JP4021549B2 - 雄留め具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明に係る雄留め具は、雌留め具の雌孔に抜き差し可能に差し込み掛合される掛合部を備えた突起部を有すると共に留めつけ対象物の一方に取付け用いられる雄留め具であって、これに対して引っ張り方向などに向けた外力が作用した場合にあっても取付け対象物に対する取り付け状態を確実に維持し得るようにした雄留め具の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】
掛合部を有する突起部を備えた雄留め具を留めつけ対象物の一方の側に、また、この雄留め具の突起部の差し込まれる雌孔内において該突起部に備えられている掛合部に対して係脱可能に掛合される操作プレートを備えた雌留め具を留めつけ対象物の他方の側に夫々備えつけると共に、この雌雄をなす留め具の係脱可能な掛合によって留めつけ、あるいは、当該留めつけを解除して、当該留めつけ対象物の留めつけ状態を解消することが一般になされている。
【0003】
かかる留めつけ対象物の係脱可能な留めつけに用いられる雄留め具は、皮生地などの取付け対象物に対して添装される取付け盤部と、この取付け盤部から一体に突設されて雌孔に差し入れられる突起部とを備えて構成されており、皮生地などの取付け対象物の表面に該雄留め具の取付け盤部を添装すると共に、当該皮生地などの取付け対象物の裏面に添装した裏座の掛合孔に対して、この雄留め具を構成する取付け盤部の下面側に突き出し状態に設けた掛合突片を、当該掛合突片の弾性変形を利用して差し入れると共に、この掛合突片に備えられた掛合爪を、この掛合突片の弾性復帰作用を利用して前記掛合孔の孔縁に引っ掛けるようにして当該雄留め具を皮生地などの取付け対象物に取付け用いるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、皮生地などの取付け対象物に対して、前記の手法で取付けられている雄留め具にあっては、雄留め具の突起部に対して、この雄留め具を取付け対象物から引き離す向きに力が作用した場合、例えば、雌雄留め具を留めつけの状態で、夫々留めつけ対象物を引き離すようにした場合、裏座の掛合孔に差し入れ掛合されている雄留め具における掛合突片の掛合爪に変形を生ずることがあり、これによって当該掛合孔に対する掛合が外れる虞れがあった。
【0005】
かかる点から、掛合突片に設けられている掛合爪における掛合孔の孔縁部に対する引っ掛り面を大きく、しかも、当該掛合爪が極力変形しないようにして、相互の掛合力を高めるようにした場合、裏座に対する雄留め具の組付けの容易性が損われることとなる。かかる点から、例えば、掛合突片と、これに備えられる掛合爪を比較的変形しない形状、寸法、材質のものとして用意し、しかも、掛合爪の掛合孔の孔縁部に対する引っ掛り代を比較的広目に構成するようにした場合、掛合孔内に差し込まれる当該掛合爪を有する掛合突片を、この掛合孔内において弾性変形し、しかも、当該掛合爪が、当該掛合孔を通り抜けた位置で当該掛合孔の孔縁部に掛合するように弾性復帰可能な長さを有するものとして構成する必要があり、雄留め具の取付け対象物が比較的薄い皮生地材などである場合には、前記弾性変形に必要な長さを掛合突片にもたらすことができず、当該掛合爪の掛合孔に対する掛合力の強化には自ずと一定の限界があった。
【0006】
