JPH09278048A - 合成樹脂製蓋付容器 - Google Patents
合成樹脂製蓋付容器Info
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- JPH09278048A JPH09278048A JP8088360A JP8836096A JPH09278048A JP H09278048 A JPH09278048 A JP H09278048A JP 8088360 A JP8088360 A JP 8088360A JP 8836096 A JP8836096 A JP 8836096A JP H09278048 A JPH09278048 A JP H09278048A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 合成樹脂製蓋を合成樹脂製本体に固定でき、
構造簡単であって安価に製作できる合成樹脂製蓋付容器
を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製蓋1と合成樹脂製本体2とか
らなる合成樹脂製蓋付容器において、合成樹脂製蓋1に
は凹欠部13が設けられ、凹欠部13の入口には係止突
起14が設けられ、合成樹脂製本体2には合成樹脂製蓋
1の凹欠部13に挿入され得る凸部23が設けられ、合
成樹脂製本体1の開口部に合成樹脂製蓋1が閉じられた
ときは合成樹脂製本体2の凸部23が合成樹脂製蓋1の
凹欠部13に挿入されると共に合成樹脂製蓋1の凹欠部
13の入口部の係止突起14が合成樹脂製本体2の凸部
23に係止される。
構造簡単であって安価に製作できる合成樹脂製蓋付容器
を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製蓋1と合成樹脂製本体2とか
らなる合成樹脂製蓋付容器において、合成樹脂製蓋1に
は凹欠部13が設けられ、凹欠部13の入口には係止突
起14が設けられ、合成樹脂製本体2には合成樹脂製蓋
1の凹欠部13に挿入され得る凸部23が設けられ、合
成樹脂製本体1の開口部に合成樹脂製蓋1が閉じられた
ときは合成樹脂製本体2の凸部23が合成樹脂製蓋1の
凹欠部13に挿入されると共に合成樹脂製蓋1の凹欠部
13の入口部の係止突起14が合成樹脂製本体2の凸部
23に係止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみ容器等に使用
して好適な合成樹脂製蓋付容器に関する。
して好適な合成樹脂製蓋付容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開昭56−17010
7号公報や実開平4−105005号公報等に記載され
ているように、合成樹脂製蓋と合成樹脂製本体とからな
る合成樹脂製蓋付容器が知られている。
7号公報や実開平4−105005号公報等に記載され
ているように、合成樹脂製蓋と合成樹脂製本体とからな
る合成樹脂製蓋付容器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
実開昭56−170107号公報記載の合成樹脂製蓋と
合成樹脂製本体とからなる合成樹脂製蓋付容器において
は、合成樹脂製蓋は合成樹脂製本体の開口縁部に嵌合さ
れているだけであり、合成樹脂製蓋を合成樹脂製本体の
開口縁部に固定する手段が一切講じられていないため
に、合成樹脂製蓋付容器が転倒した場合等には合成樹脂
製蓋が合成樹脂製本体から外れ、合成樹脂製本体内のゴ
ミ等が散乱する恐れがある。
実開昭56−170107号公報記載の合成樹脂製蓋と
合成樹脂製本体とからなる合成樹脂製蓋付容器において
は、合成樹脂製蓋は合成樹脂製本体の開口縁部に嵌合さ
れているだけであり、合成樹脂製蓋を合成樹脂製本体の
開口縁部に固定する手段が一切講じられていないため
に、合成樹脂製蓋付容器が転倒した場合等には合成樹脂
製蓋が合成樹脂製本体から外れ、合成樹脂製本体内のゴ
ミ等が散乱する恐れがある。
【0004】又、後者の実開平4−105005号公報
記載の合成樹脂製蓋付容器においては、合成樹脂製蓋に
は略L形のロック機構が設けられ、このロック機構によ
り合成樹脂製本体に固定できるようになっているもの
の、合成樹脂製蓋に略L形のロック機構を取付けるため
に構造が複雑となり、ロック機構の取付工数が必要とな
り、コスト高となることを免れない。
記載の合成樹脂製蓋付容器においては、合成樹脂製蓋に
は略L形のロック機構が設けられ、このロック機構によ
り合成樹脂製本体に固定できるようになっているもの
の、合成樹脂製蓋に略L形のロック機構を取付けるため
に構造が複雑となり、ロック機構の取付工数が必要とな
り、コスト高となることを免れない。
【0005】本発明は、従来の、合成樹脂製蓋付容器に
おける、叙上の問題点に着目してなされたものであっ
て、その目的とするところは、従来の合成樹脂製蓋付容
器における問題を解決し、合成樹脂製蓋を合成樹脂製本
体に固定でき、構造簡単であって安価に製作できる合成
樹脂製蓋付容器を提供することにある。
おける、叙上の問題点に着目してなされたものであっ
て、その目的とするところは、従来の合成樹脂製蓋付容
器における問題を解決し、合成樹脂製蓋を合成樹脂製本
体に固定でき、構造簡単であって安価に製作できる合成
