JPH0710542Y2 - デスク形箱におけるテーブル係止装置 - Google Patents

デスク形箱におけるテーブル係止装置

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Publication number
JPH0710542Y2
JPH0710542Y2 JP1989143894U JP14389489U JPH0710542Y2 JP H0710542 Y2 JPH0710542 Y2 JP H0710542Y2 JP 1989143894 U JP1989143894 U JP 1989143894U JP 14389489 U JP14389489 U JP 14389489U JP H0710542 Y2 JPH0710542 Y2 JP H0710542Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
locking
catch
pin
locking device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989143894U
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English (en)
Other versions
JPH0383976U (ja
Inventor
忠芳 中村
忍 鈴木
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Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主に操作盤として使用される上面をテーブルに
より閉塞する形式のデスク形箱のテーブル係止装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来のデスク形箱のテーブル係止装置は、箱本体側に枢
着されたハンドルの操作によりフックをテーブル側の金
具と係止させるパッチン錠と呼ばれるものや、ねじ式の
ものが普通であった。
(考案が解決しようとする課題) ところがこのような従来のものにあっては、パッチン錠
やねじを外してからでなければテーブルを開くことがで
きず、開閉操作に手数が掛かるためにテーブルの内側に
設けた操作部を緊急に操作する場合等に問題があった。
またパッチン錠等のテーブル係止装置はテーブルや箱本
体の外面に取付けられることから体裁が悪いうえ、テー
ブルの先端下方に開き扉が位置している場合には両側端
部に取付けなければならず、デスク箱の設置箇所によっ
ては不都合な問題もあった。
従ってテーブルを容易に開閉することができ、また体裁
のよいデスク形箱のテーブル係止装置が求められてい
た。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記した従来の問題を解決するためになされた
ものであり、上面をその後側に枢着されたテーブルをも
って閉塞される箱本体の上端開口の前側に係止板部を持
つキャッチ受ケを取付けるとともに、テーブルの先端下
方に垂設した前板部の裏面に取付板部の両側に軸受板部
を連設したホルダーを突設し、水平板部の後端に垂直板
部を介して後斜上向きの係止片を連設するとともに、水
平板部の両端縁上方に側板部を設けたキャッチレバー
を、該側板部を前記したホルダーの軸受板の内面にピン
をもって軸支し、また、係止片を係止板部の下方に臨ま
せた状態を保持するためのばねを前記ピンに巻回したこ
とを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面により詳細に説明する。
(1)は箱本体、(2)は箱本体(1)の後側上端に後
側をもって起伏自在に枢着されて箱本体(1)の上端開
口(3)を閉塞するテーブル、(4)は箱本体(1)の
上端開口(3)の前側に設けたキャッチ受ケである。キ
ャッチ受ケ(4)は取付板部(5)に連設した起立板部
(6)の上端に箱本体(1)の前側上方に向けた係止板
部(7)を連設したものである。
(8)は取付板部(9)の両側に軸受板部(10)、(1
0)を連設したホルダーであり、該ホルダー(8)はテ
ーブル(2)の先端下方に垂設した前板部(2a)の裏面
に突設されている。(11)はテーブル(2)の閉塞時に
キャッチ受ケ(4)の係止板部(7)に係合してテーブ
ル(2)の開蓋を防止するキャッチレバーである。キャ
ッチレバー(11)は水平板部(12)の後端に垂直板部
(13)を介して後斜上向きの係止片(14)を連設すると
ともに、水平板部(12)の両端縁上方に設けた側板部
(15)、(15)を前記したホルダー(8)の軸受板(1
0)、(10)の内面にピン(10a)をもって軸支させたも
のである。またその側板部(15)の上端外側に突設した
鎖錠板(16)を軸受板(10)の上端面に支持させてい
る。(17)は係止片(14)を係止板部(7)の下方に臨
ませた状態を保持するためにピン(10a)に巻回された
ばねである。このばね(17)の弾発力により、キャッチ
レバー(11)の係止片(14)はテーブル(2)の閉塞時
には前記キャッチ受ケ(4)の係止板部(17)に係合さ
れている。
(18)は鍵孔(19)をテーブル(2)の前板部(2a)の
前面に臨ませたシリンダー錠であり、該シリンダー錠
(18)は基端に取り付けたベロー(20)を施錠時に前記
キャッチレバー(11)の鎖錠板(16)の上面に係止し、
係止の誤解除が行われるのを防止するものである。ま
た、(21)はテーブル(2)の前板部(2a)に表示した
キャッチレバー(11)の位置を示す表示板である。
(作用) このように構成されたものは、常時はテーブル(2)の
先端下方に垂設した前板部(2a)の裏面に取付けられた
キャッチレバー(11)の係止片(14)がテーブル(2)
の上端開口(3)の前側に設けられたキャッチ受ケ
(4)の係止板部(7)の下面と係合することによりテ
ーブル(2)を閉鎖状態に固定しているものである。
そしてテーブル(2)を開ける際には、第2図に示すよ
うに手指をテーブル(2)の前板部(2a)の下方から挿
入してキャッチレバー(11)の水平板部(12)の後部を
