JPH0627567Y2 - ケース - Google Patents

ケース

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JPH0627567Y2
JPH0627567Y2 JP1988127821U JP12782188U JPH0627567Y2 JP H0627567 Y2 JPH0627567 Y2 JP H0627567Y2 JP 1988127821 U JP1988127821 U JP 1988127821U JP 12782188 U JP12782188 U JP 12782188U JP H0627567 Y2 JPH0627567 Y2 JP H0627567Y2
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JP
Japan
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plate
lid
opening edge
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recessed
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Application number
JP1988127821U
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JPH0293246U (ja
Inventor
正一郎 川手
Original Assignee
ニツセー株式会社
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主としてビデオテープカセツト、フロツピーデ
イスクまたはオーデイオテープカセツト等をパツクする
用に供する新規のケースに関するものである。
〔従来の技術〕
この種のケースに於て、容体と蓋体の各開口縁の嵌合を
同嵌合部において相互に係止するようにしたものは、従
来、例えば、発泡スチロール製の容体と蓋体とからな
り、これらの容体と蓋体とに設けた相互に嵌合可能な嵌
合壁の当接面に、円弧状の突起と窪みとを上下に連設し
てなる断面略S字状の係止部をそれぞれ形成し、該係止
部における突起と窪みとを互いに嵌合係止させた形式の
ものが実開昭60−62448号公報などによって公知
となっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 然しながら、この形式のものは容体と蓋体の嵌合壁に相
互に嵌合する円弧状の突起と窪みを設ける構造であるの
で突起と窪みの構成には精緻な寸法関係の注意が必要と
され、例えば突起の寸法が窪みのそれより僅かでも大き
く形成されたりすると当然、突起と窪みの円滑な嵌合が
不可能となり、このような際に突起を窪みに無理に押し
込むと蓋体の開被が不能となるなどのトラブルも生じ易
いなどの問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は背版(1)の下縁に折曲自在部(2)を介して底版
(3)を、同じく上縁に折曲自在部(4)を介して蓋版(5)を
夫々連設し、底版(3)の内面に合成樹脂薄板の厚絞成形
により構成された皿形状ケース本体(6)を、また蓋版(5)
の内面に合成樹脂薄板の厚絞成形により構成された皿形
状の蓋枠体(7)を夫々載置固定すると共にケース本体(6)
の開口縁面の内側半分を突出させ同じく外側半分を凹ま
せ、また蓋枠体(7)の開口縁面の内側半分を凹ませ同じ
く外側半分を突出させると共にケース本体(6)の開口縁
面における突出部(8)と凹み部(9)の共有壁(10)および蓋
枠体(7)の開口縁面における凹み部(11)と突出部(12)の
共有壁(13)を傾斜させることによって両突出部(8)(12)
の先の方を広くしたことを特徴とするケースを提供する
ことによってこのような問題点を解決しようとするもの
である。
〔実施例〕
第1図乃至第4図に示す実施例は熱可塑性硬質合成樹脂
薄板に圧絞成形を施して背内面版(17)の下縁に折線部(1
8)を介して周壁を二重構造壁とされた皿形状のケース本
体(6)を、同じく上縁に折線部(19)を介して周壁を二重
構造壁とされた皿形状の蓋枠体(7)を夫々一体に連設さ
れた内側部材(20)を構成し、ケース本体(6)の周壁にお
ける外側版(21)の裾縁および蓋枠体(7)の周壁における
外側版(22)の裾縁に階段状の折曲部を外向きに設けて後
述する芯板(31)(31)′の縁押止部(23)および溶着代部(2
4)を設けると共にこれとは別個に、熱可塑性軟質合成樹
脂シートを以て背外面版(25)の両側に底外面版(26)およ
び蓋外面版(27)を一体に有する外側部材(28)を構成し、
この外側部材(28)を前記内側部材(20)の外側に配し且つ
ケース本体(6)の底壁(29)と底外面版(26)の間および蓋
枠体(7)の天壁(30)と蓋外面版(27)の間に厚紙製芯板(3
1)(31)′を挟入すると共に外側部材(28)の全周縁と内側
部材(20)における溶着代部(24)とを芯板(31)(31)′の外
周縁が前記縁押止部(23)に遊動不能に嵌着された状態に
おいて相互に溶着し、更にケース本体(6)の開口縁面の