樹脂製蓋付容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明合成樹脂製蓋付容器は、合成
樹脂製蓋と合成樹脂製本体とからなる合成樹脂製蓋付容
器において、合成樹脂製蓋には凹欠部が設けられ、凹欠
部の入口には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体には
合成樹脂製蓋の凹欠部に挿入され得る凸部が設けられ、
合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じられたとき
は合成樹脂製本体の凸部が合成樹脂製蓋の凹欠部に挿入
されると共に合成樹脂製蓋の凹欠部の入口部の係止突起
が合成樹脂製本体の凸部に係止されるようになっている
ことを特徴とするものである。
め、請求項1記載の本発明合成樹脂製蓋付容器は、合成
樹脂製蓋と合成樹脂製本体とからなる合成樹脂製蓋付容
器において、合成樹脂製蓋には凹欠部が設けられ、凹欠
部の入口には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体には
合成樹脂製蓋の凹欠部に挿入され得る凸部が設けられ、
合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じられたとき
は合成樹脂製本体の凸部が合成樹脂製蓋の凹欠部に挿入
されると共に合成樹脂製蓋の凹欠部の入口部の係止突起
が合成樹脂製本体の凸部に係止されるようになっている
ことを特徴とするものである。
【0007】又、請求項2記載の本発明合成樹脂製蓋付
容器は、合成樹脂製蓋と合成樹脂製本体とからなる合成
樹脂製蓋付容器において、合成樹脂製蓋には凸部が設け
られ、凸部の先端には係止突起が設けられ、合成樹脂製
本体には合成樹脂製蓋の凸部が挿入され得る凹欠部が設
けられ、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じら
れたときは合成樹脂製蓋の凸部が合成樹脂製本体の凹欠
部に挿入されると共に合成樹脂製蓋の凸部の先端の係止
突起が合成樹脂製本体の凹欠部の近辺部に係止されるよ
うになっていることを特徴とするものである。
容器は、合成樹脂製蓋と合成樹脂製本体とからなる合成
樹脂製蓋付容器において、合成樹脂製蓋には凸部が設け
られ、凸部の先端には係止突起が設けられ、合成樹脂製
本体には合成樹脂製蓋の凸部が挿入され得る凹欠部が設
けられ、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じら
れたときは合成樹脂製蓋の凸部が合成樹脂製本体の凹欠
部に挿入されると共に合成樹脂製蓋の凸部の先端の係止
突起が合成樹脂製本体の凹欠部の近辺部に係止されるよ
うになっていることを特徴とするものである。
【0008】本発明において、合成樹脂製蓋や合成樹脂
製本体の合成樹脂としては、従来、使用されている合成
樹脂がそのまま使用できるものであって特に限定れるも
のではなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
塩化ビニル樹脂、ポリウレタン、アクリル樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、熱可塑性エラストマー、AB
S樹脂、ポリカーボネート、FRP、フッ素樹脂等の合
成樹脂が使用できる。
製本体の合成樹脂としては、従来、使用されている合成
樹脂がそのまま使用できるものであって特に限定れるも
のではなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
塩化ビニル樹脂、ポリウレタン、アクリル樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、熱可塑性エラストマー、AB
S樹脂、ポリカーボネート、FRP、フッ素樹脂等の合
成樹脂が使用できる。
【0009】〔作用〕請求項1記載の本発明合成樹脂製
蓋付容器においては、合成樹脂製蓋には凹欠部が設けら
れ、凹欠部の入口には係止突起が設けられ、合成樹脂製
本体には合成樹脂製蓋の凹欠部に挿入され得る凸部が設
けられ、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じら
れたときは合成樹脂製本体の凸部が合成樹脂製蓋の凹欠
部に挿入されると共に合成樹脂製蓋の凹欠部の入口部の
係止突起が合成樹脂製本体の凸部に係止されるようにな
っているので、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が
閉じられたときは合成樹脂製本体に合成樹脂製蓋が固定
され、本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒した場合等には
合成樹脂製本体からゴミ等が散乱する恐れはない。
蓋付容器においては、合成樹脂製蓋には凹欠部が設けら
れ、凹欠部の入口には係止突起が設けられ、合成樹脂製
本体には合成樹脂製蓋の凹欠部に挿入され得る凸部が設
けられ、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じら
れたときは合成樹脂製本体の凸部が合成樹脂製蓋の凹欠
