JP3010070U - 鞄の蓋係止具 - Google Patents

鞄の蓋係止具

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JP3010070U JP1994013696U JP1369694U JP3010070U JP 3010070 U JP3010070 U JP 3010070U JP 1994013696 U JP1994013696 U JP 1994013696U JP 1369694 U JP1369694 U JP 1369694U JP 3010070 U JP3010070 U JP 3010070U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 係止が確実であると共に、指先で操作部を押
すことで容易にフック部の係止を脱着できる鞄の蓋係止
具を提供する。 【構成】 鞄本体に係止具収納凹部を、蓋体に係止具本
体のフック部が引っ掛かる係止用凹部を設け、係止具収
納凹部内に収納される係止具本体は、固定用基板の蓋体
側に寄った部位にリンクの一端を枢着し、このリンク4
の他端にフック板の基端部を枢着し、このリンクには該
リンクを仰動方向に付勢するスプリングを、固定用基板
にはリンクを伏動すると常時はスプリングによって該リ
ンクを係止する方向に付勢されているが、この付勢力に
抗して押し戻された後該リンクを係止する係止駒を設
け、固定用基板には該係止駒をスプリングの付勢力に抗
して脱着方向に手動で押し戻す操作片を設けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鞄の蓋係止具に関するもので、さらに詳しくは、大割り鞄と称される 箱状の鞄本体100aと同じく箱状との蓋体100bとを一辺でヒンジ連結した 鞄の蓋体100bをフックで鞄本体100a側に引っ張って係止する鞄の蓋係止 具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の鞄の蓋係止具としては、「図5」に示すようなものが使用され ている。この蓋係止具は、機台2aにリンク4の一端を枢着し、このリンク4の 他端にはフック板3の途中が枢着されてなる。そして、リンク4を伏動した際、 フック板3の先端フック部3aが蓋体100bに係合する最下端と、リンク4と フック板3との枢着部位とは、機台2aとリンク4との枢着部より下方に位置す るようになしてある。
【0003】 したがって、「図5」図示状態が蓋体100b(「図5」にては省略してある 、なお、同図では、鞄本体100aも省略してある。)を係止している状態であ るが、この状態よりフック板3の後端(「図5」右端)を矢印P2方向にこじ上 げると、リンク4は仰動し、フック板3はその先端フック部3a方向に進み、蓋 体100aの係止を脱着できるものであり、蓋体100bを閉じて係止する場合 は逆の操作で、蓋体100bを鞄本体100a側に引っ張って係止できるもので ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来方式の鞄の蓋係止具は、係止を脱着する際に、フック板3の 後端を指先でこじ上げるという操作が必要で、この操作が意外と煩雑であるとい われている。また、この方式の鞄の蓋係止具は、フック板3の裏側に指を指し込 む間隙を確保しなくてはならず、鞄本体100aに取り付けた場合この間隙を確 保するため一部を浮かせて取り付けなくてはならず体裁が悪いという課題を有し ていた。
【0005】 また、上記従来方式の鞄の蓋係止具は、枢支位置のバランスでフック部3aの 蓋体100bへの係止が通常脱着しないようになしているが、この枢支位置のバ ランスは微妙なもので、衝撃が加わること等で不意にその係止が外れることがあ るという課題をも有していた。
【0006】 もっとも、フック部3aの蓋体100bへの係止が不意に外れないようになす には、機台2aとリンク4の枢着部を「図5」よりさらに下方に位置させること である程度可能であるが、そのようになすと、フック板3の後端を指先でこじ上 げるのに大きな力が必要となる課題を有し、または小さい力でこじ上げるにはフ ック板3の後端を長く延設しなくてはならないという課題を有している。
