JPH0519083Y2 - - Google Patents

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JPH0519083Y2
JPH0519083Y2 JP1986020654U JP2065486U JPH0519083Y2 JP H0519083 Y2 JPH0519083 Y2 JP H0519083Y2 JP 1986020654 U JP1986020654 U JP 1986020654U JP 2065486 U JP2065486 U JP 2065486U JP H0519083 Y2 JPH0519083 Y2 JP H0519083Y2
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JP
Japan
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opening
lever
hook
safety
closing lever
Prior art date
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  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、高所作業者の腰部に巻付けた墜落
防止用安全帯の環体とフツク付きロープにセツト
したロープ伸縮調節器とを接続する場合等に用い
る墜落防止用安全器具のフツクに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
上記フツクは、通常、フツク本体に開閉レバー
を取付け、その開閉レバーをスプリングで偏向し
てレバー先端部をフツク本体に形成した鈎形係合
片の内面先端部に当接させるようにしてある。
このフツクは、開閉レバーが係合片の内面先端
部に当接しているため、係合片にかけ合わせた被
係合物を抜け止めすることができるので安全であ
る。
このようなフツクの安全性をさらに高めるた
め、実公昭57−19459号公報に示されたフツクに
おいては、フツク本体に安全レバーの後部を回動
可能に連結し、この安全レバーの先端部にフツク
本体とそのフツク本体に回動可能に取付けられた
開閉レバーの側片間に対して挿入可能な突出部を
設けてある。
上記フツクにおいては、安全レバーを回動し、
先端部の突出部をフツク本体と開閉レバーの側片
間に挿入することによつて開閉レバーを回動不能
にロツクすることができるため、きわめて安全で
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、開閉レバーを開放させる場合には、安
全レバーを回動して突出部をフツク本体と開閉レ
バーの側片間より離脱させたのち、上記開閉レバ
ーを押し下げる必要があり、そのような開放動作
を連続して行なうことができないため操作性に問
題がある。
また、開閉レバーをロツクする方向に安全レバ
ーを回動させる作業は手作業であるため、その安
全レバーをかけ忘れることもあり、安全性に問題
がある。そのかけ忘れを防止しようとして安全レ
バーに係合方向へのスプリングの弾力を付与する
と、開閉レバーを押し下げるとき、非係合位置に
偏向した安全レバーをその非係合位置で保持する
必要があり、操作性がさらに悪くなる。
そこで、この考案は上記従来の不都合を解消
し、フツクの操作性を容易とし、安全性を高める
ことを技術的課題としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案は、係
合片の開口を開閉する回動自在の開閉レバーの側
部に操作片を形成し、その操作片に安全レバーの
中央部を回動可能に取付け、この安全レバーの後
端部にフツク本体の係合片突出面に対する背面に
当接可能な突出部を形成し、この突出部が上記背
面に対向する方向に安全レバーを偏向するスプリ
ングを設けた構成としたのである。
〔作用〕
上記安全レバーの後端部をフツク本体に向けて
押し込んで安全レバーを回動させると、安全レバ
ーの突出部がフツク本体の係合片突設面に対する
背面から離れ、開閉レバーのロツクを解除するこ
とができる。このとき、安全レバーの先端部を斜
め上方に向けて引くことにより、安全レバーおよ
び開閉レバーのそれぞれに回転力を付与すること
ができるため、開閉レバーのロツクを解除する動
作と、開閉レバーを開放する動作とを連続して行
なうことができる。
また、安全レバーの押圧を解除すると、開閉レ
バーはスプリングの弾力により係合片の開口を閉
鎖する方向に回動し、その開閉レバーの先端部が
係合片の内面先端部に当接すると、スプリングの
弾力により安全レバーが回動し、後端部の突出部
がフツク本体の背面に対向する。その対向によつ
て、開閉レバーを開放方向に回動させることがで
きず、開閉レバーは係合片の開口を全閉する状態
にロツクされる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図乃至第4図に示すように、フツク本体1
の先端部にはフツク本体1の上面側に突設する鈎
形の係合形2が設けられ、また、後端部には連結
孔3が形成されている。
さらに、フツク本体1の上面両側部には、一対
の支持片4,4が設けられ、その支持片4間に渡
したピン5によつて開閉レバー6の側片7が回動
可能に支持されている。実施例の場合は、ピン5
によつて一対の開閉レバー6を取付けたが、開閉
レバー6の数は任意であり、一つであつてもよ
い。
上記開閉レバー6の先端部は、前記係合片2の
開口内に位置し、そのレバー先端部が係合片2の
内面先端部に当接する方向に開閉レバー6を偏向
するスプリング8が上記ピン5に支持されてい
る。
また、開閉レバー6の側片7の下部には側方に
張り出す操作片9が設けられ、その操作片9に安
全レバー10の中央部がピン11によつて回動可
能に支持されている。この安全レバー10は、実
施例の場合、第3図に示すように、操作片9の側
縁部外側に嵌合可能なコの字形としたが、形状は
任意である。
その安全レバー10の後端部には、フツク本体
1の下面に対して当接可能な突出部12が設けら
れ、その突出部12がフツク本体1の下面に対向
する方向に上記安全レバー10を偏向するスプリ
