JPH0756527Y2 - ロビーインターホンの表面カバー取付部構造 - Google Patents

ロビーインターホンの表面カバー取付部構造

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JPH0756527Y2
JPH0756527Y2 JP1989125291U JP12529189U JPH0756527Y2 JP H0756527 Y2 JPH0756527 Y2 JP H0756527Y2 JP 1989125291 U JP1989125291 U JP 1989125291U JP 12529189 U JP12529189 U JP 12529189U JP H0756527 Y2 JPH0756527 Y2 JP H0756527Y2
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JP
Japan
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box
recess
cover
wall
lobby intercom
Prior art date
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Application number
JP1989125291U
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English (en)
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JPH0366249U (ja
Inventor
智之 井上
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ロビーインターホンの表面カバー取付部構造
の改良に関するものである。
[従来の技術] ロビーインターホンは、一般に、第5図に示したよう
に、壁に埋め込まれた埋め込みボックス41に内器ボック
ス42を固定し、この内器ボックス42に表面カバー43を取
り付けるようにしいる。そして、従来のロビーインター
ホンの表面カバー取付部構造は、表面カバー43を内器ボ
ックス42に取付ねじ44を用いて取り付けるようにしてい
た。
[考案が解決しようとする課題] しかし、かかる従来の技術だと、第6図に示すように取
付ねじ44のねじ頭44aがロビーインターホンの表面に表
れて外観を損ねていた。
本考案は、取付ねじを用いなくとも表面カバーを内器ボ
ックスに取り付けることができ、しかも施工性にも優れ
たロビーインターホンの表面カバー取付部構造を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記問題点を解決するために提案される請求項1に記載
のロビーインターホンの表面カバー取付部構造は、壁面
の凹所に埋込まれた内器ボックスの前面開口部を覆う表
面カバーを内器ボックスに着脱自在に取り付けたロビー
インターホンにおいて、 壁面の凹所は、埋め込みボックスを嵌込んで取り付ける
凹所の外周に、浅い外凹所を形成した段付凹所とされて
おり、上記内器ボックスは、その前面開口部の周縁に、
係止部を形成した前方突出壁を設けた鍔部を有し、この
鍔部を上記壁面の凹所に嵌込んで取付られた埋め込みボ
ックスに固着され、上記表面カバーは、上記内器ボック
スの前面開口部に被せたときには、上記外凹所に嵌入さ
れて、上記内器ボックスの前方突出壁を覆う縁壁を有す
るとともに、上記内器ボックスの係止部と弾性係合され
る板バネを内面に突設しており、上記縁壁の適所には、
表面カバーを取り外すため、ドライバーなどの治具を嵌
入させる取外孔を形成した構造にしていることを特徴と
する。
請求項2に記載のロビーインターホンの表面カバー取付
部構造は、請求項1に記載のロビーインターホンの表面
カバー取付構造に更に、上記取外孔の一方の孔縁には、
孔口が内方に広がるテーパ部を形成した構造にしている
ことを特徴とする。
[作用] 請求項1に記載の本考案では、表面カバーを内器ボック
スに押し付けると、板ばねが弾性変形して内器ボックス
の前方突出壁の係止部に、表面カバーの板ばねの係止部
とを係合させることができ、又、表面カバーを内器ボッ
クスから取り外す際には、ドライバーなどの取り外し用
治具を用い、治具の先端を取外孔に引っ掛けるとともに
表面カバーと壁面の凹所とのかど部を、取り外し用治具
の支点とすれば、てこの原理を利用して内器ボックスの
係止部と表面カバーの係止部との係合を解除する事がで
きる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図に基いて説明する。
第1図および第2図は本考案の1実施例を示す図であ
る。
ロビーインターホンは、埋め込みボックス1と、埋め込
みボックス1に固定される内器ボックス2と、内器ボッ
クス2を覆う表面カバー3とで構成されている。埋め込
みボックス1は壁面4の凹所5に埋め込まれるものであ
る。そして、埋め込みボックス1は内鍔11を備え、内鍔
11に後述する内器ボックス2の鍔部21がねじ2Aで固定さ
れるようになっている。内器ボックス2は、その前面開
口部の周縁に鍔部21を有する。そして、鍔部21には、L
状の折り曲げられた前方突出壁22が形成されている。更
に、前方突出壁22の側面には、突状の係止部23(R=1.
0〜1.5cm)が形成されている。表面カバー3は金属製の
表パネル31と裏板32の二層構造とされている。表面カバ
ー3の裏面側の上下各端部および両側部の4〜6箇所に
は、板ばね33が内面に突設するようにスポット溶接等で
