JP2548180Y2 - 発泡合成樹脂製包装容器 - Google Patents

発泡合成樹脂製包装容器

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JP2548180Y2
JP2548180Y2 JP1990030646U JP3064690U JP2548180Y2 JP 2548180 Y2 JP2548180 Y2 JP 2548180Y2 JP 1990030646 U JP1990030646 U JP 1990030646U JP 3064690 U JP3064690 U JP 3064690U JP 2548180 Y2 JP2548180 Y2 JP 2548180Y2
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Japan
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lid
synthetic resin
connecting hinge
side engaging
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JP1990030646U
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和彦 細川
潤一郎 城野
弘行 山路
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Mitsubishi Chemical Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、卓上電子計算機、トランジスタラジオ、カ
セットテープレコーダ、カメラ等の比較的小型の電気機
器、精密機器を収納する発泡合成樹脂製自動包装容器に
関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の収納容器として、本体部と蓋体部とを
ヒンジ部で連結して一体とした薄肉の射出成形体からな
る外装部材と、収納機器の形状に対応させた収納凹部を
形成し、本体部、蓋体部にそれぞれ嵌装する薄肉の射出
成形体からなる内装部材とを有するもの、あるいは収納
凹部を形成した容器本体と蓋体とを別個に発泡樹脂成形
体としたもの等がある。
(考案が解決しようとする課題) 外装部材、内装部材を、それぞれ薄肉の射出成形体と
したものは、外装部材の本体部と蓋体部へ、それぞれ内
装部材を嵌装する工程と内装部材への収納機器の収納工
程との2工程を要するため、自動包装作業においては少
くとも2台のロボット等作業機を必要とするとともに、
内装部材を嵌装する際の本体部と蓋体部への位置合せも
難しく、部品点数も多く、自動包装容器として高価であ
る等の難点がある。
また、容器本体と蓋体とを別体としたものは、これら
部材の位置合せを確実にし嵌合させることは作業機では
難しく、手作業で行なわなければならず作業能率に劣る
という問題点があった。
本考案は、収納作業時における部材の位置合せを容易
とし、自動包装過程における収納作業を高能率になし
得、単体として安価に提供し得るものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、内面平坦部に本体側収納凹部を形成すると
ともに周辺部に本体側係合凸部を形成してなる本体部
と、内面平坦部に蓋体側収納凹部を形成するとともに周
辺部に蓋体側係合凸部を形成してなる蓋体部と、前記本
体部と蓋体部とを折曲自在に連結する連結ヒンジ部とを
発泡合成樹脂材により一体成形し、かつ前記本体部の高
さと蓋体部の高さとを同一とし、前記本体側係合凸部と
蓋体側係合凸部は、連結ヒンジ部を折曲して蓋体部を本
体部に被せた際に、一方の係合凸部の外周壁面と他方の
係合凸部の内周壁面とが密接に係合するように構成し、
連結ヒンジ部は、その折曲方向において、中央膨出条部
とこの中央膨出条部の両側の薄肉条部とからなり、当該
連結ヒンジ部を折曲して蓋体部を本体部に被せた際に、
その外側面が本体部及び蓋体部の外側面と略面一になる
ように構成した発泡合成樹脂製包装容器である。
(作用) 内面平坦部の高さ、換言すれば肉厚を同高とした本体
部、蓋体部にそれぞれ形成した収納凹部に収納部品をロ
ボット等の作業機で容易に装入することができ、かつ連
結ヒンジ部の中央膨出条部と両側の薄肉条部により蓋体
部を本体部に被せることができ、しかも本体側係合凸部
と蓋体側係合凸部とにより、蓋体部を本体部に正確に被
せることができるので自動包装過程における収納作業を
確実かつ高能率になし得る。
(実施例) 本考案の実施例について、図面を参照して詳細に説明
する。
本考案の自動包装容器1は第1図乃至第5図に示すよ
うに、本体部2、蓋体部3及び連結ヒンジ部4とよりな
り、発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリ
エチレン等による型内ビーズ発泡成形により一体成形し
てなり、密度を0.018〜0.05g/cmとしてある。
本体部2の内面平坦部5には、第1図及び第2図に示
すように、収納機器部品の形状に対応した本体側収納凹
部を形成してあり、本例では3部品からなる収納機器と
したので収納凹部6a,6b,6cとしてある。
又、本体部2の内面平坦部5の周辺部には、本体側係
合凸部7を形成してあり、この本体側係合凸部7と外周
縁との間は周縁部8としてある。
蓋体部3の内面平坦部9には、第3図及び第5図に示
すように、前記本体部2の収納凹部6a,6b,6cに対応する
蓋体側収納凹部とした収納凹部10a,10b,10cを形成して
ある。
前記蓋体部3の内面平坦部9の周辺部における周縁に
沿って蓋体側係合凸部11を形成してあり、本体部2に蓋
体部3を被せたとき、本体側係合凸部7の外周壁面と、
蓋体側係合凸部11の内周壁面とが係合し、かつ係合凸部
11の外周と本体部2の周縁部8の外周とが合致するよう
にしてある。
