JPH0671811U - 錠装置 - Google Patents

錠装置

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JPH0671811U
JPH0671811U JP1071293U JP1071293U JPH0671811U JP H0671811 U JPH0671811 U JP H0671811U JP 1071293 U JP1071293 U JP 1071293U JP 1071293 U JP1071293 U JP 1071293U JP H0671811 U JPH0671811 U JP H0671811U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開扉時に施錠操作をして閉扉する誤操作を行
なうとドアが施錠され、キーを室内においたまま室外に
閉め出されてしまう危険性があった。本考案はかかる課
題を解決することを目的とする。 【構成】 押動突起5を有するカム3と、駆動突起13
とストッパ受け面14を有するハブ12と、一端がスト
ッパ受け面14に係合し他端がストッパ受け面14に係
脱するストッパ17と、フロント2の方向に付勢され駆
動突起13を押動するレトラクタ19と、フロント2よ
り突出する方向に付勢されるラッチヘッド24と、ラッ
チに押されたときに押動突起5を押動するプッシュプレ
ート32を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドアに取付られ、ラッチボルトを突出状態に保持する施錠が、誤っ て開扉時になされたときに、閉扉により解錠する安全装置を備えた錠装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
ラッチボルトを突出状態に保持する施錠機能を備えた錠装置に関しては、実開 昭59−126062号公報に記載された技術などがある。 この錠装置は、解錠時にはラッチボルトが出没可能であり、ドアハンドルを操 作するとラッチボルトが没入して開扉可能となるが、室内側のサムター或いは室 外側のシリンダ錠を操作して施錠すると、回動カムが施錠角度となり、回動カム に係合する解錠阻止板がレトラクタの後退を阻止するので、ラッチボルトが突出 状態に保持された施錠となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
施錠は閉扉した後に行われるが、誤って開扉状態のときに施錠した場合には、 閉扉すると同時に施錠されてしまう。 このとき、室内側に人がいる場合には、サムターンを操作して解錠することが でき、室外に出た人がキーを携帯している場合には、キーをシリンダ錠の差し込 んで解錠操作することができるので誤操作の問題は解消するが、キーを室内に置 いたまま、しかも、施錠の誤操作をした人がドアを閉めて室外に出てしまったと いった最悪の事態が重なると、ドアを解錠する手段がなくなる。
【0004】 例えば、ホテルのドアの錠装置は施錠装置が必要であり、しかも、宿泊客は錠 装置に不慣れであるために誤操作の可能性が高いので、閉め出されるトラブルに 巻き込まれ、管理人が親鍵をもってきてくれるまで待ちぼうけを喰わされる。 然し、一般の家庭では、親鍵を持った管理人がいないので、万一、誤操作した 場合には解錠することができないので大変である。 本考案は、かかる課題を解決することを目的とし、開扉時に施錠操作する誤操 作をした場合には、閉扉と同時に解錠される取り扱いが安全な錠装置を提供する ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、本考案の錠装置は、 箱形に形成され前面にフロントが設けられる錠ケースと、該錠ケースに回動可 能に嵌着され外周面に駆動突起が設けられ、内部に設けられた角孔にドアハンド ルが連結されるハブと、前壁及び後壁が屈曲形成され、上記錠ケースに設けられ た起立壁と上記前壁との間に挿入される復帰用スプリングによりフロント方向に 付勢され、上記後壁が上記駆動突起に当接するレトラクタと、上記フロントより 出没可能なラッチヘッドの後端に軸部が形成され、上記前壁及び後壁を貫通する 上記軸部の端部に鍔部が設けられるラッチボルトと、上記ヘッドの後端と上記前 壁との間に挿入されるラッチスプリングとから成る錠装置において、 上記ハブにストッパ受け面を形成し、上記錠ケースに回動可能に嵌着されるカ ムの外周面に押動突起を設け、上記カムの内部に設けられる角孔に、室内側のサ ムターンに連結する角軸を挿入し、一端が上記押動突起に係合し上記カムの回動 により他端が上記ストッパ受け面に係脱するストッパを設け、上記カムに係合し 上記カムが施錠角度のときに上記ラッチボルトの後端に当接する位置に移動する プッシュプレートを設けた。