部に挿入されると共に合成樹脂製蓋の凹欠部の入口部の
係止突起が合成樹脂製本体の凸部に係止されるようにな
っているので、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が
閉じられたときは合成樹脂製本体に合成樹脂製蓋が固定
され、本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒した場合等には
合成樹脂製本体からゴミ等が散乱する恐れはない。
【0010】又、合成樹脂製蓋には凹欠部が設けられ、
凹欠部の入口には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体
には合成樹脂製蓋の凹欠部に挿入され得る凸部が設けら
れているだけであり、構造簡単であり、安価に提供でき
る。
凹欠部の入口には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体
には合成樹脂製蓋の凹欠部に挿入され得る凸部が設けら
れているだけであり、構造簡単であり、安価に提供でき
る。
【0011】請求項2記載の本発明合成樹脂製蓋付容器
においては、合成樹脂製蓋には凸部が設けられ、凸部の
先端には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体には合成
樹脂製蓋の凸部が挿入され得る凹欠部が設けられ、合成
樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じられたときは合
成樹脂製蓋の凸部が合成樹脂製本体の凹欠部に挿入され
ると共に合成樹脂製蓋の凸部の先端の係止突起が合成樹
脂製本体の凹欠部の近辺部に係止されるようになってい
るので、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じら
れたときは合成樹脂製本体に合成樹脂製蓋が固定され、
本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒した場合等には合成樹
脂製本体からゴミ等が散乱する恐れはない。
においては、合成樹脂製蓋には凸部が設けられ、凸部の
先端には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体には合成
樹脂製蓋の凸部が挿入され得る凹欠部が設けられ、合成
樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じられたときは合
成樹脂製蓋の凸部が合成樹脂製本体の凹欠部に挿入され
ると共に合成樹脂製蓋の凸部の先端の係止突起が合成樹
脂製本体の凹欠部の近辺部に係止されるようになってい
るので、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じら
れたときは合成樹脂製本体に合成樹脂製蓋が固定され、
本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒した場合等には合成樹
脂製本体からゴミ等が散乱する恐れはない。
【0012】又、合成樹脂製蓋には凸部が設けられ、凸
部の先端には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体には
合成樹脂製蓋の凸部が挿入され得る凹欠部が設けられて
いるだけであり、構造簡単であり、安価に提供できる。
部の先端には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体には
合成樹脂製蓋の凸部が挿入され得る凹欠部が設けられて
いるだけであり、構造簡単であり、安価に提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明合成樹脂製蓋付容器
の一例の要部を示す斜視図、図2は図1に示す本発明合
成樹脂製蓋付容器の合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製
蓋が閉じられたときの要部を拡大して示す一部切欠正面
図である。
施の形態を説明する。図1は本発明合成樹脂製蓋付容器
の一例の要部を示す斜視図、図2は図1に示す本発明合
成樹脂製蓋付容器の合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製
蓋が閉じられたときの要部を拡大して示す一部切欠正面
図である。
【0014】図1、2において、1はポリプロピレンの
ような合成樹脂で製作された蓋であり、蓋1の矩形状の
天板11の周囲から側壁12が垂設されている。略平行
な一対の側壁12の下端部には凹欠部13が設けられ、
凹欠部13の入口部には両側から係止突起14、14が
突設されている。尚、図1においては、平行な一対の側
壁12のうちの一方の側壁12のみが図示され、この一
方の側壁12に凹欠部13が設けられているが、凹欠部
13が設けられた側壁12と相対向する図示しない側壁
にも凹欠部が設けられている。
ような合成樹脂で製作された蓋であり、蓋1の矩形状の
天板11の周囲から側壁12が垂設されている。略平行
な一対の側壁12の下端部には凹欠部13が設けられ、
凹欠部13の入口部には両側から係止突起14、14が
突設されている。尚、図1においては、平行な一対の側
