JPH0443109Y2 - - Google Patents

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JPH0443109Y2
JPH0443109Y2 JP16591587U JP16591587U JPH0443109Y2 JP H0443109 Y2 JPH0443109 Y2 JP H0443109Y2 JP 16591587 U JP16591587 U JP 16591587U JP 16591587 U JP16591587 U JP 16591587U JP H0443109 Y2 JPH0443109 Y2 JP H0443109Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は水差しに関し、さらに詳しくいえば水
垂れがなくかつワンタツチで開閉可能な水差しに
関する。
[従来の技術] 従来の水差しとして第9図にその要部を示すよ
うに、上端開口の容器状本体1と、 この本体1の上端開口に着脱可能に保持される
蓋本体21と、この蓋本体21に対して相対移動
可能に保持されるとともに一方向に付勢されてい
る押圧部22と、この蓋本体21と相対移動可能
に保持され水導出口を開閉する水導出部23と、
上記蓋本体21に保持されるとともに上記押圧部
22により駆動され上記水導出口を開く方向にこ
の水導出部23を駆動する開閉機構24′と、を
もつ蓋2と、 から構成されているものが知られている。
この水差しの水切れ部11は、テーパ面もなく
平板形状をしている。さらに、開閉機構24′は、
水導出部23を開く方向に付勢する水導出部付勢
部材241と、水導出部23を閉じた状態に保持
するツメ部242′と、押圧部22により駆動さ
れツメ部242′を駆動して水導出部23を解放
する当接部243′と、この当接部243′および
ツメ部242′を押圧方向と逆方向に付勢するツ
メ付勢部材244′と、からなり、このツメ付勢
部材244′はスプリングから構成されている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来の水差しにおいては、水切れ部11が
平板形状をしているので、水切れが十分でなく、
水等が容器状本体1表面に垂れてしまうことが多
い。
本考案は上記観点に鑑みてなされたものであ
り、水垂れがなくかつワンタツチで水導出口を開
閉できる水差しを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の水差しは、上端開口の容器状本体と、 該本体の該上端開口に着脱可能に保持される蓋
本体と、該蓋本体に対して相対移動可能に保持さ
れるとともに一方向に付勢されている押圧部と上
記蓋本体と相対移動可能に保持され水導出口を開
閉する水導出部と、上記蓋本体に保持されるとと
もに上記押圧部により駆動され上記水導出口を開
く方向に該水導出部を駆動する開閉機構と、をも
つ蓋と、 から構成されている水差しにおいて、 上記蓋または上記容器状本体には、注水用プレ
ート部が固定され、該注水用プレート部は、上記
水導出部が閉じている場合には主として上記容器
状本体内に上記押圧部の押圧方向と逆方向に付勢
された状態で格納され、上記水導出部が開いてい
る場合には少なくとも注水先端周辺部が上記水導
出部から突出する構成であることを特徴とする。
[実施例] 以下、具体的実施例により本考案を説明する。
本実施例の水差しは、氷容器に組付けられその
組付けられた全体形状がほぼ立方体形状を示すも
のである。この水差しの要部である注水プレート
部を示す説明図を第1図〜第3図に、水導出口が
開いた状態の説明斜視図を第5図に、水差しと氷
容器を組付ける前の状態およびこの水差しの全体
を示す説明図を第6図に示す。なお第3図は注水
プレートの配置状態を示す斜視的説明図であり、
第1図、第2図は第6図に示すA−A矢視断面図
である。
この水差しおよび氷容器はいずれもABS樹脂
からなる。
この水差しは、以下に述べる氷容器の氷容器本
体3の底部32の一つの角を含む小さな四辺形部
分34(第6図図示)上に配置され横断面がほぼ
小さな四辺形状を示す。そしてこの水差しは上端
開口の容器状本体1と蓋2とから構成されてい
る。
上記容器状本体1は横断面がほぼ正方形のやや
縦長の形状を示す。
上記蓋2は、特に第1図〜第4図に示すように
蓋本体21と押圧部22と水導出部23と開閉機
構24と押圧用付勢部材25と注水用プレート部
9から成る。
この蓋本体21は容器状本体1の上端開口に着
脱可能に保持される。この蓋本体21には以下に
のべる弾性部材246を支持する3本のリブ21
1が並んで配置されており、このリブ211はツ
メ付勢部材244が移動する方向(第1図の矢印
A方向)に伸び横断面が長尺形状となつている。
またこの蓋本体21には、以下にのべる弾性部材
246の軸245を回動可能に保持する軸受け
(図示せず)が設けられている。押圧部22は、
蓋2のほぼ中央に位置し平面形状は円形を示し、
蓋本体21に対して相対移動可能に保持されると
ともに一方向にスプリングから成る押圧用付勢部
材25により付勢されている。水導出部23は蓋
本体21と相対移動可能に保持され水導出口23
1(第3図図示)を開閉する。
上記開閉機構24は、蓋本体21に保持される