【0006】 上記プッシュプレートは、フロントに向かって進退可能に設けられ、後端には 、上記カムが施錠角度に回動したときに上記カムの押動突起に押動される後部当 接部が設けられ、前部には、上記ラッチヘッドが上記フロントに没入したときに 上記ラッチヘッドの後端面に押動される前部当接部が設けられる構造とすること ができる。 或いは、上記カムの突起に形成された切欠凹部に挿入され、上記カムに設けら れた軸に回動可能に枢着され、上記切欠凹部により回動が規制される構造とする 構造としてもよい。
【0007】
【作用】
本考案の錠装置の作用を、解錠状態,正規の施錠操作,誤操作により施錠した 場合の動作の順に説明する。 解錠状態では、カムは解錠角度にあり、プッシュプレートはラッチボルトの後 退を阻止しない位置にある。 一方、一端がカムの押動突起に係合するストッパの他端がハブのストッパ受け 面から離脱している。 従って、ハブは回動可能な状態であるが、フロント方向に付勢されたレトラク タに押されて復帰角度に停止している。 ドアハンドルによりハブを操作すると、ハブの駆動突起がレトラクタの後壁を 押動し、レトラクタがフロントより遠ざかる方向に後退し、後壁に鍔部を押され たラッチボルトがフロント面に没入し、開扉可能となる。
【0008】 閉扉されたときに、室内側のサムターンにより施錠操作すると、カムが回動し て施錠角度となり、プッシュプレートがラッチボルトに当接する位置に移動する 。 一方、一端がカムの押動突起に係合するストッパの他端がハブのストッパ受け 面に係合する。 従って、ハブは回動不能に係止され、ドアハンドルを操作できなくなり、ラッ チボルトは突出した状態に保持される。
【0009】 開扉したときに、室内側のサムターンにより施錠操作する誤操作を行うと、閉 扉されたときにラッチボルトが框側に取りつけられたストライク(図示しない) に当たって後退するので、ラッチヘッドの後端部がプッシュプレートを押動し、 後退したプッシュプレートがカムを解錠角度の方向に押動し、カムが解錠角度と なるので、カムの押動突起に係合するストッパがハブのストッパ受け面より離脱 し、上記の解錠状態になる。
【0010】
【実施例】
本考案の第1実施例について図面を参照して説明すると、図1は解錠状態にあ る錠装置をカバーを除去した正面図である。 6錠ケース1は、図1において正面が開口し、この開口にカバー(図示しない) が取付られて箱形に形成される。 錠ケース1はドアの端面に埋設され、錠ケース1の前部壁であるフロント2が ドアの端面とほぼ同一面となる。
【0011】 錠ケース1とカバーを貫通する孔(図示しない)に、カム3の両端面に設けら れた小径部4が回動可能に嵌着される。 カム3の外周面には、扇形に形成された押動突起5とばね係止用突起6が設け られ、押動突起5には、図1において上部となる部分が後述するストッパ17を 上下方向に押動腕5aとなり、この押動腕5aを残して押動突起5の幅方向の中 央に、ストッパ17の干渉をさける凹部5bが形成される。
【0012】 ばね係止用突起6に設けられた軸部7と錠ケース1の上壁1aに設けられたば ね係止部8に、カムスプリング9の両端が係止される。 従って、カム3は、図1に示す解錠角度と図3に示す施錠角度に付勢される。 カム3には矩形の角孔10が貫通し、この角孔に挿入される動形状の角軸11 は、ドアの室内側に設けられるサムターン(図示しない)及び、ドアの室外側に 設けられるシリンダ錠(図示しない)が連結される。
【0013】 錠ケース1とカバーを貫通する孔(図示しない)に、ハブ12が回動可能に嵌 着される。 ハブ12の外周面には駆動突起13とストッパ受け面14が設けられ、ハブ1 2に設けられた角孔15にはドアハンドル或いはドアノブの先端に設けられた角 軸部16が挿入される。
【0014】 錠ケース1内を上下動可能に設けられたストッパ17は、板材より屈曲形成さ れ、上端部にカム3の押動突起5に係合するカム係合部17aが屈曲延設され、 カム係合部17aの下方には、図1において左方向に突出するカム係合部17c が設けられ、ストッパ17の下端部にハブ12のストッパ受け面14に係脱する ハブ係合部17bが屈曲形成され、。 錠ケース1に起立壁18が立設され、起立壁18の上方には、レトラクタ19 がフロント2に向かって進退可能に設けられる。
