JPH01247672A - 住宅用ドアロック装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、住宅用ドアロック装置の改良に関する。

［従来技術およびその問題点」 この種の住宅用ドアロック装置δは従来、ドア側に、ド
ア枠のロック孔に進退するデッドボルトとこのデッドボ
ルトをロック位置とアンロック位置に進退させるｌｌＩ
ｉ錠装置を備えてなっており、ドア閉成時に、施３λ装
置によって、デッドボルトをロック孔に対１”るロック
（ｑ置に進入させることで、ドアロックを行なっている
。

ところが従来装置は、ドアが閉していない状態でも、施
錠装置によってデッドホルトをロック位置に突出させる
ことかできるため、この状態でドアを強く締めると、突
出しているデッドボルトがドア粋の縁部に衝突して、ド
ア枠を破損させ、あるいはデ・ｌトボルト自体も損傷を
受けるばかりｈｌ、その周辺の関連機構にも損傷を及ぼ
すおそれがあった。

「発明の目的」 本発明は、従来の住宅用ドアロック装置についての以上
の問題、０識に基き、ドア締め時に、デッドボルトやそ
の関連機構あるいはドア枠に損傷を生じさせることのな
いドアロック装置を得ることを目的とする。

「発明の概要」 本発明は、ドアを閉じていない状態では、デッドボルト
をドアから突出させないという発想に基づいて完成され
たものである。

すなわち本発明は、ドア枠に形成したロック孔に進退す
べきプツトホルトと、このデッドボルトをロック（１７
置とアンロック位置とに進退させる施錠装置とを有する
住宅用ドアロック装置において、さらに、常時はドアの
端部から突出しドアが閉じられたとき１ニア粋の縁部に
押されて後退１−るトリが部材を設け、ごのトリガ部材
と上記施錠装置を連動させて、トリガ部材が突出位置に
あるときには、施錠装置によるデッドボルトのロック位
置への操作を不能にするデッドボルトロック機構を設け
たことを特徴とする。

「発明の実施例」 以下、図示実施例に一゛）いて本発明を説明する。

ドア１１内のドア枠１２との対応位置にはベース１３が
配設されていて、このベース１３−Ｌには、ドア枠１２
のロック孔１２ａに係脱可能なデッドボルト１４が配設
されている。このデッドボルト１４は、ドア１１の進退
窓１１ａから出没可能で、後部に移動プレート１５に固
定されている。

移動プレート１５は、その後端寄りの中央にロック孔１
２　ａ　））−向に沿う長孔１６を備えており、この長
孔１６にベース１３側から突設されたガイドビン１７が
嵌まっていて、長孔１６の有効長の範囲で移動ｉｉ■能
である。したがフて、デッドボルト１４は、この移動プ
レート１５の移動により、ロック孔１２ａに係合するロ
ック位置と、ドア１１内に後退するアンロック位置とに
進退移動可能である。

／ｉａ錠装置を構成するハブプレート２０は、デッドボ
ルト１４を、ロック位置とアンロック位置とに進退移動
させるものである。このハブプレート２０は、ベース１
３↓二に枢着され、キーによって回動操作される軸筒２
１に、移動プレート１５の係合凹部１８と係合可能な連
動腕２３およびロックレバ−３０のロック爪３４と係合
可能な係止爪２４を備えている７連動腕２３は、先喘に
係合凹部１８と係合する連動ビン２５を有している。こ
のハブプレート２０の回動方向は、連動ビン２５が係合
凹部１８の葭内端と係合してデッドボルト１４をロック
位置に突出させる第１図における時計方向回動がロック
方向回動、連動ビン２５が係合凹部工８の後内端と係合
してデッドボルト１４をアンロック位置に後退させる反
時計方向回動がアンロック方向回動である。

