JPH021423Y2 - - Google Patents

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JPH021423Y2
JPH021423Y2 JP8083081U JP8083081U JPH021423Y2 JP H021423 Y2 JPH021423 Y2 JP H021423Y2 JP 8083081 U JP8083081 U JP 8083081U JP 8083081 U JP8083081 U JP 8083081U JP H021423 Y2 JPH021423 Y2 JP H021423Y2
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JP
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stopper
fulcrum shaft
piece
door
notch
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JP8083081U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野]本考案は開き戸式の扉の取
付け構造に関するもので、流し台、調理台、吊り
戸棚等の収容家具の扉に利用することができる。
[従来技術及び課題] 近頃この種の扉は取外し可能となつて洗浄時あ
るいは組立て時の便を図つており、この為の考案
として実開昭51−7303号公報に開示のものがあ
る。
これは、水平方向に揺動開閉する扉には、その
一側部の上下部分に位置させて、扉の開閉時に於
ける揺動支点となる支点軸が突設せしめられてい
る。そして、これらの支点軸は、流し台や調理台
等の本体に固定された固定板に回動自在に取付け
られている。
扉の上下に突出する上記一対の支点軸中、一方
の支点軸は、これに対応する固定板に穿設した透
孔に挿抜及び回転自在に内挿されている。
又、他方の支点軸と固定板の関係は第5図に示
すように構成されており、固定板6の一側に開放
する切欠20には、その開放方向から支点軸4が
挿入されるようになつていると共に、この固定板
6には、揺動先端部に釣針状のフツク部21を具
備する帯板状のストツパー7が揺動自在に軸支さ
れている。
このものでは、一方の支点軸を一方の固定板に
装着すると共に、他方の支点軸4を他方の固定板
6の切欠20の開放部から該切欠20に挿入し、
その後ストツパー7を揺動させてその先端部のフ
ツク部21を支点軸4に係合させると、該支点軸
4が切欠20の開放方向に脱出しないようにな
り、これにより、扉Aが上下の固定板間に回動自
在に取付けられる。
ところが、上記従来のものでは、扉Aの着脱は
簡便であるが、扉開放状態でこれにこじるような
力が加わつた場合、ストツパー7又は切欠20が
容易に変形してしまう。
その一つの理由は、扉開放状態で該扉先端にこ
れをこじるような外力が加わつた場合、一方の支
点軸を支点とするてこの原理で他方の支点軸に大
きな力が作用するからであり、又、第2の理由
は、ストツパー7のフツク部21の開放側方向に
向かう外力が支点軸4に作用した場合には、固定
板6の切欠20の両側部を構成する支持舌片6
1,62が唯一この外力に対する抵抗となるだけ
であり、更に、切欠20の開放方向に外力が作用
した場合にはストツパー7の先端のフツク部21
のみが前記外力に対する抵抗となるだけであるか
らである。
本考案は、固定板6に於ける上記支点軸4の支
持部分の強度向上を図るため、ストツパー7及び
固定板6が共に外力に対する抵抗力を発揮できる
ようにすることをその課題とする。
[手段] 上記課題を解決する為の本考案の技術的手段
は、〓一方の固定板6の先端部を円弧状の仮想折
曲げ線に沿つて折り曲げて円弧状の屈曲片11を
形成し、該屈曲片11の屈曲部に支点軸4を着脱
自在に挿入する為の切欠12を開削し、該切欠1
2の固定板後端方向への開削距離を支点軸4の直
径より若干大きく設定し、固定板6の基端部近傍
に配設された枢軸13を中心に揺動するストツパ
ー7を設けると共に、該ストツパー7の揺動先端
部に上記円弧状の屈曲片11と平行に湾曲し且つ
該屈曲片11と対向する方向に起立せしめられた
舌片14を設け、該舌片14及び上記屈曲片11
の円弧の中心部に上記枢軸13を位置させ、スト
ツパー7を屈曲片11側に回動させたときには、
舌片14が屈曲片11の内側に近接するようにし
た〓ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
ストツパー7を固定板6から外すように揺動さ
せた状態で該固定板6の切欠12に支点軸4を挿
入し、爾後、上記ストツパー7を復帰揺動させて
その先端の舌片14が固定板6の屈曲片11に近
接するようにすれば、支点軸4と屈曲片11間に
ストツパー7の舌片14が介在し、該支点軸4が
抜け止め状態に装着される。
この装着状態に於いて、切欠12の長手方向の
外力が支点軸4に作用した場合、この支点軸4は
ストツパー7の舌片14に当接し、更に、この舌
片14は外力に従つて若干弾性変形して固定板6
の屈曲片11の内側に当接する。従つて、ストツ
パー7と固定板6の両者によつて上記外力に対す
る抵抗力が附与される。
又、切欠12の長手方向に直角な外力が上記支
点軸4に作用した場合には、屈曲片11の先端が
開方状態にならないように開削して形成した切欠
12の両側の部分が上記外力に対する抵抗力を発
揮する。
[効果] 本考案は次の特有の効果を有する。
支点軸4に加わる外力に対して、固定板6とス
トツパー7の両者又は固定板6の切欠12の両側
部が変形抵抗を発揮する為、扉Aに加わる外力に
対する強度が増大する。
又、扉取付け状態では、支点軸4はストツパー
7によつて包まれた状態にあるから、移動途中に
於いて支点軸4が何かに引掛つて変形するような
不都合も解消できる。
[実施例] 次に、上記した本考案の実施例を図面に従つて
詳述する。
第1図に本考案実施例の扉取付具を用いた調理
台の外観を示すが、同図に於いて、Aは扉、Bは
本体であり、扉枢支部C,Cに本考案の取付け具
が採用されている。
該取付け具は、第2図に示すように、扉Aの一
側の上・下両端に取付けたブラケツト1,2及び
該ブラケツト1,2に取着された支点軸3,4
と、該支点軸3,4が回動自在に装着される固定
板5,6と、これら固定板5,6のうち下方の固
定板6に揺動自在に設けたストツパー7とから成