とともに、押圧部22により駆動され水導出口2
31を開く方向に水導出部23を駆動するもので
ある。そしてこの開閉機構24は、弾性部材24
6と水導出部付勢部材241とから成る。この弾
性部材246は、第4図に示すように、ツメ部2
42と当接部243とツメ付勢部材244と軸2
45とからなる。ツメ部242は水導出部23を
閉じた状態に保持する。当接部243は、押圧部
22により駆動されツメ部242を駆動して水導
出部23を解放するものである。ツメ付勢部材2
44は、当接部243およびツメ部242を押圧
部22の押圧方向と逆方向に付勢するものであ
る。そしてこのツメ付勢部材244の先端部24
4aは丸形状となつており、そのため強度が大き
いとともに摩擦抵抗を小さくして、上記リブ21
1上をすべり易くしている。軸245は断面円形
で当接部243の両端左右方向に2つあり、蓋本
体21に設けられた軸受けに嵌挿されて回動する
ものである。そして上記ツメ部242、当接部2
43、ツメ付勢部材244および軸245は一体
的に弾性樹脂材料(ABS樹脂)で形成されてい
る。
水導出部付勢部材241は、水導出部23を開
く方向に付勢するものでありスプリングから構成
されている。
本実施例の水差しの要部は、上記蓋に注水用プ
レート部9が固定されていることにある。このプ
レート部9は、第1図に示すように水導出部23
が閉じている場合には主として容器状本体1内
に、第1図の矢印B方向に付勢された状態で格納
されている。そして第2図に示すように水導出口
231が開いている場合には、その注水先端周辺
部91が水導出部23から突出している。なお、
このプレート部9の中間部は、このプレート部9
の出し入れが可能のように細くかつ薄くなつてお
り弾性を示し、屈折可能となつている。
上記氷容器は、氷容器本体3とこの氷容器本体
3の上部に設けられた氷容器用蓋7とからなる。
上記氷容器本体3は上端開口の収納空間を形成
する側壁部31と底部32とからなり、この収納
空間の横断面形状はL字形である。この底部32
は四辺状板状あり、氷容器本体3は、この底部3
2の一つの角を含む小さな四辺形部分(第6図の
34)を除く他のL字形状部分に一体的に立設さ
れ上記上端開口で横断面L字形状をする。
さらに第6図に示すように、水差しの容器用本
体1が氷容器本体3から脱落しないように脱落防
止用凸状帯部37が周辺部の2方向(L字形状)
に形成されている。
また本実施例の水差しにおいて注水用プレート
部を具備するので、水を流出させた場合および水
を切つた場合にも水が垂れない。また本水差しに
おいて、ツメ部242、当接部243、ツメ付勢
部材244および軸245が弾性樹脂材料で一体
的に形成されている。従つて本水差しは、従来の
ようにスプリングを別体成形してそれを組付ける
ということもなく、部品点数が少なく組付け工数
が短縮されるので、大幅なコストダウンを図るこ
とができる。またこの開閉機構により押圧部を下
方に押圧するのみで水導出口を解放でき、また突
出したこの水導出部を下方へ押し下げることによ
りこの水導出部が係止、固定されるので、ワンタ
ツチで水導出口を開閉することができ、極めて水
の出し入れが便利である。
また本実施例の水差しは氷容器本体と組合わさ
れた後の全体形状は一体的となりかつ立方体形状
を有する。従つてこの両容器を常に同じ場所に置
くこととなりその一方の容器を捜さなければなら
ないという不便はなくなると同時に、美観に優れ
また収納も容易である。
なお、本考案においては上記具体的実施例に示
すものに限られず、目的、用途に応じて本考案の
範囲内で種々変更した実施例とすることができ
る。
即ち水差しの形状は上記断面四角形状の角柱状
でなく、断面円形または楕円形の円柱状、もしく
は他の多角形の角柱状とすることもできる。また
この水差しは、上記実施例のように氷容器と組付
けて所定の立方体形状とすることは必要でなく、
氷容器と組合わせないような形状でもよいし組合
わせずに単独で使用することもできる。
また開閉機構としては上記実施例に示すものに
限らず、ツメ付勢部材がスプリングから構成され
ている従来のものを用いることもできる。さらに
上記ツメ付勢部材を構成する弾性樹脂材料として
はABS以外にPP(ポリプロピレン)、ナイロン等
を用いることもできる。また注水用プレート部と
しては第7図および第8図に示すように容器上本
体1に固定したもの9aとすることもできる。こ
の場合蓋にはこの上下動に伴ないこのプレート部
9aの2つの薄肉中間部を折曲げるための2つの
リブ12をもつ。即ち第7図に示すように、水導
出口231が開いた状態ではこのリブ12と薄肉
中間部とは離れており、このプレート部9aの先
端周辺部91aは突出している。一方第8図に示
すように、水導出口231が閉じた状態では、リ
ブ12がこの中間部を下方へ押圧しこのプレート
部9aは左方へ付勢された状態で格納される。ま
たこのプレート部の他の態様としては、その中間
部において物理的に嵌め合わせて外力により折り
曲げ可能のような構成とすることもできる。
[作用] 本考案の水差しは、ツメ付勢部材をもつと同時
にこれと連通する注水用プレート部をもつ。そし
て第1図〜第2図により例示的に説明すれば、押
圧部22を下方に押圧すると当接部243が下方
側に押圧されこれとともにこの当接部243と一
体的に形成されたツメ部242が回動により外れ
