JPH042290Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042290Y2 JPH042290Y2 JP4576585U JP4576585U JPH042290Y2 JP H042290 Y2 JPH042290 Y2 JP H042290Y2 JP 4576585 U JP4576585 U JP 4576585U JP 4576585 U JP4576585 U JP 4576585U JP H042290 Y2 JPH042290 Y2 JP H042290Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- striker
- hooking
- hook
- piece
- pieces
- Prior art date
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- Expired
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車のボンネツト、トランクフード
等のロツク装置に関するものである。
等のロツク装置に関するものである。
(従来技術)
従来のフードロツク装置には、ロツク時ストラ
イカのがたを吸収するものや(特開昭58−17979
号等)、ストライカを2段階に閉止できるもの
(特公昭57−33428号、実公昭58−21871号等)な
ど様々な改良が施されている。一方ストライカに
は取付誤差もあるが、従来のがた吸収方式にはそ
の誤差を吸収するものはない。
イカのがたを吸収するものや(特開昭58−17979
号等)、ストライカを2段階に閉止できるもの
(特公昭57−33428号、実公昭58−21871号等)な
ど様々な改良が施されている。一方ストライカに
は取付誤差もあるが、従来のがた吸収方式にはそ
の誤差を吸収するものはない。
(技術的課題)
そこで本考案はロツク時のストライカのがたつ
きを吸収すると同時に、ストライカの取付誤差も
吸収することができる合理的な構造のフードロツ
ク装置を提供するものである。
きを吸収すると同時に、ストライカの取付誤差も
吸収することができる合理的な構造のフードロツ
ク装置を提供するものである。
(技術的手段)
前記の目的を達するため本考案はストライカを
その進入方向の一側方から鉤止する第1鉤止片
と、同ストライカを他側方から鉤止する第2鉤止
片を装置本体に軸支し、第1、第2鉤止片に圧接
可能な圧接端を有し、かつ両鉤止片を鉤止解除方
向に付勢するばねを作用させたムーブプレートを
第1鉤止片と同軸に軸支し、第1鉤止片を鉤止状
態に保つためその周側に形成したカムにストライ
カ解除レバーの係止端を係脱可能に係合させ、更
に解除レバーをカムとの係合方向に付勢するばね
を装置本体に軸支した安全ラツチとの間に設け、
ストライカに対する両鉤止片の鉤止位置を僅少ず
らせて成るものである。
その進入方向の一側方から鉤止する第1鉤止片
と、同ストライカを他側方から鉤止する第2鉤止
片を装置本体に軸支し、第1、第2鉤止片に圧接
可能な圧接端を有し、かつ両鉤止片を鉤止解除方
向に付勢するばねを作用させたムーブプレートを
第1鉤止片と同軸に軸支し、第1鉤止片を鉤止状
態に保つためその周側に形成したカムにストライ
カ解除レバーの係止端を係脱可能に係合させ、更
に解除レバーをカムとの係合方向に付勢するばね
を装置本体に軸支した安全ラツチとの間に設け、
ストライカに対する両鉤止片の鉤止位置を僅少ず
らせて成るものである。
(考案の作用)
本考案では、第1図或いは第3図、第4図にも
例示したように、進入して来るストライカ1を一
側方から第1鉤止片2が、また他側方からは第2
鉤止片3が夫々鉤止するので、ストライカ1は左
右から抑えられ、また第1、第2鉤止片2,3に
作用させたばね5により鉤止解除方向即ち進入方
向と逆方向へのばね力を受けるからストライカ1
の進入方向及び逆方向のがたつきが吸収されるこ
ととなる。
例示したように、進入して来るストライカ1を一
側方から第1鉤止片2が、また他側方からは第2
鉤止片3が夫々鉤止するので、ストライカ1は左
右から抑えられ、また第1、第2鉤止片2,3に
作用させたばね5により鉤止解除方向即ち進入方
向と逆方向へのばね力を受けるからストライカ1
の進入方向及び逆方向のがたつきが吸収されるこ
ととなる。
(実施例)
図示実施例において、1はフードに取付けたス
