JPH063792Y2 - プラスチックケース - Google Patents
プラスチックケースInfo
- Publication number
- JPH063792Y2 JPH063792Y2 JP5671988U JP5671988U JPH063792Y2 JP H063792 Y2 JPH063792 Y2 JP H063792Y2 JP 5671988 U JP5671988 U JP 5671988U JP 5671988 U JP5671988 U JP 5671988U JP H063792 Y2 JPH063792 Y2 JP H063792Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage recess
- plate
- cover
- plastic case
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ビデオカメラ本体およびその付属品を収納し
て保管し、携帯するためのプラスチックケース、その他
各種電子機器等の物品を収納するためのプラスチックケ
ースに関するものである。
て保管し、携帯するためのプラスチックケース、その他
各種電子機器等の物品を収納するためのプラスチックケ
ースに関するものである。
従来の技術 本体と蓋体からなり、内部に収納リセスを設けたプラス
チックケースであって、機器本体とその付属品をともに
収納することができるものは、特公昭４９−１８７４８
号公報に記載されていて、既に知られている。
チックケースであって、機器本体とその付属品をともに
収納することができるものは、特公昭４９−１８７４８
号公報に記載されていて、既に知られている。
考案が解決しようとする課題 上記従来のプラスチックケースにおいては、その本体内
に機器本体と付属品の収納部がそれぞれ形成されている
が、この付属品の収納部は、機器本体の収納部の一側に
位置する上面が開放した収納リセスであって、その部分
と蓋体の内壁との間は空間となっているので、ケースを
立てたり逆さにした場合には、収納した付属品がとびだ
し、雑然とした状態になってしまう欠点があった。
に機器本体と付属品の収納部がそれぞれ形成されている
が、この付属品の収納部は、機器本体の収納部の一側に
位置する上面が開放した収納リセスであって、その部分
と蓋体の内壁との間は空間となっているので、ケースを
立てたり逆さにした場合には、収納した付属品がとびだ
し、雑然とした状態になってしまう欠点があった。
本考案は、従来のこの種プラスチックケースにおける欠
点を解消しようとするものであって、収納リセスに収納
した付属品等の収納物品がケースを立てたり逆さにして
もとびださず、収納物品を整然とした収納状態に保持す
ることができるうえ、収納リセスを全開して物品の出し
入れを容易に行うことができるプラスチックケースを提
供することを目的とするものである。
点を解消しようとするものであって、収納リセスに収納
した付属品等の収納物品がケースを立てたり逆さにして
もとびださず、収納物品を整然とした収納状態に保持す
ることができるうえ、収納リセスを全開して物品の出し
入れを容易に行うことができるプラスチックケースを提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本考案は、その目的を達成するため、次のように構成し
た。
た。
すなわち、その構成は、本体と蓋体からなり、内部に収
納リセスを設けたプラスチックケースにおいて、収納リ
セスの開口部にはスライド自在の板状カバーを備えると
ともに、収納リセスの開口部内縁には板状カバーの押え
突起を設け、板状カバーには上記押え突起を通すための
切欠部を形成してなることを特徴とするプラスチックケ
ースとしたものである。
納リセスを設けたプラスチックケースにおいて、収納リ
セスの開口部にはスライド自在の板状カバーを備えると
ともに、収納リセスの開口部内縁には板状カバーの押え
突起を設け、板状カバーには上記押え突起を通すための
切欠部を形成してなることを特徴とするプラスチックケ
ースとしたものである。
作用 本考案は係るプラスチックケースは、上記のように構成
したものであるから、板状カバーをスライドさせてその
切欠部を押え突起に対応させることによって、板状カバ
ーを外して収納リセスの開口部を全開することができ
る。また、板状カバーをその切欠部を押え突起に対応さ
せ、かつスライドさせて収納リセスを閉じれば、ケース
を立てたり、逆さにしても収納物品が収納リセスからと
びだすことがなく、整然とした収納状態が保持される。
そいて、収納リセスを閉じた板状カバーは、押え突起に
よって押えられているので、それに荷重が加わっても外
れることがない。
したものであるから、板状カバーをスライドさせてその
切欠部を押え突起に対応させることによって、板状カバ
ーを外して収納リセスの開口部を全開することができ
る。また、板状カバーをその切欠部を押え突起に対応さ
せ、かつスライドさせて収納リセスを閉じれば、ケース
を立てたり、逆さにしても収納物品が収納リセスからと
びだすことがなく、整然とした収納状態が保持される。
そいて、収納リセスを閉じた板状カバーは、押え突起に
よって押えられているので、それに荷重が加わっても外
れることがない。
実施例 本考案の一実施例を図面について説明する。
図面において、１はケースの本体、２は蓋体であって、
本体１と蓋体２はヒンジ３によって連結されており、本
体１に対して蓋体２が開閉自在となっている。上記ヒン