上方に押し上げれば、ピン(10a)を中心にキャッチレ
バー(11)の後端が前方に向け回動し、斜上向きに延び
る係止片(14)が前方に移動して係止板部(7)との係
止が解除されることとなる。そこで、手指を前板部(2
a)の下方に挿入したまま手指を上方に持ち上げれば、
テーブル(2)は箱本体(1)の後側上端を支点に開く
こととなるもので、キャッチレバー(11)の解除とテー
ブル(2)の持ち上げを一連の動作において行うことの
できるものである。
またテーブル(2)を閉じるときには、テーブル(2)
の先端のキャッチレバー(11)の係止片(14)が水平板
部(12)の後端に後斜上向に連設されているので、係止
片(14)の外側が係止板部(7)の先端により前方に押
圧されてわずかに回動しつつ自動的に係合されることと
なる。
また実施例のようにシリンダー錠(18)を取り付けたも
のは、鍵孔(19)に鍵を挿入しなければ係合を解除でき
ないので誤解除を適確に防止できるものであるが、シリ
ンダー錠(18)は鍵孔(19)に鍵を合致させると内管が
回動可能となり、ベロー(20)側からも鍵を回動させる
ことができる。そこで鍵を鍵孔(19)に挿込んでテーブ
ル(2)を引き上げれば、鎖錠板(16)はベロー(20)
を回動させて係止を解除することとなるので、シリンダ
ー錠(18)による鎖錠板(16)の解錠も容易なものであ
る。またテーブル(2)を閉じる際に誤ってベロー(2
0)が施錠位置にあり、鎖錠板(16)が上方から当って
も、鍵孔(19)に鍵が入っておればベロー(20)は自由
に回動できるので、キャッチレバー(11)が破損する虞
れも無い利点もある。
(考案の効果) 本考案は以上の説明によって明らかなように、テーブル
の閉塞状態を保持するキャッチレバーの係止片とキャッ
チ受ケの係止板部との解除を容易にしかもテーブルの開
蓋と同時に行うことができるうえ、キャッチレバー及び
キャッチ受ケが外部に露出しないので体裁のよい利点が
ある。
よって本考案は従来のこの種デスク形箱におけるテーブ
ル係止装置の問題点を一掃したものとして、その実用的
価値は極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例を示す一部切欠側面図、第2図
は同じく態様を異にして示す一部切欠側面図、第3図は
同じく一部切欠斜視図、第4図は同じく一部切欠正面
図、第5図は本考案に係る装置を使用したデスク形箱を
示す斜視図である。 (1):箱本体、(2):テーブル、(2a):前板部、
(3):上端開口、(4):キャッチ受ケ、(7):係
止板部、(8):ホルダー、(9):取付板部、(1
0):軸受板部、(10a):ピン、(11):キャッチレバ
ー、(12):水平板部、(14):係止片、(15):側板
部、(16):鎖錠板、(17):ばね、(18):シリンダ
ー錠、(20):ベロー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面をその後側に枢着されたテーブル
    (2)をもって閉塞される箱本体(1)の上端開口
    (3)の前側に係止板部(7)を持つキャッチ受ケ
    (4)を取付けるとともに、テーブル(2)の先端下方
    に垂設した前板部(2a)の裏面に取付板部(9)の両側
    に軸受板部(10)、(10)を連設したホルダー(8)を
    突設し、水平板部(12)の後端に垂直板部(13)を介し
    て後斜上向きの係止片(14)を連設するとともに、水平
    板部(12)の両端縁上方に側板部(15)、(15)を設け
    たキャッチレバー(11)を、該側板部(15)、(15)を
    前記したホルダー(8)の軸受板(10)、(10)の内面
    にピン(10a)をもって軸支し、また、係止片(14)を
    係止板部(7)の下方に臨ませた状態を保持するための
    ばね(17)をピン(10a)に巻回したことを特徴とする
    デスク形箱におけるテーブル係止装置。
  2. 【請求項2】キャッチレバー(11)の側方に、テーブル
    (2)の前板部(2a)に取付けられたシリンダー錠(1
    8)のベロー(20)により係止される鎖錠板(16)を突
    設した請求項1記載のデスク形箱におけるテーブル係止
    装置。
JP1989143894U 1989-12-13 1989-12-13 デスク形箱におけるテーブル係止装置 Expired - Lifetime JPH0710542Y2 (ja)

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JP1989143894U JPH0710542Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 デスク形箱におけるテーブル係止装置

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Publication Number Publication Date
JPH0383976U JPH0383976U (ja) 1991-08-26
JPH0710542Y2 true JPH0710542Y2 (ja) 1995-03-08

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JP1989143894U Expired - Lifetime JPH0710542Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 デスク形箱におけるテーブル係止装置

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JPS5995671U (ja) * 1982-12-20 1984-06-28 沖電気工業株式会社 ロツク装置
JPS59171389U (ja) * 1983-05-02 1984-11-16 ティーオーエー株式会社 機器ケ−スに対する蓋状物結合構造
JPS63200378U (ja) * 1987-06-12 1988-12-23

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