JPS6020277Y2 - 電池ボツクス用蓋の係止装置 - Google Patents

電池ボツクス用蓋の係止装置

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Publication number
JPS6020277Y2
JPS6020277Y2 JP2014179U JP2014179U JPS6020277Y2 JP S6020277 Y2 JPS6020277 Y2 JP S6020277Y2 JP 2014179 U JP2014179 U JP 2014179U JP 2014179 U JP2014179 U JP 2014179U JP S6020277 Y2 JPS6020277 Y2 JP S6020277Y2
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JP
Japan
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lid
main body
locking
section
battery box
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Expired
Application number
JP2014179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55120074U (ja
Inventor
健 服部
Original Assignee
株式会社ニツコ−
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ニツコ− filed Critical 株式会社ニツコ−
Priority to JP2014179U priority Critical patent/JPS6020277Y2/ja
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    • Y02E60/12

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電動玩具等に設けられる電池ボックスを開
閉するための蓋の係止装置に関するものである。
従来より、電池を収納して使用する電気器具や電動玩具
等においては、本体の一部に電池ボックスを設け、この
電池ボックスに合成樹脂等で構成した蓋を開閉自在に取
付けることが一般に実施されている。
しかるに、この場合、この種の蓋は、使用する電池の消
耗が著しいものでは、電池の交換頻度が多くなるため、
開閉操作が簡便であってしかも閉成状態において電池の
収納状態を確実に保持し得る係止手段を備えていること
が必要である。
そして、このような係止手段は簡単な構造であって、製
作も容易であり、製造コストを増大させるものでないこ
とが望まれる。
このような観点から、この種の電池ボックス用蓋の取付
手段として、種々の構造からなるものが提案され実施さ
れている。
例えば、電池ボックスの開口周縁部にスライド溝を設け
、このスライド溝に独立して構成した蓋体を嵌合させて
これをスライドさせることにより係止するものや、湾曲
させた蓋の両端にそれぞれ係止突起を設けて、この蓋を
その可撓性を利用して湾曲させながら電池ボックスの開
口縁部に係止するもの等が知られている。
しかしながら、これらの蓋は、電池の収納状態における
保持を確実に遠戚することができるが、蓋を開く場合蓋
全体に所要の押圧力を与えなければ容易に開放し得ない
難点がある。
また、蓋は独立したものとなるため、電池交換時に紛失
したり破損したりする難点がある。
さらに、閉成時も充分な押圧力を要するために、例えば
児童用玩具の電池ボックス用蓋としては適していない。
従って、従来の児童用玩具の電池ボックス用蓋の係止手
段は単純な係止機構であるため、使用中に蓋が開放して
しまう等の難点があった。
そこで、本考案の目的は、開閉操作が極めて簡単かつ容
易であり、閉成時の保持も確実に行われ、蓋の紛失や破
損を防止し、児童でも容易に取扱うことができる構造が
簡単にして製造の容易な電池ボックス用蓋の係止装置を
提供するにある。
前記の目的を遠戚するため、本考案においては、可撓性
プラスチックを使用して電池収容部を形成する本体とこ
の本体の開口部を掩蔽する蓋体とを構成腰前記蓋体の一
側部を本体の開口部の一側部に開閉自在に枢着し、一方
前記蓋体の他側部を本体の開口部の他側部に設けた係止
部に係脱自在に構成してなる電池ボックスにおいて、前
