JP2600914Y2 - 操作レバーのノブ取付装置 - Google Patents

操作レバーのノブ取付装置

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JP2600914Y2
JP2600914Y2 JP1993067122U JP6712293U JP2600914Y2 JP 2600914 Y2 JP2600914 Y2 JP 2600914Y2 JP 1993067122 U JP1993067122 U JP 1993067122U JP 6712293 U JP6712293 U JP 6712293U JP 2600914 Y2 JP2600914 Y2 JP 2600914Y2
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JP
Japan
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knob
hole
piece
operation lever
lever
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JP1993067122U
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JPH0741612U (ja
Inventor
直基 向井
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U-SHINLTD.
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U-SHINLTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作レバーのノブ取付
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、実開昭63−92921号公報に
記載されているように、本出願人により出願された考案
の内容を図4に示す。この考案は、操作レバー1の先端
に山形の突起3を形成し、ノブ2に嵌合凹所4とスリッ
ト5と弾性係止爪6とを形成し、ノブ2の嵌合凹所4と
操作レバー1とを嵌合させたときに突起3と弾性係止爪
6とを係止させ、スリット5からドライバ7を挿入して
弾性係止爪6を変形させて突起3から弾性係止爪6を外
すことにより、操作レバー1からノブ2を外すようにし
たものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図4に示すものは、ノ
ブ2を操作レバー1に嵌合したときに、突起3で弾性係
止爪6を板厚方向に押し出すことができるため、小さな
力で操作レバー1にノブ2を取り付けることができる
が、ドライバ7等の工具を所持していない場合には操作
レバー1からノブ2を外すことが困難であり不便であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、操作レバーの
先端部にその長手方向に沿って着脱自在に嵌合される嵌
合凹所が形成されたノブを設け、前記操作レバーにその
先端から中間部に向けて延出する長孔とこの長孔の端部
から拡開する拡開穴とを形成し、前記拡開穴に係止され
る係止爪を先端に有して弾性的に屈撓する弾性片と前記
長孔に摺動自在に嵌合される操作片とを互いに連続させ
て前記ノブに一体に形成し、前記ノブに前記操作片の周
囲を開放する開放部を形成した。
【0005】
【作用】ノブの嵌合凹所と操作レバーとの嵌合操作の初
期には、弾性片を屈撓させて係止爪を操作レバーから退
避させることができるため、ノブと操作レバーとを小さ
な力で嵌合することができる。また、ノブと操作レバー
との嵌合操作の終期では、弾性片の復帰力により係止爪
が拡開穴に弾発的に係止されるため、ノブを操作レバー
に確実に且つ容易に取り付けることができる。さらに、
周囲が開放部により開放された操作片を指で押圧するこ
とにより、弾性片を屈撓させて係止爪を拡開穴から外す
ことが可能となる。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例を図1ないし図3に基づい
て説明する。図1は操作レバー10とノブ11との取付
関係を示すもので、同図(a)は縦断側面図、同図
(b)は底面図である。これらの図で明らかなように、
操作レバー10には、その先端から中間部に向けて延出
する長孔12と、この長孔12の端部から拡開する拡開
穴13とが形成され、この長孔12と拡開穴13との境
界には係止縁14が形成されている。
【0007】また、前記ノブ11は弾性を有する合成樹
脂により形成されたもので、このノブ11には、前記操
作レバー10に嵌合される嵌合凹所15と、その上方に
位置して操作レバー10側に開口する空間部16と、下
端に向けて開口する開放部17とが互いに連通状態で形
成されている。また、嵌合凹所15と空間部16との間
には弾性的に屈撓する弾性片18が形成され、この弾性
18の自由端側には、前記拡開穴13に係止される係止