壁12のうちの一方の側壁12のみが図示され、この一
方の側壁12に凹欠部13が設けられているが、凹欠部
13が設けられた側壁12と相対向する図示しない側壁
にも凹欠部が設けられている。
【0015】2はポリプロピレンのような合成樹脂で製
作された本体であり、本体2の図示しない矩形状の底板
の周囲から側壁21が立設され、側壁21の上端部には
厚肉部22が設けられ、厚肉部22の外側には蓋1が嵌
合され、本体2の上方開口部は蓋1により閉じられるよ
うになっている。
作された本体であり、本体2の図示しない矩形状の底板
の周囲から側壁21が立設され、側壁21の上端部には
厚肉部22が設けられ、厚肉部22の外側には蓋1が嵌
合され、本体2の上方開口部は蓋1により閉じられるよ
うになっている。
【0016】本体2の平行な一対の側壁21の上方の厚
肉部22にはL形の把手兼用凸部23が側方に突設され
ている。尚、図1においては、平行な一対の側壁21の
うちの一方の側壁21のみが図示され、この一方の側壁
21に凸部23が設けられているが、凸部23が設けら
れた側壁21と相対向する図示しない側壁にも凸部が設
けられている。
肉部22にはL形の把手兼用凸部23が側方に突設され
ている。尚、図1においては、平行な一対の側壁21の
うちの一方の側壁21のみが図示され、この一方の側壁
21に凸部23が設けられているが、凸部23が設けら
れた側壁21と相対向する図示しない側壁にも凸部が設
けられている。
【0017】本体2の厚肉部22の外側に蓋1が嵌合さ
れた場合には、図2に示すように、本体2の凸部23の
基部231が蓋1の凹欠部13の奥部に挿入されると共
に本体2の凸部23の基部231が蓋1の凹欠部13の
入口部の両側から突設された係止突起14、14に係止
されることにより蓋1は本体2に固定されている。
れた場合には、図2に示すように、本体2の凸部23の
基部231が蓋1の凹欠部13の奥部に挿入されると共
に本体2の凸部23の基部231が蓋1の凹欠部13の
入口部の両側から突設された係止突起14、14に係止
されることにより蓋1は本体2に固定されている。
【0018】図2に示すように、蓋1の凹欠部13の奥
部の幅をAとし、係止突起14、14の間の間隔をBと
し、係止突起14の長さをCとし、本体2の凸部23の
基部231の幅をDとすると、A、B、C、Dの長さの
関係は次の式(1)、(2)を満足するものとすること
が好ましい。 2×C≦(A−D)/2・・・・・・(1) B+4mm≦D≦B+10mm・・・(2)
部の幅をAとし、係止突起14、14の間の間隔をBと
し、係止突起14の長さをCとし、本体2の凸部23の
基部231の幅をDとすると、A、B、C、Dの長さの
関係は次の式(1)、(2)を満足するものとすること
が好ましい。 2×C≦(A−D)/2・・・・・・(1) B+4mm≦D≦B+10mm・・・(2)
【0019】図1、2に示す本発明合成樹脂製蓋付容器
においては、本体2の厚肉部22の外側に蓋1が嵌合さ
れた場合には、図2に示すように、本体2の凸部23の
基部231が蓋1の凹欠部13の奥部に挿入されると共
に本体2の凸部23の基部231が蓋1の凹欠部13の
入口部の両側から突設された係止突起14、14に係止
されることにより蓋1は本体2に固定されているので、
本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒しても本体2から蓋1
が外れることはなく、本体2からゴミ等が散乱する恐れ
はない。
においては、本体2の厚肉部22の外側に蓋1が嵌合さ
れた場合には、図2に示すように、本体2の凸部23の
基部231が蓋1の凹欠部13の奥部に挿入されると共
に本体2の凸部23の基部231が蓋1の凹欠部13の
入口部の両側から突設された係止突起14、14に係止
されることにより蓋1は本体2に固定されているので、
本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒しても本体2から蓋1
が外れることはなく、本体2からゴミ等が散乱する恐れ
はない。
【0020】又、蓋1の凹欠部13の奥部の幅をAと
し、係止突起14、14の間の間隔をBとし、係止突起
14の長さをCとし、本体2の凸部23の基部231の
幅をDとすると、A、B、C、Dの長さの関係は叙上の
式(1)(2)を満足するものであるから、蓋1を本体
2の開口部に嵌合するときは、凹欠部13の入口部に突
設されている係止突起14及び本体2の凸部23の基部
231が弾性変形して基部231が凹欠部13の奥部に
容易に挿入される。
し、係止突起14、14の間の間隔をBとし、係止突起
14の長さをCとし、本体2の凸部23の基部231の
幅をDとすると、A、B、C、Dの長さの関係は叙上の
式(1)(2)を満足するものであるから、蓋1を本体
2の開口部に嵌合するときは、凹欠部13の入口部に突
設されている係止突起14及び本体2の凸部23の基部
231が弾性変形して基部231が凹欠部13の奥部に
容易に挿入される。
【0021】又、このように、本体2の開口部から蓋1
を取り外す場合には、凹欠部13の入口部に突設されて
いる係止突起14及び本体2の凸部23の基部231が
弾性変形して基部231が凹欠部13の奥部から容易に
離脱される。
を取り外す場合には、凹欠部13の入口部に突設されて