【0015】 レトラクタ19は、前端部及び後端部にフロント2に並行な方向に屈曲する前 壁20,後壁21が設けられる。 ラッチボルト22は、フロント2に設けられたラッチ挿入孔23より出没可能 に挿入されたラッチヘッド24と、ラッチヘッド24の後端に延設される軸部2 5とにより構成され、ラッチヘッド24の上下面に突起26が設けられる。
【0016】 軸部25は、前壁20,起立壁18,後壁21を貫通し、後端部にはリング状 の鍔部27が止めねじ28により着設される。 そして、レトラクタ19の前壁20と起立壁18との間に復帰用スプリング2 9が挿入されるので、レトラクタ19はフロント2に向かって前進する方向に付 勢され、後壁21がハブ12の駆動突起13を押動する。 駆動突起13を押動されたハブ12は、駆動突起13が起立壁18に当接した 復帰状態に保持される(図1参照)。
【0017】 レトラクタ19の前壁20とラッチヘッド24との間にラッチスプリング30 が挿入され、ラッチヘッド24はフロント2より突出する方向に付勢され、突起 26がフロント2の裏側のセカンドフロント31に当接する(図1参照)。 ラッチボルト22の上方には、プッシュプレート32がフロント2に向かって 進退可能に設けられる。
【0018】 プッシュプレート32は、板状に形成され、前部及び後部には下方に屈曲する 前部当接部32a及び後部当接部32bが設けられ、フロント2に向かって進退 可能に設けられる。 プッシュプレート32は、図1において手前にあり、ストッパ17のカム係合 部17cは図1において奥にあるので、プッシュプレート32が後退してもカム 係合部17cには干渉しない。 そして、カム3が図1において時計方向に回動したときに、押動突起5が後部 当接部32bを押動し、フロント2の方向に押されたプッシュプレート32の前 部当接部32aがラッチヘッド24の後端面に近接する(図3参照)。 なお、符号33はハブ12の回動量を規制するストッパである。
【0019】 以上のように構成された第1実施例の作用を、解錠状態,正規の施錠操作,誤 操作により施錠した場合の動作の順に説明する。 解錠状態では、カム3は図1に示す解錠角度にあり、押動突起5がフロント2 の反対側に回動し、プッシュプレート32はラッチボルト22の後退を阻止しな い位置にある。
【0020】 一方、ストッパ17は、カム係合部17aが押動突起5の押動腕5aに押上ら れているので、上昇位置にあり、ハブ係合部17bがハブ12のストッパ受け面 14から離脱している。 従って、ハブ12は回動可能な状態であり、レトラクタ19の後壁21に押圧 されている駆動突起13が、起立壁18に当接した復帰位置にある。
【0021】 ドアハンドルを図1において時計方向に回動操作すると、ハブ12が同方向に 回動し、駆動突起13がレトラクタ19の後壁21を押動し、レトラクタ19が フロント2より遠ざかる方向に後退し、後壁21に鍔部27を押されたラッチボ ルト22がフロント2に没入し、開扉可能となる(図2参照)。
【0022】 閉扉されたときに、室内側のサムターン或いは室外側のシリンダ錠によりカム 3を施錠方向に回動すると、カム3が時計方向に回動して図3に示す施錠角度と なり、押動突起5の端面に押されたプッシュプレート32がラッチヘッド24の 後端面に近接する。
【0023】 一方、ストッパ17のカム係合部17cが押動腕5aに押されてストッパ17 が下降し、ハブ係合部17bがハブ12のストッパ受け面14に係合し、錠装置 が施錠される。 従って、ハブ12は回動不能に係止され、ドアハンドルを操作できなくなり、 ラッチボルト22は突出した状態に保持される。
【0024】 開扉したときに、室内側のサムターン或いは室外側のシリンダ錠により施錠操 作する誤操作を行うと、上記と同様の施錠状態になるが、閉扉されたときにラッ チボルト22がストライクに当たって後退するので、ラッチヘッド24の後端部 がプッシュプレート32の前部当接部32aを押動し、後退したプッシュプレー ト32が押動突起5を押し、カム3が解錠角度になるので、カム3の押動突起5 によりストッパ17のカム係合部17aが押し上げられ、ストッパ17のハブ係 合部17bがハブ12のストッパ受け面14より離脱し、ハブ12が回動可能な 解錠状態になる。 従って、開扉状態で施錠する誤操作が解除されるので、室内にキーを置いたま ま室外側に閉め出されて解錠できない従来の問題は解消される。
