蓋部106とを備えてい
る。
【0004】上記ケース本体部102と蓋部106の内
面には、被収納物としてのフロッピーディスクFDを挾
着するための対状のリブ107,108が設けられてい
る。
【0005】また、上記ケース本体部102には閉止部
材109が設けられていると共に、蓋部106には閉止
部材係合部110が設けられている。
【0006】そして、上記ケース本体部102と蓋部1
06に設けた対状のリブ107,108の間にフロッピ
ーディスクFDを挿入すると、該フロッピーディスクF
Dの一側面と他側面が上記リブ107,108で挾着、
保持される。
【0007】しかるのち、上記ケース本体部102と蓋
部106を重ね合わせた状態にすると、上記閉止部材1
09と閉止部材係合部110が係合して、所謂蓋をした
状態に維持されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の収
納ケース101にあっては、ケース本体部102又は蓋
部106の内面に突設した対状のリブ107,108の
間にフロッピーディスクFDを、ただ単に挟んで保持す
るようになっていたために、次に述べるような問題点が
あった。
【0009】(1)ケース本体部102に対して蓋部1
06を開閉する際に、リブ107,108の間からフロ
ッピーディスクFDが脱落して、フロッピーディスクF
Dを落してしまうことがある。
【0010】(2)持ち運ぶ際などに振動でフロッピー
ディスクFDがリブ107,108の間から外れて、カ
タコトと異音を発生したりする。
【0011】この発明は上記従来の問題点を解決し、ケ
ース本体部や蓋部の内面に確実にフロッピーディスクを
挾着、保持することのできる収納ケースを提供すること
を目的として為されたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、ケース本体
部と、蓋部の少なくともいずれか一方の内面に突設され
ていて、被収納物の一側面と他側面とに、それぞれ弾接
して、該被収納物を挾着、保持する被収納物挾着用のリ
ブを有する収納ケースにおいて、上記対状のリブのいず
れか一方のリブの被収納物側の側面の上端部には、該被
収納物の上面を抑える被収納物上面抑え用の凸部を設け
た。
【0013】
【作用】対状のリブの間にフロッピーディスク等の薄板
状の被収納物を挾着すると、該被収納物の上面は、自づ
と上記リブの上端部に設けた被収納物上面抑え用の凸部
で抑えられる。
【0014】
【実施例】次に、この発明を図1〜図8を参照して説明
する。
【0015】図1において、1は収納ケースである。
【0016】上記収納ケース1は、下蓋としてのケース
本体部2と、該ケース本体部2を開閉する上蓋としての
蓋部3と、上記ケース本体部2と蓋部3との間に介在さ
れていて、上記ケース本体部2に対して蓋部3を開閉可
能にヒンジ部4,5で結合している背面部6と、上記ケ
ース本体部2および蓋部3の内面に突設されていて、被
収納物としてのフロッピーディスクFDの一側面と他側
面とに、それぞれ弾接して、該フロッピーディスクFD
を挾着、保持する被収納物挾着用の対状の第1,第2の
リブ7,8を有している。
【0017】上記ケース本体部2と蓋部3には第1〜第
3の閉止部材11〜13と閉止部材係合部14〜16が
設けられていて、ケース本体部2に蓋部3を重ね合わせ
た状態にすると、上記第1〜第3の閉止部材11〜13
と閉止部材係合部14〜16が係合して、ケース本体部
2と蓋部3は閉じられた状態に維持される。
【0018】上記ケース本体部2は、被収納物としての
フロッピーディスクの大きさに見合う大きさの四角形状
に形成された底面板21と、該底面板21の内面の開閉
端側に立設された開閉端側の側壁22と、該開閉端側の
側壁22を挟むようにして上記底面板21の内面の左右
両側に立設された左右の側壁23,24とからなってい
て、これら側壁22〜24内に被収納物としてのフロッ
ピーディスクFDを収納できるようになっている。
【0019】そして、上記側壁22〜24内にフロッピ
ーディスクFDを収納すると、該フロッピーディスクF
Dの一側面と他側面は、上記底面板21上に立設された
上記対状の第1,第2のリブ7,8で挾着されて、底面
板21上に保持されるようになっている。
【0020】蓋部3は、上記ケース本体部2と同様に、
被収納物としてのフロッピーディスクFDの大きさに見
合う大きさの四角形状に形成された底面板31と、該底
面板31の内面の開閉端側に立設された開閉端側の側壁
32と、該開閉端側の側壁32を挟むようにして、上記
底面板31の内面の左右両側に立設された左右の側壁3
3,34とからなっていて、これら側壁32〜34内に
被収納物としてのフロッピーディスクFDを収納できる
ようになっている。
【0021】そして、上記側壁32〜34内にフロッピ
ーディスクFDを収納すると、該フロッピーディスクF