【0007】 そこで、本考案は上記課題を解決するためになされたもので、係止が確実であ ると共に、フック板3の後端を指先でこじ上げる脱着操作に代え、指先で操作部 を押すことで容易にフック部3aの係止を脱着できる鞄の蓋係止具を提供するこ とを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範囲を要旨とする本考案の構成は 前述課題を解決するために、鞄本体100aに係止具収納凹部101を、蓋体1 00bに係止具本体1のフック部3aが引っ掛かる係止用凹部102を設け、 上記係止具収納凹部101内に収納固定される係止具本体1は、固定用基板2の 蓋体100b側に寄った部位にリンク4の一端を枢着し、このリンク4の蓋体1 00bと反対側に向かう他端にフック板3の基端部を枢着し、さらに、このリン ク4には該リンク4を仰動方向に付勢するスプリング4dを設け、 上記固定用基板2には、上記リンク4を伏動すると、常時はスプリング5aに よって該リンク4を係止する方向に付勢されているが、この付勢力に抗して押し 戻された後該リンク4を係止する係止駒5を設け、 さらに、上記固定用基板2には、該係止駒5をスプリング5aの付勢力に抗し て脱着方向に手動で押し戻す操作片6を設けてなる技術的手段を講じたものであ る。
【0009】 また、「請求項2」の考案は、鞄本体100aに係止具収納凹部101を、蓋 体100bに係止具本体1のフック部3aが引っ掛かる係止用凹部102を設け 、 上記係止具収納凹部101内に収納固定される係止具本体1は、固定用基板2 の蓋体100b側に寄った部位に方形枠状のリンク4の一辺4aを枢着し、この リンク4の蓋体100bと反対側に向かう他辺4bにフック板3の基端部を枢着 し、さらに、このリンク4には該リンク4を仰動方向に付勢するスプリング4d を設け、 上記リンク4の他辺4bには係止爪部4cを突設し、 さらに、上記固定用基板2には、上記リンク4の枢支軸と平行な軸5bによっ て枢支され、嘴上の係止爪部5cを有し、該リンク4を伏動すると、常時はスプ リング5aによって係止爪部5cが係止爪部4cを係止する方向に付勢されてい るが、リンク4を伏動するとスプリング5aの付勢力に抗して押し戻された後に 該係止爪部4cを係止する係止駒5を設け、 上記係止駒5には、先端部を押し下げることでスプリング5aの付勢力に抗し て該係止駒5を脱着方向に回動するレバー5dを設け、 さらに、上記固定用基板2には、上記レバー5dの先端側を手動で押し下げる 操作片6を設けてなる技術的手段を講じたものである。
【0010】 また、「請求項3」の考案は、鞄本体100aに係止具収納凹部101を、蓋 体100bに係止具本体1のフック部3aが引っ掛かる係止用凹部102を設け 、 上記係止具収納凹部101内に収納固定される係止具本体1は、固定用基板2 の蓋体100b側に寄った部位に方形枠状のリンク4の一辺4aを枢着し、この リンク4の蓋体100bと反対側に向かう他辺4bにフック板3の基端部を枢着 し、さらに、このリンク4には該リンク4を仰動方向に付勢するスプリング4d を設け、 上記フック板3には本体部8aがリンク4の枠部内を挿通する錠8を取り付け 、この錠8の下端には所定の鍵で回動できる非円形の錠止片8bを取り付け、固 定用基板2には上面に錠止片8bが挿通できる非円形の通孔9aを有した錠止台 9を設け、 また、上記リンク4の他辺4bには係止爪部4cを突設し、 さらに、上記固定用基板2には、上記リンク4の枢支軸と平行な軸5bによっ て枢支され、嘴上の係止爪部5cを有し、該リンク4を伏動すると、常時はスプ リング5aによって係止爪部5cが係止爪部4cを係止する方向に付勢されてい るが、リンク4を伏動するとスプリング5aの付勢力に抗して押し戻された後に 該係止爪部4cを係止する係止駒5を設け、 上記係止駒5には先端部を押し下げることでスプリング5aの付勢力に抗して 該係止駒5を脱着方向に回動するレバー5dを設け、 さらに、上記固定用基板2には、上記レバー5dの先端側を手動で押し下げる 操作片6を設けてなる技術的手段を講じたものである。
【0011】
【作用】
次に、本考案の作用を添付図面を参照して説明する。先ず、本考案鞄の係止具 は、蓋体100bを係止していない場合は「図4」図示状態となる。すなわち、 リンク4はスプリング4d(「図4」では省略)によって仰動している。なお、 本実施例ではフック板3とリンク4との間に、フック板3がリンク4に対して仰 動方向に付勢されるスプリング3b(「図3」参照)を配しているのフック部3 a側が上昇するようになっている。