ング13が前記のピン11に支持されている。
実施例で示すフツクは上記の構成から成り、こ
のフツクは、例えば第6図に示すように、ロープ
20に取付けた伸縮調節器21に取付け、その伸
縮調節器21と高所作業者の腰部に締付けた安全
帯の環体とを上記フツクを介して連結するのであ
る。
いま、安全レバー10の先端部を第4図の矢印
方向に押して安全レバー10を回動すると、レバ
ー後端部の突出部12がフツク本体1の下面から
側方に離脱する。その離脱によつて開閉レバー6
のロツクが解除され、上記開閉レバー6の先端部
を下方に押し下げることができる。
上記安全レバー10は、開閉レバー6の操作片
9に取付けられているため、安全レバー10の回
動において、その安全レバー10の先端部を斜め
上方に向けて引くと、安全レバー10および開閉
レバー6のそれぞれに回転力を付与することがで
きる。このため、安全レバー10の回動による開
閉レバー6のロツク解除と、係合片2の開口を開
放する開閉レバー6の回動とを連続して行なうこ
とができる。
上記開閉レバー6の回動によつて係合片2の開
口を開放し、その状態において係合片2に対する
被係合物のかけ外し作業を行なうようにし、その
作業後に安全レバー10の後端部の押圧を解除す
ると、スプリング8の弾力により開閉レバー6が
回動する。その開閉レバー6の先端部が係合片2
の内面先端部に当接すると、次にスプリング13
の弾力によつて安全レバー10が回動し、後端部
の突出部12がフツク本体1の下面に対向する
(第3図参照)。その状態において、開閉レバー6
の先端部を押し下げると、突出部12がフツク本
体1の上面に当接するため、開閉レバー6を押し
下げることができず、開閉レバー6をロツクする
ことができる。
〔効果〕
以上のように、この考案においては、開閉レバ
ーのロツク用安全レバーを、その開閉レバーの操
作片に取付けたので、上記安全レバーの先端部を
斜め上方に引くことにより、その安全レバーおよ
び開閉レバーのそれぞれに回転力を付与すること
ができる。このため、開閉レバーをロツク解除す
る動作と、フツク本体の係合片の開口を開放する
動作とを連続して行なうことができ、操作性の良
好なフツクを得ることができると共に、安全レバ
ーを操作する指先が係合片のかけ外し作業に邪魔
をすることがなく、係合片のかけ外しを能率よく
行なうことができる。
また、安全レバーは、後端の突出部がフツク本
体の上面と対向する位置に向けてスプリングで偏
向されているため、係合片に対する被係合物のか
け外し作業の後に安全レバーの先端部の押圧を解
除すると、開閉レバーの回動復帰後に、安全レバ
ーが回動して後端の突出部がフツク本体の下面と
対向する。このため、安全レバーをかけ忘れると
いう不都合がなく、きわめて安全である。
さらに、安全レバーの後端部の突出部をフツク
本体の下面に当接して開閉レバーをロツクするた
め、従来から使用されているフツクに対する取付
けにおいて、開閉レバーの操作片に取付孔を設け
る程度であつて他の部材に対する加工は不要であ
り、組込みが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るフツクの一実施例を
示す平面図、第2図は同上の側面図、第3図は第
2図の−線に沿つた断面図、第4図は同上の
底面図、第5図は同上の開閉レバーの開放状態を
示す側面図、第6図は同上の使用状態を示す側面
図である。 1……フツク本体、2……係合片、6……開閉
レバー、8……スプリング、9……操作片、10
……安全レバー、12……突出部、13……スプ
リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鈎形係合片を先端部に備えたフツク本体に上記
    係合片の開口開閉用の開閉レバーの後部を回動可
    能に取付け、その開閉レバーの側片に側方に張り
    出す操作片を設け、上記開閉レバーをスプリング
    の弾力により偏向してその先端部を上記係合片の
    内面先端部に当接させた墜落防止用安全器具のフ
    ツクにおいて、前記開閉レバーの操作片に安全レ
    バーの中央部を回動可能に連結し、その安全レバ
    ーの後端部にフツク本体の係合片突設面に対する
    背面に当接可能な突出部を設け、その突出部が上
    記背面と対向する方向に安全レバーを偏向するス
    プリングを設けたことを特徴とする墜落防止用安
    全器具のフツク。
JP1986020654U 1986-02-13 1986-02-13 Expired - Lifetime JPH0519083Y2 (ja)

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JP1986020654U JPH0519083Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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JP1986020654U JPH0519083Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

Publications (2)

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JPS62130659U JPS62130659U (ja) 1987-08-18
JPH0519083Y2 true JPH0519083Y2 (ja) 1993-05-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS625180Y2 (ja) * 1980-01-26 1987-02-05
JPS60129949U (ja) * 1984-02-10 1985-08-31 藤井電工株式会社 安全フツク

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Publication number Publication date
JPS62130659U (ja) 1987-08-18

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