JPH0121064Y2 - - Google Patents

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JPH0121064Y2
JPH0121064Y2 JP1982029737U JP2973782U JPH0121064Y2 JP H0121064 Y2 JPH0121064 Y2 JP H0121064Y2 JP 1982029737 U JP1982029737 U JP 1982029737U JP 2973782 U JP2973782 U JP 2973782U JP H0121064 Y2 JPH0121064 Y2 JP H0121064Y2
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lid
pin shaft
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piece
box
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JP1982029737U
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JPS58132753U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両用収納ボツクスに係り、例えば
自動車等のコンソールボツクスあるいはグローブ
ボツクス等に関するものである。
本考案の目的は、ドアを所定の開放角度で取り
外し得るようになすことによつて、このドアをメ
モ台、化粧台等の各種台として使用することので
きる車両用収納ボツクスを提供することである。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
図面においてCは合成樹脂にて形成されたコン
ソールボツクス全体を示しており、1はボツクス
本体、2は内蓋3と外蓋4とからなるドアであ
る。
内蓋3はボツクス本体1の収納部1Aを覆蓋し
うる平板略長方形状に形成されるとともにその中
央部には外蓋4の窪み16と共にドア2側に収納
空間2Aを形成する凹部5が凹設されており、該
凹部5の周囲に形成された各張り出し片6にてボ
ツクス本体1の開口周縁に係止しうる。また、内
蓋3において前側の張り出し片6Aの上面中央部
には、外蓋4のマグネツト片17に吸着される鉄
片7が取付けられている。一方、後側の張り出し
片6Bの後端縁には薄肉ヒンジ縁8を介してヒン
ジ片9が一体に延出形成されている。該ヒンジ片
9はボツクス本体1の後壁内面にビス等にて締付
け固定されており、これによつて内蓋3さらには
ドア2全体がボツクス本体1に対し前記薄肉ヒン
ジ縁8を中心として開閉回動可能とされる。さら
に後側の張り出し片6B上面には外蓋4の開閉回
動を支持するための一対の支持片10,10が突
設されている。各支持片10は外蓋4の両切欠き
凹部11,11に対しそれぞれ嵌合しうるように
形成されている。図示の各支持片10は横向きの
ほぼ直角3角柱状に形成されており、その背面側
には外蓋4が約90゜開放された際に、該外蓋4の
ストツパ片12と当接係合される当接面13が形
成されている。また、各支持片10の頂縁には外
蓋4のピン軸20を回動可能に嵌挿する筒部14
が形成されている。該筒部14は、後方へ向けて
ほぼ水平に開口する割溝15が形成されていて、
該割溝15にてピン軸20を抜き差ししうる。
外蓋4は、本例ではドアアウタ4Aとドアイン
ナ4Bとより中空状に一体成形されており、ドア
インナ4Bの中央部には前述した内蓋3の凹部5
と整合しうる窪み16が凹設されている。また、
ドアインナ4Bにおいて窪み16の前側には内蓋
3の鉄片7を吸着させるためのマグネツト片17
が取付けられ、さらにこのマグネツト片17の前
側にはボツクス本体1の係止孔18と係脱可能の
係合しうるロツク部材19が装着されている。
一方、外蓋4の後壁には前記両支持片10,1
0に対応して一対の切欠き凹部11,11が開設
されている。各切欠き凹部11,11は下面側お
よび後面側が開口して形成されるとともに後面側
の開口部上縁には、前述の如く、外蓋4が約90゜
開放された際に、各支持片10の当接面13と当
接係合しうるストツパ片12が一体状に垂下形成
されている。また、各切欠き凹部11,11内に
おいて、その左右両側壁間にはピン軸20が一体
かつ水平状に横架形成されている(第3図参照)。
各ピン軸20は、前記筒部14より若干長めに
形成されかつその外径は筒部14の孔径とほぼ同
径に形成されている。また、各ピン軸20が筒部
14と対応する部分(筒部14の長さ範囲とほぼ
同じ長さ範囲)には、一対の面取り21,21が
軸方向に沿つて対称に形成されている。また、こ
の両面取り21,21相互間の幅tは割溝15の
溝幅Wより若干小さめに形成されている(第4図
参照)。さらに、両面取り21,21は、外蓋4
が閉止されている状態では、第5図イに示すよう
に、図示前後方向において対向するように施され
ている。すなわち、ピン軸20は、常には筒部1
4,14からの抜脱が規制される一方、外蓋4が
約90゜開放回動された状態では、両面取り21,
21が図示上下方向に対向され、したがつてピン
軸20が筒部14から抜脱し得、外蓋4を取り外
し得ることになる。
続いて、上記構成に係る本例の作用と効果を具
体的に説明する。
本例コンソールボツクスCにおいて、ボツクス
本体1の収納部1Aを使用する場合には、まずロ
ツク部材19を操作して係止孔18との係合を解
除する。この状態で、ドア2全体を持上げれば、
ドア2は薄肉ヒンジ縁8を中心として開放回動さ
れ、この結果収納部1Aが開放される。なお、上
記の際において鉄片7とマグネツト片17とは吸
着状態にあるため、内蓋3は外蓋とともに収納空
間2Aを閉蓋したまま回動される。
ドア2側の収納空間2Aを使用する場合には、
上記鉄片7とマグネツト片17との吸着を解除す
れば、内蓋3は両ピン軸20,20周りに開放回
動され、この結果収納空間2Aが開放される。
さて、外蓋4を取り外して使用する場合には鉄
片7とマグネツト片17との吸着を解除した下
で、外蓋4を内蓋3に対して約90゜開放回動させ
