JPH0241888Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0241888Y2
JPH0241888Y2 JP4006987U JP4006987U JPH0241888Y2 JP H0241888 Y2 JPH0241888 Y2 JP H0241888Y2 JP 4006987 U JP4006987 U JP 4006987U JP 4006987 U JP4006987 U JP 4006987U JP H0241888 Y2 JPH0241888 Y2 JP H0241888Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
cover
unlocking
box body
operation lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4006987U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63147875U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4006987U priority Critical patent/JPH0241888Y2/ja
Publication of JPS63147875U publication Critical patent/JPS63147875U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0241888Y2 publication Critical patent/JPH0241888Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電気接続箱やエア・クリーナ等、
防水を必要とする収容箱に被冠される防水カバー
の如きカバーの旋錠・解錠装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、リレー・ボツクス、ヒユーズ・ボツクス
等の電気接続箱や、エア・クリーナ等の収容箱に
被冠されるカバーの旋錠・解錠装置として例えば
第7図乃至第9図に示すものがある。
すなわち、金属線条材を折曲する等して形成さ
れる旋錠・解錠操作杆aの基端に対向して設けた
回動軸部a1,a1をカバーbの一側の取付部b1に回
動自在に枢着し、該旋錠・解錠操作杆aの略中間
に前記回動軸部a1,a1と平行に横設した枢着軸部
a2,a2に金属等の弾性材からなるフツク板cを枢
着し、該フツク板cを前記カバーbが被冠される
箱体dの側面の係合凹部e,eに係合自在に係合
する構造である。
そして旋錠を行うのには、旋錠・解錠操作杆a
を把持してその回動軸部a1,a1を中心にこの旋
錠・解錠操作杆aを回動して降下することによ
り、旋錠・解錠操作杆aの枢着軸部a2,a2に枢着
したフツク板cを箱体dの係合凹部e,eに係合
させる。その後、この状態で、旋錠・解錠操作杆
aを回動軸部a1,a1を中心に前記操作とは逆に上
方へフツク板cの弾性力に抗しながら、回転させ
ると、枢着軸部a2,a2が旋錠・解錠操作杆aの回
動中心としての回動軸部a1,a1に対する死点sを
越えた際に旋錠・解錠操作杆aはフツク板cのば
ね縮力を受けて急速にカバーbの側面に衝合する
まで回動して箱体dに対するカバーbの旋錠は行
われる。
また旋錠を行うのには、旋錠・解錠操作杆aを
回動軸部a1,a1を中心にカバーbとは反対方向
に、フツク板cのばね付勢に抗して回転させるこ
とにより、枢着軸部a2,a2が回転中心としての回
動軸部a1,a1を越えると、フツク板cは係合凹部
eから係合が解除され、カバーbは箱体dから開
かれる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記構造の従来の旋錠・解錠装置は、旋
錠に際してカバーbを箱体dに被せる場合に、旋
錠・解錠操作杆aの枢着軸部a2,a2に枢着されて
いるフツク板cが揺動して箱体dの口縁部d1に挿
入されることがあるので、このフツク板cに邪魔
されてカバーbが箱体dの所定位置に密に嵌合さ
れず、ひいては旋錠が容易に行えない欠点があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するために、カバー
の側面に旋錠・解錠操作杆を係脱自在に保持する
ロツク手段を設けるという技術的手段を採用した
ことにより、箱体からカバーを開く解錠時に、前
記ロツク手段にて旋錠・解錠操作杆を最上部にお
ける回動位置で係合自在に保持して下方への回動
を阻止し、以つて旋錠・解錠操作杆の枢着軸部に
枢着されているフツク板が箱体の口縁部に挿入さ
れるのを防止し、ひいてはカバーに対する箱体の
旋錠を容易に行うカバーの旋錠・解錠装置を提供
するのにある。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第3図に示す一実施
例につき説明する。
1は箱体、2はカバーである。3は金属線条材
にて形成された旋錠・解錠操作杆、3aは該旋
錠・解錠操作杆3の基端に形成された回動軸部、
3bは該回動軸部3aに平行に連設される枢着軸
部、3cは把持部である。
4は前記枢着軸部3b,3bに回動自在にその
上端縁が枢着されるフツク板であり、このフツク
板4は帯状の金属板等を略側面C字状に湾曲する
ことにより、弾性を帯有するように形成される。
4aは該フツク板4の下端縁に形成された鉤部で
あり、この鉤部4aは箱体1の側面に設けた係合
凹部5,5に係合自在となり、箱体1に被冠され
るカバー2の旋錠が行われる。
6は箱体1の側面に設けたロツク手段としての
係合突起であり、この係合突起6は解錠時におい
て、旋錠・解錠操作杆3の把持部3cと枢着軸部
3b,3bとの間に略平行に連設され、ばね性が
帯有された幅狭の2条の頸部3e,3e間に嵌入
されることによつて旋錠・解錠操作杆3をカバー
2の側面に最上部に衝合した状態で係合するため
のものである。
本考案の一実施例は上述の如き構成からなり、
箱体1にカバー2を被冠して旋錠又は解錠を行う
のには公知のものと同様に、旋錠・解錠操作杆3
を回動軸部3a,3aを中心に上方又は下方に回
動することによつて枢着軸部3b,3bに枢着し
たフツク板4の鉤部4aを箱体1の係合凹部5,
5に係合したり、係合を解くことにより、旋錠又
は解錠する。
しかしながら、本実施例においては、解錠時に
係合突起6を金属線条材にて形成した旋錠・解錠
