JPH0415655Y2 - - Google Patents

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JPH0415655Y2
JPH0415655Y2 JP1983163899U JP16389983U JPH0415655Y2 JP H0415655 Y2 JPH0415655 Y2 JP H0415655Y2 JP 1983163899 U JP1983163899 U JP 1983163899U JP 16389983 U JP16389983 U JP 16389983U JP H0415655 Y2 JPH0415655 Y2 JP H0415655Y2
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JP
Japan
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lid
case body
case
lid frame
fitting protrusion
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JP1983163899U
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JPS6070568U (ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主としてビデオテープを収納して陳列
保管するためのケースの改良に関するものであ
る。
〔従来技術とその問題点〕
一般、この種ケースは背板の両側縁に折曲部を
介して底板と蓋板を連設し、この底板と蓋板の
夫々内面に皿形状のケース本体と蓋体とを夫々設
けて成り、ケース本体と蓋体とを嵌合して開閉可
能にしたものである。しかし、この種ケースでは
通常合成樹脂製であるため、外力によつて変形し
易く、ケース本体と蓋体との嵌合だけでは、簡単
に開蓋するという問題がある。
そこで、ケース本体と蓋体との嵌合をより確実
にしたものとして、例えば実開昭57−126785号公
報や実開昭56−82770号公報に記載の如き考案が
存在する。前者はケース本体と蓋体の開口縁に、
その中央には互いに嵌合する凸片と凹所を設け、
かつ当接面にも互いに嵌合する突起と凹孔とを設
けて成り、また後者はケース本体もしくは蓋体の
一方の前側壁に内方に突出する嵌合凸部を、他方
の前側壁に内方に突出する嵌合凹部を設け、かつ
ケース本体もしくは蓋体のいずれか一方に他方の
側壁嵌合用の位置規制部材を設けて成る。両者は
いずれもケース本体と蓋体との嵌合のみに比して
確実に閉蓋状態を維持でき、殊に後者は左右のず
れを生ずることがないという長所がある。
しかし、前者では蓋体の前端側から力が加わる
と外れ易く、また後者は蓋体の後端側から力が加
わると外れ易いという問題点があるばかりか、い
ずれも構造が複雑で高価につくという問題点があ
る。
本考案は、これに鑑みてなしたもので、蓋体の
前端側または後端側から外力が加わつてもがたつ
くことなく確実に閉蓋でき、安価に大量生産し得
るビデオテープ収納用ケースを提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するためになしたもの
で、背板の両側端縁に折曲部を介して連設したる
底板及び蓋板の各上面にケース本体と蓋枠体を
夫々設け、かつその開口周縁に互いに嵌合する嵌
合突縁を設けて開閉自在になしたケースにおい
て、ケース本体1の嵌合突縁13の前側壁外端面
上部に膨出凸部14を、蓋枠体2の嵌合突縁23
の前側壁内端面下部で上記膨出凸部に対応する位
置に凹部24を設け、さらにケース本体1の閉蓋
時、ケース本体1と蓋枠体2との連設部に設けた
背部3と対向し、背部内面を押圧するようにケー
ス本体1の後側壁の外面に厚肉部15を設けたこ
とを要旨とする。
〔作用〕
本考案は前記の手段により、ケース本体1内に
ビデオテープを収納して蓋枠体2をかぶせると、
ケース本体1の膨出凸部14が蓋枠体2の凹部2
4内に嵌り込み、この時ケース本体の厚肉部15
が背部3の内面を押圧して、蓋枠体2が背部3側
に引き付けられて、膨出凸部14と凹部24との
嵌合がより確固となり閉蓋しうるものである。即
ち、蓋枠体の前端側から力が加わつても膨出凸部
14に凹部24とがより嵌り込み、また、反対に
後端側から力が加わつても、背部3が厚肉部15
によつて加圧力と逆方向に押圧するので蓋枠体が
その後端側に引き付けられて、膨出凸部14と凹
部24とがより一層嵌り込むことになる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図において1はケース本体で、このケース本体
1は合成樹脂材料を略函体状に成し、その下端外
周に溶着してフランジ11を、また周壁の開口縁
に、外方三辺に段部12を有するように嵌合突縁
13を一体に成形するとともに、上記嵌合突縁1
3の前側壁外端面上部には膨出凸部14を1乃至
2個形成し、さらにこの膨出凸部と対向する後側
壁の外面に厚肉部15を突出するように形成した
ものである。
なお図中16は収納したビデオテープを取り出
す際の指掛り用切欠である。
また、2は上記ケース本体と同様の方法で成形
した蓋枠体で、この蓋枠体2は略函体状でその下
端外周に溶着用フランジ21を、また周壁の一辺
を除く開口縁に、内方に段部22を有するように