【0025】 次に、本考案の錠装置の第2実施例を図4、図5、図6に参照しながら説明す る。 なお、第1実施例と同一部品には同一符号を付してその詳細説明を省略する。 錠ケース1に回動可能に嵌着されたカム34の外周面には、ばね係止突起6と 突起35が設けられ、ばね係止部6の軸部7にはカムスプリング9の一端が係止 される(図4,図6参照)。
【0026】 突起35には、裏面と先端に開口する切欠凹部36と、切欠凹部36を貫通す る軸37が設けられ、切欠凹部36の端部に係合部36aが形成される。 切欠凹部36には、板状のプッシュプレート38が挿入され、プッシュプレー ト38の一端に設けられた孔39に軸37が挿通される(図6参照)。 従って、プッシュプレート38は軸37を支点として回動可能であり、自重に より軸37より垂下する。
【0027】 プッシュプレート38の外周面にストッパ係止段部40と後退阻止段部41が 形成され、ストッパ係止段部40には、ストッパ42の上端に設けられた係合部 43が係脱可能であり(図6参照)、後退阻止段部41にはラッチボルト22の 後端部の止めねじ28が係脱可能である(図4参照)。 ストッパ42の下端部には孔44が設けられる。
【0028】 錠ケース1に設けられたピン45(図4参照)が、ストッパレバー46の中央 部に設けられた孔47に挿入される。 ストッパレバー46の右端に設けられた先端部46aが、ストッパ42の孔4 4に挿入され、ストッパレバー46の左端部に爪48が形成され、左端部の下面 にばね係止段部49が形成される(図6参照)。
【0029】 錠ケース1に設けられた軸50にばね51が卷回され、ばねの一端51aは、 錠ケース1に係止され、他端51bは、ばね係止段部49に係止される(図4参 照)。 従って、ストッパレバー46は、ピン45を支点として時計方向に付勢され、 爪48が、次に述べるハブ52のストッパ受け面53に係入する。 錠ケース1に回動可能に嵌着されたハブ52の外周面に、駆動突起13とスト ッパ受け面53が設けられる。 ラッチボルト22及びレトラクタ19に関しては第1実施例と同様である。
【0030】 以上のように構成された第2実施例の作用を説明すると、図4に示すように、 カム34は解錠角度にあり、突起35がフロント2の反対側に回動し、上昇した 位置にあるプッシュプレート38の後退阻止段部41は、ラッチボルト22の後 端部から離隔し、ストッパ係止部40に係合するストッパ42は上昇し、ストッ パ42の孔44に先端部46aが係合するストッパレバー46は、軸45を支点 として反時計方向に回動して爪48がハブ52のストッパ受け面53から離隔し ているいる(図4参照)。
【0031】 従って、ハブ52は回動可能な状態であり、後壁21に押圧されている駆動突 起13が、起立壁18に当接した復帰位置にある。 このような解錠状態において、ドアハンドルを図4において時計方向に回動操 作すると、ハブ52が同方向に回動し、駆動突起13に押されたレトラクタ19 がフロント2より遠ざかる方向に後退し、ラッチボルト22がフロント2に没入 し、開扉可能となる。
【0032】 閉扉されたときに、室内側のサムターン或いは室外側のシリンダ錠によりカム 34を施錠方向に回動すると、カム34が時計方向に回動して図5に示す施錠角 度となり、プッシュプレート38がラッチヘッド24の後端面に近接する。 一方、ストッパ係止段部40と係止部43の係合が解除され、ストッパ2がば ね51の付勢力により下降し、ストッパレバー46がピン45を支点として時計 方向に回動し、爪48がストッパ受け面53に係合し、ハブ52が回動不能にな って錠装置が施錠される。 従って、ドアハンドルを操作できなくなり、ラッチボルト22は突出した状態 に保持される。
【0033】 開扉したときに、室内側のサムターン或いは室外側のシリンダ錠により施錠操 作する誤操作を行うと、上記と同様の施錠状態になるが、閉扉されたときにラッ チボルト22がストライクに当たって後退するので、ラッチボルト22の軸部2 5の後端部がプッシュプレート38を押動する。 プッシュプレート38の係止段部40が、カム34の係合部36aを押圧し、 カム34が図4に示す解錠位置に復帰するので、カム34のストッパ係止段部4 0に押し上げられたストッパ42が上昇し、ストッパレバー46がピン45を支 点として反時計方向に回動して爪48がストッパ受け面52から離隔し、ハブ5 2が回動可能な解錠状態になる。
