JPH0649274Y2 - 洗面化粧台に組込んだ掃除用流しの天板開閉装置 - Google Patents

洗面化粧台に組込んだ掃除用流しの天板開閉装置

Info

Publication number
JPH0649274Y2
JPH0649274Y2 JP1989017915U JP1791589U JPH0649274Y2 JP H0649274 Y2 JPH0649274 Y2 JP H0649274Y2 JP 1989017915 U JP1989017915 U JP 1989017915U JP 1791589 U JP1791589 U JP 1791589U JP H0649274 Y2 JPH0649274 Y2 JP H0649274Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
piece
vanity
cleaning sink
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989017915U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02109475U (ja
Inventor
巧 三浦
忠行 伊藤
潤郎 合田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Corp
Original Assignee
Takenaka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Corp filed Critical Takenaka Corp
Priority to JP1989017915U priority Critical patent/JPH0649274Y2/ja
Publication of JPH02109475U publication Critical patent/JPH02109475U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0649274Y2 publication Critical patent/JPH0649274Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は洗面化粧台の下方空間を利用して組込んだ掃
除用流しの天板開閉装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、洗面化粧台に組込まれた掃除用流しの開閉蓋とし
ては、第5図および第6図に示すように、開閉蓋Aの取
付金具25、これに斜め上下の取付ピン26、27で連結した
第2リンク金具28、カウンターBを支持する台枠29のブ
ラケット30、このブラケット30の上方の支点ピン31と前
記第2リンク金具28の上方の取付ピン26との間を連結し
た、くの字状の第1リンク金具32、ブラケット30の前部
下方の支点ピン33と前記第2リンク金具28の下方の取付
ピン27との間を連結した第3リンク金具34、第2リンク
金具28の先端の下方のピン35とブラケット30の後方の固
定ピン36との間に張設した引張バネ37とからなり、開閉
蓋Aを開けた時は、第2リンク金具28と第3リンク金具
34とが死点越えの状態となり、開閉蓋Aを閉める時は開
閉蓋Aを押し下げることにより第2リンク金具28と第3
リンク金具34が前方に向かって押し下げられて第5図の
状態となるようにしたものが知られている(特開平1-29
3819号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来の洗面化粧台に組込まれた掃除用流しの開閉蓋
Aの開閉装置は、開閉蓋Aを開いた状態に保持するに
は、開閉蓋Aを押し上げて、前記第2リンク金具28およ
び第3リンク金具34が取付けピン27で取付けられ前方が
開いた、くの字形となり、死点越えの状態とすることに
よって行われるが、そのままの状態では引張バネ37によ
って開閉蓋Aは閉じる方向へさらに引張られるのを、く
の字状の第1リンク金具32によって開閉蓋Aが閉じない
ように支えて保持するようにしたものであって、狭い場
所に3個のリンク金具が複雑に枢着され、特に第1リン
ク金具は、くの字状をなしておりその角度と取付孔の位
置を正確に製作しなければならず、構造が複雑で組立が
面倒で不便であるという問題点があった。
この考案は、これらの問題点を解決することを課題とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するためこの考案は、洗面化粧台に設
置した洗面器を有する天板の一部を開閉自在とし、この
天板の下方の空間に掃除用流し槽を設けたものにおい
て、天板の下方側部に設けられた受け板の取付片の先端
部と直棒状短片の後端とを枢着し、前記短片の前端と天
板の直下に取付けられた取付体の前部とを枢着し、前記
取付片の後部と直棒状長片の後端とを枢着し、前記長片
の前端と前記取付体の後部とを枢着するとともに、前記
短片の前端の枢着部と前記取付片の後部の枢着部との間
に天板を閉じた時に前記短片を持ち上げるには至らない
収縮力を有するスプリングを張設した洗面化粧台に組込
んだ掃除用流しの天板開閉装置の手段を講じるものであ
る。
〔作用〕
この考案の作用についえ実施例を参照して説明する。
掃除用流しを使用するには、使用者が手によって天板2a
を手前に引くように持ち上げると、第4図に示した状態
から第3図に示すように、短片11が枢着13点を中心とし
て反時計方向へ回動するとともにスプリング24の収縮に
よって枢着17点を左方へ牽引するので取付体15の前部16
を後上方へ移動させるとともに長片19を枢着20点を中心
として反時計方向へ回動させて取付体15の後部22を上方
へ持ち上げることにより天板2aを上方に回動させて短片
11が天板2aの裏面に接するまで回動させることにより、
コイルスプリング等の引張スプリング24をそれ以上引張
っても天板2aは回動しない状態となり、天板2aが開いた
状態を継続するように働き天板2aは開放状態を保持する
ので、第2図に示すように天板2aは鎖線の位置に上げら
れ、その下方の空間4の上方が解放された状態になり固
設された掃除用流し槽4の使用が可能となる。