この発明は、雌雄留め具によって留めつけられる取付け対象物に対して容易に取付けられると共に、この取付け対象物が薄手の、例えば皮生地などの取付け対象物であっても、確実に取付けることができる雄留め具の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る雄留め具は、前記の目的を達成するために、雌留め具に備えられている雌孔に差し入れられると共に該雌留め具に備えられている掛合手段に係脱可能に掛合される凹部よりなる掛合部を短幅側端にある一方の面に備えた楕円柱状をなす突起部と、この突起部の下部側に該突起部に一体に設けられている取付け鍔状部とを備え、かつ、前記掛合部をなす前記凹部を前記取付け鍔状部の下面から前記突起部の側に向けて設けられる孔に連続するように設けてあり、取付け対象物に対して、この取付け対象物に設けられている取付け穴に前記突起部を挿通し、且つ、この取付け穴を取り囲む取付け対象物の裏面側に前記取付け鍔状部を当接させるようにした雄留め具本体と、
この雄留め具本体の前記突起部の挿通される組付け孔を板厚方向に有すると共に、該組付け孔に前記取付け対象物から突き出される前記雄留め具本体の突起部を挿通させるようにして該取付け対象物の表面側に添装される取付けプレートとを有し、
且つ、前記取付け対象物を挾んで備えられる雄留め具本体と取付けプレートとを掛止する掛止突片及び該掛止突片の掛止される掛止部とよりなる掛止手段の一方が前記雄留め具本体に、他方が前記取付けプレートに備えられている構成としてある。
【0008】
このように構成される雄留め具は、取付け対象物の裏面側に雄留め具本体の取付け鍔状部が当接されると共に、この取付け対象物の裏面側にある取付け鍔状部と、この取付け対象物の表面側に添装される取付けプレートとの間において取付け対象物を挾持するように組付けられることとなり、この取付け雄留め具に対して、これを取付け対象物から引き離す向きに付加される外力は、この雄留め具の取付け鍔状部の接している該取付け対象物の裏面側に作用して取付けプレートに作用し、これらの外力を面的に受けることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の典型的な実施の形態に係る雄留め具Aを詳細に説明する。
図1は、この雄留め具Aを構成する雄留め具本体A’と取付けプレートA”とを取付け対象物Cに取付ける前の状態を斜視図で示している。図2は、この取付け対象物Cに組付けられた雄留め具Aを開口14cの側を向いた断面として示している。図3は、雄留め具Aを雌留め具Bに対して引っ掛ける方向での断面として示している。
図4及び図5は雄留め具本体A’を示すものであって、図4では、これを突起部10の側から見て一部を破断することで、図5は、これを当接面11aと反対の側から見て示している。
図6及び図7は取付けプレートA”を示すものであって、図6では、これを当接面20aと反対の側から、図7では、これを当接面20aの側から見て示している。
図8は、操作プレート60を備えた雌留め具本体40を、その箱状突き出し部42の側から見て示している。また、図9は、この雌留め具Bを構成する雌留め具本体40、操作プレート60、及び取付けプレート50と、当該雌留め具Bを取付ける取付け対象物Eを斜視図の状態で示している。
図10〜図13は雄留め具Aを雌留め具Bに留めつける各操作を示すものであって、図10は雄留め具Aを雌留め具Bに留めつける前の状態を、図11は、雄留め具Aの突起部10を雌留め具Bの雌孔46に差し込んでいる状態を、図12は、雄留め具Aと雌留め具Bとを留めつけた状態を、図13では、この留めつけ状態にある雄留め具Aから雌留め具Bを外した状態を示している。
【0010】
この実施の形態に係る雄留め具Aは、雌留め具Bに備えられている雌孔46に差し入れられると共に該雌留め具Bに備えられている掛合手段Fに係脱可能に掛合される掛合部12を備えた突起部10と、この突起部10の下部側に該突起部10に一体に設けられている取付け鍔状部11とを備え、取付け対象物Cに対して、この取付け対象物Cに設けられている取付け穴31に前記突起部10を挿通し、且つ、この取付け穴31を取り囲む取付け対象物Cの裏面側Caに前記取付け鍔状部11を当接させるようにした雄留め具本体A’と、