ロックレバ−３０゛は、ハブプレート２０がデッドボル
ト１４をロック位置からアンロック位置に移動させたと
き、このハブプレート２０を実線で示すアンロック位置
ロックしてそのロック方向回動を不能にするものである
。このロックレバ−３０は、＠３１を中心に回動可能で
、一端にハブプレート２０の係止爪２４と係脱可能なロ
ック爪３４、他端にトリガ部材４０と一体の連動バー４
２によって押圧される被押圧爪３５を備えている。

Ｉｔｈ３１にはトーションばね３３が嵌められており、
このトーションばね３３は、一端がロックレバ−３０に
、他端かばね掛はビン３２に掛け１１−めされていて、
ロック爪３４をハブプレート２０の係止爪２４と係合す
る方向に回動付勢している。

したかりて、ロックレバ−３０は、ハブプレート２０が
アンロック位置にあるときには、トーションばね３３の
付勢力によってそのロック爪３４を係止爪２４に係合さ
せ、ハブプレート２０のロック方向回動を不能にする。

トリガ部材４０は、上記ロックレバ−３０を、ドア１１
がドア枠１２に対して閉じられたときにだけアンロック
方向に回動させるもので、トリガーボルト４１と連動バ
ー４２を備えている。トリガーボルト４１はドア１１の
進退窓１１ｂに、連動バー４２はベース１３に固定した
支持部材４３に支持されていて、トリガーボルト４１の
後端と支持部材４３の間の連動バー４２には、トリガー
ボルト４１を進退窓１１ａから突出する方向に付勢する
圧縮ばね４４が介装されている。また、連動バー４２は
クランク状に屈曲されていて、その後端は被押圧爪３５
と係合可能である。

なお、トリガーボルト４１の先端は、ドア枠１２の縁部
との衝突を緩和し、滑り係合で後退し易い山形傾斜面に
形成されている。

上記構成のドアロック装置はしたがって、ドア枠１２に
対してドア１１が開放されているときは、トリガーボル
ト４１は圧縮ばね４４の付勢力によって進退窓１１ｂを
通してドア１１の端部から突出しており、ロックレバ−
３０は、トーションばね３３の付勢力によってそのロッ
ク爪３４がハブプレート２０の係止爪２４と係合して、
ハブプレート２０をアンロック位置にロックしている。

このため、施錠装置によるハブプレート２０のロック方
向回動は不能であり、デッドボルト１４はアンロック位
置に退避したままで突出させることはできない。

ドア１１を締めると、今まで突出していたトリガーボル
ト４１がドア枠１２の縁部と衝突して圧縮ばね４４の力
に抗して後退し、進退窓１１ｂ内に逃げる。すると、こ
れと一体に連動バー４２も同方向に移動して、その後端
がロックレバ−３゜の被押圧爪３５をトーションばね３
３の力に抗して押圧する。このため、ロックレバ−３０
がアンロック方向に回動して、そのロック爪３４が係止
爪２４に対する係合を解く。これでハブプレート２０は
、矢印で示すアンロック方向に回動＝ｒ能となる。この
状態で施錠装置により、ハブプレート２０を同方向に回
動すると、連動腕２３の連動ビン２５が係合凹部１８の
市内端と係合した後、移動プレート１５を１１「進方向
に移動させ、これと−体のデッドボルト１４は、ロック
孔１２ａに対するロック位置に突出してこのロック孔１
２ａと係合する。これで、ドア１１は、ドア枠１２に対
してロック状態となる。

ドア枠１２に対するドア１１のロック状態を解除するに
は、従来のドアロック装置のロック解除動作と同様、施
錠装置によってハブプレート２０をアンロック方向に回
動する。これで、連動腕２３の連動ビン２５が係合凹部
１８の後内端と係合して移動プレート１５を後退させ、
デッドボルト１４がアンロック位置に復帰する。これで
ドア１１は、開放可能状態となる。

