JP2789550B2 - 車両用アームレスト - Google Patents

車両用アームレスト

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JP2789550B2
JP2789550B2 JP6136610A JP13661094A JP2789550B2 JP 2789550 B2 JP2789550 B2 JP 2789550B2 JP 6136610 A JP6136610 A JP 6136610A JP 13661094 A JP13661094 A JP 13661094A JP 2789550 B2 JP2789550 B2 JP 2789550B2
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JP
Japan
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cup
armrest
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cup holder
cup holding
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JPH07313297A (ja
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裕俊 小城
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IKEDA BUTSUSAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は出し入れ自在なカップ
ホルダを設けた車両用アームレストに関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動車等の車両には、居住性をよく
するるため、リヤシートの中央部などに出し入れ自在な
アームレストを設けたものがある。
【0003】またこのアームレストにエアコンデショナ
などのスイッチを設けて、リヤシートからでもエアコン
デショナなどの操作を行えるようにしたものや、実開昭
61−196654号公報及び実開昭61−11240
号公報などに記載されているように、アームレストにカ
ップホルダを設けたものなどもある。
【0004】さらに図7に示すようにアームレスト本体
aの前部にカップホルダbを設けて、このカップホルダ
bに飲み物などを入れた容器cを収容できるようにした
ものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のアームレ
スト本体aにカップホルダbを設けたものでは、カップ
ホルダbを設けるためのスペースを余分に必要とするた
め、アームレスト全体が大型化して安定感がないと共
に、カップホルダのためにエアコンデショナなど操作す
るスイッチなどの設置スペースが少なくなって、スイッ
チ類の操作性が悪くなるなどの不具合がある。
【0006】また図7に示すようにアームレスト本体a
の先端にカップホルダbを設けたものでは、手を伸ばさ
ないとカップホルダbへ容器cを収容したり、カップホ
ルダb内の容器cが取出せないため使い勝手が悪いなど
の不具合があった。
【0007】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、出し入れ自在なカップホルダを
アームレスト本体に設けた車両用アームレストを提供し
て、スイッチ類の操作性を阻害せずに、カップホルダの
使い勝手の向上を図ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、リヤシートのシートバックに出し入れ自
在に設けられたアームレスト本体の先端側上面に、エア
コンデショナなどを操作するスイッチ類を設けた車両用
アームレストにおいて、上記アームレスト本体の先端部
に、アームレスト本体より突設されたガイドピンに前後
方向へ移動自在に支承され、かつガイドピンを中心に上
下方向へ回動自在なカップ保持部材を設けると共に、上
記カップ保持部材にカップなどの容器を収容するカップ
収容孔を開口したものである。
【0009】
【作用】上記構成によりカップホルダを使用する際、格
納状態にあるカップ保持部材を前方へ引き出した後上方
へ回動させることにより、カップ保持部材のカップ収容
孔に、飲み物などを入れたカップなどの容器を収容する
ことができる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を図1乃至図6に示す図
面を参照して詳述する。
【0011】図1は車両用リヤシートの斜視図、図2は
リヤシートのシートバックに出し入れ自在に設けられた
アームレストの斜視図、図3はカップホルダの分解斜視
図、図4はカップホルダの使用状態を示す斜視図、図5
は図3のA円内の拡大図、図6の(イ)乃至(ハ)は作
用説明図である。
【0012】図1において1はリヤシート、2はシート
バックで、このシートバック2のほぼ中央部にアームレ
スト本体3を格納する凹部2aが形成されており、この
凹部2aの下部に、アームレスト本体3の基端側がピン
4により枢着されていて、凹部2a内に収容されたアー
ムレスト本体3をピン4を中心に回動させることによ
り、図1に示す使用位置へ引き出せるようになってい
る。
【0013】上記アームレスト本体3は図2に示すよう
に先端部の上面にエアコンデショナ(図示せず)などを
操作するためのスイッチ類5aが設けられた操作パネル
5が設けられていると共に、アームレスト本体3の先端
部に出し入れ自在にカップホルダ6が設けられている。
【0014】上記カップホルダ6は図3に示すように板
金をほぼコ字形に曲げることにより形成されたカップ保
持部材7を有しており、このカップ保持部材7に飲み物
などを入れたカップなどの容器8を複数個収容するため
のカップ収容孔7aが開口されている。またカップ保持
部材7の開放端側内側には図5に示すガイド溝9が形成
されていて、これらガイド溝9がアームレスト本体2の
先端側両側面に突設された3本のガイドピン10、1
、10に嵌合されている。
【0015】上記ガイド溝9は格納状態にあるカップ保