この雄留め具本体A’の前記突起部10の挿通される組付け孔21を板厚方向に有すると共に、該組付け孔21に前記取付け対象物Cから突き出される前記雄留め具本体A’の突起部10を挿通させるようにして該取付け対象物Cの表面側Cbに添装される取付けプレートA”とを有し、
且つ、前記取付け対象物Cを挾んで備えられる雄留め具本体A’と取付けプレートA”とを掛止する掛止突片及び該掛止突片の掛止される掛止部とよりなる掛止手段Dの一方が前記雄留め具本体にA’、他方が前記取付けプレートA”に備えられている構成としある。
【0011】
かかる実施の形態に係る雄留め具Aを、更に添付の図面を参考にして具体的に説明する。
【0012】
この図面に示される雄留め具Aは、典型的には射出成形などの型成形により提供されるプラスチック製の雄留め具本体A’と、同様に射出成形などの型成形により提供されるプラスチック製の取付けプレートA”とを備えて構成してあり、雌雄留め具の留めつけ対象である一方の取付け対象物Cを、その表裏面から挾むように取付け用いられる構成としてある。
【0013】
かかる雄留め具Aを構成する雄留め具本体A’は、横断面が楕円形状をなす柱状体、即ち、上面10bが平らな楕円柱状をなす突起部10と、この突起部10の下部側に該突起部10に一体となるように設けられている取付け鍔状部11とを備えた構成としてある。
【0014】
この突起部10の下部側に備えられる取付け鍔状部11は、その上面側を取付け対象物Cの裏面側Caに接触する平らな当接面11aとした盤状体をなす構成としてあり、楕円柱状をなす前記突起部10の外周から、この突起部10の軸方向に直交する向きに張り出す楕円形状をなす厚板状、即ち盤状体をなすように構成してある。
【0015】
また、この取付け鍔状部11には、楕円形状をなす当該取付け鍔状部11の長手側端に掛止手段Dの一方を構成する掛止部13が設けてある。
【0016】
この掛止部13は、取付けプレートA”に備えられる掛止手段Dの他方を構成する掛止突片22の突片部22aが差し込まれる孔部13aを前記取付け鍔状部11の厚さ方向に透設してあると共に、この孔部13a内にあって、前記掛止突片22に備えられている掛止突部22bが引っ掛り掛止される隆起部13bを備えた構成としてある。
【0017】
この掛止部13は、更に具体的には、横断面が略半円状をなす孔部13aを、夫々の円弧状の張り出し側を向き合せるように前記取付け鍔状部11に設けてあると共に、この半円弧状部13cの弧状端を結ぶ平らな面13dに隆起部13bを、この平らな面13dの横方向に亘るように設けてある。
【0018】
この孔部13aの平らな面13dに設けられている隆起部13bは、前記平らな面13dから縦断面において山形状に突き出す構成とされており、該平らな面13dの上部側から、この孔部13aの半円弧状部13cの側に向けて漸次突き出す傾斜面13b’と、この傾斜面13b’の先端と該平らな面13dとの間に亘るように該平らな面13dに直交する向きに設けられた掛合面13b”とを備えた構成としてある。
【0019】
また、前記突起部10の短幅側端にある一方の面10aには、この面10aの長さ方向に亘るように凹部14が設けてあり、この凹部14の上面14aと該突起部10の上面10bとの間が該突起部10の頭部10cとされ、且つ、前記上面14aを備えて構成される凹部14部分が掛合部12として構成されている。
【0020】
