JP3051857U - 汚物容器 - Google Patents

汚物容器

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JP3051857U
JP3051857U JP1998002079U JP207998U JP3051857U JP 3051857 U JP3051857 U JP 3051857U JP 1998002079 U JP1998002079 U JP 1998002079U JP 207998 U JP207998 U JP 207998U JP 3051857 U JP3051857 U JP 3051857U
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cover
annular frame
opening
substantially annular
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JP1998002079U
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Inventor
公威 吉田
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東和産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓋の開閉状態いずれの状態においても、カバー
部のみを持ち上げても本体部が落下することなく確実に
係止状態を保て、しかもカバー部の取付け取外しが極め
て簡単な構造の汚物容器を提供すること。 【解決手段】有底筒状で開口部が略円形の本体部と、無
底略筒状で本体部の外壁面の少なくとも一部を覆うカバ
ー部と、前記本体部とカバー部を係止する略環状枠部
と、カバー部の開口上方に開閉自在に枢着された蓋部か
ら構成され、本体部の開口周囲に少なくとも二箇所以上
の被係止部が立設されていると共に、カバー部の開口上
方に略環状枠部の支持部が具備され、略環状枠部にこれ
が所定の方向に回動することにより本体部とカバー部を
係止あるいは解係止できる係止部が少なくとも二箇所以
上設けられ、更にカバー部開口上方に設けられた支持部
あるいは略環状枠部の少なくともどちらか一方に回動抑
止部が立設され、略環状枠部が装着後所定の回動方向の
み回動可能とすることである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、トイレ洗面所等に置設される汚物等のゴミ容器に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来よりトイレ等に置設する汚物容器として、有底筒状の容器部と、これの開 口上方に開閉自在に枢着された蓋部とから成り、実使用に当っては容器部の内側 に合成樹脂製の軟質な袋を装填し、袋の開口部を容器の開口部外側に折り返して 使用するものが良く知られている。
【0003】 しかし上記の汚物容器は、袋を装填したさい袋の一部が外に露出してしまい、 決して見栄えの良いものではなかった。
【0004】 そこで近年、この課題を解決しようとした新規の汚物容器として、容器部を内 側と外側に分割したもの、すなわち、容器となる内側の有底本体部に袋を装填し 、外側のカバー部で前記本体部を覆う形式のものが登場して来た。
【0005】 そしてこの本体部とカバー部の係止方法として、第3001484号登録実用 新案公報に見られるように、カバー部の開口上方に開閉自在に枢着された蓋部の 一端に設けられた係止部によって、蓋部の開閉運動に連動して係止あるいは解係 止するようにしたものや、特開平8−67302公報にあるように、ポット部の 側面に引掛け部を、外ケース部には該引掛け部が係合する凸部を設けてロック機 構を持たせると共に、該ロック機構を解除する解除片を設けて成るものなどが提 供されている。
【0006】 これらの方法は、汚物等を収納する本体部と、本体部を覆うカバー部と、カバ ー部開口上方に開閉自在に枢着された蓋部とから構成され、本体部をカバー部で 覆うことができるので、袋の露出部分が外から見えず、見栄えの良いものになっ ている。