【0012】 そこで、鞄の蓋体100aを係止するには、先ず、フック板3の先端フック部 3aを矢印P3方向に押し下げ、フック部3aを係止用凹部102内に入れる。 次いで、フック板3の基端部を矢印P4方向に押し下げると、フック板3はリン ク4の回動(伏動)によって蓋体100aとは反対側に移動しつつ基端側が下降 する。そして、リンク4が所定位置まで伏動すると、リンク4は伏動位置で係止 駒5に係止され、フック部3aが蓋体100bを係止した状態(「図3」図示状 態)を保持するよう作用する。
【0013】 そして、蓋体100bの係止を脱着するには、操作片6を指先で操作(押し下 げる)する。すると、係止駒5はスプリング5aの付勢力に抗してリンク4との 係止を脱着するように変位するので、該リンク4の係止は脱着され、スプリング 4dの付勢力で仰動して「図4」図示状態となり、蓋体100bをフック部3a で係止していたのを脱着するよう作用する。
【0014】 また、「請求項2」の考案は、上記と同じ作用を呈するのは無論であるが、リ ンク4の他辺4bに係止爪部4cを設けてあるので、このリンク4を伏動位置に 小さな力で確実に係止を着脱できる作用を呈する。
【0015】 また、「請求項3」の考案は、さらに錠8を設けたので、この錠8でフック板 3を錠止しておくと、リンク4の係止が例え衝撃等ではずれることがあっても、 蓋体100bの係止は脱着しない作用を呈するものである。
【0016】
【実施例】
次に、本考案の実施例を添付図面にしたがって説明する。図中、100aが鞄 本体、100bがその蓋体である。そして、この鞄本体100aと蓋体100b とは共に箱形に形成され、その一辺(「図1」下辺)をヒンジ連結してなる。
【0017】 そして、鞄本体100aに係止具収納凹部101を、蓋体100bに係止具本 体1のフック部3aが引っ掛かる係止用凹部102を設けてある。
【0018】 図示例において、上記係止具収納凹部101と係止用凹部102とは、鞄本体 100aと蓋体100bとの側面に対向して設けられ、本考案鞄の係止具を所謂 サイドストッパとして使用しているが、その位置は特に限定されるものではなく 、鞄本体100aと蓋体100bとの上面に設けてもよいものである。
【0019】 なお、上記係止具収納凹部101は、後記する係止具本体1が収納できる大き さ、形状となせばよく、係止用凹部102は蓋体100bの開口端側にフック部 3aが確実に引っ掛かるよう、フック部3aの曲面と合致する係止面103を設 けておくことが望ましく、本実施例では係止面103を有した係止受体104を 別途製造し、この係止受体104を係止用凹部102内に収納し、蓋体100の 内側より固定螺子21で固定してある。
【0020】 そして、上記係止具収納凹部101内に収納固定される係止具本体1は、固定 用基板2の蓋体100b側に寄った部位にリンク4の一端を枢着し、このリンク 4の蓋体100bと反対側に向かう他端にフック板3の基端部を枢着し、さらに 、このリンク4には該リンク4を仰動方向に付勢するスプリング4dを設けてあ る。
【0021】 上記固定用基板2は、係止具収納凹部101内嵌入する形状で上部を開口した 容器状に形成されている。そしてリンク4の一端は固定用基板2の両立ち上がり 側面に渡された軸41によって枢支されている。また、上記スプリング4dは軸 41に巻きつけられ一端を係止具本体1に他端をリンク4に弾止するようになし て、該リンク4を仰動方向に付勢するようになしてある。なお、この固定用基板 2は鞄本体100aの内側から固定螺子22,22で締着固定されるようになし てある。
【0022】 また、上記固定用基板2には、上記リンク4を伏動すると、常時はスプリング 5aによって該リンク4を係止する方向に付勢されているが、この付勢力に抗し て押し戻された後該リンク4を係止する係止駒5を設けている。
【0023】 上記係止駒5は従来公知なものを使用すればよく、図示例では、上記リンク4 の枢支軸と平行な軸5bによって枢支された係止駒5の上部に嘴状の係止爪部5 cを設け、この係止駒5はスプリング5aによってリンク4を係止する方向、す なわち、「図3」の矢印P1方向に付勢している。そして、この係止爪部5cの 上面は先端側に向かって下降する傾斜面となして、リンク4を伏動させると、そ の係止部(実施例では係止爪部4c)は該傾斜面の上に接し、さらにリンク4が 伏動すると係止駒5はその傾斜面でスプリング5aの付勢力に抗して矢印P1と 逆方向に押し戻され、リンク4の係止部が係止爪部5cより下方にまで下降する と係止駒5は再びスプリング5aによって係止方向に回動するようになっている 。なお、上記係止爪部5cの軸5bに対する位置と下面形状はリンク4の係止部 (係止爪部4c)が上昇しようとする力が加わっても係止駒5をスプリング5a の付勢力に抗して押し戻すことがないようになしてある。