尚、ここで突起部10に設けられる凹部14は、面10aにおける取付け鍔状部11と接する位置を下縁として設けられる開口14cにおける上縁と両側縁から面10dの側に向けて陥設されている平らな面として構成される上面14a、両側面14b、14bとを備え、且つ、取付け鍔状部11の下面から該突起部10の側に向けて設けられている孔15に連通するように設けられる構成としてある。例えば、この取付け鍔状部11の下面側から両側端を平坦面とした楕円柱状をなす成形型を、この成形型の幅側にある一方の面を、前記突起部10の成形に用いられる楕円凹状部を備えた成形型において前記面10aに対応する成形型面における前記凹部14の開口14cを構成する型面部分に接する構成とし、前記楕円柱状をなす成形型を前記楕円凹状部を備えた成形型より抜き出すことによって当該凹部14を構成することができる。
【0021】
かくして構成される雄留め具本体A’は、取付け対象物Cに設けられている取付け穴31に、その裏面側Ca側から突起部10を差し入れ、この取付け対象物Cの裏面側Caに対して取付け鍔状部11の上面側にある当接面11aを接しさせるようになすと共に、前記掛止部13を構成している孔部13aが該取付け対象物Cに設けられている孔32に連通するように当該取付け対象物Cに対して添装用いられる。
【0022】
かかる雄留め具本体A’を取付け対象物Cに取付ける取付けプレートA”は、前記雄留め具本体A’における突起部10が嵌め込み状に差し通される楕円形状をなす組付け孔21を板厚方向に透設された略楕円形状をなす厚板状の環状板20として構成してあり、前記組付け孔21を前記雄留め具本体A’における突起部10が略がたなく挿通される形状、寸法とされ、この雄留め具本体A’における突起部10を該組付け孔21に差し入れた際に、該雄留め具本体A’における取付け鍔状部11に略対応して、この取付け鍔状部11との間で取付け対象物Cを都合良く挾持できる寸法、形状を備えたものとして構成されている。
【0023】
かかる取付けプレートA”は、その当接面20aとされる下面側に、前記取付け対象物Cに添装状態に組付けられている雄留め具本体A’における掛止部13を構成する孔部13aに対して、該取付け対象物Cに設けられている孔32を介して差し込み掛合される掛止突片22を、前記掛止部13の構成する掛止手段Dに対応する掛止手段Dとして備えた構成としてある。
【0024】
この取付けプレートA”の環状板20の当接面20aから、下方に向けて垂設状態に突設される掛止突片22は、該環状板20の長手側端にあって、互に弧状面部22a’を向き合せるように設けられる横断面が半弧状をなす突片部22aと、この突片部22aの先端にあって、前記弧状面部22a’の側から、前記突片部22aの垂直平坦面22a”の前方に突き出す掛止突部22bとを備えた構成としてある。
【0025】
この掛止突片22に備えられる掛止突部22bは、突片部22aの垂直平坦面22a”から、該垂直平坦面22a”の前方に隆起する隆起突部の形態に設けてあると共に、この掛止突部22bの突き出し前面に、該掛止突部22bの幅方向に亘るように掛合凹溝22cを設け、この掛合凹溝22cに対して、前記雄留め具本体A’に設けられている孔部13a内にある隆起部13bが掛合される構成としてある。
【0026】
この掛止突部22bに備えられる掛合凹溝22cは、掛止突片22の頂端側にあって、前記当接面20aに向き合い、しかも、この当接面20aに平行な掛止面22c’と、この掛止面22c’の内側端から掛止突部22bの環状板20側にある側端に向けて斜上して伸びる傾斜面22c”とを備えて構成されており、前記取付け対象物Cの孔32から雄留め具本体A’の孔部13aに差し込まれる当該掛止突片22の掛合凹溝22cに該孔部13a内にある隆起部13bが都合良く収まると共に、この隆起部13bの掛合面13b”に該掛止突部22bの掛止面22c’が掛止される構成としてある。
【0027】