ジ３は図示のように本体１および蓋体２と別体のもの、
またはそれらと一体に圧縮薄肉化して屈曲自在に形成し
たものである。本体１と蓋体２は、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等の熱可塑性プラスチックをブロー成形する
ことによって、ともに中空二重壁構造に形成されてい
る。
本体１と蓋体２はヒンジ３によって連結されており、本
体１に対して蓋体２が開閉自在となっている。上記ヒン
ジ３は図示のように本体１および蓋体２と別体のもの、
またはそれらと一体に圧縮薄肉化して屈曲自在に形成し
たものである。本体１と蓋体２は、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等の熱可塑性プラスチックをブロー成形する
ことによって、ともに中空二重壁構造に形成されてい
る。
上記中空二重壁構造の本体１および蓋体２内には、機器
本体（ビデオカメラ本体）４を収納する収納リセス5,6
が形成されており、収納リセス5,6の内壁面にはそれぞ
れ緩衝用の押えパッド７が取付けられている。また、本
体１内の収納リセス５の底面には、その内壁を外壁側に
凹ませた収納リセス８が形成されており、この収納リセ
ス８は付属品を収納するためのものである。なお、付属
品としては、コード類、電源用アダプタ、ビデオテープ
カセット等である。９はラッチ、10はラッチ受である。
本体（ビデオカメラ本体）４を収納する収納リセス5,6
が形成されており、収納リセス5,6の内壁面にはそれぞ
れ緩衝用の押えパッド７が取付けられている。また、本
体１内の収納リセス５の底面には、その内壁を外壁側に
凹ませた収納リセス８が形成されており、この収納リセ
ス８は付属品を収納するためのものである。なお、付属
品としては、コード類、電源用アダプタ、ビデオテープ
カセット等である。９はラッチ、10はラッチ受である。
上記収納リセス８には、その開口部にスライド自在の板
状カバー11が備えられており、この板状カバー11をスラ
イドさせることによって収納リセス８が開閉自在となっ
ている。すなわち、収納リセス８の開口部内周縁には、
収納リセス５の底面よりやや低いスライド縁部12が形成
されており、板状カバー11はこのスライド縁部12に嵌合
され、図示矢印の方向にスライド自在である。そして、
収納リセス８の開口部内縁には、板状カバー11のスライ
ド方向の両側に対向して板状カバー11の押え突起13が対
をなすように形成されており、板状カバー11には、その
最も開いた位置で押え突起13を通すための切欠部14が形
成されていて、板状カバー11の切欠部14を押え突起13に
対応させることによって、板状カバー11を外すことがで
きるようになっている。板状カバー11には指掛け孔15が
設けられており、スライド縁部12には板状カバー11を閉
じた位置に係止するストッパ16が突設されている。な
お、このストッパ16は板状カバー11の厚み程度のごく低
い突出部であり、板状カバー11はある程度のたわみ性を
有するものである。板状カバー11はその全面または一部
を透明あるいは半透明にすれば、閉じたままで収納リセ
ス８内の点検が可能である。また、板状カバー11は、図
示のように平板状のほか、例えば外側に膨出する形状
等、立体的に構成することもでき、指掛け孔15に替えて
指を掛ける凹部等を形成したものとしてもよい。
状カバー11が備えられており、この板状カバー11をスラ
イドさせることによって収納リセス８が開閉自在となっ
ている。すなわち、収納リセス８の開口部内周縁には、
収納リセス５の底面よりやや低いスライド縁部12が形成
されており、板状カバー11はこのスライド縁部12に嵌合
され、図示矢印の方向にスライド自在である。そして、
収納リセス８の開口部内縁には、板状カバー11のスライ
ド方向の両側に対向して板状カバー11の押え突起13が対
をなすように形成されており、板状カバー11には、その
最も開いた位置で押え突起13を通すための切欠部14が形
成されていて、板状カバー11の切欠部14を押え突起13に
対応させることによって、板状カバー11を外すことがで
きるようになっている。板状カバー11には指掛け孔15が
設けられており、スライド縁部12には板状カバー11を閉
じた位置に係止するストッパ16が突設されている。な
お、このストッパ16は板状カバー11の厚み程度のごく低
い突出部であり、板状カバー11はある程度のたわみ性を
有するものである。板状カバー11はその全面または一部
を透明あるいは半透明にすれば、閉じたままで収納リセ
ス８内の点検が可能である。また、板状カバー11は、図
示のように平板状のほか、例えば外側に膨出する形状
等、立体的に構成することもでき、指掛け孔15に替えて
指を掛ける凹部等を形成したものとしてもよい。
以上のように構成されたプラスチックケースにおいて、
付属品を収納する収納リセス８は、板状カバー11でスラ
イド開閉自在であるから、収納リセス８を板状カバー11
で閉じれば、ケースを立てたり逆さにしても、収納され
た付属品が収納リセス８からとびださず、整然とした状
態に保持される。そして、収納リセス８を閉じた状態の
板状カバー11は押え突起13によって押えられるので、収
納されている付属品によって押れても外れる虞れがな
い。また、板状カバー11は前記のように取り外れること
ができるので、収納リセス８に付属品を収納したり、取
り出すことが容易にできる。
付属品を収納する収納リセス８は、板状カバー11でスラ
イド開閉自在であるから、収納リセス８を板状カバー11