【0024】 なお、上記係止駒5は回転式のものであるが、スライド式を使用してもよい。 スライド式としては本実施例で副係止機構30として併用している。すなわち、 固定用基板2上にスプリング32によって蓋体100b方向に付勢したスライダ ーアーム31を設け、リンク4にはこのスライダーアーム31の先端が係入する 係合凹部34を有したアーム33(「図4」参照)を突設してある。なお、該ア ーム33の先端とスライダーアーム31の先端上面のとのいずれか一方または双 方の形状は、アーム33を押し下げるとスライダーアーム31をスプリング32 の付勢力に抗して押し戻して係合凹部34内にスライダーアーム31の先端が係 入するようになしてある。
【0025】 さらに、上記固定用基板2には、該係止駒5をスプリング5aの付勢力に抗し て脱着方向に手動で押し戻す操作片6を設けてなる。
【0026】 上記操作片6は、図示例では一端を固定用基板2に枢着した操作レバーで構成 しているが、無論、押しボタン等を使用してもよい。
【0027】 そして、上記操作片6の下面には突起部6aが突設され、この突起部6aの下 端が前記レバー5dの上部に位置して操作片6を押し下げるとレバー5dを介し て係止駒5をスプリング5aの付勢力に抗して押し戻すようになしてある。
【0028】 また、操作片6の下面には第二突起部6bが突設され、前記スライダーアーム 31の第二突起部6bの下方には柱体35を立設し、この柱体35の上面は蓋体 100b側に向かって下降する傾斜面となし、第二突起部6bが下降するとスラ イダーアーム31が蓋体100bとは逆方向、すなわち図右方向に移動し、リン ク4との係止を脱着するようになしてある。
【0029】 また、「請求項3」の考案は、上記構成に加え、上記フック板3には本体部8 aがリンク4の枠部内を挿通する錠8を取り付け、この錠8の下端には所定の鍵 で回動できる非円形の錠止片8bを取り付け、固定用基板2には上面に錠止片8 bが挿通できる非円形の通孔9aを有した錠止台9を設けてある。
【0030】 上記錠8はシリンダー錠を使用すればよいが、ここでの主目的は係止の脱着防 止であるので、極めて簡易な従来公知な錠機構を使用すればよい。
【0031】 なお、上記錠止片8bと通孔9aとは相似の非円形となし、錠止片8bが通孔 9aを挿通して回動すると回動位置がずれて通孔9aよりは抜け出ないようにな っているのは無論である。
【0032】
【考案の効果】
本考案は上記のごときであるので、操作片6を操作するのみで蓋体100aの 係止を脱着できる操作性のよい鞄の蓋係止具を提供できるものである。
【0033】 また、本考案は蓋体100aの係止を脱着するのを前記のように操作片6によ っているため、係止具本体1のほとんどすべてを係止具収納凹部101内に収納 でき体裁がよく、また、この係止具本体1が他のものと衝突して破損するおそれ の少ない鞄の蓋係止具を提供できるものである。
【0034】 また、「請求項2」の考案は、リンク4の他辺4bに係止爪部4cを設けてあ るので、梃作用でこのリンク4を伏動位置に小さな力で確実に係止を着脱できる 鞄の蓋係止具を提供できるものである。
【0035】 また、「請求項3」の考案は、さらに錠8を設けたので、この錠8でフック板 3を錠止しておくと、リンク4の係止が例え衝撃ではずれることがあっても、蓋 体100bの係止脱着しない鞄の蓋係止具を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案鞄の蓋係止具を使用した鞄の正面図であ
る。
【図2】本考案鞄の蓋係止具の要部平面図である。
【図3】「図2」のA−A線断面図である。
【図4】作用を説明する縦断面図である。
【図5】従来例要部正面図である。
【符号の説明】
1 係止具本体 2 固定用基板 3 フック板 3a フック部 4 リンク 4a 一辺 4b 他辺 4c 係止爪部 4d スプリング 5 係止駒 5a スプリング 5b 軸 5c 係止爪部 5d レバー 6 操作片 8 錠 8b 錠止片 9 錠止台 9a 通孔 100a 鞄本体 100b 蓋体 101 係止具収納凹部 102 係止用凹部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鞄本体(100a)に係止具収納凹部
    (101)を、蓋体(100b)に係止具本体(1)の
    フック部(3a)が引っ掛かる係止用凹部(102)を
    設け、 上記係止具収納凹部(101)内に収納固定される係止
    具本体(1)は、固定用基板(2)の蓋体(100b)