尚、この取付けプレートA”に備えられる掛止突片22は、この掛止突片22を取付け対象物Cの裏面側Caに添装した雄留め具本体A’の孔部13aに差し入れた際に、この掛止突片22の掛止突部22bが該孔部13a内にある隆起部13bの傾斜面13b’に案内されながら、各掛止突片22、22が互に頂端側を近づけるように撓み変形した後、この傾斜面13b’を乗り超えて隆起部13bの突端部分を掛合凹溝22c内に落し込むように弾性復帰されることから、当該掛止突片22の弾性変形に必要な隙間13eを、当該掛止突片22の突片部22aの弧状面部22a’の側方にある孔部13aに生ずるように構成してある。
【0028】
かかる掛止突片22の差し込み掛止に際しての当該掛止突片22の撓み動作に用いられる隙間13eは、孔部13aに差し込まれる掛止突片22を該孔部13aに対して細身に構成すると共に、前記掛止部13を構成する孔部13aの鉛直な半円弧状部13cに対して、掛止突片22の弧状面部22a’の側を掛止突部22bの側に向けて先窄まりの状態で傾斜した構成とすることによって構成してあり、この隙間13eは、前記傾斜面として構成される弧状面部22a’と前記鉛直な半円弧状部13cとの間に当該孔部13aに差し込まれる掛止突片22の撓み変形空間として機能するに充分な広さを備えたものとして構成される。
【0029】
かかる雄留め具本体A’、取付けプレートA”を取付ける取付け対象物Cは、例えばハンドバッグ、鞄、袋物などの本体部を構成する皮材などの取付け生地材30、特に、表生地材などであって、前記雄留め具本体A’の突起部10の挿通される取付け穴31と、前記掛止突片22の挿通される孔32などを設けて用意される。
【0030】
かかる構成を備えて用意された雄留め具本体A’を、取付け対象物Cの裏面側Caから、この雄留め具本体A’の突起部10を該取付け対象物Cの取付け穴31に差し入れると共に該雄留め具本体A’の取付け鍔状部11の当接面11aを該取付け対象物Cの裏面側Caに当接させるようにして取付け対象物Cに添装し、次いで、取付けプレートA”の環状板20の当接面20aを取付け対象物Cの表面側Cbの側に向けて、この取付けプレートA”の組付け孔21内に前記雄留め具本体A’の突起部10を収め入れるようにして、前記当接面20aを取付け対象物Cの表面側Cbに当接すると共に、孔部13a内に差し込まれた掛止突片22の掛止突部22bにある掛合凹溝22cに対して隆起部13bを掛止することによって雄留め具Aを取付け対象物Cに取付ける。
【0031】
このようにして取付け対象物Cに取付けられた雄留め具Aは、この雄留め具Aの突起部10を直接引っ張り、あるいは、この雄留め具Aの突起部10に引っ掛けた雌留め具Bを引っ張り、あるいは、雄留め具Aの突起部10に引っ掛けた雌留め具Bの取付け対象物Eを引っ張り、あるいは、相互に留めつけ状態にある雄留め具Aと雌留め具Bとを互に引き離す向きに引っ張るなどのように雄留め具本体A’を取付け対象物Cの表面側Cb方向に引く力が作用した場合、この雄留め具本体A’に作用した力を雄留め具本体A’の取付け鍔状部11の当接面11aの当接する取付け対象物Cの裏面側Caと取付けプレートA”の環状板20の当接面20aによって面的に受けることができる。
【0032】
また、前記取付け鍔状部11の当接面11aの当接される取付け対象物Cは、この取付け対象物Cが、前記雄留め具本体A’の取付け鍔状部11と、取付けプレートA”の環状板30との間で挾持され、しかも、取付け対象物Cを介して雄留め具本体A’と取付けプレートA”とが、雄留め具本体A’の孔部13aに取付けプレートA”の掛止突片22を差し込み掛止することで当該取付け対象物Cに対して取付けられる構成としてあることから、取付け鍔状部11の当接面11aに対して、都合の良い当接面を安定に提供することができる。
【0033】
かかる取付け対象物Cに取付け備えられた雄留め具Aは、この雄留め具Aに対して係脱可能に掛合される雌留め具Bを備えた取付け対象物Eを、この取付け対象物Eの雌留め具Bに当該雄留め具Aを掛合させることによって取付け対象物Cに留めつけ状態とし、また、この雄留め具Aと雌留め具Bとの掛合を解くことによって取付け対象物Cから解放するように用いられる。