で閉じれば、ケースを立てたり逆さにしても、収納され
た付属品が収納リセス８からとびださず、整然とした状
態に保持される。そして、収納リセス８を閉じた状態の
板状カバー11は押え突起13によって押えられるので、収
納されている付属品によって押れても外れる虞れがな
い。また、板状カバー11は前記のように取り外れること
ができるので、収納リセス８に付属品を収納したり、取
り出すことが容易にできる。
なお、上記板状カバー11のスライド開閉は、指掛け孔15
に指を差し込んで行えばよく、この際には板状カバー11
をやや持ち上げた状態にして、ストッパ16をのりこえる
ようにする。板状カバー11を取り外す場合も同様であ
る。
に指を差し込んで行えばよく、この際には板状カバー11
をやや持ち上げた状態にして、ストッパ16をのりこえる
ようにする。板状カバー11を取り外す場合も同様であ
る。
考案の効果 本考案は、前記のように、本体と蓋体からなり、内部に
収納リセスを設けたプラスチックケースにおいて、収納
リセスの開口部にはスライド自在の板状カバーを備える
とともに、収納リセスの開口部内縁には板状カバーの押
え突起を設け、板状カバーには上記押え突起を通すため
の切欠部を形成してなるものであるから、収納リセスに
収納した付属品等の収納物品がケースを立てたり逆さに
しても収納リセスからとびださず、その収納物品を整然
とした収納状態に保持することができるうえ、収納リセ
スを全開して収納物品の出し入れを容易に行うことがで
き効果が得られる。
収納リセスを設けたプラスチックケースにおいて、収納
リセスの開口部にはスライド自在の板状カバーを備える
とともに、収納リセスの開口部内縁には板状カバーの押
え突起を設け、板状カバーには上記押え突起を通すため
の切欠部を形成してなるものであるから、収納リセスに
収納した付属品等の収納物品がケースを立てたり逆さに
しても収納リセスからとびださず、その収納物品を整然
とした収納状態に保持することができるうえ、収納リセ
スを全開して収納物品の出し入れを容易に行うことがで
き効果が得られる。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は開いた状態を
示すプラスチックケース全体の平面図、第２図は閉じた
状態を示すプラスチックケース全体の拡大縦断側面図、
第３図は付属品等を収納する収納リセス部分を一部破断
して示す斜視図である。 １…本体、２…蓋体、３…ヒンジ、４…機器本体、5,6
…収納リセス、７…押えパッド、８…収納リセス、９…
ラッチ、10…ラッチ受、11…板状カバー、12…スライド
縁部、13…押え突起、14…切欠部、15…指掛け孔、16…
ストッパ
示すプラスチックケース全体の平面図、第２図は閉じた
状態を示すプラスチックケース全体の拡大縦断側面図、
第３図は付属品等を収納する収納リセス部分を一部破断
して示す斜視図である。 １…本体、２…蓋体、３…ヒンジ、４…機器本体、5,6
…収納リセス、７…押えパッド、８…収納リセス、９…
ラッチ、10…ラッチ受、11…板状カバー、12…スライド
縁部、13…押え突起、14…切欠部、15…指掛け孔、16…
ストッパ
Claims (1)
- 【請求項１】本体と蓋体からなり、内部に収納リセスを
設けたプラスチックケースにおいて、収納リセスの開口
部にはスライド自在の板状カバーを備えるとともに、収
納リセスの開口部内縁には板状カバーの押え突起を設
け、板状カバーには上記押え突起を通すための切欠部を
形成してなることを特徴とするプラスチックケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5671988U JPH063792Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | プラスチックケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5671988U JPH063792Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | プラスチックケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01161430U JPH01161430U (ja) | 1989-11-09 |
| JPH063792Y2 true JPH063792Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31282589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5671988U Expired - Lifetime JPH063792Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | プラスチックケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063792Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP5671988U patent/JPH063792Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01161430U (ja) | 1989-11-09 |
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