Dの一側面と他側面は、上記底面板31上に立設された
上記対状の第1,第2のリブ7,8で挾着されて、底面
板31上に保持されるようになっている。
【0022】また、背面部6は薄肉のヒンジ部4,5を
介して、上記ケース本体部2と蓋部3の間に介在されて
いる。
【0023】上記背面部6の内面には、フロッピーディ
スクFDを挾着、支持する一対のフロッピーディスク挾
着用の突状35,36が設けられている。
【0024】そして、上記ケース本体部2と蓋部3およ
び背面部6に、それぞれフロッピーディスクFDを収納
して、ケース本体部2と蓋部3を閉じると、こけらケー
ス本体部2の側壁22〜23と、蓋部3の側壁32〜3
4の先端面が重なり合って、ケース本体部2と蓋部3は
密閉された状態になると共に、上記第1〜第3の閉止部
材11〜13が第1〜第3の閉止部材係合部14〜16
に係合して、ケース本体部2と蓋部3は閉じられた状態
に維持されるようになっている。
【0025】上記第1の閉止部材11は、ケース本体部
2の開閉端側の側壁22の内面の中央部に所定の幅の舌
片11aを突設すると共に、該舌片11aの先端に係合
突起11bを設けることにより形成されている。
【0026】また、上記第1の閉止部材係合部14は、
蓋部3の開閉端側の側壁32の中央部に上記舌片11a
よりもやや広目の幅の切欠部14を設けると共に、該切
欠部14aの内面に被係合突起14bを設けることによ
り形成されている。
【0027】そして、上記ケース本体部2と蓋部3を重
ね合わせた状態にすると、上記舌片11aが切欠部14
aに嵌まり込んで、係合突起11bと被係合突起14b
が互いに係合して、ケース本体部2と蓋部3の中央部を
ロックした状態に維持するようになっている。
【0028】また、第2,第3の閉止部材12,13
は、ケース本体部2の開閉端側の側壁22の両側部、つ
まり左右の側壁23,24とのコーナー部の内面に、そ
れぞれ舌片12a,13aを突設し、これら舌片12
a,13aの側壁23,24側の側面の先端に係合突起
12b,13bを設けることにより形成されている。
【0029】上記舌片12a,13aの一端部には、上
記開閉端側の側壁22に沿わせた状態で上記ヒンジ部
4,5に対して略平行な補強用のリブ12c,13cが
設けられている。
【0030】また、第2,第3の閉止部材係合部15,
16は、蓋部3の左右の側壁33,34の開閉端側の側
壁32側の端部に、被係合突起を設けることにより形成
されている。
【0031】そして、上記ケース本体部2と蓋部3を重
ね合わせた状態にすると、上記係合突起12b,13b
と、被係合突起としての閉止部材係合部14,15が、
それぞれ係合して、ケース本体部2と蓋部3の左右の両
側部をロックする。
【0032】そして、上記補強用のリブ12c,13c
で舌片12a,13aのヒンジ部4,5の長さ方向への
倒れを防止し、第2,第3の閉止部材12,13と閉止
部材係合部15,16の係合状態を維持するようになっ
ている。
【0033】上記対状の第1,第2のリブ7,8は、側
壁23,24側に、それぞれ一対づつ合計2対、形成さ
れている。
【0034】第1のリブ7は、ヒンジ部4の近傍に、該
ヒンジ部4と略平行に設けられた起立壁7aと、該起立
壁7aと、該起立壁7aの一側面(リブ8と対向する
面)の中央部に設けられた被収納物挾着用の凸部7bと
からなっている。
【0035】また、第2のリブ8は、開閉端側の側壁2
2の近傍に、該側壁22と略平行に設けられた起立壁8
aと、該起立壁8aの一側面(リブ7と対向する面)の
第1のリブ7側に突出させた状態に設けられていて、被
収納物としてのフロッピーディスクFDの上面を抑える
被収納物上面抑え用の凸部8bとからなっている。
【0036】そして、上記第1のリブ7,7と、第2の
リブ8,8の間に被収納物としてのフロッピーディスク
FDを挿入すると、該フロッピーディスクFDは、その
一側面と他側面を、これら第1のリブ7,7と、第2の
リブ8,8で挟まれると共に、第2のリブ8,8の起立
壁8a,8aの上部に設けた被収納物上面抑え用の凸部
8bで、その上面を抑えられるようになっている。
【0037】なお、上記収納ケース1はポリエチレンや
ポリスチレン等のプラスチックで一体に形成されてい
る。
【0038】実施例の収納ケース1は以上のような構成
であるから、ケース本体部2と蓋部3の対状の第1,第
2のリブ7,8間に、それぞれ被収納物としてのフロッ
ピーディスクFDを圧挿入すれば、フロッピーディスク
FDの一側面と他側面は上記第1,第2のリブ7,8で
挾着されると共に、上記第2のリブ8の起立壁8aの上
部に設けた被収納物上面抑え用の凸部8bにより上面を
抑えられて、フロッピーディスクFDはケース本体部2
と蓋部3の内面側にしっかりと収納された状態になる。
【0039】また、背面部6の内面に設けた一対のフロ