操作杆3の把持部3cと枢着軸部3b,3bとの
間に連設した幅狭の2条の頸部3e,3e間に係
合することにより、旋錠・解錠操作杆3をカバー
2の側壁に衝合した状態の最上部位置にて保持
し、下方への回転を阻止する。この結果、旋錠・
解錠操作杆3の枢着軸部3b,3bに回動自在に
枢着されているフツク板4は、その下縁の鉤部4
aがカバー2の下縁よりも高い位置に保持される
ので、フツク板4にて旋錠をするのにあたつて箱
体1の口縁部1aに挿入されるのが阻止され、カ
バー2は箱体1にスムーズに被冠できる。
旋錠を行うのには、先ず、旋錠・解錠操作杆3
を回動して幅狭の2条の頸部3e,3eから係合
突起6の係合を解く。その後は旋錠・解錠操作杆
3をさらに回動させてフツク板4を係合凹部5,
5に係合させた後に、旋錠・解錠操作杆3を再び
上方へカバー2に衝合するまで回動させて係合突
起6を頸部3e,3e間に係合させ、旋錠を行
う。
なお上記実施例においては、ロツク手段として
楔状の係合突起6が用いられているが、この実施
例においては第4図に示すように、係合突起6の
中央にスリツト6aを設けることによつて、旋
錠・解錠操作杆3の2条の頸部3e,3eに対す
る拡縮操作を発揮し得るようになして、係合突起
6の係合操作と取外し操作を上記実施例よりも確
実になしたものである。
また上記実施例では、ロツク手段として係合突
起6を2条の頸部3e,3eの間に係止するよう
にして旋錠・解錠操作杆3を係合突起6に係合、
保持するようにしているが、係合突起6は之に限
らず、第5図に示すように解錠時に1本の係合突
起6を旋錠・解錠操作杆3の片側に係止するも
の、または第6図に示すように対向して突設した
2個の係合突起6,6にて旋錠・解錠操作杆3を
両側から弾力的に係止することによつて、カバー
2の側面における最上部の回動位置に保持してそ
の回動降下を阻止するようにしても良い。
〔考案の効果〕
上述のように本考案は、カバーの側面に旋錠・
解錠操作杆を係脱自在に保持するロツク手段を設
けるという技術的手段を採用したので、箱体から
カバーが開かれている解錠時にロツク手段にて旋
錠・解錠操作杆を最上部における回動位置に係脱
自在に保持して下方への回動、降下を阻止でき
る。従つて旋錠・解錠操作杆に枢着されているフ
ツク板が箱体の口縁部に挿入されるのが防止さ
れ、ひいてはカバーに対する箱体の旋錠作業が容
易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す解錠時の斜面
図、第2図は同じくその断面図、第3図は同じく
その要部を示す斜面図、第4図は同じく本考案の
他の実施例を示す斜面図、第5図は本考案の第3
実施例を示す斜面図、第6図は本考案の第4実施
例を示す斜面図、第7図は従来のカバーの旋錠・
解錠装置の一例を示す斜面図、第8図は同じく箱
体からカバーを脱嵌する解錠状態を示す断面図、
第9図は同じく箱体にカバーを被冠する旋錠状態
を示す断面図である。 1……箱体、2……カバー、3……旋錠・解錠
操作杆、3a……回動軸部、3b……枢着軸部、
3c……把持部、4……フツク板、4a……鉤
部、5……係合凹部、6……係合突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属線条材からなる旋錠・解錠操作杆の基端に
    設けた回動軸部をカバーの側面に回動自在に枢着
    し、フツク板を該旋錠・解錠操作杆の略中間に枢
    着して前記カバーが被冠される箱体に設けた係合
    凹部に係合自在になしたカバーの旋錠・解錠装置
    にして、解錠時に前記カバーの側面に前記旋錠・
    解錠操作杆を係脱自在に保持するロツク手段を設
    けたことを特徴とするカバーの旋錠・解錠装置。
JP4006987U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH0241888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4006987U JPH0241888Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4006987U JPH0241888Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63147875U JPS63147875U (ja) 1988-09-29
JPH0241888Y2 true JPH0241888Y2 (ja) 1990-11-08

Family

ID=30853824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4006987U Expired JPH0241888Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0241888Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63147875U (ja) 1988-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6349316B2 (ja)
JPH0241888Y2 (ja)
JP2740641B2 (ja) マンホール用鉄蓋の施錠装置
JPH0619007Y2 (ja) カバーの係止構造
JPH0136792Y2 (ja)
JPS6211833Y2 (ja)
JPH0519082Y2 (ja)
JPS5914517Y2 (ja) 蓋の施錠装置
JPS6243100Y2 (ja)
JPH0644831Y2 (ja) 箱体と蓋体のロック装置
JPH033643Y2 (ja)
JP3005340U (ja) 交通信号機器のロック装置
JP2520518Y2 (ja) マンホール用鉄蓋の施錠装置
JPH044045Y2 (ja)
JPH067078Y2 (ja) 蓋体ロック装置
JPH0733539Y2 (ja) 分岐接続箱
JPH0246509Y2 (ja)
JP2992230B2 (ja) マンホール用鉄蓋の施錠装置
JPH0321760Y2 (ja)
JP2516582Y2 (ja) 窓開閉装置の安全機構
JP3023192U (ja) トランク類用錠
JP3195845B2 (ja) マンホール用鉄蓋の施錠装置
JPH044042Y2 (ja)
JP3051857U (ja) 汚物容器
JP3818843B2 (ja) 門扉及び門扉錠