いる係止突起14及び本体2の凸部23の基部231が
弾性変形して基部231が凹欠部13の奥部から容易に
離脱される。
【0022】図3は本発明合成樹脂製蓋付容器の一例の
要部を示す斜視図、図4は図3に示す本発明合成樹脂製
蓋付容器の合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じ
られたときの要部を拡大して示す一部切欠正面図であ
る。
要部を示す斜視図、図4は図3に示す本発明合成樹脂製
蓋付容器の合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉じ
られたときの要部を拡大して示す一部切欠正面図であ
る。
【0023】図3に示す本発明合成樹脂製蓋付容器にお
いては、ポリプロピレンのような合成樹脂で製作された
蓋1の矩形状の天板11の周囲から垂設された略平行な
一対の側壁12の下端部には凹欠部13が設けられるこ
とにより凸部15が突設され、凸部15の先端には側方
に突出する係止突起14が突設されている。
いては、ポリプロピレンのような合成樹脂で製作された
蓋1の矩形状の天板11の周囲から垂設された略平行な
一対の側壁12の下端部には凹欠部13が設けられるこ
とにより凸部15が突設され、凸部15の先端には側方
に突出する係止突起14が突設されている。
【0024】又、本体2の平行な一対の側壁21の上方
の厚肉部22にはL形の把手兼用凸部23が側方に突設
され、凸部23の基部231には凹欠部232が設けら
れ、図4に示すように、本体2の開口部に蓋1が閉じら
れたときは、蓋1の凸部15が本体2の凹欠部232内
に挿入されると共に蓋1の凸部15の先端の係止突起1
4が本体2の凹欠部232を形成する垂下壁233の下
端に係止され、本体2の凸部23の基部231の上端部
は蓋1の凹欠部13内に嵌合されるようになっている。
の厚肉部22にはL形の把手兼用凸部23が側方に突設
され、凸部23の基部231には凹欠部232が設けら
れ、図4に示すように、本体2の開口部に蓋1が閉じら
れたときは、蓋1の凸部15が本体2の凹欠部232内
に挿入されると共に蓋1の凸部15の先端の係止突起1
4が本体2の凹欠部232を形成する垂下壁233の下
端に係止され、本体2の凸部23の基部231の上端部
は蓋1の凹欠部13内に嵌合されるようになっている。
【0025】図4に示すように、蓋1の凹欠部13の幅
をAとし、凸部15の幅をBとし、凸部15の先端の係
止突起14、14の先端間の幅をCとし、本体2の凸部
23の基部231の幅をDとし、基部231に設けられ
た凹欠部232の幅をEとすると、A、B、C、D、E
の長さの関係は次の式(3)、(4)、(5)を満足す
るものとすることが好ましい。 D+2mm≦A≦D+8mm・・・・(3) B+1mm≦E≦B+4mm・・・・(4) E+4mm≦C≦E+12mm・・・(5)
をAとし、凸部15の幅をBとし、凸部15の先端の係
止突起14、14の先端間の幅をCとし、本体2の凸部
23の基部231の幅をDとし、基部231に設けられ
た凹欠部232の幅をEとすると、A、B、C、D、E
の長さの関係は次の式(3)、(4)、(5)を満足す
るものとすることが好ましい。 D+2mm≦A≦D+8mm・・・・(3) B+1mm≦E≦B+4mm・・・・(4) E+4mm≦C≦E+12mm・・・(5)
【0026】図3、4に示す本発明合成樹脂製蓋付容器
においては、本体2の厚肉部22の外側に蓋1が嵌合さ
れた場合には、図4に示すように、本体2の凸部23の
基部231の凹欠部232内に蓋1の凸部15が挿入さ
れると共に蓋1の凸部15の先端の係止突起14が本体
2の凹欠部232を形成する垂下壁233の下端に係止
され、本体2の凸部23の基部231の上端部は蓋1の
凹欠部13内に嵌合されることにより蓋1は本体2に固
定されているので、本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒し
ても本体2から蓋1が外れることはなく、本体2からゴ
ミ等が散乱する恐れはない。
においては、本体2の厚肉部22の外側に蓋1が嵌合さ
れた場合には、図4に示すように、本体2の凸部23の
基部231の凹欠部232内に蓋1の凸部15が挿入さ
れると共に蓋1の凸部15の先端の係止突起14が本体
2の凹欠部232を形成する垂下壁233の下端に係止
され、本体2の凸部23の基部231の上端部は蓋1の
凹欠部13内に嵌合されることにより蓋1は本体2に固
定されているので、本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒し
ても本体2から蓋1が外れることはなく、本体2からゴ
ミ等が散乱する恐れはない。
【0027】又、蓋1の凹欠部13の幅をAとし、凸部
15の幅をBとし、凸部15の先端の係止突起14、1
4の先端間の幅をCとし、本体2の凸部23の基部23
1の幅をDとし、基部231に設けられた凹欠部232
の幅をEとすると、A、B、C、D、Eの長さの関係は
叙上の式(3)(4)を満足するものであるから、蓋1
を本体2の開口部に嵌合するときは、蓋1の凸部15の
先端の係止突起14及び本体2の凸部23の基部231
が弾性変形して蓋1の凸部15が本体2の凸部23の凹
欠部232内に容易に挿入される。
