JPS6193078A - 磁気デイスクその他の磁性体用保管箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、磁気ディスク、磁気カードのような磁性体を
保管するための箱に関する。一般にこれらの磁性体は、
ディスク読取装置やり−１プロセツサ付タイプライタ等
のようなメモリー制御手段内で用いられている。

こ従来の技術〕 これらの磁性体を保管する箱は、磁気データを破壊する
おそれのあるほこりや他の外的要因から保護できるよう
に緊密でなければならない。またこの箱は、磁性体の多
くが内部に収納された状態で開けられた時に操作者がそ
の全てを知覚できるように、十分な確認性と選別性を磁
性体に提供できるように設計されなければならない。加
えて、この箱はできるだけ低価格に作られなければなら
ない。

フランス特許第２４９８３５７号には、磁気ディスクを
保管するための箱が示されでいる。この箱は、底部と側
壁と正面部とで構成される本体を・備えている。さらに
この箱は、Ｆ側部分と側壁と背部とこれらの間に磁気デ
ィスク用の容器を形成するブラケット手段とて構成され
る蓋を備えており、前記ブラケット手段は上部・側部・
中間部に接近用隙間を提供するためのノツチが設けられ
ている。本体と蓋はプラスチック成形され、蓋の背部が
モールド内に作られた連続ヒンゾを介して本体の底部に
連結されることにより一体形の組立体を形成している。

さらに前記ブラ’ｒ　７１手段はノツチ内に係合する突
起片を介して蓋の側部に同定され、前記蓋の側部は蓋が
開くのを制限しかつその位置に動かなくするための手段
を介して本体の側部に連結されている。箱が開いた時は
、本体の底部が机の上に着座し、蓋は前方へと傾斜して
このとき磁気ディスクが乗っているブラケット手段と蓋
とで形成される容器に接近を許すようになっている。

この箱の欠点は、磁気ディスクの確認性と選別性があま
り容易でないことにあり、使用者は必要としない磁気デ
ィスクまで全部取り出して再び収納するという傾向にお
ちいる。このことは時間を浪費するのみならず磁気ディ
スクを破損する危険を伴い、さらに周囲に不必要ないら
だちを起こさせる。加えてこの箱は、蓋の上部と背部と
の間の連ｖＦ、ヒンジにより概ね平坦に成形することも
可能ではあるが、ブラケット手段があるために比較的高
価なものとなる。

フランス特許第２４５６６７１号には磁気カセフトを収
納する箱が示されている。この箱は、底部と側壁と背部
と後側上部とで構成され、これら全部が磁気ディスクの
収納容器を形成するようになった本体を備えている。こ
の箱は基らに前側−上部と側壁と正面部とで構成される
蓋を備えている。

本体と蓋はプラスチック成形されて一緒に結合され一体
形の組立体を形成しているが、本体の後側上部と蓋の前
側上部とが成形された連続しンジで一諸に結合されてい
ることから見て開放可能と思われる。

しかしながらこの箱には、蓋の開き具合を定めたり蓋を
傾れさせた状態に保つための手段は設けられていないか
ら、磁気ディスクが中にある時にそれらを読んだり触っ
たりすることができず、選別のために取り出すこともで
きない。１つの注目点はこの箱は前述した例よりも安価
に作れることである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、前述した２つの従来例の箱の欠点を克
服し、利点を取入れると共に、他の利点を追加すること
にある。従って、前述した例で好適に選定された手段は
そのまま取入れ、新規な手段と一緒に組み合わせること
になる。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明による箱は前述したフランス特許第２４５６６７
１号と類似の構造を備えている。すなわち、底部と側壁
と後側上部とで構成され磁気ディスク受入用の容器を形
成する本体と、前側上部と側壁と正面部とで構成される
蓋とを備え、前記後側上部と前記前側上部とは連続した
一体形ヒンジにより一緒に連結され、前記本体のイ１１
す壁と前記蓋の１！！ｌｌ壁とは相互に重なり合う関係
になっている。

