JPS6015888Y2 - 貸金庫用錠 - Google Patents

貸金庫用錠

Info

Publication number
JPS6015888Y2
JPS6015888Y2 JP13215181U JP13215181U JPS6015888Y2 JP S6015888 Y2 JPS6015888 Y2 JP S6015888Y2 JP 13215181 U JP13215181 U JP 13215181U JP 13215181 U JP13215181 U JP 13215181U JP S6015888 Y2 JPS6015888 Y2 JP S6015888Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
bolt
stopper
protrusion
spare
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13215181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5837356U (ja
Inventor
一男 「峰」村
Original Assignee
株式会社サンポウロツク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サンポウロツク filed Critical 株式会社サンポウロツク
Priority to JP13215181U priority Critical patent/JPS6015888Y2/ja
Publication of JPS5837356U publication Critical patent/JPS5837356U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6015888Y2 publication Critical patent/JPS6015888Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は貸金庫用錠に関する。
従来のこの種の錠は鍵挿入口が親御用と予備用に夫々専
用に設けられており、また閂の開閉は親御と予備の双方
を開閉動操作して行なうものであった。
本考案は鍵挿入口を二本化すると共に、平常時では親御
に代わるソレノイドに銀行側が電気的指令を与えて、利
用者の予備による開錠を可能とし、停電等の非常時には
銀行側が親御を用いて、利用者による予備での錠操作を
可能ならしめ、さらに一度予備を閉錠操作した時には自
動的に親御側の錠機構が閉じるようにしたことを特徴と
する。
以下図面に基づいて本考案の実施の一例を詳細に説明す
る。
錠箱1は正面側に唯一の鍵挿入口2を有し、この鍵挿入
口2の後の箱内には予備A用の第一タンブラ7と、親御
B用の第二タンブラ11と、錠箱1の左側壁面に開かれ
た窓口1aから出没動自在な閂8と、作動板12と、回
動板17とが正面側から背面側に重積状に内蔵され、そ
して箱内右側には平常時において閂8に掛止してその没
動を阻止しているストッパー16と、該ストッパー16
を閂8から掛外しするソレノイド19とが内蔵されてお
り、且つ重積状の第一タンブラ7、第二タンブラ11、
閂8、作動板12、回動板17夫々の開ロアa、1la
t 8ay 12at 17aにはこれらを貫通し
て、鍵挿入口2中心と同軸心状(鍵の挿入方向)のガイ
ド軸3が同軸心周りに回転自在に枢着されて内蔵されて
いる。
ガイド軸3は鍵溝4に差込まれる予備A又は親御Bと一
体的に回転するもので、このガイド軸3における閂8の
開口8a位置の軸中途には突鍔5を窓口1a方向に突設
し、且つ該突鍔5先端の背面側には突子6を作動板12
の開口12aに臨かせて突設していて、予備Aによる右
回りの回転時に突鍔5で閂8を窓口1aから没動後退(
開錠状態)せしめる。
一方復動して出動前進(閉錠状態)せしめ得るようにす
る、と共にソレノイド19に代わる非常時の親御Bによ
る左回り回転時には、突子6で作動板12をストッパー
16側に移動(開き状態)させて、ストッパー16を押
上げて閂8から掛外し得るようにしている。
またガイド軸3は予備Aによる右回り回転時(閂8の開
錠時)に、突子6で回動板17を通じて開き状態の作動
板12を復動(閉じ状態)させて、ストッパー16が再
び閂8に掛止可能にしている。
一群の第一タンブラ7は開ロアaに一側縁を予備Aのチ
ェック縁20としていて、軸21を支点として揺動自在
であり、閉錠時には閂8の没動を阻止するべくバネ22
に弾発されて待機する、一方予備Aにより揺動(右回り
)された時には、切割状のゲート23が閂8における係
止鍔9の移動軌道上に移動、一致して、閂8の開錠動作
を許す。
一部の第二タンブラ11は開口11aの一側縁を親御B
のチェック縁24としていて、軸25を支点として揺動
自在であり、閉錠時には作動板12のストッパー16側
への移動を阻止するべくバネ26に弾発されて待機する
一方親御Bにより揺動(左回り)された時には、切割状
のゲート27が作動板12における係止鍔13の移動軌
道上に移動、一致して、作動板12の開き動作を許す。
閂8は開口8a縁の一部に、突鍔5が右回り時に突き当
たる当接顎部10と、復動時に突き当たる当接顎部10
aとを対向設けており、予備Aの右回し操作により開錠
動作する一方左回し操作によって閉錠動作する。
また閂8はツレメイド側端にストッパー16との掛止部
28を設けていて、第一タンブラ7が開き且つストッパ
ー16が掛止部28から掛外れたときに開錠動作自在で
ある。
作動板12は開口12a縁の一部に、突子6が左回り時
に突き当たる当接顎部14を設けており、親御Bの左回
し操作により開き動作して、先端の掛外し爪15でスト
ッパー16を押上げて掛止部28から掛外し自在である
回動板17は開口17aを軸孔として、ガイド軸3の背
