JPS58117182A - ドア錠の非常解錠装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 って、特に、施錠中において、室内側のノブのみを回動
操作したとき、デッドボルトとラ，チボルトが同時に解
錠されるようにしたドア錠に関するものである。

デッドボルトを設けたドア錠装置においては、施錠中に
、不正な工具などによりデッドボルトが解錠方向に後退
されないように、室外側のシリンダー錠あるいは室内側
の嫡子で回動操作されるカムにより阻止している。

また、従来の非常解錠装置においては、カムを他の解除
部材に連動させるようにし、この解除部材を室内側のノ
ブを回動させたときに回動させ、同時にこの解除部材の
動作によりカムを解錠位置方向へ回動させるようにしで
ある。

また、室内側のノブを回動させることによりう、チボル
トもデッドボルトと同時に解錠するようになっている。

また施錠中におけるデッドボルトの不正な解錠の阻止は
、カムのみによりおこなっているので、その阻止力が弱
くデッドボルトが外部より無理矢理に錠ケース内に押込
められてしまうという欠点もあった。

本発明は斯る欠点を除去することを課題とするものであ
る。

この課題は施錠中におけるデッドボルトの後退を阻止す
るために二重の阻止手段を設け、且つこのデッドボルト
が室内側のノブを回動操作することによりラッチボルト
と同時に解錠されるようにすることであって、つぎの解
決手段により十分且つ満足に達成されるもので゛ある。

本発明はデッドボルトに固着した第１摺動板の側縁に係
止部と切欠部を形成し、一方、この係止部にロックピー
スの係止片を係止させると共に、他方、シリンダー錠で
回動操作されるカムを前記切欠部に係止させてデッドボ
ルトの後退を阻止し、緊急解錠時に室内側のノブを回動
操作したとき、第３摺動板力１動し、同時に第２摺動板
を摺動させ、この第２摺動板の摺動により、この第２摺
動板と連動する第２回動板の周縁にまりロックピースの
係止片を第１摺動板の係止部から離脱させると共に第１
摺動板に一方を枢着し他方をカムの端部に連結した第１
回動板を動作させることによりカムを解錠位置に回動さ
せる。

また前記第３摺動板にはラッチボルトを係合させている
ので、この第３摺動板が解錠位置方向に移動すればラッ
チボルトも解錠位置に後退する。壕だ、室外側ノブを回
動操作してもラッチボルトを解錠する第４摺動板は第２
摺動板を駆動させないように第４摺動板と第２摺動板は
常時接触しない位置にある。

さらに、第３摺動板と第４摺動板は個々に独立したハブ
により摺動されるようにしである。

このように室内側のノブを操作することにより、第３摺
動板が移動しデッドボルトとラッチボルトを共に後退さ
せるものであって、その要旨とするところは前記、特許
請求の範囲のとおりである。

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図はドア錠Ａの蓋（図示せず）を取外した状態の側
面図であって、デッドボルトは解錠状態である。さらに
ラッチボルトの後退時に摺動する第２摺動板（図示せず
）も取外しである。

この第１図において１は錠ケースであって、２は錠ケー
ス１に設けたフロント板である。このフロント板２にデ
ッドポル　３が進退する開口部２′とラッチボルト４が
、退する開口部２〃を穿設しである。

錠ケース１内においてシリ、ダー錠（図示せず）の回動
と共に回動するカム５を設けである。

また、このカム５の横に口、キングピース６が第１ビン
７に錠ケース１に回動自在に巻スプリング８により付勢
されている。

このロッキングピース６に係止片６′を形成すると共に
、このロッキングピース６の一端縁に傾斜面６″を形成
している。

また、デッドボルト３の後端に固着した第１摺動板９の
側縁に折曲係止部９′を形成すると共に、略Ｖ字形の切
欠部１０を形成しである。

デッドボルト３が解錠中であるとき前記、ロッキングピ
ース６の係止片６′は第１摺動板９の折曲係止部９′か
ら外れている（第１図参照）。

また、デッドボルト３が解錠中であるとき前記カム５は
反時計方向に位置し、このカム５の先端５′は第１摺動
板９の切欠部１ｏの端部１ｏ′に係止している。

このカム５の先端５′に第１回動板１１の一端を第２ピ
ン１２で枢着すると共に、この第１回動板１１の他端は
第１摺動板９に固゛着した第３ピン１３に枢着されてい
る。また、カム５の先端５′にカム５の回動を所定位置
に安定よく維持するために付勢した巻スプリング１４の
一端１４′が係止し、他端１４〃は錠ケース１に固着し
た固定ピン１５に係止している。

