JP3847229B2 - バー取付け用フック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車のラゲージルーム、家庭の洗面室等に設けられる水平なバーに取付けるのに好適なバー取付け用フックに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の後部座席の後方に設けられるラゲージルームには、コ字状のバーを両側壁に取付けて、このバーの上にカバー板が開閉可能に配設されることがある。このカバー板は、内部に収容された荷物を隠すと共に、その上に別の荷物を置く棚にもなる。
【0003】
しかしながら、上記ラゲージルームに、例えばコンビニエンスストアやスーパーで買った品物をフィルム袋(いわゆるコンビニ袋)に入れて載置しておくと、走行中の振動で袋が倒れて品物がころがったりすることがあった。
【0004】
一方、家庭の洗面室等には、タオル等を掛けたりするための水平なバーが壁に取付けられている。このバーは、例えばS字状のフックを介して、ドライヤー等を引き掛けるのにも利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、ラゲージルーム内に載置したコンビニ袋が走行中の振動によって倒れてしまうという問題を解決するために、上記カバー板を支持するバーにフックを取付けて、コンビニ袋をこのフックに引き掛けることを思い付いた。このような円柱状又はパイプ状のバーに取付けるフックとしては、家庭の洗面室等で利用されているS字状のフックがよく知られている。
【0006】
しかし、このようなフックでは、コンビニ袋を引き掛けようとしたときに、フックがふらふらと動いてしまい、引き掛けにくいことがわかった。また、荷物を引き掛けていない状態では、走行中の振動でフックがバーから外れてなくなってしまう可能性もあった。
【0007】
したがって、本発明の目的は、ふらふらと動くことなく、しっかりと取付けることができるバー取付け用フックを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1は、上下に伸びる軸部の下端から屈曲し、U字状をなす引き掛け部を有するフック本体と、このフック本体の軸部の上部から延出されて、被取付け部材であるバーに巻き付くように屈曲されたループ部と、このループ部の他端から前記軸部の背面に沿って下方に伸びるカバー部と、このカバー部の先端を前記引き掛け部の方向に屈曲させて前記フック本体に係合させる係合部とを備え、前記軸部の下端から前記引き掛け部に連続する屈曲部には、前記カバー部の先端部を受け入れる、前記屈曲部の幅方向に貫通したスリット状の溝が形成され、この溝によって前記屈曲部は、内側壁と外側壁との2重壁構造をなし、前記内側壁又は外側壁の内周と前記カバー部との間に前記係合部が形成されていることを特徴とするバー取付け用フックを提供する。
【0009】
上記発明によれば、ループ部を開いてバーを導入し、ループ部を閉じてカバー部の先端を係合部で係合させることにより、バーがループ部でしっかりと把持されるため、フックがフラフラと動くことなく、適度な摩擦力で固定される。このため、コンビニ袋の手提げ部等をフックの引き掛け部に引き掛けやすくなり、また、フックに負荷がかかっていない状態で、自動車の振動等が伝わっても、フックがバーから外れたり、ガタ付音を発生したりすることがない。また、カバー部の先端が引き掛け部の方向に屈曲してフック本体に係合するので、フックにかかる荷重が係合部を引き離す方向には直接作用せず、大きな荷重がかかっても係合部が外れにくい。
【0011】
また、上記発明によれば、カバー部の先端が、引き掛け部に設けた屈曲部の幅方向に貫通したスリット状の溝に挿入されて、この溝の内部で両者が係合するので、カバー部の先端が引き掛け部から外れにくくなり、係合部が溝内にあって引き掛け部で覆われれるので、取付けた状態での外観も良好になる。
【0012】