面側で同軸上を回転自在であり、この回動板17は外周
縁の一部に、予備Aによる閂8の開錠時すなわち突子6
が右回りして突き当たる当接鍔18を設けると共に同外
周縁の他部を切除して切割状のガイド溝29を設けてい
て、このガイド溝29に遊合した突軸30を通じて作動
板12と一体連動状に連繋しており、予備Aの開錠操作
により右回転して、先に親御Bで開き動作された後の作
動板12を元の閉じ状態に復動自在である。
ストッパー16は支持板31に閂8の掛止部28と掛外
れ揺動自在に保持され、且つバネ32で掛止部28に掛
止状に付勢されている。
ソレノイド19は支持板31に取付けられていて、その
磁力発生面19aはストッパー16と正対しており、通
電されることにより発生する磁力でストッパー16を引
寄せて掛止部28から掛外して、予備Aによる閂8の開
錠操作を可能にしている。
。これにより、ソレノイド19に電気的指令を与えて、
掛止部28からストッパー16を掛外し、鍵溝1に予備
Aを差込み右回り回転させて、第一タンブラ7を所定開
くと共に当接顎部10に突当たる突鍔5で閂8を開錠せ
しめ得る。
又、ソレノイド19に代えて、親御Bを鍵溝4に差込み
左回り回転させて、第二タンブラ11を所定開くと共に
当接顎部14に突き当る突子6で作動板12を開き移動
させて、ストッパー16を掛止部28から掛外し、その
後に予備Aにより閂8を開錠し得る。
と同時に右回りする突子6で回動板17を通じて作動板
12を元の閉じ状態に復帰させ得る。
そして、予備Aを元に左回り復動させて、閂8を閉錠せ
しめ得る。
又、第一タンブラ7、第二タンブラ11、閂8、作動板
12、回動板17が鍵挿入口2の正面側から背面側に重
積状を呈していて、錠箱1が小形化した。
本考案は以上のようにして、平常時には銀行側がソレノ
イドを操作して、予備による利用者の開錠操作を自由に
行なえるようにすることができる。
そしてソレノイドが停電その他の理由により作動不能に
至った非常時には、銀行側は親御を用いて予備による開
錠操作を可能にすることができ、しかも、予備により閂
を開錠せしめると同時に、先に親鍵によって閂からスト
ッパーを掛外していた作動板が元に復動して、ストッパ
ーを閂に対して再び掛止可能にするため、予備で一旦閉
錠せしめたる後には、予備のみでは二度と開錠できぬよ
うにすることができた。
それにより、銀行側の閉錠操作手間を解消できた。
さらに唯一の鍵挿入口から予備および非常用の親鍵の双
方を差込みして開錠操作でき、外観的には一つの鍵挿入
口でありながら実質的に親子錠である画期的特徴がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案貸金庫用錠の一実施例を示す平面図。 第2図は■−■線に沿える縦断正面図。第3図は分解縮
小斜視図。 第4図乃至第7図は親鍵を用いて閂の開錠を阻止してい
るストッパーを閂から掛外す過程を示し、第4図は親鍵
を差込んだ状態の平面図、第5図は第二タンブラを除い
て示す同平面図、第6図は親鍵を左回してストッパーを
押上げて閂から掛外した状態を示す平面図、第7図は■
−■線に沿える同縦断正面図。 第8図乃至第10図は予備を用いて閂を開錠する過程を
示し、第8図は予備を差込んだ情態の平面図、第9図は
予備を右回して閂を開錠した状態の平面図、第10図は
第二タンブラを除いて示す同平面図。 第11図は予備を示し、第12図は親鍵を示す。 図中Aは予備、Bは親鍵、1は錠箱、2は鍵挿入口、3
はガイド軸、4は鍵溝、5は突鍔、6は突子、7は第一
タンブラ、8は閂、9.13は係止鍔、10.10a、
14は当接顎部、11は第二タンブラ、12は作動板、
15は掛外し爪、16はストッパー、17は回動板、1
8は当接鍔、19はソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 錠箱1内に、これの正面側の唯一の鍵挿入口2に続く鍵
    溝4を有すると共に軸中途に先端の背面側へ突子6を突
    設せる突鍔5を設けて、鍵挿入方向周りに回転自在なガ
    イド軸3と、予備A用第−タンブラ7との係上鍔9を有
    して、回動する上記突鍔5の当接顎部10を備えて錠箱
    1側面に出没自在な閂8と、親御B用第二タンブラ11
    との係止鍔13を有すると共に回動する上記突子6の当
    接顎部14を備えて閂8の没動(開錠)方力へ移動自在
    で、その移動方向側端に上記間8と掛止してその没動を
    阻止しているストッパー16の掛外し爪15を設けた作
    動板12と、上記ガイド軸3の背面側に同軸上に位置し
    て、予備Aによる閂8の開錠時に回動する突子6の当接
    鍔18を有すると共に上記作動板12とこれをストッパ
    ー16から掛外し後退可能に連繋した回動板17と、上
    記ストッパー16を閂8から掛外しするソレノイド19
    とを内蔵せしめてなる貸金庫用錠。
JP13215181U 1981-09-05 1981-09-05 貸金庫用錠 Expired JPS6015888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13215181U JPS6015888Y2 (ja) 1981-09-05 1981-09-05 貸金庫用錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13215181U JPS6015888Y2 (ja) 1981-09-05 1981-09-05 貸金庫用錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5837356U JPS5837356U (ja) 1983-03-11
JPS6015888Y2 true JPS6015888Y2 (ja) 1985-05-18