天板2aを閉じるには、使用者が手で天板2aの前端部を押
し下げると開閉装置6は前記開くときの逆の動作によっ
て天板2aを閉じるようになるが、この際天板2aの重さを
スプリング24の収縮力によって短片11が反時計方向に回
動しようとする力よりも大きい力で押さえる重さにして
おくことにより天板2aは閉じた状態を保持することがで
きる。
〔実施例〕
この考案の実施例について図面を参照して説明する。
第1図および第2図に示すように、洗面化粧台1の天板
2には洗面器3,3が左右に2個埋設されている。2個の
洗面器3,3の中間の天板2aの下方の空間4に掃除用流し
槽5が固設され、その上部を覆う天板2aは開閉装置6に
よって開閉自在に取付けられている。
第3図および第4図は開閉装置6の詳細に示すもので、
天板2aの下方側部に設けられた受け板7に平鋼等の取付
片8がねじ止め9され、その先端部10と直棒状短片11の
後端12とを枢着13し、その前端14と天板2aの直下に取付
けられた山形鋼等の取付体15の前部16を枢着17し、取付
片8の後部18と長片19の後端とを枢着20し、直棒状長片
19の前端21と取付体15の後部22とを枢着23するととも
に、短片11の前端14の枢着17点と取付片8の後部18の枢
着20点との間に天板2aを閉じた時に短片11を持ち上げる
には至らない収縮力を有するスプリング24を張設したも
のである。
〔考案の効果〕
この考案は、掃除用流し槽が洗面化粧台の天板の下方の
空間に設けられており、天板を開くことによって使用で
き、特にこの考案は天板の開閉装置として、天板下方側
部の取付片と天板の直下の取付体との間を、2本の直棒
状の短片と長片の各前端と後端を枢着するだけで、それ
以外に従来は必要であった角度と取付孔の位置を正確に
製作した、くの字状リンク金具を必要とせず、かつ従来
の開閉装置のように狭い場所に3本のリンク金具を枢着
して取付けるような面倒な作業を必要とせず、長片と短
片の取付が比較的広い間隔を有する場所で行えるので組
立が非常に簡単で、全体として洗面化粧台に組込んだ掃
除用流しの天板開閉装置の取付け施工が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の1実施例を示すもの
で、第1図は一部を切断した平面図、第2図は第1図の
II-II線における切断側面図、第3図は開閉装置の天板
を開いた状態を示す側面図、第4図は開閉装置の天板を
閉じた状態を示す側面図、第5図は従来技術を示すもの
で開閉蓋を閉じている状態の断面図、第6図は同じく開
閉蓋を開いている状態を示す断面図である。 1……洗面化粧台、2a……天板、3……洗面器、4……
空間、5……掃除用流し槽、6……開閉装置、7……受
け板、8……取付片、10……先端部、11……短片、12…
…後端、13……枢着、14……前端、15……取付体、16…
…前部、17……枢着、18……後部、19……長片、20……
枢着、21……前端、22……後部、23……枢着、24……ス
プリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面化粧台(1)に設置した洗面器(3)
    を有する天板(2a)の一部を開閉自在とし、この天板
    (2a)の下方の空間(4)に掃除用流し槽(5)を設け
    たものにおいて、天板(2a)の下方側部に設けられた受
    け板(7)の取付片(8)の先端部(10)と直棒状短片
    (11)の後端(12)とを枢着(13)し、前記短片(11)
    の前端(14)と天板(2a)の直下に取付けられた取付体
    (15)の前部(16)とを枢着(17)し、前記取付片
    (8)の後部(18)と直棒状長片(19)の後端とを枢着
    (20)し、前記長片の前端(21)と前記取付体(15)の
    後部(22)とを枢着(23)するとともに、前記短片(1
    1)の前端(14)の枢着(17)部と前記取付片(8)の
    後部(18)の枢着(20)部との間に天板(2a)を閉じた
    時に前記短片(11)を持ち上げるには至らない収縮力を
    有するスプリング(24)を張設した洗面化粧台に組込ん
    だ掃除用流しの天板開閉装置。
JP1989017915U 1989-02-20 1989-02-20 洗面化粧台に組込んだ掃除用流しの天板開閉装置 Expired - Lifetime JPH0649274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989017915U JPH0649274Y2 (ja) 1989-02-20 1989-02-20 洗面化粧台に組込んだ掃除用流しの天板開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989017915U JPH0649274Y2 (ja) 1989-02-20 1989-02-20 洗面化粧台に組込んだ掃除用流しの天板開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02109475U JPH02109475U (ja) 1990-08-31
JPH0649274Y2 true JPH0649274Y2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=31232107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989017915U Expired - Lifetime JPH0649274Y2 (ja) 1989-02-20 1989-02-20 洗面化粧台に組込んだ掃除用流しの天板開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0649274Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2560055Y2 (ja) * 1991-03-15 1998-01-21 東陶機器株式会社 掃除用流し装置
US9353508B2 (en) * 2011-07-15 2016-05-31 Juan Antonio Abello Jimenez Faucet-door for a sink or countertop