15の幅をBとし、凸部15の先端の係止突起14、1
4の先端間の幅をCとし、本体2の凸部23の基部23
1の幅をDとし、基部231に設けられた凹欠部232
の幅をEとすると、A、B、C、D、Eの長さの関係は
叙上の式(3)(4)を満足するものであるから、蓋1
を本体2の開口部に嵌合するときは、蓋1の凸部15の
先端の係止突起14及び本体2の凸部23の基部231
が弾性変形して蓋1の凸部15が本体2の凸部23の凹
欠部232内に容易に挿入される。
【0028】又、このように、本体2の開口部から蓋1
を取り外す場合には、蓋1の凸部15の先端に突設され
ている係止突起14及び本体2の凸部23の基部231
が弾性変形して蓋1の凸部15が本体2の凹欠部232
内から容易に離脱される。
を取り外す場合には、蓋1の凸部15の先端に突設され
ている係止突起14及び本体2の凸部23の基部231
が弾性変形して蓋1の凸部15が本体2の凹欠部232
内から容易に離脱される。
【0029】以上、本発明の実施の形態を図により説明
したが、本発明の具体的な実施の態様は図示の本発明の
実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲の各種の設計変更は本発明の範囲に含ま
れる。
したが、本発明の具体的な実施の態様は図示の本発明の
実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲の各種の設計変更は本発明の範囲に含ま
れる。
【0030】例えば、図3、4に示す本発明蓋付容器の
蓋のように、側壁12に凹欠部13を設けることにより
凸部15を形成する代わりに、側壁12に凹欠部13を
設けることなく側壁12の下端に凸部15を形成するよ
うにしてもよい。
蓋のように、側壁12に凹欠部13を設けることにより
凸部15を形成する代わりに、側壁12に凹欠部13を
設けることなく側壁12の下端に凸部15を形成するよ
うにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の本発明合成樹脂製蓋付容
器においては、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が
閉じられたときは合成樹脂製本体に合成樹脂製蓋が固定
されるので、本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒した場合
等には合成樹脂製本体からゴミ等が散乱する恐れはな
い。
器においては、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が
閉じられたときは合成樹脂製本体に合成樹脂製蓋が固定
されるので、本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒した場合
等には合成樹脂製本体からゴミ等が散乱する恐れはな
い。
【0032】又、合成樹脂製蓋には凹欠部が設けられ、
凹欠部の入口には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体
には合成樹脂製蓋の凹欠部に挿入され得る凸部が設けら
れているだけであり、構造簡単であり、安価に提供でき
る。
凹欠部の入口には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体
には合成樹脂製蓋の凹欠部に挿入され得る凸部が設けら
れているだけであり、構造簡単であり、安価に提供でき
る。
【0033】請求項2記載の本発明合成樹脂製蓋付容器
においても、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉
じられたときは合成樹脂製本体に合成樹脂製蓋が固定さ
れるので、本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒した場合等
には合成樹脂製本体からゴミ等が散乱する恐れはない。
においても、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が閉
じられたときは合成樹脂製本体に合成樹脂製蓋が固定さ
れるので、本発明合成樹脂製蓋付容器が転倒した場合等
には合成樹脂製本体からゴミ等が散乱する恐れはない。
【0034】又、合成樹脂製蓋には凸部が設けられ、凸
部の先端には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体には
合成樹脂製蓋の凸部が挿入され得る凹欠部が設けられて
いるだけであり、構造簡単であり、安価に提供できる。
部の先端には係止突起が設けられ、合成樹脂製本体には
合成樹脂製蓋の凸部が挿入され得る凹欠部が設けられて
いるだけであり、構造簡単であり、安価に提供できる。
【図1】本発明合成樹脂製蓋付容器の一例の要部を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】図1に示す本発明合成樹脂製蓋付容器の要部を
拡大して示す正面図。
拡大して示す正面図。
【図3】本発明合成樹脂製蓋付容器の他の一例の要部を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図4】図3に示す本発明合成樹脂製蓋付容器の要部を