る。この場合ツメ付勢部材244は押圧部22の
押圧方向と逆方向に付勢される。このツメ部材2
42の係止が外れると水導出部付勢部材241の
スプリングの作用により上方に水導出部23が押
し上げられる(第1図の点線および第2図で示
す)。この状態においてはおよび第2図、第5図
に示すように水導出口231が開放となる。この
場合注水用プレート部9の付勢力が解除されんと
してその注水先端周辺部91が水導出部23から
突出する。従つてこの水差しを傾けることにより
水垂れもなく注水することができる。
そして注水後においてこの水導出口231を閉
じようとする場合には、突出した水導出部23a
を下方に押し下げると、水導出部付勢部材241
のスプリングが圧縮されるとともにツメ付勢部材
244の付勢力によりツメ部242が水導出部2
3の係止部と係合して水導出部23が固定され
る。この状態においてツメ付勢部材244の付勢
力は解除されると同時に水導出部付勢部材241
の付勢力は生じた状態となる。この場合、注水用
プレート部9は主として容器状本体1内に付勢さ
れた状態で格納される。
これを繰返すことにより水導出口231の開閉
に伴ない注水用プレート9の出し入れをすること
ができる。
[考案の効果] 本考案の水差しは上記作用で示すように押圧部
を下方に押圧することにより水導出部が突出し水
導出口が解放されるとともに注水用プレート部が
突出され、一方この突出した水導出部を下方に押
し下げることにより元の位置に係止固定されると
ともに注水用プレート部を格納することができ
る。従つてワンタツチで即ち極めて簡便に水導出
口の開閉をすることができるとともに、水垂れも
なく注水できる。
また開閉機構においてツメ部、当接部およびツ
メ付勢部材は一体的に弾性樹脂材料で形成されて
いる場合には、部品点数が少なく組付け工数が短
縮され、そのため大幅なコストダウンを図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係わる水差しの要部を示す説
明断面図である。第2図は水導出部を開いた状態
の要部説明断面図である。第3図は水導出部を閉
じた状態要部説明断面図である。第4図は実施例
で用いた弾性部材の斜視図である。第5図は第1
図に示す水導出部が上に移動して水導出口が開い
た状態となつた拡大説明図である。第6図は水差
しを組付ける前の状態を示す説明図である。第7
図は注水用プレート部が蓋に固定された水差しの
水導出部が開いた状態の要部説明断面図である。
第8図は第7図に示す水差しの水導出部が閉じた
状態の要部説明断面図である。第9図は従来のワ
ンタツチ式水差しの要部を示す説明断面図ある。 1……容器状本体、11……水切れ部、2……
蓋、211……リブ、21……蓋本体、22……
押圧部、23……水導出部、24……開閉機構、
241……水導出部付勢部材、242……ツメ
部、243……当接部、244……ツメ付勢部
材、245……軸、246……弾性部材、25…
…押圧用付勢部材、3……氷容器本体、31……
側壁部、32……底部、7……氷容器用蓋、9…
…注水用プレート部、91……注入先端周辺部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上端開口の容器状本体と、 該本体の該上端開口に着脱可能に保持される
    蓋本体と、該蓋本体に対して相対移動可能に保
    持されるとともに一方向に付勢されている押圧
    部と、上記蓋本体と相対移動可能に保持され水
    導出口を開閉する水導出部と、上記蓋本体に保
    持されるとともに上記押圧部により駆動され上
    記水導出口を開く方向に該水導出部を駆動する
    開閉機構と、をもつ蓋と、 から構成されている水差しにおいて、 上記蓋または上記容器状本体には、注水用プ
    レート部が固定され、該注水用プレート部は、
    上記水導出口が閉じている場合には主として上
    記容器状本体内に付勢された状態で格納され、
    上記水導出口が開いている場合には少なくとも
    上記プレート部の注水先端周辺部が上記水導出
    部から突出する構成であることを特徴とする水
    差し。 (2) 開閉機構は、上記水導出口を閉じた状態に保
    持するツメ部と、上記押圧部により駆動され上
    記ツメ部を駆動して上記水導出口を開く当接部
    と、該当接部および上記ツメ部を上記押圧部の
    押圧方向と逆方向に付勢するツメ付勢部材と、
    を具備し、上記ツメ部、上記当接部および上記
    ツメ付勢部材は一体的に形成された樹脂製弾性
    部材と、 上記水導出部を開く方向に付勢する水導出部
    付勢部材と、から構成される実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の水差し。
JP16591587U 1987-10-29 1987-10-29 Expired JPH0443109Y2 (ja)

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JPH0171559U JPH0171559U (ja) 1989-05-12
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