    側に寄った部位にリンク(4)の一端を枢着し、このリ
    ンク(4)の蓋体(100b)と反対側に向かう他端に
    フック板(3)の基端部を枢着し、さらに、このリンク
    (4)には該リンク(4)を仰動方向に付勢するスプリ
    ング(4d)を設け、 上記固定用基板(2)には、上記リンク(4)を伏動す
    ると、常時はスプリング(5a)によって該リンク
    (4)を係止する方向に付勢されているが、この付勢力
    に抗して押し戻された後該リンク(4)を係止する係止
    駒(5)を設け、 さらに、上記固定用基板(2)には、該係止駒(5)を
    スプリング(5a)の付勢力に抗して脱着方向に手動で
    押し戻す操作片(6)を設けてなる鞄の蓋係止具。
  2. 【請求項2】 鞄本体(100a)に係止具収納凹部
    (101)を、蓋体(100b)に係止具本体(1)の
    フック部(3a)が引っ掛かる係止用凹部(102)を
    設け、 上記係止具収納凹部(101)内に収納固定される係止
    具本体(1)は、固定用基板(2)の蓋体(100b)
    側に寄った部位に方形枠状のリンク(4)の一辺(4
    a)を枢着し、このリンク(4)の蓋体(100b)と
    反対側に向かう他辺(4b)にフック板(3)の基端部
    を枢着し、さらに、このリンク(4)には該リンク
    (4)を仰動方向に付勢するスプリング(4d)を設
    け、 上記リンク(4)の他辺(4b)には係止爪部(4c)
    を突設し、 さらに、上記固定用基板(2)には、上記リンク(4)
    の枢支軸と平行な軸(5b)によって枢支され、嘴上の
    係止爪部(5c)を有し、該リンク(4)を伏動する
    と、常時はスプリング(5a)によって係止爪部(5
    c)が係止爪部(4c)を係止する方向に付勢されてい
    るが、リンク(4)を伏動するとスプリング(5a)の
    付勢力に抗して押し戻された後に該係止爪部(4c)を
    係止する係止駒(5)を設け、 上記係止駒(5)には、先端部を押し下げることでスプ
    リング(5a)の付勢力に抗して該係止駒(5)を脱着
    方向に回動するレバー(5d)を設け、 さらに、上記固定用基板(2)には、上記レバー(5
    d)の先端側を手動で押し下げる操作片(6)を設けて
    なる鞄の蓋係止具。
  3. 【請求項3】 鞄本体(100a)に係止具収納凹部
    (101)を、蓋体(100b)に係止具本体(1)の
    フック部(3a)が引っ掛かる係止用凹部(102)を
    設け、 上記係止具収納凹部()101内に収納固定される係止
    具本体(1)は、固定用基板(2)の蓋体(100b)
    側に寄った部位に方形枠状のリンク(4)の一辺(4
    a)を枢着し、このリンク(4)の蓋体(100b)と
    反対側に向かう他辺(4b)にフック板(3)の基端部
    を枢着し、さらに、このリンク(4)には該リンク
    (4)を仰動方向に付勢するスプリング(4d)を設
    け、 上記フック板(3)には本体部(8a)がリンク(4)
    の枠部内を挿通する錠(8)を取り付け、この錠(8)
    の下端には所定の鍵で回動できる非円形の錠止片(8
    b)を取り付け、固定用基板(2)には上面に錠止片
    (8b)が挿通できる非円形の通孔(9a)を有した錠
    止台(9)を設け、 また、上記リンク(4)の他辺(4b)には係止爪部
    (4c)を突設し、 さらに、上記固定用基板(2)には、上記リンク(4)
    の枢支軸と平行な軸(5b)によって枢支され、嘴上の
    係止爪部(5c)を有し、該リンク(4)を伏動する
    と、常時はスプリング(5a)によって係止爪部(5
    c)が係止爪部(4c)を係止する方向に付勢されてい
    るが、リンク(4)を伏動するとスプリング(5a)の
    付勢力に抗して押し戻された後に該係止爪部(4c)を
    係止する係止駒(5)を設け、 上記係止駒(5)には先端部を押し下げることでスプリ
    ング(5a)の付勢力に抗して該係止駒(5)を脱着方
    向に回動するレバー(5d)を設け、 さらに、上記固定用基板(2)には、上記レバー(5
    d)の先端側を手動で押し下げる操作片(6)を設けて
    なる鞄の蓋係止具。
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