トライカ、2,3はストライカ1を鉤止する第
1、第2の鉤止片で、装置本体4の中央上部に形
成してあるストライカ進入口11の左右両側に軸
12,13により回動可能に軸支され、第1鉤止
片2は先端にストライカ1の受縁2aと押え縁2
bを有し、第2鉤止片3は先端にストライカ1の
押上げ縁3aを有する。両鉤止片2,3は、他端
2c,3bが夫々本体4の棚部4a、ストツパー
4bに衝止する位置まで回動でき、その状態はア
ンロツク状態である(第3図、第4図の鎖線)。
トライカ、2,3はストライカ1を鉤止する第
1、第2の鉤止片で、装置本体4の中央上部に形
成してあるストライカ進入口11の左右両側に軸
12,13により回動可能に軸支され、第1鉤止
片2は先端にストライカ1の受縁2aと押え縁2
bを有し、第2鉤止片3は先端にストライカ1の
押上げ縁3aを有する。両鉤止片2,3は、他端
2c,3bが夫々本体4の棚部4a、ストツパー
4bに衝止する位置まで回動でき、その状態はア
ンロツク状態である(第3図、第4図の鎖線)。
5はばねで、軸12に設けたリテーナ14に取
付けてあり、その一端5aを同じ軸12に回動可
能に設けたムーブプレート6の突起6bに係止
し、他端5bは装置本体4に掛止している。ムー
ブプレート6は第1鉤止片2の受縁2aと、第2
鉤止片3の押上げ縁3aの各下縁に圧接できる圧
接端6aを有する。両鉤止片2,3がストライカ
1を鉤止した状態では、第2鉤止片3は第1鉤止
片2より下に突出する押上げ縁下端3cでムーブ
プレート6と当接する(第1図参照)。
付けてあり、その一端5aを同じ軸12に回動可
能に設けたムーブプレート6の突起6bに係止
し、他端5bは装置本体4に掛止している。ムー
ブプレート6は第1鉤止片2の受縁2aと、第2
鉤止片3の押上げ縁3aの各下縁に圧接できる圧
接端6aを有する。両鉤止片2,3がストライカ
1を鉤止した状態では、第2鉤止片3は第1鉤止
片2より下に突出する押上げ縁下端3cでムーブ
プレート6と当接する(第1図参照)。
7は第1鉤止片2の周側に段状に形成したカ
ム、8はストライカ解除レバー、8aはその先端
の係止端で、ロツク時に上記カム7と係合する。
従つて、ロツク時ストライカ1は回動できない第
1鉤止片2の押え縁2bに係合し、かつ第2鉤止
片3の押上げ縁3aにより弾発力を受けるのでが
たつきが吸収される。
ム、8はストライカ解除レバー、8aはその先端
の係止端で、ロツク時に上記カム7と係合する。
従つて、ロツク時ストライカ1は回動できない第
1鉤止片2の押え縁2bに係合し、かつ第2鉤止
片3の押上げ縁3aにより弾発力を受けるのでが
たつきが吸収される。
解除レバー8は軸15で本体1に揺動可能に軸
支し、他端に操作ワイヤ16の端部を接続して遠
隔操作を可能とする。9は軸15に揺動可能に枢
支された安全ラツチ、10は該ラツチ9と前記解
除レバー8に両端を掛止したばねで、解除レバー
8を第1鉤止片2との係合方向に付勢しかつ安全
ラツチ9をストライカ1との係合方向に付勢す
る。17は安全ラツチ9の他端に設けた操作片を
示す。
支し、他端に操作ワイヤ16の端部を接続して遠
隔操作を可能とする。9は軸15に揺動可能に枢
支された安全ラツチ、10は該ラツチ9と前記解
除レバー8に両端を掛止したばねで、解除レバー
8を第1鉤止片2との係合方向に付勢しかつ安全
ラツチ9をストライカ1との係合方向に付勢す
る。17は安全ラツチ9の他端に設けた操作片を
示す。
上記の構成により、第1図の状態から操作ワイ
ヤ16が引かれると解除レバー8の係止端8aが
第1鉤止片2のカム7より脱するので、ばね5に
よりムーブプレート6を介して第1、第2の鉤止
片2,3が跳ねあげられストライカ1を解除し、
逆にストライカ1が押下げられれば左右両側から
両鉤止片2,3がこれをロツクする。ロツク状態
では第1、第2両鉤止片2,3によりストライカ
1が上下左右より固定される。
ヤ16が引かれると解除レバー8の係止端8aが
第1鉤止片2のカム7より脱するので、ばね5に
よりムーブプレート6を介して第1、第2の鉤止
片2,3が跳ねあげられストライカ1を解除し、
逆にストライカ1が押下げられれば左右両側から
両鉤止片2,3がこれをロツクする。ロツク状態
では第1、第2両鉤止片2,3によりストライカ
1が上下左右より固定される。
(考案の効果)
従つて本考案によれば、ストライカの進入方向
に対し両側から鉤止するように軸支した第1及び