内側半分を突出させ同じく外側半分を凹ませ、また蓋枠
体(7)の開口縁面の内側半分を凹ませ同じく外側半分を
突出させると共にケース本体(6)の開口縁面における突
出部(8)と凹み部(9)の共有壁(10)および蓋枠体(7)の開
口縁面における凹み部(11)と突出部(12)の共有壁(13)を
傾斜させることによつて両突出部(8)(12)の先の方を広
くしたものである。
〔考案の作用及び効果〕
叙上のようにケース本体(6)の開口縁面の内側半分を突
出させ同じく外側半分を凹ませ、また蓋枠体(7)の開口
縁面の内側半分を凹ませ同じく外側半分を突出させると
共にケース本体(6)の開口縁面における突出部(8)と凹み
部(9)の共有壁(10)および蓋枠体(7)の開口縁面における
凹み部(11)と突出部(12)の共有壁(13)を傾斜させること
によつて両突出部(8)(12)の先の方を広くしたことを特
徴とするので、当該共有壁(10)(13)が閉蓋時に相互に係
合して閉蓋状態を維持することができるは勿論である
が、特に本考案においてはケース本体(6)及び蓋枠体(7)
は共に合成樹脂薄板の厚絞成形により構成されていて弾
力性を有すると共にケース本体(6)側の突出部(8)は同本
体(6)の開口縁面の内側半分に、また蓋枠体(7)側の突出
部(12)は同枠体(7)の開口縁面の外側半分に夫々形成さ
れているので両者はその係合時に夫々の共有壁(10)(13)
の接合側より側圧を受けても前者は内方に、また後者は
外方に向って撓曲し易い傾向があり、従って両突出部
(8)(12)は各先端部の幅広形状によって両者の嵌合時に
夫々強い側圧を受けるようなことがあってもこれを容易
に記収することができるものであり、このために前記の
幅広部が或程度、過大な幅員に設計されるようなことが
あってもこれが両突出部(8)(12)の嵌合を妨げることが
ないのみならず寧ろこのために両者の係合を一層密とす
ることができるなどの特性も併せ有するものであって、
本考案はこれらによって前記公知のものにおける問題点
を充分に解決することができる効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ケースの実施例を示す全体の斜視図、第
2図は同じく閉蓋状態で示す斜視図、第3図は第2図A
−A線に沿う断面図、第4図は第2図A′−A′線に沿
う断面図、第5図は従来のケースを示す断面図である。 (1)…背版、(2)…折曲自在部、(3)…底版、(4)…折曲自
在部、(5)…蓋版、(6)…ケース本体、(7)…蓋枠体、(8)
…突出部、(9)…凹み部、(10)…共有壁、(11)…凹み
部、(12)…突出部、(13)…共有壁、(15)…突起、(16)…
凹部、(17)…背内面版、(18)(19)…折曲線、(20)…内側
部材、(21)(22)…外側版、(23)…縁押止部、(24)…溶着
代部、(25)…背外面版、(26)…底外面版、(27)…蓋外面
版、(28)…外側部材、(29)…底壁、(30)…天壁、(31)(3
1)′…芯板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】背版(1)の下縁に折曲自在部(2)を介して底
    版(3)を、同じく上縁に折曲自在部(4)を介して蓋版(5)
    を夫々連設し、底版(3)の内面に合成樹脂薄板の厚絞成
    形により構成された皿形状ケース本体(6)を、また蓋版
    (5)の内面に合成樹脂薄板の厚絞成形により構成された
    皿形状の蓋枠体(7)を夫々載置固定すると共にケース本
    体(6)の開口縁面の内側半分を突出させ同じく外側半分
    を凹ませ、また蓋枠体(7)の開口縁面の内側半分を凹ま
    せ同じく外側半分を突出させると共にケース本体(6)の
    開口縁面における突出部(8)と凹み部(9)の共有壁(10)お
    よび蓋枠体(7)の開口縁面における凹み部(11)と突出部
    (12)の共有壁(13)を傾斜させることによって両突出部
    (8)(12)の先の方を広くしたことを特徴とするケース。
JP1988127821U 1988-09-29 1988-09-29 ケース Expired - Lifetime JPH0627567Y2 (ja)

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JPH0293246U JPH0293246U (ja) 1990-07-24
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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6010749U (ja) * 1983-06-30 1985-01-24 日立化成工業株式会社 発泡プラスチツク製容器
JPS6062448U (ja) * 1983-10-04 1985-05-01 株式会社飯田製作所 発泡スチロ−ル製容器
JPS6265940U (ja) * 1985-10-14 1987-04-24
JPS63137748U (ja) * 1987-02-27 1988-09-12

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