【0007】 しかしながら、上記前者の場合、本体部を落下させずにカバー部ごと持ち上げ ようとする際、蓋部を必ず開閉状態いずれかの状態に位置づける必要があり、ま た後者の場合、外ケースを両側から押圧するには両手を必要とすると同時に、片 手で鷲掴みしてロックを解除するといった時、自ずと容器の外観寸法に限定を及 ぼすものとなった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の欠点に鑑みてなされたもので、袋の露出部分が外から見えず 、蓋部が開閉状態いずれの状態にあっても本体部とカバー部を確実に係止状態に でき、しかも容易にカバー部から本体部を取出せる構造の汚物容器を提供するこ とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決する具体的手段としては、有底筒状で開口部が略円形の本体 部と、無底略筒状で本体部の外壁面の少なくとも一部を覆うカバー部と、前記本 体部とカバー部を係止する略環状枠部と、カバー部の開口上方に開閉自在に枢着 された蓋部から構成され、本体部の開口周囲に少なくとも二箇所以上の被係止部 が立設されていると共に、カバー部の開口上方に略環状枠部の支持部が具備され 、略環状枠部にこれが所定の方向に回動することにより本体部とカバー部を係止 あるいは解係止できる係止部が少なくとも二箇所以上設けられ、更にカバー部開 口上方に設けられた支持部あるいは略環状枠部の少なくともどちらか一方に回動 抑止部が立設され、略環状枠部が装着後所定の回動方向のみ回動可能とすること である。
【0010】
【考案の実施の形態】
次に実施例に沿って考案実施の態様を説明するが、例示は単に説明用のもので あって、考案思想の制限もしくは限定を意味するものではない。
【0011】 図1は、本考案に係り構成された第一の実施例による汚物容器を示す斜視図で あり、図2は該容器の組立て斜視図である。また、図3は、カバー部と略環状枠 部の組立て斜視図である。
【0012】 図6は、本考案に係り構成された第二の実施例による汚物容器の組立て斜視図 である。
【0013】 図1、図2、図3において、本考案に係る汚物容器は有底筒状で開口部が略円 形の本体部1と、無底筒状で本体部の外壁面の少なくとも一部を覆うカバー部2 と、前記本体部1とカバー部2を係止する略環状枠部3と、カバー部の開口上方 に開閉自在に枢着された蓋部4とから構成されている。
【0014】 また、本体部1の開口周囲に対峙して二箇所の被係止部1Aが立設されている と共に、カバー部2の開口上方に略環状枠部3の支持部2Aが具備され、略環状 枠部3にこれが所定の方向に回動することにより本体部1とカバー部2を係止あ るいは解係止できる係止部3Aが、対峙して二箇所設けられている。
【0015】 さらに、カバー部3の開口上方に設けられた支持部2Aおよび略環状枠部3に 、被回動抑止部2Bと回動抑止部3Bが立設されている。
【0016】 なお蓋部4は、カバー部2上方に設けられた枢着部2Dおよび蓋部4に設けら れた被枢着部4Aにより開閉自在に枢着されている。
【0017】 あるいは蓋部4は、カバー部2上方に設けられた被枢着部2Dおよび蓋部4に 設けられた枢着部4Aにより開閉自在に枢着されている。
【0018】 上記によって構成される汚物容器は、次のように作用する。図3もしくは図4 において、略環状枠部3の胴体部3Cの内壁は、カバー部2の開口上方に具備さ れた支持部2Aに延設された帯状支持部2Eの外壁に緩接し、略環状枠部3が時 計回り乃び反時計回りの方向に回動するようになっている。
【0019】 なおこの時、略環状枠部3に設けられた回動抑止部3Bと、支持部2Aに設け られたスリット状の被回動抑止部2Bが嵌合されて、所定の回動方向のみ回動可 能としている。
【0020】 加えてこの略環状枠部3は、上記方法で一旦支持部2Aに嵌合されれば、回動 抑止部3Bを押圧等しない限り簡単には外れないようになっている。
【0021】 図4もしくは図5において、略環状枠部3の胴体部3Cには本体部1に立設さ れた被係止部1Aが遊嵌できる誘導スリット3Dが設けられており、略環状枠部 3を時計回りに回動させることにより、被係止部1Aに延設させる被係止爪1B が誘導スリット3Dを水平移動し、係止部3Aに具備された被係止爪係合部3E に係合され、本体部1とカバー部2が係止される。
【0022】 同様に、略環状枠部3を反時計回りに回動させることにより、上記説明の逆順 序で本体部1とカバー部2の係止が解除される。
【0023】 上記汚物容器は次にようにして使用される。本体部1に軟質の合成樹脂製の袋 を装填し、袋の開口部を本体部1の開口上方より外側に折り返す。その際、係止 部1Aに覆い被さる部分は係止部1Aの架橋部1Cを跨ぐようにして取り付ける 。