第2鉤止片を有し、ストライカは左右から二つの
鉤止片によりロツクされるので、ストライカの多
少の取付誤差は吸収してスムーズに鉤止でき、か
つムーブプレートによる第1、第2鉤止片のスト
ライカロツク位置を僅少ずらせたのでロツク時の
がたつきを吸収できる効果がある。
に対し両側から鉤止するように軸支した第1及び
第2鉤止片を有し、ストライカは左右から二つの
鉤止片によりロツクされるので、ストライカの多
少の取付誤差は吸収してスムーズに鉤止でき、か
つムーブプレートによる第1、第2鉤止片のスト
ライカロツク位置を僅少ずらせたのでロツク時の
がたつきを吸収できる効果がある。
図面は本考案に係るフードロツク装置の1実施
例を示すもので第1図は正面図、第2図は上面
図、第3図は第2鉤止片の作動を示す正面図、第
4図は第1鉤止片の作動を示す正面図である。 1……ストライカ、2……第1鉤止片、3……
第2鉤止片、4……装置本体、5……ばね、6…
…ムーブプレート、7……カム、8……解除レバ
ー、9……安全ラツチ、10……ばね。
例を示すもので第1図は正面図、第2図は上面
図、第3図は第2鉤止片の作動を示す正面図、第
4図は第1鉤止片の作動を示す正面図である。 1……ストライカ、2……第1鉤止片、3……
第2鉤止片、4……装置本体、5……ばね、6…
…ムーブプレート、7……カム、8……解除レバ
ー、9……安全ラツチ、10……ばね。
Claims (1)
- ストライカをその進入方向の一側方から鉤止す
る第1鉤止片と、同ストライカを他側方から鉤止
する第2鉤止片を装置本体に軸支し、第1、第2
鉤止片に圧接可能な圧接端を有し、かつ両鉤止片
を鉤止解除方向に付勢するばねを作用させたムー
ブプレートを第1鉤止片と同軸に軸支し、第1鉤
止片を鉤止状態に保つためその周側に形成したカ
ムにストライカ解除レバーの係止端を係脱可能に
係合させ、更に解除レバーをカムとの係合方向に
付勢するばねを装置本体に軸支した安全ラツチと
の間に設け、ストライカに対する両鉤止片の鉤止
位置を僅少ずらせて成るフードロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4576585U JPH042290Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4576585U JPH042290Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161365U JPS61161365U (ja) | 1986-10-06 |
JPH042290Y2 true JPH042290Y2 (ja) | 1992-01-27 |
Family
ID=30559544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4576585U Expired JPH042290Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042290Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008229075A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Aruze Corp | 電子機器の着脱装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017053119A (ja) * | 2015-09-08 | 2017-03-16 | シロキ工業株式会社 | フードラッチ装置のラッチ機構 |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP4576585U patent/JPH042290Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008229075A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Aruze Corp | 電子機器の着脱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61161365U (ja) | 1986-10-06 |
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