記係止部は平面コ字状からなる所定幅のコ状枠を本体側
面に一体的に突設し、このコ状枠の前記本体側面と平行
な側部を切込溝によって可視性切片として構成し、さら
に切片の頂部を本体側に傾斜させかつその傾斜下縁部を
切片の側面より突設させて蓋体の他端保合部と係合する
よう構成した可撓性係止片を突設することを特徴とする
次に、本考案に係る電池ボックス用蓋の係止装置の実施
例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する
第1図乃至第5図は、本考案装置の一実施例を示すもの
である。
第1図において、参照符号1は玩具体の車台等の本体を
示し、この本体1は、例えば、硬質塩化ビニル、スチロ
ール樹脂、硬質ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂
等の柔軟弾性すなわち可撓性を有する硬質プラスチック
によって構成する。
しかるに、電池収容部2は、前記本体1と一体的にその
側壁3と底4とを形成して構成する。
また、前記本体1と同質材料で蓋体5を形成し、この蓋
体5をその一側部に軸6を突設して本体1に予め形成し
た軸受7に強制的に嵌入させる。
これにより、蓋体5は電池収容部2の開口部を開閉する
ことができる。
蓋体5の前記軸6と反対側の他側には、爪状の保合部8
を突設する。
なお、この係合部8は、特に爪状とせず、蓋体5の直線
状の他側縁の一部をそのまま保合部として構成してもよ
い。
一方、前記箱状に形成した側壁3と底4とからなる電池
収容部2において、軸受7を設けた側とは反対側の側壁
3の外側には、側壁3と一体的に平面コ字状からなる所
定幅のコ状枠9を連設する。
このコ状枠9の中央部10には、電池収容部2の開口部
の側から底4の方向に二条の切込溝11.12を所定間
隔離間させて設け、その間に形成される切片13の頂部
には前記蓋体5の係合部8を係止する係止部14を設け
る。
なお、この場合、係止部14の頂部は本体側へ傾斜する
傾斜面15とし、その傾斜下縁部を切片13の側面より
突設させて蓋体5の係合部8との係合が円滑となるよう
構成する。
次に、前述した構成からなる本考案装置の作用につき説
明する。
まず、蓋体5を閉じるに際しては、係合部8が前記係止
部14の傾斜面15に当接し、この傾斜面15に沿って
保合部8が降下したときには前記−係止部14を電池収
容部2から離反する方向に圧迫して切片13をその基部
から湾曲させ、あるいは切込ill、12の底で切片1
3とコ状枠9が連らなっている部分を捩って係止部14
を変位させる。
この結果、係合部8が係止部14より下方=に位置した
ときに前述した湾曲あるいは捩れが戻って係合部8が係
止部14に係止して蓋体5の開放が確実に阻止される。
そこで、前記係止部14の傾斜面15は、これを本体1
より幾分上方に突設しておけば、電池収容部の開口部を
閉じた蓋体5を開放する際に、前記傾斜面15を指先で
電池収容部2から離反する方向に圧迫する操作が容易と
なり、蓋体5の開放を簡便に達成できる。
また、係止部14の周囲には切欠部16が形成され、こ
の切欠部16の存在によって係止部14の移動範囲が確
保されると共に切込溝11.12等を設けるための型の
製作が容易となる。
さらに、蓋体5には、貫通孔17を設け、この貫通孔1
7により電池収容部2内の電池の存在の有無を容易に確
認し得ると共に蓋体5の開放操作に際して指先を入れて
容易に開放することができる。
前述した実施例から明らかなように、本考案装置は、蓋
体5を本体1に設けた電池収容部2上に開閉自在に設け
、本体1側に本体1すなわち電池収容部2の例えば側壁
と一体的にコ状枠9を設け、このコ状枠9に対して切込
ill、12を介して蓋体5の係合部8を係止する係止
部14を形成する切片13を設けたことにより、係止部
14を強制的に電池収容部2から離間する方向に押圧変
位させた際に、切片13部分が押圧力を加えられた方向
に湾曲すると共に切込溝11.12の底で切片13の基
部が捩れて係止部14を大きく後方に移動させることが
でき、また係止部14への押圧力を解除することにより
切片13の湾曲と切片13の捩れが回復して元の状態に
復元する。
このように、本考案によれば、係止部14における切片
13の湾曲変形のみならず、その基部における捩れ等の
一時的な変形により、係止部14の変位を可能と]、た
ものであるから、簡単な構成で蓋体5の係合部8に対す
る係止部14の変形量を大きく設定することができる。
従って、各構成部分は破損することなく、しかも蓋体5
の保合を確実に達成することができ、その保持状態も安