前記箱はさらに、フランス特許第２４９８３５７号と同
様に、蓋を本体上に着座させることにより蓋を開いた位
置に保つ手段を有している。この開放位置において、蓋
は前記底部に垂直でかつ前記ヒンジを横切る平面に対し
後方へと傾斜し、このため前記位置において箱がその本
体の背部の端縁とこれと対向する蓋の上部の端縁とによ
って支持台上に着座しているときは、前記容器上に収容
された磁気ディスクもまた後方へと傾斜するようになっ
ている。

本発明の特に有利な実施例によれば、前記蓋を開放位置
に保つための前記手段は蓋の片側又は本体の片側上に突
出する少なくとも１つのピンで構成され、このピンは前
記片側と対をなす側に設けられた孔と協働するように構
成され、蓋の１つの側には前記ロック要素の１つすなわ
ちピン又は孔を提供するために前記ヒンジを越えて後方
へと延長する部分が設けられ、同様に本体の対をなす側
にはヒンジの前方に他方のロック要素が設けられており
、このためヒンジと蓋側の延長部のロック要素とを横切
る仮想の線は、蓋の前側上部との間に鈍角（Ａ）を形成
しており、この鈍角はヒンジと本体側上のロック要素と
を横切る仮想の線により形成される鋭角（Ｂ）を差し引
くと蓋の前記（Ｌｉ斜（Ｃ）に対応するようになってい
る６さらに、前記箱が閉しているときにピンと協働する
孔の端縁は、蓋が枢動して開いているときに前記ピンを
ロックするための傾斜板路を供給するようになっている
。

本発明は、添付図面を参１！Ｌした以下の記載によって
さらに容易に理解されよう。第１図は本発明による箱を
開放した展示位置で示す斜視図、第２図は第１図の線■
−■に沿う前後方向断面図、第３図は第１図の綿Ｉ−Ｉ
ＩＩに沿う蓋を閉した状態の部分断面図、第４図は第１
図の箱を７５／Ｉ鎮位置にロックした状態の側面図、第
５図は箱を組立てる前の一体成形した状態を表す第１図
に類似の斜視図である。

・こ実施例〕 各図に示すように、本発明による籍は、底部２、側壁３
，４、背部５及び後側上部６で構成される本体１を備え
ている。箱が閉じられて支持台上に平坦に置かれた時は
、箱はその上側部分１９　（第４図）又はその底部２に
よって支持台上に着座する。

前記要素２及至６は全てプラスチック材料製で、第５図
から理解されるように概ね平坦なモールドにより成形さ
れる。これらは相互に堅固に結合されて磁気ディスクを
収納するための容器７を形成する。これにより背部５と
底部２とは、連続するヒンジ８によりピボット式に相互
連結される。ヒンジ８は実際には壁部の一部を頂く凹ま
せて作られている。さらに、前記背部５と後側上部６と
はモールド成形されたアングルブラケット９，１０によ
り堅固に結合されている。前記ブラケットには、側壁３
．４内に設けられたスロノ）１３．１４と協働するよう
に配置された内側に突出するロック用歯１１．１２か設
けられており、これらの組合わせにより、背部５が連続
ヒンジ８のまわりを枢動して底部２と垂直方向に動いた
時は前記アングルブラケット９．１０が側壁３．４に当
接して組み立てられるようになっている。この位置は実
質的には三角形のストッパ１５で設定され、組立体は前
述の枢動運動中に側壁３゜４内へと係合するリブ１６．
１７によってロックされ、アングルブラケ・ノド９．Ｉ
Ｏは外側に位置している。歯１１．１２及びスロット１
．３．１４を介しての組立ては、関連する部材３．４．
９．１０　（第３図）の弾性変形により達成される。

本体１は概ね平坦にモールド成形されるが（第５図）、
組立てられた後は一体形ブロックで堅固なものとなる。

組立体は、磁気ディスクその池の磁性体を受入れそれら
を積載順に保管するようＧ二設計された容器を構成する
。

第１図、第５図によれば、箱はさらに前側上部１９、側
壁２０．．２１及び正面部２２で構成されるＭ２Ｓを備
えている。前記要素１９及至２２は本体に用いられたの
と同しプラスチック材料製であり、本体を作るのと同し
モールド成形（第５図）で概ね平坦にモールド成形され
る。