る。これにより両ストツパ片12,12と両支持
片10,10の各当接面13とがそれぞれ当接係
合され、この位置で内蓋3に対する外蓋4の開放
量が規制される(第5図ロ参照)。一方、外蓋4
の上記開放回動に伴い、ピン軸20,20の両面
取り21,21が図示上下に対向する位置に回動
変位されるため、該位置で外蓋4を後方へ水平に
引いてやれば、両ピン軸20,20は割溝15を
介して筒部14からそれぞれ離脱される。こうす
ることによつて、外蓋4がボツクス本体1側から
取り外すことができ、取外し後においては外蓋4
が車室内においてメモ台あるいは化粧台等の各種
台として使用することができる。
逆に、外蓋4を取付ける場合には、外蓋4を内
蓋3に対してほぼ直角に起立させた状態、つまり
ピン軸20の両面取り21,21を上下に対向さ
せた状態でそれぞれ対応する筒部14に差込み、
この下で閉止方向へ回動させればよい。
なお、本例では内蓋3側に支持片10、外蓋4
側にピン軸20を設けた場合を示したが、これと
は逆に設けることもある。また、内蓋3を省略し
てボツクス本体1に支持片10を形成してもよ
く、この形式において外蓋4を取り外せば、ボツ
クス本体1の収納部1Aが全開されるため、収納
部1Aを掃除する際に、好都合となるという利点
もある。さらに、何れの形式にあつても、外蓋4
裏面に鏡等を取付けておけば、外蓋4を取り外す
ことによつて手鏡のようにして使用することもで
きる。さらにまた、本考案はコンソールボツクス
に限らず、グローブボツクスへ適用することも可
能である。
以上詳述したように、本考案によれば蓋体を所
定の開度まで開放した時に、ストツパ手段による
開度規制がなされる。そして、この際にはピン軸
に形成された面取り部分が支持片の割溝と整合し
て蓋体を抜取ることが可能となる。つまり、蓋の
全開位置がそのまま抜取り可能な位置となるわけ
であるため、抜取り位置が自動的に定まつて蓋体
の取外しが容易となる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図は外蓋、内蓋の開放状態を示す斜視
図、第2図は外蓋の取外し状態を示す斜視図、第
3図は切欠き凹部を拡大して示す断面図、第4図
はピン軸および支持片の拡大断面図、第5図イ,
ロ,ハはドアの作動状況をそれぞれ示す動作説明
図である。 1……ボツクス本体、3……内蓋、4……外
蓋、8……薄肉ヒンジ縁、10……支持片、14
……筒部、20……ピン軸、21……面取り。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ボツクス本体に対し垂直面内における開閉可能
    に支持される蓋体を備えた車両用収納ボツクスに
    おいて、 前記蓋体の回動中心寄りには蓋体を所定の開度
    に規制するストツパ手段を設けるとともに、前記
    ボツクス本体側あるいは蓋体側のいずれか一方に
    は蓋体の回動中心となるピン軸を設け、他方には
    ピン軸に対し回動を許容した状態で支持し外方へ
    開口する割溝が切欠き形成された支持片を設け、
    かつ前記ピン軸は前記ストツパ手段による開度規
    制がなされた時に前記割溝と整合して支持片から
    抜取り可能となるような面取りが形成されている
    ことを特徴とする車両用収納ボツクス。
JP2973782U 1982-03-02 1982-03-02 車両用収納ボツクス Granted JPS58132753U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2973782U JPS58132753U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 車両用収納ボツクス

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JP2973782U JPS58132753U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 車両用収納ボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58132753U JPS58132753U (ja) 1983-09-07
JPH0121064Y2 true JPH0121064Y2 (ja) 1989-06-23

Family

ID=30041505

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JP2973782U Granted JPS58132753U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 車両用収納ボツクス

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH085067Y2 (ja) * 1988-10-28 1996-02-14 池田物産株式会社 自動車用の収納装置
JP5581891B2 (ja) * 2010-08-23 2014-09-03 トヨタ紡織株式会社 シートバックにおけるテーブルボードの取付構造

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561847B2 (ja) * 1977-08-10 1981-01-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS538647U (ja) * 1976-07-07 1978-01-25
JPS561847U (ja) * 1979-06-19 1981-01-09

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JPS561847B2 (ja) * 1977-08-10 1981-01-16

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JPS58132753U (ja) 1983-09-07

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