【0034】
かかる点から、この雄留め具Aの掛合に用いられる雌留め具Bは、前記雄留め具Aの突起部10の差し入れられる雌孔46と、この雌孔46に差し入れられた雄留め具Aの突起部10の掛合部12に対して係脱可能に掛合される掛合手段Fを備えたものであれば、いかなる形態の雌留め具Bであっても良く、雄留め具Aと雌留め具Bとによって留めつけられる対象物の形態などに適合した雌留め具Bを当該雄留め具Aに対応する雌留め具Bとして用いることができる。
【0035】
図示の雌留め具Bは、例えば、ハンドバッグ、鞄などの蓋片をハンドバッグ、鞄などの本体に対して、その閉じ込み状態に維持する際に、この本体に設けた雄留め具Aに対して、該蓋片を留めつける手段として当該蓋片の先端部などに備えつけ用いられる一例としての雌留め具Bを示している。
【0036】
かかる典型的な図示の雌留め具Bは、掛合手段Fとして機能される操作プレート60を摺動可能に備えた雌留め具本体40と、この雌留め具本体40を取付け対象物E、特に、取付け対象物Eの先端部分に取付ける取付けプレート50とを備えて構成されている。
【0037】
この雌留め具Bを構成する雌留め具本体40は、楕円形状をなす厚板状の表面板41の裏面側に、該裏面の前部側を除いた周側部に当接面41bを残すように偏平な四角形の箱状突き出し部42を当該表面板41と共に構成するように、前部側を除いた三方、即ち、両側板部42aと後板部42bとを該表面板41から一体に垂設してあると共に、この各板部42a、42bの下端間を亘るように下面板42cを前記表面板41と平行となるように一体に設けてあり、この表面板41と、箱状突き出し部42を構成する両側板部42a、後板部42bと、下面板42cとによって、前部側の開口された偏平な動作凹部45を構成してある。また、この表面板41は、該動作凹部45の開口側にV状に凹む凹部41aを設けてあり、動作凹部45内に組込まれる操作プレート60の押動操作に際して都合の良い構成としてある。
【0038】
また、この雌留め具本体40には、前記表面板41と、下面板42cとに前記雄留め具Aの突起部10の差し込まれる雌孔46を、この下面板42cに設けた孔46”の略直上に表面板41の孔46’を設けることで構成してある。
【0039】
また、この雌留め具本体40には、取付けプレート50の掛止孔51に備えられた掛止突部52に差し入れ掛止される掛止突片47が設けてあると共に、前記両側板部42a、42aに操作プレート60の板状部61の両側に設けられている掛合突部62が所定範囲で移動、掛合され得るように入れ込まれるスリット48が設けてある。
【0040】
かかる雌留め具本体40の動作凹部45に対して摺動可能に掛合手段Fとして機能する操作プレート60が組付けてある。
この雌留め具本体40に組付けられている操作プレート60は、前記動作凹部45の開口している前部側から、その先端を押し込み可能とされる板状部61としてあり、この板状部61の先端側に前記雌留め具本体40の動作凹部45の内奥側、この図示例にあっては後板部42bで構成される動作凹部45の内側面に弾性的に当接される一対の弾性突片63、63を、また、この板状部61の両側端に、この板状部61の側縁に平行で、且つ板厚方向に開設されたスリット64を、更に、このスリット64で区分された細長状の弾性片部65の外側に掛合突部62を備えた構成としてある。
【0041】
また、この板状部61は、この板状部61の動作方向において、前記雌孔46よりも幅を広くした掛合孔67が設けてあり、前記弾性突片63の備えられている側にある該掛合孔67の孔縁から雄留め具Aの突起部10、特に、掛合部12に掛合する掛合突片66が突き出し状態に設けてある。
【0042】