そして、ドア１１を開けると、それまでドア枠１２に押
されて進退窓１１ｂ内の退避位置にあったトリガーボル
ト４１は、その押圧状態が解かれて、圧縮ばね４４の力
でドア１１の端部から再び突出し、これと一体の連動バ
ー４２も同方向に移動して、被押圧爪３５に対する抑圧
状態を解除する。これで、ロックレバ−３０は、トーシ
ョンばね３３の付勢力によってロック方向に回動し、そ
のロック爪３４が再び係止爪２４と係合して、ハブプレ
ート２０をアンロック位置にロックする。

ハブプレート２０は、以後、ロック方向への回動操作が
不能となり、デッドボルト１４をロック位置に突出させ
ることができない。したがって、ドア締め時に、デッド
ボルト１４が突出している状態は生じないので、これが
ドア枠１２の端縁に衝突することがなくなり、デッドボ
ルト１４の破損やその関連装置の破損さらにはデッドボ
ルト１４によるドア枠１２の損傷といった事態が防がれ
る。

「発明の効果」 以上説明したように、本発明は、ドア開放時にには、プ
ツトボルトロック機構が、施錠装置をアンロック状態に
ロックして、デッドボルトのロック位置への移動を不能
にし、ドア締め時に初めて、ドアの端部から突出してい
るトリガ部材がドア枠によって後退して、これと連動す
るゲットボルトロック機構か施錠装置をロック回動可能
状態とするので、ドア締め時に、デッドボルトが突出し
た状態でドアを閉しることがなくなる。よって、プツト
ボルトがドア枠に衝突せず、デッドボルトやその関連装
置を破損することを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による住宅用ドアロック装置の斜視図、
第２図は同装置を組み込んだドア内部の正面図である。 １１−・・ドア、１１ａ、１１ｂ・−・進退窓、１２−
・・ドア枠、１２ａ−ｏツク孔、１３−・・ベース、１
４・・・デッドボルト、１５・・・移動プレート、１６
・・・長孔、１８・・・係合凹部、２０・・・ハブプレ
ート、２３・・・連動腕、２４・・・係止爪、２５・・
・連動ピン、３０・・・ロックレバ−１３３・・・トー
ションばね、３４−・・ロック爪、３５−・・被押圧爪
、４０・・・トリガ部材、４１・・・トリガーポル、４
２・一連動バー、４３・・・支持部材、４４−・・圧縮
ばね。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ドア枠に形成したロック孔に進退すべきデッドボ
   ルトと、このデッドボルトをロック位置とアンロック位
   置とに進退させる施錠装置とを有する住宅用ドアロック
   装置において、さらに常時はドアの端部から突出しドア
   が閉じられたときドア枠の縁部に押されて後退するトリ
   ガ部材を設け、このトリガ部材と上記施錠装置を連動さ
   せて、トリガ部材が突出位置にあるときには、施錠装置
   によるデッドボルトのロック位置への操作を不能にする
   デッドボルトロック機構を設けたことを特徴とする住宅
   用ドアロック装置。
2. （２）デッドボルトロック機構は、施錠装置によって回
   動され、回動に連動してデッドボルトをロック位置とア
   ンロック位置とに進退させるハブプレートと；このハブ
   プレートがデッドボルトをロック位置からアンロック位
   置に移動させたとき該ハブプレートをアンロック位置に
   ロックするロックレバーと；トリガ部材が突出位置から
   後退位置に移動したとき、このロックレバーによるハブ
   プレートのロックを解除する連動機構とから構成されて
   いる請求項１記載の住宅用ドアロック装置。
3. （３）ロックレバーは、一端にハブプレートの係止爪と
   係脱するロック爪、他端にトリガ部材と一体の連動バー
   と係合可能な被押圧爪を備えていて、常時そのロック爪
   がハブプレートの係止爪と係合する方向に回動付勢され
   、連動バーは、被押圧爪を押圧回動させて、ロック爪と
   ハブプレートの係止爪との係合を解除する請求項２記載
   の住宅用ドアロック装置。