本発明の第2は、上下に伸びる軸部の下端から屈曲し、U字状をなす引き掛け部を有するフック本体と、このフック本体の軸部の上部から延出されて、被取付け部材であるバーに巻き付くように屈曲されたループ部と、このループ部の他端から前記軸部の背面に沿って下方に伸びるカバー部と、このカバー部の先端を前記引き掛け部の方向に屈曲させて前記フック本体に係合させる係合部とを備え、前記ループ部の中央部には、外周側が谷部をなし、内周側が前記谷部に対応する位置を挟む2箇所で山部をなすヒンジ部が形成されており、前記ループ部の両端部には、内周側に突出する角部が形成されており、前記ループ部が空洞の状態で前記係合部を係合させたとき、前記ループ部の前記ヒンジ部と前記角部とを結ぶ方向の直径が他の方向の直径よりも短い長円形をなすことを特徴とするバー取付け用フックを提供する。
【0013】
上記発明によれば、ヒンジ部の谷部が肉薄となるので、バーを導入するためにループ部を広げるときにヒンジ部で曲がりやすくなる。また、バーを導入してループ部を閉じ、カバー部を係合部で係合させると、バーの外周に、上記ヒンジ部の内周側の山部と、それに対向する角部とが強く当たり、バーがループによって強く締め付けられるので、フックをバーに対してふらふらさせることなく、しっかりと取付けることができる。
【0014】
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記バーの挿入部となる、前記ループ部の両端部どうしの間隔が、前記係合部を外した自然状態で、前記バーの外径よりも狭くされているバー取付け用フックを提供する。
【0015】
上記発明によれば、フックのループ部を開いて、バーをループ部に挿入した状態で、バーがループ部の開口部から抜け出ることなく仮止めされるので、カバー部先端の係合部での係合作業を落ち着いて行うことができ、取付け作業性が向上する。
【0016】
本発明の第4は、前記第1〜3の発明のいずれかにおいて、前記軸部の背面には、その一側辺にリブが形成されており、前記カバー部の内面には、前記軸部のリブと反対側の側辺にリブが形成されており、前記カバー部を前記軸部の背面に被せた状態で、前記リブが両者の両側の隙間を覆うように構成されているバー取付け用フックを提供する。
【0017】
上記発明によれば、それぞれのリブによって軸部とカバーとの隙間の大部分が覆われる。また、フック取付け状態で側方から見たときに、軸部背面に設けたリブとカバー部との間に開いた若干の隙間は、カバー部内面に設けた反対側面のリブによって遮られ、カバー部内面に設けたリブと軸部との間に開いた若干の隙間は、軸部背面に設けた反対側面のリブによって遮られるので、隙間を通して透けて見えることが防止され、外観をより一層良好にできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1〜4には、本発明のバー取付け用フックの一実施形態が示されている。図1は同フックの斜視図、図2は同フックの断面図であって、(a)は図1のA−A矢示線に沿った断面図、(B)は図1のB−B矢示線に沿った断面図、図3は同フックのバー取付け状態を示す側面図、図4は同フックにコンビニ袋を引き掛けた状態を示す斜視図である。
【0019】
図1に示すように、このバー取付け用フック10は、所定の幅の板状をなして上下に伸びる軸部21と、この軸部21の下端から屈曲し、U字状をなす引き掛け部22とからなるフック本体20を有している。また、軸部21の上端には、被取付け部材であるバーに巻き付くように屈曲されたループ部40の一端が連接されている。ループ部40の他端には、軸部21の背面に沿って下方に伸びるカバー部60が連接されている。
【0020】
フック本体20、ループ部40、カバー部60は、この実施形態ではほぼ同じ幅の板状をなしているが、それらの一部又は全部が、円柱、角柱等の柱状をなしていてもよい。なお、フック10を安定してバーに取付けるため、少なくともループ部40は、1.5〜2.5cmの幅の板状をなすことが好ましい。
【0021】
フック本体20の軸部21は、この実施形態では、上下に真直ぐ伸びる板状をなしているが、背面側に向けてやや屈曲した形状等をなしていてもよい。引き掛け部22は、軸部21の下端から厳密にU字状に屈曲されている必要はなく、例えばV字状、L字状等に屈曲された形状であってもよい。
【0022】
軸部21の下端から引き掛け部22に連続する屈曲部には、カバー部60の先端部61を受け入れる前記屈曲部の幅方向に貫通したスリット状の溝23が形成され、この溝23の部分においては内側壁24と外側壁25の2重壁構造になっている。そして、外側壁25の内側(溝23の内周側)に、上記カバー部60の先端部61の爪62に係合する爪26が形成されている。この爪26の奥方は、上記爪62が嵌合する溝27をなしている。なお、爪26及び溝27は、内側壁24の溝23の内周に形成されていてもよい。