定している。
また、前記係止部14に対する係合部8の保合離脱操作
は少ない押圧力で達成できるため、蓋体5の開閉操作は
極めて簡便かつ円滑に達成することができる。
また、構造も簡単であるから電池収容部を本体との一体
成形加工で低コストに製造することができる。
特に、本考案に係る電池ボックス用蓋の係止装置におい
ては、蓋体に設けた係合部を係止する手段として本体の
一側壁に係止部を一体的に設ける際、従来のように本体
の側面に直接突設加工するのではなく、平面コ字状から
なる所定幅のコ状枠を本体側面に一体的に突設してこの
突設部分に係止部を本体の側面より分離させて設けるこ
とにより、本体の強度を劣化させることなく、しかも係
止部は充分な強度をもった構成に容易に成形できる利点
がある。
すなわち、この場合、係止部は、コ状枠の本体側面と平
行な側部を切込溝によって可撓性切片として構成し、さ
らにこの切片の頂部を本体側に傾斜させかつその傾斜下
縁部を切片の側面より突設させて蓋体の係合部と係合で
きる極めて機能的に優れた構成とすることができる。
従って、このように構成された係止装置は、傾斜面を有
する切片が充分な可撓性を保持し、蓋閉じに際しては頂
部傾斜面を利用して片手操作で簡便に行うことができ、
開放に際しても傾斜面に指を当てて本体の外方へ若干押
せば達せられ、しかも前記傾斜面は蓋体を閉じた場合突
起状に突出するものでないため、操作も容易かつ安全で
あり、破損する等の危険性も極めて少ない等多くの優れ
た実用的利点を有する。
以上、本考案の好適な実施例について説明したが、本考
案の精神を逸脱しない範囲内において種々の改良並びに
変更を施すことができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電池ボックス用蓋の係止装置の一
実施例を示す電池ボックスの斜視図、第2図は第1図に
示す係止部の要部拡大斜視図、第3図は第1図に示す電
池ボックスの要部断面図、第4図は第1図に示す係止部
の要部平面図、第5図は第4図のA−A線断面図である
。 1・・・・・・本体、2・・・・・・電池収容部、3・
・・・・・側壁、4・・・・・・底、5・・・・・・蓋
体、6・・・・・・枢着軸、7・・・・・・軸受、訃・
・・・・係合部、9・・・・・・コ状枠、10・・・・
・・中央部、11.12・・・・・・切込溝、13・・
・・・・切片、14・・・・・・係止部、15・・・・
・・傾斜面、16・・・・・・切欠部、17・・・・・
・貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性プラスチックを使用して電池収容部を形成する本
    体とこの本体の開口部を掩蔽する蓋体とを備え、前記蓋
    体の一側部を本体の開口部の一側部に開閉自在に枢着し
    、一方前記蓋体の他側部を本体の開口部の他側部に設け
    た係止部に係脱自在に構成してなる電池ボックスにおい
    て、前記係止部は平面コ字状からなる所定幅のコ状枠を
    本体側面に一体的に突設し、このコ状枠の前記本体側面
    と平行な側部を切込溝によって可撓性切片として構成し
    、さらに切片の頂部を本体側に傾斜させかつその傾斜下
    縁部を切片の側面より突設させて蓋体の他端係合部と係
    合するよう構成することを特徴とする電池ボックス用蓋
    の係止装置。
JP2014179U 1979-02-19 1979-02-19 電池ボツクス用蓋の係止装置 Expired JPS6020277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014179U JPS6020277Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 電池ボツクス用蓋の係止装置

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JP2014179U JPS6020277Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 電池ボツクス用蓋の係止装置

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Publication Number Publication Date
JPS55120074U JPS55120074U (ja) 1980-08-25
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