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293819A (ja) * 1988-05-20 1989-11-27 Toto Ltd 洗面化粧台

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02109475U (ja) 1990-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4796310A (en) Bathtub drain valve control and overflow plate
JPH0649274Y2 (ja) 洗面化粧台に組込んだ掃除用流しの天板開閉装置
EP0607362A1 (en) A device in toilet seats
WO2005107551A2 (en) Toilet seat tilting device
EP0859197A3 (en) Hinge device, particularly for the door of household electric appliances and the like, having upward and outward movement of the door during opening
US3308483A (en) Toilet seat construction
JP3051713B2 (ja) 蓋取付構造
JPS6022828Y2 (ja) ライテイングデスクのワ−クトツプ受装置
JPS5813833Y2 (ja) 腰掛便器における便蓋及び便座の開閉装置
JPH021423Y2 (ja)
US6851130B2 (en) Sanitary toilet seat apparatus
JPH077391Y2 (ja) 地下構造物用蓋体起立装置
JP3014822U (ja) 門扉の自動復帰式調整装置
JPH0733705Y2 (ja) 鍋蓋開閉装置
JP3016871U (ja) 開蓋機構付ヤカン
JPS5822640Y2 (ja) パッド用清掃具
JPH069237Y2 (ja) 和室用床下収納庫の開閉畳への蓋板取付構造
JP3060583U (ja) 開閉溝蓋構造
FR2380760A1 (fr) Dispositif de support de tablette
JPS5835824Y2 (ja) 開き扉の開放位置止定装置
JPH0637099Y2 (ja) フットスイッチ付家具
JPH0346642Y2 (ja)
KR19980040172U (ko) 자동차의 후드 지지장치
JPH0266836U (ja)
JPH0531042A (ja) 温水洗浄装置