【0023】
引き掛け部22は、前記のように軸部21の下端から上方に屈曲してU字状をなし、その上端部には、軸部21方向に向けて突出する突部28が形成されている。それと対向して、軸部21の上端部には、引き掛け部22方向に向けて突出する突部29が形成されており、上記突部28、29によって、軸部21と引き掛け部22との間の導入口30が狭められている。この導入口30の幅は、特に限定されないが、通常0.3〜0.5cmが好ましい。
【0024】
軸部21の上端には、被取付け部材であるバー80(図3、4参照)に巻き付くように屈曲されたループ部40が連接されている。このループ部40は、一端が前記のように軸部21に連接され、他端がカバー部60に連接されている。そして、図2(a)に示すように、ループ部40の中央部には、外周側が谷部41をなし、内周側が前記谷部41に対応する位置を挟む2箇所で山部42をなすヒンジ部43が形成されている。このヒンジ部43は、上記谷部41で肉薄となるため、バー80に取付けるときにループ部40をヒンジ部43で屈曲させて開きやすくすることができる。
【0025】
また、ループ部40の両端部には、内周側に突出する角部44、45が形成されている。角部44は、ループ40と軸部21との連接部に形成され、角部45はループ部40とカバー部60との連接部に形成されている。カバー部60の先端部61の爪62を、引き掛け部22の溝23内周の爪26に係合させていない自然状態で、上記角部44、45の間隔は、被取付け部材であるバー80の直径よりも狭くなるようにされている。これによって、バー80を上記角部44、45の間を通してループ40内に挿入した状態で、バー80がループ40内から抜け出るのを防止して仮止めすることができ、フック10の取付け作業性を良好にすることができる。
【0026】
そして、ループ部40にバー80を挿入しない空洞状態で、カバー部60の先端部61の爪62を、引き掛け部22の溝23内周の爪26に係合させた状態では、ループ部40のヒンジ部43と角部44、45とを結ぶ方向の直径が他の方向の直径よりも短い長円形をなすようにされている。それによって、図3に示すように、バー80をループ部40に挿入して、カバー部60の先端部61の爪62を、引き掛け部22の溝23内周の爪26に係合させると、ヒンジ部43内周の山部42、42と、角部44、45とが、バー80の外周に強く当たり、バー80を適度な押圧力で保持するようになっている。
【0027】
カバー部60は、軸部21とほぼ同じ幅の板状をなし、ループ部40の上記角部45側の端部から軸部21の背面に沿って下方に伸びている。そして、カバー部60の先端部61は、前述したように、引き掛け部22の溝23に挿入されるように、引き掛け部22の方向に屈曲されている。この先端部61には、上記溝23内周の爪26に係合する爪62が形成されている。
【0028】
図2(b)に示すように、軸部21の背面の一側辺にはリブ31が形成され、カバー部60の内面の、上記軸部21のリブ31と反対側の側辺にはリブ63が形成されている。その結果、カバー部60の先端部61の爪62を、引き掛け部22の溝23内周の爪26に係合させると、カバー部60が軸部21の背面側に覆い被さり、上記リブ31、63が、カバー部60と軸部21との隙間を覆うように構成されている。
【0029】
しかしながら、カバー部60と軸部21とをぴったりと密着させることは難しく、それぞれの間には若干の隙間が生じる傾向がある。しかし、上記の態様によれば、フック取付け状態で側方から見たときに、軸部21背面に設けたリブ31とカバー部60との間に開いた若干の隙間は、カバー部60内面に設けた反対側面のリブ63によって遮られ、カバー部60内面に設けたリブ63と軸部21との間に開いた若干の隙間は、軸部21背面に設けた反対側面のリブ31によって遮られるので、隙間を通して透けて見えることが防止され、外観をより一層良好にできる。
【0030】
次に、このバー取付け用フック10の使用方法について説明する。