また、板状部61の前端側、即ち、弾性突片63の設けられている側と反対の側には押し込み鍔部68が下方に屈曲状に設けてあり、動作凹部45内に備えられた操作プレート60の押し込みに際して、該動作凹部45を構成する下面板42cの前端に対して当接可能としてある。
【0043】
かかる構成よりなる操作プレート60は、この操作プレート60を構成する板状部61を動作凹部45に対して、その掛止突部62を、前記スリット48における前端側48aに当接するように前記弾性突片63を前記動作凹部45の内奥面に当接した状態において、前記掛合孔67が、その掛合突片66を前記動作凹部45の内奥側にある雌孔46の孔縁から突き出すように該雌孔46に連通されていると共に、この雌孔46の孔縁から突き出している掛合突片66が、該雌孔46内に差し入れられる雄留め具Aの突起部10、特に、前記の頭部10cによって動作凹部45の内方に移動されるように組込んであると共に、この操作プレート60における掛合突片66を前記頭部10cが通り抜けた際に、前記弾性突片63の弾性復帰に伴って、該掛合突片66が雄止め具Aの突起部10の掛合部12、より具体的には突起部10に設けられた凹部14内に入り込み、該凹部14の上面14aに対して掛合状態とされる。
【0044】
かかる掛合手段Fを構成する操作プレート60における掛合突片66の突き出されている側を、前記雄留め具Aの突起部10の掛合部12を構成する凹部14の開口している側に向けて、この雌留め具本体40を取付け対象物Eの先端側に設ける。この雌留め具本体40の備えられる取付け対象物Eは、例えば、ハンドバッグ、鞄の蓋片などの皮生地材などの取付け生地70の先端側に凹欠71を備えたものとして構成されている。
かかる取付け対象物Eを構成する取付け生地70の先端側に設けられる凹欠71に対して、前記表面板41から下方に向けて突き出すように設けられた箱状突き出し部42を収め入れるようになすと共に、表面板41の周側部に設けられている当接面41bを、この凹欠71の周側にある取付け対象物Eの表面側Ebに当接するように添装し、且つ、この雌留め具本体40に備えられている掛止突片47を該取付け対象物Eに設けられている孔72から、当該取付け対象物Eの裏面側Eaの側に添装するようにした取付けプレート50の掛止孔51に差し入れ、この掛止孔51内に設けてある掛止突部52に掛止することで、当該雌留め具Bを取付け対象物Eに取付けてある。
【0045】
尚、この取付け対象物Eに対する雌留め具本体40の取付けに用いられる取付けプレート50は、前記雌留め具本体40に近似した楕円状体にあって、その長さ側に沿った一方の側から他方の側に向けて前記凹欠71に対応するように前記箱状突き出し部42を収め入れる凹部53を備えた弧状に構成してあり、前記雌留め具本体40における当接面41bに略対応した当接面54を上面側に備えていると共に、前記掛止突片47の差し込まれる掛止孔51を厚さ方向に有し、しかも、この掛止突片47の先端に設けられている掛止突部47aに掛止される掛止突部52を該掛止孔51内に備えた構成としてある。
【0046】
尚、図中43は、動作凹部45を構成する箱状突き出し部42の開口側にあって、各側板部42aから更に側方に延設された前板を示している。又、44は、雌留め具本体40を取付け対象物Eを介して取付けプレート50に組付ける際に、孔73から取付けプレート50の筒状ボス55に差し込まれる突起を示している。
【0047】
【発明の効果】
この発明に係る雄留め具は、雌留め具に備えられている雌孔に差し入れられると共に該雌留め具に備えられている掛合手段に係脱可能に掛合される掛合部を備えた突起部と、この突起部の下部側に該突起部に一体に設けられている取付け鍔状部とを備え、取付け対象物に対して、この取付け対象物に設けられている取付け穴に前記突起部を挿通し、且つ、この取付け穴を取り囲む取付け対象物の裏面側に前記取付け鍔状部を当接させるようにした雄留め具本体と、