嵌合突縁23を一体に成形するとともに、上記嵌
合突縁23の前側壁内端下部で、前記嵌合突縁1
3に設けた膨出凸部14と対応する位置に1乃至
2個の凹部24を形成したものである。
ところで、上記膨出凸部14及び凹部24は嵌
合突縁13,23の夫々他の二側壁(図面の上
下)にも形成することも可能である。
次に、熱可塑性合成樹脂シートの上面に、背板
の両側端縁に折曲部a,bを介して底板及び蓋板
を連設したる芯材Aを載置するとともに、上記背
板の上面に熱可塑性合成樹脂シートを、また底板
及び蓋板の各上面に前記ケース本体1及び蓋枠体
2を載置して、芯材の周縁とケース本体1及び蓋
枠体2の各周縁フランジ部分にウエルダーを適用
して溶着して所望のケースCを構成する。
このケースCは背部3の折曲部a,bを介して
底部4及び蓋部5の各上面に印篭抉に嵌合可能に
したケース本体1と蓋枠体2を一体に形成したも
のである。
図中6は蓋部5、背部3、底部4に亘る長手方
向に所要幅の透明なシートを、上部を除く三周縁
を溶着して収納ビデオテープの表示カードを挿入
しうるようになしたカード入れである。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如き構成になしたので、ケース
本体と蓋枠体の嵌合突縁の前側壁に設けた互いに
嵌り合う膨出凸部と凹部及び上記前側壁と対向す
るケース本体の後側壁に設けた厚肉部との協同作
用により、より確実に閉蓋でき、しかも構造簡単
なので、安価に大量生産できる等の実用的利点を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はケースの斜視図、第2図は第1図のA
−A断面図、第3図は開蓋状態を示す斜視図であ
る。 1はケース本体、2は蓋枠体、11,21はフ
ランジ、12,22は段部、13,23は嵌合突
縁、14は膨出凸部、15は厚肉部、24は凹
部、3は背部、4は底部、5は蓋部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背板の両側端縁に折曲部を介して連設したる底
    板及び蓋板の各上面にケース本体と蓋枠体を夫々
    設け、かつその開口周縁に互いに嵌合する嵌合突
    縁を設けて開閉自在になしたケースにおいて、ケ
    ース本体1の嵌合突縁13の前側壁外端面上部に
    膨出凸部14を、蓋枠体2の嵌合突縁23の前側
    壁内端面下部で上記膨出凸部に対応する位置に凹
    部24を設け、さらにケース本体1の閉蓋時、ケ
    ース本体1と蓋枠体2との連設部に設けた背部3
    と対向し、背部内面を押圧するようにケース本体
    1の後側壁の外面に厚肉部15を設けたことを特
    徴とするビデオテープ収納用ケース。
JP16389983U 1983-10-21 1983-10-21 ビデオテ−プ収納用ケ−ス Granted JPS6070568U (ja)

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JP16389983U JPS6070568U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 ビデオテ−プ収納用ケ−ス

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JP16389983U JPS6070568U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 ビデオテ−プ収納用ケ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS6070568U JPS6070568U (ja) 1985-05-18
JPH0415655Y2 true JPH0415655Y2 (ja) 1992-04-08

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ID=30359478

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JP16389983U Granted JPS6070568U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 ビデオテ−プ収納用ケ−ス

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Families Citing this family (3)

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JPH0748549Y2 (ja) * 1990-01-25 1995-11-08 日立マクセル株式会社 テープカートリッジの収納ケース
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JPS5832106A (ja) * 1981-08-19 1983-02-25 Sharp Corp 自動転写装置

Family Cites Families (2)

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JPS6070568U (ja) 1985-05-18

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