JPH0440492Y2 - - Google Patents

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JPH0440492Y2
JPH0440492Y2 JP1988004894U JP489488U JPH0440492Y2 JP H0440492 Y2 JPH0440492 Y2 JP H0440492Y2 JP 1988004894 U JP1988004894 U JP 1988004894U JP 489488 U JP489488 U JP 489488U JP H0440492 Y2 JPH0440492 Y2 JP H0440492Y2
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protrusion
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edge
engagement
plate
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JP1988004894U
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JPH01110618U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (従来の技術) 従来、例えば袋体の側面の上縁部およびそのや
や下方の内側面に平行して二条のピアノ線を横架
せしめ該体の一側面に該線の中間の左右対照位置
に着脱具を装着し、基部を袋体の側面に取付けた
冠せ板の先端縁部に横架内装せしめた平バネのご
とき弾発性、復元性のある資材の両先端部を該着
脱具に係合せしめ着脱するようにした鞄、袋物の
口部開閉装置は実公昭39−6012号公報などによつ
て公知となつている。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、この構成のものは冠せ板の先端部
を袋体の前面に係止する機能として冠せ蓋の先端
縁にこれとは別体の平ばね部材を取付けたり、袋
体前面の両側にこの平ばね部材の両端を係合させ
る袋体とはこれ亦別体の着脱具を取付けるなどの
複雑な構造と面倒な工程を必要とするなどの問題
点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は僅かの弾性を備えたプラスチツクを以
て構成された一対の半分蓋版8,8′を備えこれ
等両半分蓋版8,8′の基端縁を容器本体の開口
縁に擺動自在に止着され且つ同両半分蓋版8,
8′の先端縁部を閉止時に僅かに重り合うように
された容器に於て、上側半分蓋版8の下辺縁に小
舌状突出部12を一体に突設しこの突出部12に
U字状の切線13を設け且つ当該切線13に囲繞
された弾性個所14に係合突起15および指当突
部16を一体に突設することによつて上側半分蓋
版8の下辺縁に挿込部17を形成し、また下側半
分蓋版8′の上辺縁部の外面に箱型の受部18を
一体に突設し且つ同受部18の天面の内側に係合
凹部19を設け、この受部18に前記挿込部17
を押し込んだ時に係合突起15が係合凹部19に
係止して上下両側半分蓋版8,8′を閉止状態に
維持し、またこの維持状態に於て指当突部16を
押圧した時に係合突起15が係合凹部19より外
れた状態となるようにしたことを特徴とする容器
を提供することによつてこのような問題点を解決
しようとするものである。
(実施例) 図に示す実施例は底面版1の後辺縁に後面版2
を、同後面版2の左右両辺縁に左面版3および右
面版4を、これ等各左右両面版3,4の外辺縁お
よび上下両辺縁に外側耳版5および上下両側耳版
6,6′を、前記後面版2の上辺縁に天面版7を、
同天面版7および前記底面版1の前辺縁に閉止時
に僅かに重り合う上側半分蓋版8および下側半分
蓋版8′を夫々折曲自在線部9を介して一体に連
設された容器構成部材10を僅かの弾性を有する
硬質合成樹脂材料を以て構成すると共に前記左右
両面版3,4に連設された外側耳版5の外面と前
記下側半分蓋版8′の上側両隅部の内面に相互に
係合する雌雄ホツク11,11′を一体に設け、
更に上側半分蓋版8の下辺縁に小舌状突出部12
を一体に突設しこの突出部12にU字状の切線1
3を設け且つ当該切線13に囲繞された弾性個所
14に係合突起15および指当突部16を一体に
突設することによつて上側半分蓋版8の下辺縁に
挿込部17を形成し、また下側半分蓋版8′の上
辺縁部の外面に箱型の受部18を一体に突設し且
つ同受部18の天面の内側に係合凹部19を設
け、この受部18に前記挿込部17を押し込んだ
時に係合突起15が係合凹部19に係止して上下
両側半分蓋版8,8′を閉止状態に維持し、また
この維持状態に於て指当突部16を押圧した時に
係合突起15が係合凹部19より外れた状態とな
るようにしたものである。
尚、図中20は爪掛突起、21は弾性個所14
の逃げ用孔、22は僅かの弾性を備えた硬質合成
樹脂材料を以て成形された提手、23,23′は
同提手23の両端に一体に設けられた閂条抜止
部、24,24′は提手取付孔を示す。
(考案の作用効果) 本考案は叙上のように僅かの弾性を備えたプラ
スチツクを以て構成された一対の半分蓋版8,
8′を備えこれ等両半分蓋版8,8′の基端縁を容
器本体の開口縁に擺動自在に止着され且つ同両半
分蓋版8,8′の先端縁部を閉止時に僅かに重り
合うようにされた容器に於て、一方の半分蓋版8
の先端縁に挿込部17を、また他方半分蓋版8′
の先端縁部にこの挿込部17を係合自在とした受