前記、第１摺動板９に固着した第３ビン１３に一端を枢
着し、他端を第２摺動板１６に第４ビン１８で枢着］−
た第２回動板１７を設ける。

第２摺動板１６に長孔１６′が形成され、この長孔１６
′に錠ケース１に固着した固定ビン１５を嵌挿し、第２
摺動板１６の摺動を案内している。

この第２摺動板１６の端部に折曲片１６”を形成すると
共に、突出部１６″′を形成する。この第２摺動板１６
の折曲片１６〃はデッドボルト３が施錠中において第２
回動板１７の側縁１７′に当接する位置にある。

また、第２摺動板１６の突出部１６″はラッチボルト４
を後退させるときに摺動する第３摺動板１９の側縁１９
′と接触している。

この第３摺動板１９の起立片１９ａにラッチボルト４に
固着した杆２０の一端２０′を係合させである。

また、ラッチボルト４を解錠以外は常時錠ケース１外に
進出するようにう、チボルト４の後端４′と錠ケース１
に固定したコ字形の枠２１との間にリング２２を介して
スプリング２３を張設しである。このスプリング２３は
う、チボルト４の杆２０に嵌装させである。

また、第３摺動板１９に設けた折曲片１９ｂ。

１９ｃに、回動自在のハブ２４ａの両″端２４′。

２４“が係合している。このハブ２４ａに設けた角孔２
４″にノブ（図示せず）に設けた角軸２５ａ。

２５ｂが嵌挿される。

第３摺動板１９に形成した切欠部２６は、この第３摺動
板１９をノ１プ２４ａの左右いずれかに回動したときに
摺動できるようにしたものである。

また第３摺動板１９が安定よく摺動するために、この第
３摺動板１９に固定ビン２７　、２８を設け、この固定
ビン２７．２８を錠ケース１のガイド孔２９．３０に嵌
入させである。

さらに、この第３摺動板１９の突出片３１に巻スプリン
グ３２の一端３２′が係止し、他端３２″は錠ケース１
の壁面３３に尚接している。

ラッチボルト４を解錠位置に後退させる第３摺動板１９
は室外側のノブ（図示せず）を回動させたときに摺動し
、また、室内側のノブ（図示せず）を回動させたときに
摺動する第４摺動板３４（第５図）は共に独立して摺動
するものである。したがって、ノ・プ２４ａ　、２４ｂ
も独立して、回動自在に２個対向させて設けである。

この第３摺動板と第４摺動板は同じ形状であり、ラッチ
ボルト４の杆２０に係合している（第５図）。

また、本発明は室外側より施錠していても、人災、天災
時に緊急に室内より脱出できるように、室内側より前記
第３摺動板１９の側縁１９′のみを第２摺動板１６の突
出部１６／／Ｉに接触させである。

つぎに本発明の作用を第１図ないし゛第３図までの動作
状態図を参照して説明する。

第１図はデッドボルト３の解錠状態図であり、第２図は
解錠と施錠の中間の動作状態図、また第３図はデッドボ
ルト３の施錠状態図である。

第１図の解錠状態からシリンダー錠で回動されるカム５
を第２図の如く時計方向に回動させると、このカム５と
連動する第２回動板１７の周縁１７′が口、キングピー
ス６の傾斜面６″に接触しながら第３図のようにカム５
が回動する。

第３図のように十分カム５が施錠位置に回動するとカム
５の先端５′は第１摺動・板９の切欠部１０の端部１０
“に係止して、デッドボルト３が錠ケース１の外側より
押圧されたときに後退を阻止すると共に、ロッキングピ
ース６の係止片６′が第１摺動板９の折曲係止部９′に
醪止して、前記カム５と同様にデッドボルト３の後退を
阻止する。