図2(a)に示すように、軸部21とカバー部60とを開き、ループ部40をヒンジ部43で屈曲させて、角部44、45の間隔を広げ、この角部44、45の間からバー80をループ部40内に挿入する。こうしてバー80をループ部40内に挿入した状態で、角部44、45の間隔は、バー80の直径よりも狭くなるので、フック10をバー80に仮止めすることができ、取付け作業中にフック10がバー80から脱落することを防止して、取付け作業性を向上させることができる。
【0031】
次に、カバー部60の先端部61を引き掛け部22の溝23に挿入しながら、カバー部60を軸部21の背面に当接させるように押し込む。すると、カバー部60の先端部61の爪62が、引き掛け部22の溝23内周の爪26に係合してバー80がループ部40内周で圧着されて、フック10のバー80への取付けがなされる。
【0032】
この状態で、図3に示すように、ヒンジ部43内周の山部42、42と、角部44、45とが、バー80の外周に強く当たり、バー80を適度な押圧力で保持するので、フック10は、バー80に対してふらふらと動くことなく、適度な程度の摩擦力で固定される。また、必要があれば少し強い力を入れて押すことによって、バー80に対して回動させることができると共に、バー80の軸方向にも移動することができる。
【0033】
その結果、バー80に取付けたフック10に、コンビニ袋90の手提げ部91を引き掛けるとき、フック10がフラフラと動くことなく、適度な程度の摩擦力で固定されているので、手提げ部91をフック10の引き掛け部22に引き掛けやすくなる。また、フック10に負荷がかかっていない状態で、自動車の振動等が伝わっても、フック10がバー80から外れたり、ガタ付音を発生したりすることがない。
【0034】
一方、図3に示す状態で、フック本体20の引き掛け部22に荷重Fが加わると、引き掛け部22が上記荷重Fによって矢印A方向へ伸びようとする。その結果、溝23の外側壁25には、矢印B方向へ曲がろうとする力が働く。また、上記荷重Fは、ループ部40に挿通されたバー80によって受けられ、ループ40の両端に連設された軸部21とカバー部60とには、上下方向に引っ張る力が作用する。そして、この引張力によって、カバー部60の先端部61には、矢印C方向へ曲がろうとする力が働く。外側壁25にかかる矢印B方向へ曲がろうとする力と、カバー部60の先端部61にかかる矢印C方向へ曲がろうとする力は、両者の間に形成された爪26と爪62とが係合する方向に作用するので、両者の係合が外れにくくなる。
【0035】
また、カバー部60の先端部61が引き掛け部22の方向へ曲げられて、そこに爪26、62による係合部が設けられているので、カバー部60にかかる上下方向の引張力は、カバー部60の屈曲部内周と、軸部21から引き掛け部22に連続する屈曲部外周との係合部で主として受けられ、上記爪26と爪62の係合部にかかる引張力が軽減される。したがって、本発明のフック10によれば、比較的大きな荷重に耐えることができる。
【0036】
更に、コンビニ袋90の底部が、ラゲージルームの床の当接していて、コンビニ袋90の手提げ部91が浮き上がっている場合でも、前述したように、引き掛け部22の上端部に形成した突部28と、軸部21の上端部に形成した突部29とによって、軸部21と引き掛け部22との間の導入口30が狭められているので、コンビニ袋90の手提げ部91が導入口30から抜け出てしまうことが防止され、コンビニ袋90がフック10から外れて倒れることを防止できる。
【0037】
また、カバー部60の先端部61を引き掛け部22の溝23に挿入して、爪26、62を係合させると、前述したように、カバー部60が軸部21の背面側に覆い被さり、上記リブ31、63が、カバー部60と軸部21との隙間を覆うので、外観をより一層良好にできる。
【0038】