持部材7を水平方向へ出し入れする際ガイドするガイド
溝9aと、カップ保持部材7を水平引き出し位置から上
方へほぼ90°回動する際ガイドする円弧上のガイド溝
9b、9cとよりなり、ガイド溝9aの両端及びガイド
溝9b、9cの端部にガイドピン10、10、10
が落ち込む切欠9d、9e、9f、9gがそれぞれ形
成されている。
【0016】そしてガイド溝9aと9bは連設されてい
て、これらガイド溝9a、9b内に上記ガイドピン10
、10が移動自在に嵌合され、ガイド溝9cにガイ
ドピン10が移動自在に嵌合されている。
【0017】次に作用を説明すると、カップホルダ6を
使用しないときには図2に示すようにカップ収容孔7a
が開口された辺がアームレスト本体2の先端部前面に密
着するようカップ保持部材7が格納されていて、このと
きガイドピン10、10、10は図6の(イ)に
示すようにガイド溝9a及び9cの各切欠9d、9e、
9g内に位置していて、走行中の振動などによりカップ
保持部材7が濫りに飛出さないようになっている。
【0018】またこの状態ではパネル5の上方には邪魔
なものがないため、スイッチ類5aを操作してエアコン
デショナなど自由に調整することができる。
【0019】次にカップホルダ6を使用する場合は、ま
ずカップ保持部材7を僅かに押し下げてから前方へ引き
出す。
【0020】これによってガイドピン10、10
10がガイド溝9a、9cの図6の(ロ)に示す位置
となるので、この状態でカップ保持部材7を図4に示す
位置までほぼ90°上方へ回動する。
【0021】これによってガイド溝9a、9b、9c内
のガイドピン10、10、10 は図6の(ハ)に
示す位置となってガイドピン10がガイド溝9bの端
部に、そしてガイドピン10がガイド溝9cの端部に
達するため、カップ保持部材7はその位置へ固定され
る。
【0022】従ってこの状態でカップ保持部材7のカッ
プ収容孔7aに飲み物などを入れた容器8を収容するこ
とにより、カップホルダ6として使用することができる
ようになる。
【0023】またこのとき、容器8の底面とパネル5上
面との間に隙間が生じるようにカップ保持部材7の高さ
Hを予め設定しておけば、カップホルダ6の使用う中で
もスイッチ類5aを操作することができる。
【0024】なおアームレスト本体2内に小物入れを形
成して、この小物入れに自動車電話を収容したり、ティ
ッシュペーパーなどの小物類を収容するようにしても勿
論よい。
【0025】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、アーム
レスト本体の先端部にカップホルダのカップ保持部材を
出し入れ自在に設けたことから、カップホルダを使用し
ないときに格納しておくことにより邪魔になることがな
いと共に、アームレスト本体の先端にカップホルダを設
けた従来のものに比べてアームレスト本体の全長が長く
なることもないので、アームレストの小型化が図れる。
【0026】またカップホルダのためにスイッチ類の設
置スペースが少なくなることがないため、スイッチ類の
操作性が悪くなることもないと共に、カップホルダを引
き起して使用するため、手を余り伸ばさずに飲み物など
を入れた容器を出し入れでき、使い勝手も大変よい。
【0027】さらにカップホルダの使用中でもスイッチ
類が操作できるため、スイッチ類の操作性が阻害される
こともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になる車両用アームレスト
に設けられたリヤシートの斜視図である。
【図2】この発明の一実施例になる車両用アームレスト
の斜視図である。
【図3】この発明の一実施例になる車両用アームレスト
に設けられたカップホルダの分解斜視図である。
【図4】カップホルダの使用状態を示す斜視図である。
【図5】図3のA円内の拡大図である。
【図6】カップホルダを出し入れする際の作用説明図で
ある。
【図7】従来の車両用アームレストを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 リヤシート 2 シートバック 3 アームレスト本体 5a スイッチ類 6 カップホルダ 7 カップ保持部材 7a カップ収容孔 10,10,10 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 7/54 B60N 3/10 B60R 16/02 630 B60N 2/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤシートのシートバックに出し入れ自
    在に設けられたアームレスト本体の先端側上面に、エア
    コンデショナなどを操作するスイッチ類を設けた車両用
    アームレストにおいて、上記アームレスト本体の先端部
    に、アームレスト本体より突設されたガイドピンに前後
    方向へ移動自在に支承され、かつガイドピンを中心に上
    下方向へ回動自在なカップ保持部材を設けると共に、上
    記カップ保持部材にカップなどの容器を収容したカップ
    収容孔を設けてなる車両用アームレスト。
  2. 【請求項2】 カップ保持部材のカップ収容孔に収容し
    た容器の底面とスイッチ類との間に指が挿入可能な隙間
    が生じるようカップ保持部材の高さを設定してなる請求
    項1記載の車両用アームレスト。
JP6136610A 1994-05-27 1994-05-27 車両用アームレスト Expired - Lifetime JP2789550B2 (ja)

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JPH07313297A JPH07313297A (ja) 1995-12-05
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JP4651216B2 (ja) * 2001-03-30 2011-03-16 クラリオン株式会社 車載用操作装置
CN113895359B (zh) * 2021-12-10 2022-05-03 宁波帅特龙集团有限公司 一种具有合页式箱盖的汽车扶手箱

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