蓋１８は連続ヒンジ２３を介して本体】にピボット式に
連結される。ヒンジ２３は実際にはＬ側部分６，１９を
頂く凹ませて作られている。

爾が閉じた状態（第４図）では、蓋１８の側壁２０．２
１は外側に突出して本体１の側壁３，４に当接しており
、同様に蓋の正面部２２は出っ張り２４の上方へとかぶ
さり、本体１の底部２と側壁３，４を結合している。か
くして閉鎖位置において、箱はシールされ内部の磁気デ
ィスクをほこりその他の外部物質から十分に保、護する
ことができる。また、箱が閉じた時に側壁３，４及び２
０゜２１上に完全な接触保持を保つために、前側上部１
９には側壁２０．２１の内側へと突出するリブ２、）、
２６が設けてあり、本体の側壁３．４は前記要素２０と
２５．２１と２６の上方へと係合するように構成されて
いる。

第１図、さらに詳しくは第２図、第４図に示すように、
側壁２０．２１は連続ヒンジ２３を越えて延びており、
箱が閉した時にそれぞれアンクルフラケソ）９．１０内
に挿入可能な延長部２７゜２８を形成している。かくし
て前記延長部の上部端縁２９．３０は破断されて鈍角を
形成し、それらの下部端縁３１，３２はヒンジ２３を中
心とした円弧状に作られ、前記端縁２９と３１．３０と
３２は、箱が閉じた時にヒンジ２３よりも後方かつ下方
へと前進する尖端３３．３４を形成している。

箱を閉鎖位置にロックする手段は、前記尖端３３．３４
の各々に取り付けられている。図示の例では、蓋の尖端
３３に対しては内側に突出してかつ本体１の側壁３に設
けられた孔３６と協働するように作られたピン３５が用
意され、蓋の尖端３４に対しては内側に突出しかつ本体
ｌの側′４４に設けられた孔３８と協働するように作ら
れたピン３７が用意されている。

第１図、第２図に示すような位置で箱の開き具合を設定
するために同様のロック手段を設けることも可能である
。第４図に示すような上部１９（又は底部２）によって
着座するのではなく、背部５の端縁とこれと対向する蓋
１８側の上部１９の端縁とで支持台上に箱が着座した位
置では、蓋１８は後方に傾斜し底部２に垂直でかつヒン
ジ２３を横切る平面Ｐに対して傾斜しており、底部２は
閉鎖位置におけると同様に支持台上に静止していると考
えることができる。蓋１日の前側上部１９は、本体ｌの
底部２（又はこれと平行な側壁３゜４の上端ｉｆ＆　＞
　との間に鈍角Ｃを形成する。かくして、容器２及至６
内に収容された磁気ディスクは蓋の上部１９に向かって
転倒し、後方へと傾斜して１つ１つを点検することが容
易になるうこのときピン３５．３７は、本体１の側壁３
゜４に設けられた孔３９．４０と協働する。これらの孔
は連結ヒンジ２３より前方にあり前記側壁の上端縁付近
に設けられている。

孔３６．３９（第４図）は完全に対応するように位置決
めされていることに注意されたい。これらはヒンジ２３
から等距離ですなわちヒンジ２３を中心とじた円４１の
円弧上にあり、さらに極手径４２．４３で形成される角
変は蓋１８の開き角Ｃに正確に等しい。換言すれば、閉
した蓋の上部１９に対す°る極手径４２の角度Ａと、同
じ上部１９に対する極手径４３の角度Ｂとの差は、開き
角Ｃに等しい。