拡大して示す正面図。
拡大して示す正面図。
1 蓋 11 天板 12 側壁 13 凹欠部 14 係止突起 15 凸部 2 本体 21 側壁 22 厚肉部 23 凸部 231 基部 232 凹欠部
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂製蓋と合成樹脂製本体とからな
る合成樹脂製蓋付容器において、合成樹脂製蓋には凹欠
部が設けられ、凹欠部の入口には係止突起が設けられ、
合成樹脂製本体には合成樹脂製蓋の凹欠部に挿入され得
る凸部が設けられ、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製
蓋が閉じられたときは合成樹脂製本体の凸部が合成樹脂
製蓋の凹欠部に挿入されると共に合成樹脂製蓋の凹欠部
の入口部の係止突起が合成樹脂製本体の凸部に係止され
るようになっていることを特徴とする合成樹脂製蓋付容
器。 - 【請求項2】 合成樹脂製蓋と合成樹脂製本体とからな
る合成樹脂製蓋付容器において、合成樹脂製蓋には凸部
が設けられ、凸部の先端には係止突起が設けられ、合成
樹脂製本体には合成樹脂製蓋の凸部が挿入され得る凹欠
部が設けられ、合成樹脂製本体開口部に合成樹脂製蓋が
閉じられたときは合成樹脂製蓋の凸部が合成樹脂製本体
の凹欠部に挿入されると共に合成樹脂製蓋の凸部の先端
の係止突起が合成樹脂製本体の凹欠部の近辺部に係止さ
れるようになっていることを特徴とする合成樹脂製蓋付
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8088360A JPH09278048A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 合成樹脂製蓋付容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8088360A JPH09278048A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 合成樹脂製蓋付容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09278048A true JPH09278048A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=13940652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8088360A Pending JPH09278048A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 合成樹脂製蓋付容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09278048A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003267413A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-25 | Asahi Kasei Pax Corp | 容 器 |
JP2010013179A (ja) * | 2008-06-05 | 2010-01-21 | Panasonic Corp | 蓋付き容器 |
US8667833B2 (en) | 2007-10-29 | 2014-03-11 | Panasonic Corporation | Analysis device, and analysis apparatus and method using the same |
-
1996
- 1996-04-10 JP JP8088360A patent/JPH09278048A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003267413A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-25 | Asahi Kasei Pax Corp | 容 器 |
US8667833B2 (en) | 2007-10-29 | 2014-03-11 | Panasonic Corporation | Analysis device, and analysis apparatus and method using the same |
US9366666B2 (en) | 2007-10-29 | 2016-06-14 | Panasonic Healthcare Holdings Co., Ltd. | Analysis device |
US9404912B2 (en) | 2007-10-29 | 2016-08-02 | Panasonic Healthcare Holdings Co., Ltd. | Analysis device driving apparatus |
JP2010013179A (ja) * | 2008-06-05 | 2010-01-21 | Panasonic Corp | 蓋付き容器 |
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