り、該ストツパー7を取付けた固定板6は本体B
の下桟8にネジ止めされている。更に、該固定板
6は、下桟8にネジ止めする為の基部9と、その
先端側に続く隆起部10と、該隆起部10の先端
に屈曲連設せしめられた屈曲片11とから成り、
該屈曲片11から前記隆起部10の上面中央に亘
つて切欠12を形成し、然も、該切欠12の幅を
下側の支点軸4の直径に適合させている。
又、固定板6は板金製で隆起部10の裏面は凹
んでおり、基部9に枢軸13で連結されたストツ
パー7の舌片14が、該ストツパー7の回動によ
り、前記屈曲片11の内側に入り込めるようにな
つている。又、このストツパー7の一側には摘ま
み15が設けられており、該摘まみ15が上記し
た屈曲片11の一側縁に当接して該ストツパー7
の回動範囲を規制するようになつている(第2
図、第3図参照)。
上記した実施例の取付け具を用いた扉の支持構
造の場合、扉Aの取付けに際しては、先ず、上方
の支点軸3を上方の固定板5の軸孔16に挿入し
てブラケツト1と固定板5を当接状態にし、次い
で下方の支点軸4を下方の固定板6の切欠12に
挿入する。このとき、切欠12は屈曲片11で開
放するるから、この支点軸4の挿入操作は第4図
の如く固定板6の手前側から行なえる。爾後、ス
トツパー7を回動させて摘まみ15を屈曲片11
の一側に当接するようにすると、支点軸4はスト
ツパー7の先端に屈曲形成した舌片14によつて
抜け止め状態に保持され、これと切欠12の一側
すなわち隆起部10に位置する軸孔部17とによ
り保持されることとなり、支点軸4は固定板6に
よつて回動自在に保持される(第4図)。
これにより、扉Aは本体Bに開閉自在に枢支さ
れることとなるが、上記扉Aを取付けた状態に於
いて、上方の固定板5の下面と下方の固定板6の
隆起部10の上面との間は支点軸3,4の基端部
相互の間隔より僅かに大きくするだけで扉Aが円
滑に取付けられる。従つて、この取付け状態では
扉Aの上下方向のガタ付きは極端に小さなものと
なる。
そして、上記取付け状態に於ける扉Aに切欠1
2の長手方向に向かう外力が作用した場合、下方
の支点軸4はストツパー7の舌片14に当接し然
も、該舌片14の外側には屈曲片11が位置する
ことから、上記舌片14に作用する外力は、上記
ストツパー7の舌片14と固定板6の屈曲片11
の両者で受け止められることとなる。従つて、上
記外力に対する抵抗力が増大して強度向上が図れ
る。又、切欠12の長手方向に直角な方向の外力
が支点軸4に作用すると、該切欠12の両側縁で
上記外力が支えられる。
次に、扉Aの取外しに際しては、上記した取付
け操作と逆の手順で行なえば良く、ストツパー7
を復帰回動させて扉Aの下部を手前に引けばこれ
を簡単に取外すことができる。
尚、上記した実施例では、ストツパー7を具備
する固定板6を下方に位置させたが、これを扉A
の上方枢支部に採用しても上記した作用・効果に
変りはない。
又、ストツパー7の回動抵抗を大きく取るか、
又は、支点軸4を保持する位置に回動させたとき
に該ストツパー7が仮止め状態にロツクされる構
成とした場合には、該ストツパー7が不用意に回
動して扉Aが外れるような事故も防止できること
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の取付具を用いた調理台
の外観図、第2図は本考案実施例の要部の分解斜
視図、第3図はストツパー7をフリーにした場合
の固定板6の斜視図、第4図は扉取付け手段の説
明図、第5図は従来例の要部説明図であり、図
中、 3,4……支点軸、5,6……固定板、7
……ストツパー、A……扉、B……本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体Bに固定した一対の固定板5,6に扉Aの
    対向する二側辺から突出させた一対の支点軸3,
    4を、各別に挿通させるようにし、一方の固定板
    6の先端部を円弧状の仮想折曲げ線に沿つて折り
    曲げて円弧状の屈曲片11を形成し、該屈曲片1
    1の屈曲部に支点軸4を着脱自在に挿入する為の
    切欠12を開削し、該切欠12の固定板後端方向
    への開削距離を支点軸4の直径より若干大きく設
    定し、固定板6の基端部近傍に配設された枢軸1
    3を中心に揺動するストツパー7を設けると共
    に、該ストツパー7の揺動先端部に上記円弧状の
    屈曲片11と平行に湾曲し且つ該屈曲片11と対
    向する方向に起立せしめられた舌片14を設け、
    該舌片14及び上記屈曲片11の円弧の中心部に
    上記枢軸13を位置させ、ストツパー7を屈曲片
    11側に回動させたときには、舌片14が屈曲片
    11の内側に近接するようにした扉取付具。
JP8083081U 1981-05-30 1981-05-30 Expired JPH021423Y2 (ja)

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JP8083081U JPH021423Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

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JP8083081U JPH021423Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

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JPS57192374U JPS57192374U (ja) 1982-12-06
JPH021423Y2 true JPH021423Y2 (ja) 1990-01-12

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JP8083081U Expired JPH021423Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

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JPS6047776A (ja) * 1983-08-26 1985-03-15 ヤマハ発動機株式会社 騎乗形車両におけるシ−トの連結装置

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