【0024】 袋を取り付けた本体部1の頭上よりカバー部2を被せた時、本体部1の開口上 方の外周壁は、カバー部開口上方の支持部2Aに延接される帯状支持部2Eの内 壁に緩接する。
【0025】 袋の取付のさい露出させた被係止部1Aは、カバー部2における支持部2A並 びに帯状支持部2Eに設けられた被係止部待避部2Cに遊嵌され、支持部2Aよ り上面に露呈する。そして、回動抑止部3B及び被回動抑止部2Bによってカバ ー部2に嵌合された略環状枠部3を時計回りに回動させると、前記説明のように して本体部1とカバー部2が係止される。
【0026】 また、略環状枠部3を反時計回りに回動させると前記係止が解除できるが、略 環状枠部3に設ける係止部3A並びに被係止爪係合部3Eを正面視において左右 逆向きに立設すれば、反時計回りにおいて係止され、時計回りにおいて解係止さ れる機構になることは言うまでもない。
【0027】
【考案の効果】
本考案に係り構成された汚物容器は、本体に取り付けた袋が外側に露出するこ とがないので、見栄えが良く衛生的でもある。
【0028】 また略環状枠部3が本体部1とカバー部2とを確実に係止するため、蓋部4の 開閉状態の如何に関係なく、カバー部2を持ち上げても本体部1が落下すること がない。
【0029】 さらに係止、解係止のさいは略環状枠部3を所定寸法回動するだけでよく、カ バー部2の取付け、取外しが容易に行える。
【0030】 なお、この略環状枠部3は、回動抑止部3B及び2Bによって嵌合されている ので、略環状枠部を回動中にもいたずらに外れることがない。
【0031】 加えてこの略環状枠部3は、通常この胴体部3Cの外壁を把持して回動させる が、胴体部3Cの上面部に回動ハンドルを少なくとも一箇所立設すれば指先だけ で回動でき、容器の外観寸法に限定を及ぼさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例による汚物容器の斜視図。
【図2】第一の実施例による汚物容器の組立て斜視図。
【図3】第一の実施例による汚物容器の組立て斜視図
(一部省略)。
【図4】第一の実施例による汚物容器の係止作用を示す
斜視図。
【図5】第一の実施例による汚物容器の係止作用を示す
平面図。
【図6】第二の実施例による汚物容器の組立て斜視図。
【符号の説明】
1 本体部 2 カバー部 3 略環状枠部 4 蓋部 1A 被係止部 1B 被係止爪 1C 架橋部 2A 支持部 2B 被回動抑止部 2C 被係止部待避部 2D 枢着部もしくは被枢着部 2E 帯状支持部 3A 係止部 3B 回動抑止部 3C 胴体部 3D 誘導スリット 3E 被係止爪係合部 4A 枢着部もしくは被枢着部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底筒状で開口部が略円形の本体部と、無
    底略筒状で本体部の外壁面の少なくとも一部を覆うカバ
    ー部と、前記本体部とカバー部を係止する略環状枠部
    と、カバー部の開口上方に開閉自在に枢着された蓋部か
    ら構成され、本体部の開口周囲に少なくとも二箇所以上
    の被係止部が立設されていると共に、カバー部の開口上
    方に略環状枠部の支持部が具備され、略環状枠部にこれ
    が所定の方向に回動することにより本体部とカバー部を
    係止あるいは解係止できる係止部が少なくとも二箇所以
    上設けられていることを特徴とする汚物容器。
  2. 【請求項2】カバー部開口上方に設けられた支持部ある
    いは略環状枠部の少なくともどちらか一方に回動抑止部
    が立設され、略環状枠部が装着後所定の回動方向のみ回
    動可能としたことを特徴とする請求項1の汚物容器。
JP1998002079U 1998-02-26 1998-02-26 汚物容器 Expired - Lifetime JP3051857U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019104617A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 不動技研株式会社 カバー付きごみ箱

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