JP3197326B2 - フロアパネル開口の塞ぎ板 - Google Patents

フロアパネル開口の塞ぎ板

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JP3197326B2
JP3197326B2 JP10816292A JP10816292A JP3197326B2 JP 3197326 B2 JP3197326 B2 JP 3197326B2 JP 10816292 A JP10816292 A JP 10816292A JP 10816292 A JP10816292 A JP 10816292A JP 3197326 B2 JP3197326 B2 JP 3197326B2
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辰夫 庄司
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロアパネル開口の塞
ぎ板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フロアパネルの開口にコンセント等が装
着されない場合、該開口を塞ぐために使用される塞ぎ板
の従来例を図11に示す。この従来例において、塞ぎ板
Aは断面略L字状に形成され、フロアパネル1の開口2
の周縁に載置させて使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例において、塞ぎ板Aはフロアパネル1に載置されてい
るだけなので、歩行時の異音、あるいはガタ付きが発生
するという欠点を有するものであった。
【0004】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、歩行時のガタ付き等を完全に防止する
ことのできるフロアパネル開口の塞ぎ板を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、実施例に対応する図に示すように、フロアパネルの
側縁に切欠状に形成される開口を閉塞する面板部と、面
板部の裏面であって、該面板部の後端縁から適宜間隔を
隔てた位置に突設される係止脚とを有し、前記係止脚
は、開口の開放縁に隣接する一対の辺縁に圧接して装着
時のガタ付きを防止する圧接部と、開口の辺縁に係止し
て抜け止めを行う膨隆部とを備えるとともに、該面板部
の後端縁には指掛け用の凹部を形成し、面板部の後端縁
を上方に回動状に引き上げて開口からの取外しを可能と
したフロアパネル開口の塞ぎ板を提供することにより達
成される。
【0006】
【作用】塞ぎ板は、面板部3の裏面から突設される係止
脚4を備え、該係止脚4の圧接部5をフロアパネル1の
開口2の辺縁に圧接させて塞ぎ板の周縁を三方から中央
部に押し遣り、塞ぎ板とフロアパネル1との間のガタ付
きを防止する。
【0007】また、係止脚4は、開口2の開放縁に隣接
する一対の辺縁で、後端縁から適宜距離離れた部位に配
置される。この結果、面板部3の後端縁を上方に引き上
げて、開口2の開放縁側の当接部位を支点として回動さ
せた際に、係止脚4に操作力より大きな回動力と係止解
除力が付与され、係止脚4の圧接力を大きくすることに
よる塞ぎ板の取外し作業性の低下が防止される。
【0008】さらに、請求項2記載の発明において、係
止脚4の抜け止めのために設けられる膨隆部6には、面
板部3の後端縁側に向かう係止解除用の斜面7が設けら
れる。斜面7の存在により、面板部3の後端縁を上方に
引き上げて、開口2の開放縁側の当接部位を支点として
回動させた際に、係止脚4には内方に向かう分力が発生
し、小さな力による塞ぎ板の取外し作業を可能にする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。図8に塞ぎ板の使用状態を示
す。先ず、フロアパネル1は、上面パネル1aと裏面パ
ネル1bとを周縁部において接合し、中空部に無機質充
填材1cを充填させて形成される。このフロアパネル1
は、側縁中央部に切欠状の開口2を備えており、該開口
2の周縁に塞ぎ板固定用のフランジ9が設けられる。ま
た、フランジ9には小孔9aが穿孔されており、面板部
3の位置決め突起10を受容して塞ぎ板の位置決めを行
う(図4参照)。
【0010】塞ぎ板は、フロアパネル1の開口2を閉塞
する面板部3と、面板部3の裏面に突設され、開口2の
開放縁に隣接する一対のフランジ9に対応する位置に設
けられる弾性変形可能な係止脚4とを有する。
【0011】係止脚4は、図2ないし図4に示すよう
に、面板部3の裏面から突設される接合側脚部4aと、
この接合側脚部4aの下端から上方に片持梁状に延設さ
れ、開口2への装着状態においてフランジ9の辺縁を圧
接部5で圧接する弾性脚4bを備えて断面U字状に形成
され、圧接部5の下部には、フロアパネル1のフランジ
9に弾発的に係止して開口2からの脱離をするための膨
隆部6が設けられる。
【0012】したがって、塞ぎ板をフロアパネル1の開
口2の上方から押し入れると、係止脚4の弾性脚4bが
弾性的に変形しながら膨隆部6がフロアパネル1のフラ
ンジ9に弾発的に係止し、装着作業が完了する。この状
態において、弾性脚4bの圧接部5がフランジ9の側縁
に圧接した状態となるので、フロアパネル1との間のガ
タ付きが完全に防止される。また、この状態から塞ぎ板
を取り外す際には、図5に示すように、面板部3に設け
られる指掛け用の凹部8に指を挿入して上方に引き上げ
る。これにより、塞ぎ板は図6に示すように、面板部3
の前端縁を支点として上方に回動し、係止脚4のフロア
パネル1への係止状態が解除される。
【0013】さらに、上記係止脚4は、面板部3の後端
縁から適宜距離D隔てられた部位に設けられており、フ
ランジ9とのガタ付きを完全に防止する程度に係止脚4
のフランジ9への圧接力を高めることによって、塞ぎ板
の取外しが困難とならないように配慮される。すなわ
ち、この実施例において、面板部3の後端縁を上方に引
き上げて、開口2の開放縁側の当接部位を支点として回
動させた際に、てこの作用で係止脚4に操作力Fより大
きな回動力F’を生じさせ、係止脚4を膨隆部6の係止