この雄留め具本体の前記突起部の挿通される組付け孔を板厚方向に有すると共に、該組付け孔に前記取付け対象物から突き出される前記雄留め具本体の突起部を挿通させるようにして該取付け対象物の表面側に添装される取付けプレートとを有し、
且つ、前記取付け対象物を挾んで備えられる雄留め具本体と取付けプレートとを掛止する掛止突片及び該掛止突片の掛止される掛止部とよりなる掛止手段の一方が前記雄留め具本体に、他方が前記取付けプレートに備えられている構成としてあることから、取付け対象物の裏面側に雄留め具本体の取付け鍔状部が当接されると共に、この取付け対象物の裏面側にある取付け鍔状部と、この取付け対象物の表面側に添装される取付けプレートとの間において取付け対象物を挾持するように組付けられることとなり、この取付け雄留め具に対して、これを取付け対象物から引き離す向きに付加される外力は、この雄留め具の取付け鍔状部の接している該取付け対象物の裏面側に作用して取付けプレートに作用し、これらの外力を面的に受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な実施の形態に係る雄留め具を取付け対象物に取付ける状態を雄留め具本体と取付けプレートとを分離した状態で示す斜視図
【図2】同取付け対象物に取付けた雄留め具を雌留め具における掛合手段の入り込む向きと直交する向きで断面して開口14c側を示した断面図
【図3】同取付け対象物に取付けた雄留め具を雌留め具における掛合手段の入り込む向きでの断面図
【図4】同雄留め具を構成する雄留め具本体の一部破断平面図
【図5】同底面図
【図6】同雄留め具を構成する取付けプレートの平面図
【図7】同底面図
【図8】同雄留め具の掛合に用いられる雌留め具を構成する操作プレートを備えた雌留め具本体の底面図
【図9】同雄留め具の掛合に用いられる雌留め具の各構成部品を分離し、取付け対象物と共に示す斜視図
【図10】同雄留め具と、これに掛合される雌留め具の留めつけ状態を、その留めつけの前の状態で示す断面図
【図11】同雄留め具の突起部を雌留め具の雌孔に差し入れている状態の断面図
【図12】同雄留め具に雌留め具を掛合した状態の断面図
【図13】同雄留め具を雌留め具との掛合を解いて引き離した状態の断面図
【符号の説明】
10 突起部
11 取付け鍔状部
12 掛合部
21 組付け孔
46 雌孔
A 雄留め具
A’ 雄留め具本体
A” 取付けプレート
B 雌留め具
C 取付け対象物
D 掛止手段
F 掛合手段
Claims (1)
- 雌留め具に備えられている雌孔に差し入れられると共に該雌留め具に備えられている掛合手段に係脱可能に掛合される凹部よりなる掛合部を短幅側端にある一方の面に備えた楕円柱状をなす突起部と、この突起部の下部側に該突起部に一体に設けられている取付け鍔状部とを備え、かつ、前記掛合部をなす前記凹部を前記取付け鍔状部の下面から前記突起部の側に向けて設けられる孔に連続するように設けてあり、取付け対象物に対して、この取付け対象物に設けられている取付け穴に前記突起部を挿通し、且つ、この取付け穴を取り囲む取付け対象物の裏面側に前記取付け鍔状部を当接させるようにした雄留め具本体と、
この雄留め具本体の前記突起部の挿通される組付け孔を板厚方向に有すると共に、該組付け孔に前記取付け対象物から突き出される前記雄留め具本体の突起部を挿通させるようにして該取付け対象物の表面側に添装される取付けプレートとを有し、
且つ、前記取付け対象物を挾んで備えられる雄留め具本体と取付けプレートとを掛止する掛止突片及び該掛止突片の掛止される掛止部とよりなる掛止手段の一方が前記雄留め具本体に、他方が前記取付けプレートに備えられていることを特徴とする雄留め具。
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