Family

ID=29925693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13215181U Expired JPS6015888Y2 (ja) 1981-09-05 1981-09-05 貸金庫用錠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6015888Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5837356U (ja) 1983-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040237608A1 (en) Handled lock set for a door
JP2003500574A (ja) ドア・ロック装置
US6164099A (en) Door lock
JP2003527510A (ja) ロック
US3916656A (en) Secret latch
JPS6015888Y2 (ja) 貸金庫用錠
US4294089A (en) Latchbolt rim lock
US2842951A (en) Cylinder lock for sliding doors
JP2003527508A (ja) ロック
US3143873A (en) Door lock
US1604946A (en) Lock
JP4202501B2 (ja) 安全装置
EP0574629B1 (en) Mortise lock
JP2507450B2 (ja) 自動施錠装置
JPH0730845Y2 (ja) 自動販売機用錠前
JPS5811875Y2 (ja) 掛け忘れ防止錠
EP1106757A2 (en) Manually operated locking mechanism
US1032962A (en) Lock.
JP2607348Y2 (ja) 電気錠
JPH0316371Y2 (ja)
JP4231606B2 (ja) 施錠装置
JPS6226519Y2 (ja)
JP3978600B2 (ja) レバーハンドルによる解錠機構
JPS6319900Y2 (ja)
JPS58117182A (ja) ドア錠の非常解錠装置