解除方向に変形させる。
【0014】また、この実施例において、塞ぎ板は、図
7に示すように、係止脚4が設けられる合成樹脂製の装
着部11の表面を金属製の表面プレート12により覆っ
て形成される。
【0015】表面プレート12は、表面板部12aの前
方縁から垂下部12bを垂下させて断面略L字状に形成
され、垂下部12bから表面板部12aの後端縁に至る
まで凹溝12cが凹設されて、剛性の向上が図られる。
また、表面プレート12の表面板部12aは、フロアパ
ネル1の開口2と略同一面積に形成されており、火災時
等に合成樹脂製の装着部11が加熱軟化、あるいは燃焼
した際にも、表面プレート12がフランジ9に保持さ
れ、パネル床面に開口2が露出しないように配慮され
る。さらに、表面プレート12の後端縁には、U字状切
欠12dが設けられており、装着部11の通線開口形成
部13を外部に露出させている。
【0016】一方、装着部11は、表面プレート12の
垂下部12bに対応する前面壁11bと、表面板部12
aに対応する水平部11aとを備え、水平部11aの後
端縁には、指掛け用の凹部8が凹設される。また、表面
プレート12のU字状切欠12dから外部に露出される
装着部11の通線開口形成部13の周縁部は、ガイド溝
14により薄肉とされており、ペンチ等の工具により挟
んで容易に打ち抜くことにより、容易に通線開口を開設
することができるようにされる。
【0017】装着部11への表面プレート12の装着
は、図7において矢印で示すように、表面プレート12
の表面板部12aを水平部11a上で後方に摺動させる
ことにより行われ、装着状態において、表面プレート1
2の側縁に屈曲形成される傾斜部15と、凹溝12cの
後端が装着部11側に設けられる押え片16により押え
られるとともに、垂下部12bの係止爪17が係止凹部
18に係止されて上方への脱離が防止され、かつ、表面
プレート12の係止突部19が装着部11側の段部20
に係止されて前縁側への脱離が防止される。
【0018】なお、以上において、塞ぎ板は、合成樹脂
製の装着部11に表面プレート12を固定して形成され
ているが、この他に、表面プレート12の裏面にバネ材
等により形成された係止脚4を接合したり、あるいは、
合成樹脂製の係止脚4を嵌合固定することも可能であ
る。
【0019】図9、図10に本発明の他の実施例を示
す。なお、本実施例の説明において、上述した実施例と
同一の構成は図中に同一符号を付して説明を省略する。
本実施例において、係止脚4の膨隆部6は、面板部3の
後端縁側の隅部に斜面7を備え、以下のように作用す
る。
【0020】すなわち、面板部3の後端縁の指掛け凹部
8を上方に引き上げ、開口2の開放縁側の当接部位Pを
支点として面板部3を回動させると、膨隆部6とフラン
ジ9との接触圧は、斜面7側の隅部から徐々に中央部に
分布していく。一方、斜面7への負荷により、図10
(c)、(d)に示すように、係止脚4には、内方、す
なわち、膨隆部6の係止解除方向の分力Frが生じるこ
ととなり、面板部3への操作力が有効に係止脚4の撓ま
せ方向への力に変換される。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、塞ぎ板
は、面板部の裏面から突設される係止脚をフロアパネル
の開口の辺縁に圧接させて装着されるので、フロアパネ
ルとの間のガタ付きを防止することができる。
【0022】また、係止脚は、開口の開放縁に隣接する
一対の辺縁で、後端縁から適宜距離離れた部位に弾発係
止されるように配置されており、面板部の後端縁を上方
に引き上げる取外し操作力が増大されて係止脚の解除力
となるようにされているので、取外し作業に支障を来す
ことなく係止脚の圧接力を大きく取ってフロアパネルへ
の保持力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】塞ぎ板の裏面斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】塞ぎ板の取外し方法を示す斜視図である。
【図6】係止脚への負荷状態を示す説明図である。
【図7】塞ぎ板の分解斜視図である。
【図8】塞ぎ板の使用状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す要部斜視図である。
【図10】係止脚の動作を示す説明図で、(a)はフラ
ンジへの装着状態、(b)はその側面図、(c)はフラ
ンジからの脱離状態、(d)は(c)の側面図である。
【図11】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
D 間隔 1 フロアパネル 2 開口 3 面板部 4 係止脚 5 圧接部 6 膨隆部 7 斜面 8 凹部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロアパネルの側縁に切欠状に形成される
    開口を閉塞する面板部と、 面板部の裏面であって、該面板部の後端縁から適宜間隔
    を隔てた位置に突設される係止脚とを有し、 前記係止脚は、開口の開放縁に隣接する一対の辺縁に圧
    接して装着時のガタ付きを防止する圧接部と、開口の辺
    縁に係止して抜け止めを行う膨隆部とを備えるととも
    に、該面板部の後端縁には指掛け用の凹部を形成し、 面板部の後端縁を上方に回動状に引き上げて開口からの
    取外しを可能としたフロアパネル開口の塞ぎ板。
  2. 【請求項2】フロアパネルの側縁に切欠状に形成される
    開口を閉塞する面板部と、 面板部の裏面に突接され、開口の開放縁に隣接する一対
    の辺縁に圧接して装着時のガタ付きを防止する圧接部
    と、開口の辺縁に係止して抜け止めを行う膨隆部とを備
    えた係止脚とを有し、 前記膨隆部は、面板部の後端縁側に向けて係止解除用の
    斜面を備えるとともに、該面板部の後端縁には指掛け用
    の凹部を形成し、 面板部の後端縁を上方に回動状に引き上げて開口からの
    取外しを可能としたフロアパネル開口の塞ぎ板。
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