図5には、本発明によるバー取付け用フックの他の実施形態が示されている。この実施形態では、カバー部60の先端部61が引き掛け部22の方向に屈曲されて、軸部21から引き掛け部22に至る屈曲部の外周に密接し、先端部61の内側に形成された爪64が、軸部21から引き掛け部22に至る屈曲部の外周に形成された爪32に係合するようになっている。なお、爪32は、上記屈曲部外周に溝33を形成してその内側壁として設けられ、上記爪64は溝33に嵌合して上記爪32に係合する。この実施形態によれば、係合部の構造をより簡略化することができる。なお、その他の構造は前記実施形態と同様なので、その説明を省略することにする。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ループ部を開いてバーを導入し、ループ部を閉じてカバー部の先端を係合部で係合させることにより、バーがループ部でしっかりと把持されるため、フックがフラフラと動くことなく、適度な摩擦力で固定される。このため、コンビニ袋の手提げ部等をフックの引き掛け部に引き掛けやすくなり、また、フックに負荷がかかっていない状態で、自動車の振動等が伝わっても、フックがバーから外れたり、ガタ付音を発生したりすることがない。また、カバー部の先端が引き掛け部の方向に屈曲して引き掛け部に設けた屈曲部の幅方向に貫通したスリット状の溝に挿入され、フック本体に係合するので、フックにかかる荷重が係合部を引き離す方向には直接作用せず、大きな荷重がかかっても係合部が外れにくい。更に、係合部が溝内にあって引き掛け部で覆われれるので、取付けた状態での外観も良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のバー取付け用フックの一実施形態を示す斜視図である。
【図2】 同フックの断面図であって、(a)は図1のA−A矢示線に沿った断面図、(B)は図1のB−B矢示線に沿った断面図である。
【図3】 同フックのバー取付け状態を示す側面図である。
【図4】 同フックにコンビニ袋を引き掛けた状態を示す斜視図である。
【図5】 本発明のバー取付け用フックの他の実施形態を示す部分側面図である。
【符号の説明】
10 バー取付け用フック
20 フック本体
21 軸部
22 引き掛け部
23 溝
24 内側壁
25 外側壁
26 爪
27 溝
28、29 突部
30 導入口
31 リブ
32 爪
40 ループ部
41 谷部
42 山部
43 ヒンジ部
44、45 角部
60 カバー部
61 先端部
62、64 爪
63 リブ
Claims (4)
- 上下に伸びる軸部の下端から屈曲し、U字状をなす引き掛け部を有するフック本体と、このフック本体の軸部の上部から延出されて、被取付け部材であるバーに巻き付くように屈曲されたループ部と、このループ部の他端から前記軸部の背面に沿って下方に伸びるカバー部と、このカバー部の先端を前記引き掛け部の方向に屈曲させて前記フック本体に係合させる係合部とを備え、前記軸部の下端から前記引き掛け部に連続する屈曲部には、前記カバー部の先端部を受け入れる、前記屈曲部の幅方向に貫通したスリット状の溝が形成され、この溝によって前記屈曲部は、内側壁と外側壁との2重壁構造をなし、前記内側壁又は外側壁の内周と前記カバー部との間に前記係合部が形成されていることを特徴とするバー取付け用フック。
- 上下に伸びる軸部の下端から屈曲し、U字状をなす引き掛け部を有するフック本体と、このフック本体の軸部の上部から延出されて、被取付け部材であるバーに巻き付くように屈曲されたループ部と、このループ部の他端から前記軸部の背面に沿って下方に伸びるカバー部と、このカバー部の先端を前記引き掛け部の方向に屈曲させて前記フック本体に係合させる係合部とを備え、前記ループ部の中央部には、外周側が谷部をなし、内周側が前記谷部に対応する位置を挟む2箇所で山部をなすヒンジ部が形成されており、前記ループ部の両端部には、内周側に突出する角部が形成されており、前記ループ部が空洞の状態で前記係合部を係合させたとき、前記ループ部の前記ヒンジ部と前記角部とを結ぶ方向の直径が他の方向の直径よりも短い長円形をなすことを特徴とするバー取付け用フック。
- 前記バーの挿入部となる、前記ループ部の両端部どうしの間隔が、前記係合部を外した自然状態で、前記バーの外径よりも狭くされている請求項1又は2記載のバー取付け用フック。
- 前記軸部の背面には、その一側辺にリブが形成されており、前記カバー部の内面には、前記軸部のリブと反対側の側辺にリブが形成されており、前記カバー部を前記軸部の背面に被せた状態で、前記リブが両者の両側の隙間を覆うように構成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載のバー取付け用フック。
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