Ｍ１Ｓを開放位置から解除するためには、尖端３３．３
４を手で曲げて弾性変形させることによりピン３５．３
７を開放させればよい。

Ｗ２Ｂが閉じている時にこれを解除するためには、蓋を
前方に押しやって本体ｌから取り外せばよい。実際、孔
３６　（第４図）と孔３８　（第２図）はそれぞれ傾斜
した坂路４４．４５を介し、て本体ｌの側９３．４の外
側−１と露出しており、坂路４４．４５は蓋を開く際に
ピン３５．３７がｉの遇する円形通路４１に対し接線方
向に延びている、この傾斜した坂路４４．４５は、蓋が
強制的に開けらＪ’Ｌる時に前記ピンを自動的に開°放
し解除する作用を行う。

ピン３５．３７は本体１の側壁３．４の外側トの突起と
して形成することもでき、各ピンは突出した側壁２０．
２７及び２１．２８内に設けられた２つの孔と協働する
ようになる。これらの孔はヒンジ２３から角度方向に離
れて両者の間に角度Ｃをｔすように配置される。

実施例がどのように選定されても、ロック用のピンを開
放位置に設けるか、閉鎖位置に設けるかということは本
発明にとって重要ではないことを理解されたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による箱を開放した展示位置で示す斜視
図、第２図は第１図の線■−■に沿う前後方向断面図、
第３図は第１図の線Ｉ［１−１１１に沿う蓋を閉じた状
態の部分断面図、第４図は第１図の箱を閉鎖位置にロッ
クした状態の側面図、第５図は箱を組立てる前の一体成
形した状態を表す第１図に類似の斜視図である。 図面における主要な？、Ｔ号の説明 １：本体、　２：底部、　３．４：側壁、５：背部、　
６：後側ト部、　７：容器、８：ヒンジ、　　１８：蓋
、　　１９：前側Ｆ部、２０．２１：側壁、　２２：正
面部、 ２３：ヒンジ、　２７．２８：延長部、３５．３１：ピ
ン、　３６．３８：孔、３９．４０：孔。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気ディスクその他の磁性体を保管・展示・選別
   するための箱であって、底部と側壁と背部と後側上部と
   で構成され磁気ディスク受入用の容器を形成する本体と
   、前側上部と側壁と正面部とで構成される蓋とを備え、
   前記後側上部と前記前側上部とは連続した一体形ヒンジ
   により一緒に連結され、前記本体の側壁と前記蓋の側壁
   とは相互に重なり合う関係になっており、 前記籍はさらに蓋を本体上に着座させることにより蓋を
   開いた位置に保つ手段を有し、前記開放位置において蓋
   は後方に傾斜し前記底部に垂直でかつ前記ヒンジを横切
   る平面に対し鈍角をなすようになっており、このため前
   記位置において箱がその本体の背部の端縁とこれと対向
   する蓋の上部の端縁とによって支持台上に着座している
   ときは、前記容器内に収容された磁気ディスクも同様に
   後方に傾斜するようになっていることを特徴とする磁気
   ディスクその他の磁性体用保管箱。
2. （２）前記蓋を開放位置に保つための前記手段は蓋の片
   側又は本体の片側上に突出する少なくとも１つのピンで
   構成され、このピンは前記片側と対をなす側に設けられ
   た孔と協働するように構成され、蓋の１つの側には前記
   ロック要素の１つすなわちピン又は孔を提供するために
   前記ヒンジを越えて後方へと延長する部分が設けられ、
   同様に本体の対をなす測にはヒンジの前方に他方のロッ
   ク要素が設けられており、このためヒンジと蓋側の延長
   部のロック要素とを横切る仮想の線は、蓋の前側上部と
   の間に鈍角を形成しており、この鈍角はヒンジと本体側
   上のロック要素とを横切る仮想の線により形成される鋭
   角を差し引くと蓋の前記傾斜に対応するようになってい
   る特許請求の範囲第１項記載の保管箱。
3. （３）前記箱が閉じているときにピンと協働する孔の端
   縁は、蓋が枢動して開いているときに前記ピンをロック
   するための傾斜板路を供給するようになっている特許請
   求の範囲第２項記載の保管箱。