爪19と、前記長孔12に摺動自在に嵌合される操作片
20とが一体に形成されている。この操作片20の下端
には指の掛かりをよくするために粗面21が形成されて
いる。図2はノブ11の正面図で、この図で明らかなよ
うに、操作片20の幅は係止爪19の幅より狭く、係止
爪19の中心から開放部17の下端開口面から突出する
ように垂下されている。
【0008】このような構成において、図1に示す矢印
方向にノブ11を移動させてその嵌合凹所15を操作レ
バー10に嵌合する。この嵌合操作の初期には、係止爪
19と操作レバー10の先端との当接により弾性片18
を板厚方向に屈撓させて係止爪19を操作レバー10か
ら退避させることができるため、ノブ11と操作レバー
10とを小さな力で嵌合することができる。また、ノブ
11と操作レバー10との嵌合操作の終期では、弾性片
18の復帰力により係止爪19が拡開穴13に弾発的に
係止されるため、ノブ11を操作レバー10に確実に且
つ容易に取り付けることができる。
【0009】また、図3に示すように、周囲が開放部1
7により開放された操作片20を指22で押し上げるこ
とにより、弾性片18を屈撓させて係止爪19を拡開穴
13から外すことが可能となる。これにより、工具を用
いることなく操作レバー10からノブ11を容易に外す
ことができる。もちろん、ドライバを所持している場合
には、ドライバにより操作片20を押し上げることも可
能である。
【0010】さらに、操作レバー10にはノブ11の操
作片20が摺動自在に嵌合される長孔12が形成されて
いるため、操作レバー10に対するノブ11の着脱操作
には何等支障をきたすことはない。さらに、操作レバー
10をノブ11に嵌合した状態では、長孔12に操作片
20が嵌合されることになるので、操作レバー10とノ
ブ11との結合強度が補強される。
【0011】なお、本実施例では、操作片20をノブ1
1の下面から突出するように形成したが、要求されるデ
ザインに応じて、操作片20をノブ11から突出しない
ように形成することもできる。
【0012】
【考案の効果】本考案は、上述のように、操作レバーに
その先端から中間部に向けて延出する長孔とこの長孔の
端部から拡開する拡開穴とを形成し、この拡開穴に係止
される係止爪を先端に有して弾性的に屈撓する弾性片と
長孔に摺動自在に嵌合される操作片とを互いに連続させ
てノブに一体に形成し、ノブに操作片の周囲を開放する
開放部を形成したので、ノブの嵌合凹所と操作レバーと
の嵌合操作の初期には、弾性片を屈撓させて係止爪を操
作レバーから退避させることができ、これにより、ノブ
と操作レバーとを小さな力で嵌合することができ、ま
た、ノブと操作レバーとの嵌合操作の終期では、弾性片
の復帰力により係止爪が拡開穴に弾発的に係止されるた
め、ノブを操作レバーに確実に且つ容易に取り付けるこ
とができ、さらに、周囲が開放部により開放された操作
片を指で押圧することにより、弾性片を屈撓させて係止
爪を拡開穴から外すことができるため、工具の所持の如
何に拘らず操作レバーからノブを容易に外すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を係る操作レバーとノブとの
取付関係を示すもので、(a)は縦断側面図、(b)は
底面図である。
【図2】ノブの正面図である。
【図3】操作レバーからノブを外す状態を示す縦断側面
図である。
【図4】従来例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
10 操作レバー 11 ノブ 12 長孔 13 拡開穴 15 嵌合凹所 17 開放部 18 弾性片 19 係止爪 20 操作片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05G 1/06 F16H 59/10 F16B 2/22

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーの先端部にその長手方向に沿
    って着脱自在に嵌合される嵌合凹所が形成されたノブを
    設け、前記操作レバーにその先端から中間部に向けて延
    出する長孔とこの長孔の端部から拡開する拡開穴とを形
    成し、前記拡開穴に係止される係止爪を先端に有して弾
    性的に屈撓する弾性片と前記長孔に摺動自在に嵌合され
    る操作片とを互いに連続させて前記ノブに一体に形成
    し、前記ノブに前記操作片の周囲を開放する開放部を形
    成したことを特徴とする操作レバーのノブ取付装置。
JP1993067122U 1993-12-16 1993-12-16 操作レバーのノブ取付装置 Expired - Lifetime JP2600914Y2 (ja)

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JPH0741612U JPH0741612U (ja) 1995-07-21
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