部18を夫々容器構成部材10の成形時にこの容
器構成部材10と一体に成形するようにしたので
一方の半分蓋版8と他方の半分蓋版8′の係合の
ために冠せ蓋の先端縁にこれとは別体の平ばね部
材を取付けたり、袋体前面の両側にこの平ばね部
材の両端を係合させる袋体とはこれ亦別体の着脱
具を取付けるなどの複雑な構成と面倒な工程を必
要としないのみならず本考案における前記の係合
機能は上側半分蓋版8の下辺縁に小舌状突出部1
2を一体に突設しこの突出部12にU字状の切線
13を設け且つ当該切線13に囲繞された弾性個
所14に係合突起15および指当突部16を一体
に突設することによつて上側半分蓋版8の下辺縁
に挿込部17を形成し、また下側半分蓋版8′の
上辺縁部の外面に箱型の受部18を一体に突設し
且つ同受部18の天面の内側に係合凹部19を設
け、この受部18に前記挿込部17を押し込んだ
時に係合突起15が係合凹部19に係止して上下
両側半分蓋版8,8′を閉止状態に維持し、また
この維持状態に於て指当突部16を押圧した時に
係合突起15が係合凹部19より外れた状態とな
るようにしたので、機能性に優れ挿込部12と受
部18との係合も確実であるなどの利点をも併せ
有するものであつて、本考案はこれらによつて、
本考案はこれらによつて前記の問題点を充分に解
決することができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案容器の実施例を示すものであつて、
第1図は全体を示す斜視図、第2図は第1図A−
A線に沿う断面図、第3図は開蓋状態で示す斜視
図、第4図は第3図A′−A′線に沿う断面図、第
5図は容器構成部材の展開斜視図である。 1……底面版、2……後面版、3……左面版、
4……右面版、5……外側耳版、6,6′……上
下両側耳版、7……天面版、8……上側半分蓋
版、8′……下側半分蓋版、9……折曲自在線部、
10……容器構成部材、11,11′……雌雄ホ
ツク、12……突出部、13……切線、14……
弾性個所、15……係合突起、16……指当突
部、17……挿込部、18……受部、19……係
合凹部、20……爪掛突起、21……逃げ用孔、
22……提手、23,23′……抜止部、24,
24′……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 僅かの弾性を備えたプラスチツクを以て構成さ
    れた一対の半分蓋版8,8′を備えこれ等両半分
    蓋版8,8′の基端縁を容器本体の開口縁に擺動
    自在に止着され且つ同両半分蓋版8,8′の先端
    縁部を閉止時に僅かに重り合うようにされた容器
    に於て、上側半分蓋版8の下辺縁に小舌状突出部
    12を一体に突設しこの突出部12にU字状の切
    線13を設け且つ当該切線13に囲繞された弾性
    個所14に係合突起15および指当突部16を一
    体に突設することによつて上側半分蓋版8の下辺
    縁に挿込部17を形成し、また下側半分蓋版8′
    の上辺縁部の外面に箱型の受部18を一体に突設
    し且つ同受部18の天面の内側に係合凹部19を
    設け、この受部18に前記挿込部17を押し込ん
    だ時に係合突起15が係合凹部19に係止して上
    下両側半分蓋版8,8′を閉止状態に維持し、ま
    たこの維持状態に於て指当突部16を押圧した時
    に係合突起15が係合凹部19より外れた状態と
    なるようにしたことを特徴とする容器。
JP1988004894U 1988-01-19 1988-01-19 Expired JPH0440492Y2 (ja)

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JP1988004894U JPH0440492Y2 (ja) 1988-01-19 1988-01-19

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JP1988004894U JPH0440492Y2 (ja) 1988-01-19 1988-01-19

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JPH01110618U JPH01110618U (ja) 1989-07-26
JPH0440492Y2 true JPH0440492Y2 (ja) 1992-09-22

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ID=31207804

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JP1988004894U Expired JPH0440492Y2 (ja) 1988-01-19 1988-01-19

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US20090022430A1 (en) * 2008-09-02 2009-01-22 Peel Plastic Products Ltd. Bag with handle and method of manufacture thereof

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JPH01110618U (ja) 1989-07-26

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