固定されている。板ばね33の側面には前方突出壁22の係
止部23に対応して弾性係合する凹状の係止部36が形成さ
れている。
また、壁面4の凹所5には、埋め込みボックス1を嵌込
んで取り付ける凹所5の外周に、浅い外凹所5Aを形成し
た段付凹所6が設けられている。又、表面カバー3は、
表面カバー3の周縁に、断面がL字状になるように形成
された縁壁34を有しており、縁壁34は、表面カバー3を
内器ボックス2の前方開口部に被せたときには、外凹所
5Aに嵌入され、かつ、内器ボックス2の前方突出壁22を
覆うようになっている。
更に、縁壁34には、表面カバー3の取り外し用治具Aの
先端を引っ掛かけるための取外孔35が複数個設けられて
いる。第3図は、取外孔35の配置図である。
表面カバー3を内器ボックス2に取り付ける場合には、
表面カバー3を内器ボックス2の方向に押さえ付ける
と、板ばね33が弾性変形して内器ボックス2の前方突出
板21の係止部23に表面カバー3の板ばね33の係止部34が
係合し、内器ボックス2に表面カバー3が取り付けられ
る。逆に、表面カバー3を取り外す場合には、第1図の
ように表面カバー3の取外孔35にドライバー(取り外し
用治具)Aのビットaの先端を差込んで引っ掛けた状態
で、ドライバーAを矢印の方向に倒すと、表面カバー3
の表面と壁面4の凹所5とのかど部6がビットaの支点
6aとなって「てこの原理」により係止部23,36が係合を
解除されるので、表面カバー3が容易に取り外せる。
第4図は応用例を示しており、表面カバー3の取外孔35
の一方の孔縁には、孔口が内方に広がるテーパ部35aが
形成されている。このような構造では、取外孔35が小さ
くてもドライバービットaの挿入が可能となる。
[考案の効果] 請求項1に記載の本考案によれば、表面カバーを内器ボ
ックスに押し付けるだけで、表面カバーを内器ボックス
に取り付けることができ、したがって取付ねじが不要と
なって取り付けが容易になり、ロビーインターホンの美
観も向上する。しかも取付ねじに代えて板ばねを使用し
ているだけであるので、コストを軽減でき、且つドライ
バーなどの取り外し用治具を用い、てこの原理を利用し
て内器ボックスの係止部と表面カバーの係止部との係合
を解除することができるので、表面カバーの取り外しが
極めて容易となる。
請求項2に記載の本考案によれば、表面カバーの取外孔
の一方の孔縁に、孔口が内方に広がるテーパ部を形成し
たので、取外孔が小さくてもドライバービット等の挿入
が可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案のロビーインターホンの表面カバー取付
部構造の第1実施例の断面図、第2図はその正面図、第
4図は表面カバーの取外孔の配置図、第4図はその応用
例を示す断面図、第5図は従来例の断面図、第6図はそ
の正面図である。 (符号の説明) 2……内器ボックス 22……前方突出壁 23……係止部 3……表面カバー 33……板ばね 35……取外孔 36……係止部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面の凹所に埋め込まれた内器ボックスの
    前面開口部を覆う表面カバーを内器ボックスに着脱自在
    に取り付けたロビーインターホンにおいて、 壁面の凹所は、埋め込みボックスを嵌込んで取り付ける
    凹所の外周に、浅い外凹所を形成した段付凹所とされて
    おり、 上記内器ボックスは、その前面開口部の周縁に、係止部
    を形成した前方突出壁を設けた鍔部を有し、この鍔部を
    上記壁面の凹所に嵌込んで取付られた埋め込みボックス
    に固着され、 上記表面カバーは、上記内器ボックスの前面開口部に被
    せたときには、上記外凹所に嵌入されて、上記内器ボッ
    クスの前方突出壁を覆う縁壁を有するとともに、上記内
    器ボックスの係止部と弾性係合される板バネを内面に突
    設しており、 上記縁壁の適所には、表面カバーを取り外すため、ドラ
    イバーなどの治具を嵌入させる取外孔を形成した構造に
    していることを特徴とする、ロビーインターホンの表面
    カバー取付部構造。
  2. 【請求項2】上記取外孔の一方の孔縁には、孔口が内方
    に広がるテーパ部を形成した構造にしていることを特徴
    とする、請求項1に記載のロビーインターホンの表面カ
    バー取付部構造。
JP1989125291U 1989-10-26 1989-10-26 ロビーインターホンの表面カバー取付部構造 Expired - Lifetime JPH0756527Y2 (ja)

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JPH0366249U JPH0366249U (ja) 1991-06-27
JPH0756527Y2 true JPH0756527Y2 (ja) 1995-12-25

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JP3789182B2 (ja) * 1996-12-13 2006-06-21 株式会社リコー スナップフィット係合構造

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JPS61166574U (ja) * 1985-04-03 1986-10-16

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JPH0366249U (ja) 1991-06-27

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