ッピーディスク挾着用の突条38,39の間にもフロッ
ピーディスクFDを挾着する。
【0040】上述のようにして、ケース本体部2と蓋部
3および背面部6に、それぞれフロッピーディスクFD
を収納したのち、ケース本体部2に対して蓋部3を閉じ
た状態にすると、これらケース本体部2と蓋部3に設け
た第1〜第3の閉止部材11〜13と閉止部材係合部1
4〜16が互いに係合して、収納ケース1は密閉した状
態に維持される。
【0041】また、第1〜第3の閉止部材11〜13と
閉止部材係合部14〜16の係合を外すと、所謂蓋が開
かれた状態になるが、上述したようにケース本体部2お
よび蓋部3に収納されているフロッピーディスクFD
は、その上面を被収納物上面抑え用の凸部8bで抑えら
れているので、ケース本体部2や蓋部3から脱落するこ
とはない。
【0042】そして、図7に示したように上記ケース本
体部2や蓋3を反らせた状態にすると、フロッピーディ
スクFDはヒンジ部4側に設けたリブ7から抜け出て容
易にケース本体部2や蓋部3から取出すことができるよ
うになるのである。
【0043】なお、図面に示す実施例ではヒンジ部4側
のリブ8に被収納物上面抑え用の凸部8bを設けた場合
を示したが、他方のリブ7側に被収納物上面抑え用の凸
部を設けてもよい。
【0044】また、被収納物上面抑え用の凸部8bは図
8に示したように傾斜状に形成してもよい。
【0045】
【発明の効果】この発明の収納ケースには次に述べるよ
うな効果がある。
【0046】(1)被収納物の上面を被収納物上面抑え
用の凸部で抑えるので、ケース本体部に対して蓋部を開
閉する際でも、これらケース本体部や蓋部から被収納物
が脱落するのを防止することができる。
【0047】(2)被収納物の上面を被収納物上面抑え
用の凸部で抑えるので、持ち運び等の際にも、被収納物
がリブの間から外れてカタコトと音を発声したりするの
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図。
【図2】展開図。
【図3】第1のリブの平面図。
【図4】第1のリブの側面図。
【図5】第2のリブの平面図。
【図6】第2のリブの側面図。
【図7】フロッピーディスクの取出し状態の斜視図。
【図8】他の実施例の側面図。
【図9】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1…収納ケース 2…ケース本体部 3…蓋部 4,5…ヒンジ部 6…背面部 7…被収納物挾着用の第1のリブ 8…被収納物挾着用の第2のリブ 8b…被収納物上面抑え用の凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体部と、該ケース本体部を開閉
    する蓋部と、上記ケース本体部と蓋部との間に介在され
    ていて、ケース本体部に対して蓋部を開閉可能にヒンジ
    部で結合している背面部と、上記ケース本体部又は蓋部
    の少なくともいずれか一方の内面に突設されていて、被
    収納物の一側面と他側面とに、それぞれ弾接して、該被
    収納物を挾着、保持する被収納物挾着用のリブを有する
    収納ケースにおいて、 上記対状のリブのいずれか一方のリブの被収納物側の側
    面には、該被収納物の上面を抑える被収納物上面抑え用
    の凸部を設けたことを特徴とする収納ケース。
JP32004492A 1992-11-30 1992-11-30 収納ケース Expired - Lifetime JP3568212B2 (ja)

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JP32004492A JP3568212B2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 収納ケース
SG1996008346A SG50672A1 (en) 1992-11-30 1993-11-26 Storage case
GB9324330A GB2272889B (en) 1992-11-30 1993-11-26 Storage case
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TW082110133A TW318817B (ja) 1992-11-30 1993-11-29
US08/158,469 US5531322A (en) 1992-11-30 1993-11-29 Storage case
CN93121603A CN1045420C (zh) 1992-11-30 1993-11-30 储存箱
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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