また、デッドボルト３を解錠するときは、カム５がシリ
ンダー錠と共に時計方向（第１図）に回動させる。この
とき第２回動板１７の周縁１７′がロッキングピース６
の傾斜面６″に前記と反対側より接触し、ロッキングピ
ース６の係止片６′を第１摺動板９の折曲係止部９′よ
り離脱させ解錠をおこなう。

つぎに、本発明は施錠中に人災、天災が生じたときに、
室内側よりノブを回動させるだけでデッドボルト３とラ
ッチボルト４を同時に解錠できるように構成されている
ことについて、第３図ないし第４図を参照して説明する
。

第３図はデッドボルト３もラッチボルト４も錠ケース１
より進出した所謂施錠状態図である。

このような状態において、第４図のように解錠状態にす
るには、室内側ノブ（図示せず）を回動させたとき、ハ
ブ２４に嵌挿された室内側角軸２５も同時に回動して、
・・プ２４をノブと同一方向に回動させる（第４図）。

このとき、第３摺動板１９の側縁１９′が第２摺動板１
６の突出部１６“′を矢印方向（第４図）に押圧するの
で、第２摺動板１６は移動する。

このとき、第２摺動板１６の折曲片１６“が第２回動板
１７の側縁１７′を同時に押圧するので、第２回動板１
７は第１摺動板９を解錠位置方向に摺動させる。この第
１摺動板９が解錠位置方向に摺動するとき、第１回動板
１１がカム５に連結している−ので、カム５も解錠位置
（第４図）に回動する。

このようにう、チポルト４の解錠と同時にデッドボルト
３も解錠されるように第２摺動板１６を第３摺動板１９
に係合させ、且つこの第２摺動板１６をカム５に連結し
た、所謂クランク機構の第１回動板１１と第２回動板１
７を設けている。

本発明は前述したように施錠中において、室内側よりノ
ブの回動操作をおこなうと、口、キングピースとカムに
より後退を阻止されたデ。

トホルトとラッチボルトが同時に解錠されるので、防盗
性を高めしかも施錠中であっても人災、天災などの不慮
の事故の発生時に緊急に室内より脱出できるので安全性
を著しく向上させるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例であって、第１図はドア錠Ａから
蓋および第４摺動板を取外しデッドボルトのみ解錠中の
側面図で、第２図は施錠途中の作動側面図、第３図は施
錠の側面図、第４図は解錠の側面図、第５図は第３摺動
板と第４摺動板の要部平面図を表わすものである。 Ａ・・・ドア錠、　　　　１・・・錠ケース、２・・・
フロント板、　　３・・・デッドボルト、４・・・ラッ
チボルト、５・・・カム、６・・・ロッキングピース、
９・・・第１摺動板、１１・・・第１回動板、　　１６
・・・第２摺動板、１７・・・第２回動板、１９・・・
第３摺動板、２４・・・ハブ。 特許出願人　　国産金属工業株式会社 第　　１　　図 笛　　２　　図 算　　３ｒＩＪ 第　　４　　図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 錠ケースのフロントより進出するデッドボルトとこのデ
   ッドボルトの後端に固着し側縁に係止部と切欠部を形成
   した第１摺動板と、錠ケースに回動自在にスプリングで
   付勢され側縁に傾斜面と係止片を形成したロックピース
   と、デッドボルトを進退させる回動自在のカムと、この
   カムと第１摺動板に両端を連結した第１回動板と、第１
   摺動板に突設した固定ピンと第２摺動板に固着した第３
   ビンに枢着した第２回動板と、ラッチボルトを係合させ
   た第３摺動板と、この第３摺動板の側縁を前記第２摺動
   板に形成した突出部に接触させると共に第３摺動板の折
   曲片に係合させた回動自在の室内側ハブとを設は前記第
   ３摺動板がハブの回動により摺動させられたとき第３摺
   動板の側縁が第２摺動板の突出部を押圧し、第２摺動板
   を摺動させ、この第２摺動板の摺動により第１回動板と
   第２回動板に連結したカムが解錠位置に回動させると共
   に第２回動板の周縁がロックピースに接触してロックピ
   ースの係止片を第１摺動板の係止部より離脱させ、デッ
   ドボルトとう、チポルトを同時に解錠することを特徴と
   するドア錠の非常解錠装置。