【0034】 従って、開扉状態で施錠する誤操作が解除されるので、室内にキーを置いたま ま室外側に閉め出されて解錠できない従来の問題は解消される。 以上述べた第2実施例におけるストッパ機構(カム34,ストッパ42,スト ッパレバー46,ハブ52のストッパ受け面53まで)を、第1実施例に応用し てもよい。
【0035】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、キーを室内に於いてまま、ドアを 開いたまま誤って施錠操作をしても、閉扉と同時に解錠されるので、従来のよう に室外に閉めだされて解錠することができなくなる危険がなくなった。 閉扉されたのちには、従来と同様に、室外からキーにより施錠することも、室 内からサムターンにより施錠することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例における解錠状態の錠装置
をカバーを除去した正面図である。
【図2】図1の解錠状態においてドアハンドル操作した
場合の錠装置をカバーを除去した正面図である。
【図3】本考案の第1実施例における施錠状態の錠装置
をカバーを除去した正面図である。
【図4】本考案の第2実施例における解錠状態の錠装置
をカバーを除去した正面図である。
【図5】本考案の第2実施例における施錠状態の錠装置
をカバーを除去した正面図である。
【図6】本考案の第2実施例のカムとその関連部品を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 錠ケース 2 フロント 3,34 カム 5 押動突起 9 カムスプリング 12,52 ハブ 13 駆動突起 14,53 ストッパ受け面 17,42 ストッパ 19 レトラクタ 20 前壁 21 後壁 22 ラッチボルト 24 ラッチヘッド 25 軸部 27 鍔部 29 復帰用スプリング 30 ラッチスプリング 32,38 プッシュプレート 46 ストッパレバー 51 ばね

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱形に形成され前面にフロントが設けら
    れる錠ケースと、該錠ケースに回動可能に嵌着され外周
    面に駆動突起が設けられ、内部に設けられた角孔にドア
    ハンドルが連結されるハブと、前壁及び後壁が屈曲形成
    され、上記錠ケースに設けられた起立壁と上記前壁との
    間に挿入される復帰用スプリングによりフロント方向に
    付勢され、上記後壁が上記駆動突起に当接するレトラク
    タと、上記フロントより出没可能なラッチヘッドの後端
    に軸部が形成され、上記前壁及び後壁を貫通する上記軸
    部の端部に鍔部が設けられるラッチボルトと、上記ヘッ
    ドの後端と上記前壁との間に挿入されるラッチスプリン
    グとから成る錠装置において、 上記ハブにストッパ受け面を形成し、上記錠ケースに回
    動可能に嵌着されるカムの外周面に押動突起を設け、上
    記カムの内部に設けられる角孔に、室内側のサムターン
    に連結する角軸を挿入し、一端が上記押動突起に係合し
    上記カムの回動により他端が上記ストッパ受け面に係脱
    するストッパを設け、上記カムに係合し上記カムが施錠
    角度のときに上記ラッチボルトの後端に当接する位置に
    移動するプッシュプレートを設けたことを特徴とする錠
    装置。
  2. 【請求項2】 上記プッシュプレートは、フロントに向
    かって進退可能に設けられ、後端には、上記カムが施錠
    角度に回動したときに上記カムの押動突起に押動される
    後部当接部が設けられ、前部には、上記ラッチヘッドが
    上記フロントに没入したときに上記ラッチヘッドの後端
    面に押動される前部当接部が設けられることを特徴とす
    る請求項1記載の錠装置。
  3. 【請求項3】 上記プッシュプレートは、上記カムの突
    起に形成された切欠凹部に挿入され、上記カムに設けら
    れた軸に回動可能に枢着され、上記切欠凹部により回動
    が規制されることを特徴とする請求項1記載の錠装置。
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