この場合、本体側係合凸部7の内周壁面と蓋体側係合
凸部11の外周壁面とを係合させるようにしてもよい。
前記連結ヒンジ部4は、第1図乃至第2図に示すよう
に、中央膨出条部12の両側に、薄肉条部13,13を形成
し、一方の薄肉条部13を介して本体部2と連結し、他方
の薄肉条部13を介して蓋体部3と連結してあり、これら
薄肉条部13,13によって容易に折曲自在としてあり、本
体部2への蓋体部3の被せ作業を極めて良好とする。
この場合、本体部2に蓋体部3を被せたとき、連結ヒ
ンジ部4が支障を来たさないように、本体部2の内面平
坦部5の側縁に前記中央膨出条部12の一側を受入れる凹
条部14を形成し、蓋体部3の内面平坦部9の側縁にも中
央膨出条部12の他側を受入れる凹条部15を形成してあ
る。このため、本体部2に蓋体部3を被せたとき、図4
に示す側面図より明らかなように、連結ヒンジ部4の外
側面は、本体部2の外側面及び蓋体部3の外側面と略面
一となり、外方に突出しない。
さらに、本体部2の底面より内面平坦部5までの高さ
と蓋体部3の底面より内面平坦部9までの高さ、換言す
れば内面平坦部5,9の高さを同一としてあり、ロボット
等の作業機による収納作業に支障を来たさない。
本考案の自動包装容器は前記のように構成し、次のよ
うな過程を行う。
先ず、自動包装容器1を第1図、第2図及び第5図に
示すよう開被状態とし、本体部2の内面平坦部5及び蓋
体部3の内面平坦部9を上向きとしてベルトコンベア
(図示しない)上に載置する。この際、本体部2と蓋体
部3の高さを同一としたから、ベルトコンベア上での移
送状態は安定であり、以後の自動収納作業に極めて都合
がよい。
次いで、ロボット等作業機により収納機器部品を自動
的に持来させ、それぞれの部品を第3図に示す収納凹部
6a,6b,6cに装入する。
続いて、別の作業機により蓋体部3を上方に回動させ
て、本体部2に被せる。このとき、本体部2と蓋体部3
とは連結ヒンジ部4で連結され、かつ中央膨出条部12の
両側を薄肉条部13,13としたから極めて容易に折曲し重
合させることができ、さらに、本体側係合凸部7の外周
壁面と蓋体側係合凸部11の内周壁面とが密接に係合する
から、蓋体部3の位置合せを極めて容易とする。又、本
体部2に蓋体部3を被せたとき、連結ヒンジ部4の中央
膨出条部12は本体部2の凹条部14及び蓋体部3の凹条部
15に受け入れられるため、連結ヒンジ部4の外側面は、
本体部2の外側面及び蓋体部3の外側面と略面一とな
り、外方に突出しない。
引続き、別の作業機により本体部2と蓋体部3との接
合部に接着テープ等を貼付する等して収納作業を終了す
る。
(考案の効果) 本考案の包装容器は、連結ヒンジ部で折曲して蓋体部
を本体部に被せた際に、本体側係合凸部又は蓋体側係合
凸部の一方外周壁面と他方の内周壁面とが密接に係合す
るように構成したので、本体部に対する蓋体部の位置合
わせが極めて容易かつ確実となり、確実な自動収納作業
をなし得る。
又、本体部と蓋体部と連結ヒンジ部とを発泡合成樹脂
材により一体成形したから、単体の発泡合成樹脂成形品
として安価に提供し得るとともに、肉厚を大として充分
な緩衝効果を有せしめながら軽量化することができる。
しかも、連結ヒンジ部を折曲して蓋体部を本体部に被
せた際に、その連結ヒンジ部の外側面が本体部及び蓋体
部の外側面と略面一となり、突出部がないため、比較的
脆い発泡合成樹脂成形品であるにも係わらず、閉蓋後は
外部負荷による破損等もなく強度が充分に保持されるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案自動包装容器の開被時の平面図、第2図
は第1図のII−II線における断面図、第3図は本考案自
動包装容器の平面図、第4図は同・側面図、第5図は同
・開被時の側面図である。 1…自動包装容器、2…本体部、3…蓋体部、4…連結
ヒンジ部、5…本体部の内面平坦部、6a,6b,6c…本体側
収納凹部、7…本体側係合凸部、8…周縁部、9…蓋体
部の内側平坦部、11…蓋体側係合凸部、12…中央膨出条
部、13…薄肉条部。
フロントページの続き (72)考案者 城野 潤一郎 東京都千代田区丸の内2丁目5番2号 三菱油化株式会社内 (72)考案者 山路 弘行 三重県四日市市川尻町1000番地 三菱油 化バーディッシェ株式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面平坦部に本体側収納凹部を形成すると
    ともに周辺部に本体側係合凸部を形成してなる本体部
    と、内面平坦部に蓋体側収納凹部を形成するとともに周
    辺部に蓋体側係合凸部を形成してなる蓋体部と、前記本
    体部と蓋体部とを折曲自在に連結する連結ヒンジ部とを
    発泡合成樹脂材により一体成形し、かつ前記本体部の高
    さと蓋体部の高さとを同一とし、 前記本体側係合凸部と蓋体側係合凸部は、連結ヒンジ部
    を折曲して蓋体部を本体部に被せた際に、一方の係合凸
    部の外周壁面と他方の係合凸部の内周壁面とが密接に係
    合するように構成し、 連結ヒンジ部は、その折曲方向において、中央膨出条部
    とこの中央膨出条部の両側の薄肉条部とからなり、当該
    連結ヒンジ部を折曲して蓋体部を本体部に被せた際に、
    その外側面が本体部及び蓋体部の外側面と略面一になる
    ように構成したことを特徴とする発泡合成樹脂製包装容
    器。
JP1990030646U 1990-03-26 1990-03-26 発泡合成樹脂製包装容器 Expired - Lifetime JP2548180Y2 (ja)

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KR101729640B1 (ko) * 2015-09-09 2017-04-24 (주)코모텍 발포폼 성형기에 의하여 일체 성형되는 포장용 상자

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