JPH0222317Y2 - - Google Patents

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JPH0222317Y2
JPH0222317Y2 JP17974784U JP17974784U JPH0222317Y2 JP H0222317 Y2 JPH0222317 Y2 JP H0222317Y2 JP 17974784 U JP17974784 U JP 17974784U JP 17974784 U JP17974784 U JP 17974784U JP H0222317 Y2 JPH0222317 Y2 JP H0222317Y2
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JP
Japan
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eraser
magnet
housing space
cover case
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JP17974784U
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JPS6195595U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は消し屑をカバーケースによつて吸着可
能な消ゴムに関する。
(従来の技術) 従来、消し屑を集めるために消ゴム本体の中に
粉末状の磁性体を混在させて粉末磁性体を含有し
た消し屑をカバーケースに装着した磁石により吸
着せしめる考案は実開昭59−124196、又は実開昭
59−125362等により既に公知である。
(考案が解決しようとする問題点) 斯る従来の考案は消し屑を直に磁石に吸着させ
ずカバーの一部の磁力透過性のある壁部を介して
吸着せしめ、次に磁石をこの吸着壁部から磁力の
及ばない地点まで遠ざけることによつて吸着した
消し屑を吸着壁部から除去せしめんとするもので
あるが、磁石を吸着壁部から遠ざける手段として
は磁石を消ゴム本体等に一体的に接合してこれら
をカバーから抜出して分離せしめる方法を採つて
いるため、その作業をする場合は片手でカバーを
保持し片手で消ゴム本体等を抜出しなければなら
ないように両手を要し、又いちど消ゴム本体をカ
バーから抜出した後で再びカバーに嵌着させるに
は嵌入時に位置合わせを要するなどの煩瑣な作業
を要して使用勝手の悪い欠点があり、又カバーと
磁石を接合した消ゴム本体等が分離するため各々
が紛失してしまうような欠点もある。
本考案は斯る問題点を解決し、カバーに吸着せ
しめた消し屑を除去するために磁石を吸着部から
引き離す作業及び磁石をカバーの元の位置に嵌着
する作業が片手でワンタツチでできて使用勝手が
向上すると共に、磁石とカバーの吸着部が離れる
ことはできても分離しないため各々が紛失する虞
れが全くない消ゴムの提供を目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の問題点を解決するために、粉末
状磁性体を混在させた消ゴム本体1と、当該消ゴ
ム本体1を装填するカバーケース2とから成り、
カバーケース2はその上部に消ゴム本体1の嵌入
孔3を有しその下方位置に側面壁を開口した収容
空間4を有し当該収容空間4の一方の開口縁に磁
石5を下面に露呈するよう固着した磁石装填体6
の側縁を螺着して当該磁石装填体6を回動により
前記収容空間4に嵌入又は抜出自在となしこの嵌
入状態の磁石装填体6の下方には磁力透過性のあ
る底面壁7を配して当該底面壁7の下面部を消し
屑の吸着部8としたことを特徴とする消ゴムを構
成したものである。
(実施例) 図は本考案の一実施例を示したもので、1が粉
末状磁性体を混在させた消ゴム本体であり、又2
が上部に設けた嵌入孔3に前記消ゴム本体1をそ
の上端がやや突出する状態に装填した硬質プラス
チツク製のカバーケースであり、このカバーケー
ス2の嵌入孔3の下方位置には片面の側面壁を開
口した収容空間4が設けられ当該収容空間4の一
方の開口縁に磁石5を下面に露呈するよう固着し
た磁石装填体6の一側縁が蝶番のように回動自在
となるよう連結され当該磁石装填体6はその回動
により前記の収容空間4に嵌入自在とされ又はそ
の嵌入状態より抜出自在とされ収容空間4に嵌入
された磁石装填体6の更に下方にはその磁石5の
磁力を透過する底面壁7が配されそのやや没入し
た下面部が消し屑の吸着部8とされたものであ
る。
尚、収容空間4の開口縁で磁石装填体6が蝶着
していない側には係合用突起9が設けられ、又、
磁石装填体6の蝶着された反対側の側縁には係合
孔10を有する爪片11が設けられ、磁石装填体
6をカバーケース2の収容空間に嵌入させた状態
で係合用突起9と爪片11が係合するよう構成さ
れている。
(作用及び効果) 本考案は前記した構成を有するものであつて、
まず消ゴム本体1には粉末状磁性体が混在されて
いることによりその消し屑は磁気吸着可能とな
り、カバーケース2の収容空間4に磁石装填体6
を嵌入させた通常の状態(第2図の状態)でその
底面壁7の下面部により吸着される。
次に磁石装填体6を回動させて収容空間4から
抜出させると(第1図の状態)、カバーケース2
の底面壁7の下面部に吸着されていた消し屑は吸
着力を失つて落下するため自然に消し屑が除去さ
れることになる。ここで磁石5を吸着部8に近接
させ又は遠ざける操作は磁石装填体6がカバーケ
ース2に回動自在に連結されているため回動させ
るだけで良く片手でワンタツチで容易になすこと
が可能である。又、磁石装填体6は吸着部8から
遠ざけるようにカバーケース2から抜出してもカ
バーケース2とは一体的に連結しているため各々
が分離して紛失する虞れは全くない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は吸
着した消し屑を除去する際の形態を示す斜視図、
第2図は通常の状態で消し屑を吸着できる形態を
示す斜視図、第3図は第2図A−A線に沿う断面
図、第4図は第2図B−B線に沿う断面図であ
る。 1……消ゴム本体、2……カバーケース、3…
…嵌入孔、4……収容空間、5……磁石、6……
磁石装填体、7……底面壁、8……吸着部、9…
…係合用突起、10……係合孔、11……爪片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉末状磁石体を混在させた消ゴム本体と、当該
    消ゴム本体を装填するカバーケースとから成り、
    カバーケースはその上部に消ゴム本体の嵌入孔を
    有し、その下方位置に側面壁を開口した収容空間
    を有し当該収容空間の一方の開口縁に磁石を下面
    に露呈するよう固着した磁石装填体の側縁を螺着
    して当該磁石装填体を回動により前記収容空間に
    嵌入又は抜出自在となしこの嵌入状態の磁石装填
    体の下方には磁力透過性のある底面壁を配して当
    該底面壁の下面部を消し屑の吸着部としたことを
    特徴とする消ゴム。
JP17974784U 1984-11-27 1984-11-27 Expired JPH0222317Y2 (ja)

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JP17974784U JPH0222317Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JP17974784U JPH0222317Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JPS6195595U JPS6195595U (ja) 1986-06-19
JPH0222317Y2 true JPH0222317Y2 (ja) 1990-06-15

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JP17974784U Expired JPH0222317Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JP4576253B2 (ja) * 2005-02-02 2010-11-04 清之 竹中 消しゴムカス回収箱

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JPS6195595U (ja) 1986-06-19

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