JP4021749B2 - カップホルダ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンソールボックスからホルダ本体を前方へ引き出して使用するカップホルダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の運転席と助手席との間には、コンソールボックスが設置されている。
この種のコンソールボックスの上部にはアームレスト兼用のリッドが設けられている。乗員が腕を載せる位置は、乗員の座席位置や体格に応じて前後に変化するため、リッドはコンソールボックスに対して前後にスライドできるようになっている場合がある
【0003】
また、コンソールボックスの内部には、コンソールボックスの前面の開口部からホルダ本体を前方へ引き出して使用するカップホルダ装置が収納されている場合があるかかるホルダ本体はスライド式或いは回転式構造で前方へ引き出され、ホルダ本体に設けられた保持部で缶などの容器を保持している場合がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−230545号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、ホルダ本体をコンソールボックスから前方へ引き出して容器を保持している場合には、リッドの前端が容器に干渉するおそれがあるため、リッドを前方へスライド量が制限される
【0006】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、ホルダ本体で容器を保持している場合でも、リッドを前方へスライドさせてアームレストして使用することができるカップホルダ装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上部に前方へスライド自在なアームレスト兼用のリッドを有するコンソールボックス内に、容器保持部を有するホルダ本体を収納すると共に、該ホルダ本体をコンソールボックスの前面に形成された開口部から前方へ引き出して使用するカップホルダ装置であって、前記コンソールボックス内に、前後スライド自在なホルダケースを設け、該ホルダケースにホルダ本体を支持し、使用状態でホルダケースをホルダ本体ごと前方へスライド自在にし、前記コンソールボックス内にアウタケースを固定し、該アウタケース内にホルダケースを前後スライド自在に支持すると共に、該ホルダケースに対してホルダ本体を固定したホルダベースの前端を回転自在に支持し、アウタケースにホルダベースに形成したボス部を前後摺動自在に保持するガイド溝を形成したことを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、ホルダ本体を前方へスライドさせることができるため、ホルダ本体を引き出して容器を保持している場合に、リッドを前方へスライドさせても、リッドと容器とが干渉せず、リッドをアームレスとして使用することができる。アウタケースにホルダベースのボス部を前後摺動自在に保持するガイド溝が形成されているため、ホルダ本体を回転収納式にしても、使用時の状態が安定する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。この実施形態に係るコンソールボックス1は、自動車の運転席と助手席との間に配設され、上部には前方へスライド自在なリッド2が設けられている。
【0012】
コンソールボックス1の前面には開口部3が形成され、コンソールボックス1の内部には、該開口部3から前方へ引き出して使用するホルダ本体4が収納されている。
【0013】
コンソールボックス1内には前後方向に貫通した概略角筒状のアウタケース5が固定されている。このアウタケース5は金属パネル製で、上面部は幅が狭く形成されている。アウタケース5の左右両側の側壁内面には、中央が凹んだ断面形状のレール部6が前後方向に沿って取付けられている。
【0014】
また、アウタケース5の側壁の上部後方には内側への折返部7形成され、該折返部7の上から、前壁8及び外壁9を有するピース10が取付けられている。そして、折返部7とピース10との間、前後方向に沿うガイド溝11を形成している。折返部7及びピース10の後端7a、10aはそれぞれ上下に開いた傾斜状態となっており、ピース10の後端10aの方が折返部7の後端7aより後方へ突出している。
【0015】
そして、アウタケース5内にはホルダケース12が配されている。ホルダケース12の左右側面には板バネ13にて左右突出方向へ付勢されたスライダ14が設けられ、該スライダ14がアウタケース5の内面に取付けられたレール部6に対して前後摺動自在に係合していることで、ホルダケース12は、アウタケース5に前後スライド自在となっている。スライダ14が板バネ13に押し付けられた状態になっているため、ホルダケース12は所定の抵抗力が付与された状態となり、ホルダケース12がアウタケース5に対して勝手に動かない。
【0016】
ホルダケース12は後方が開放された形状で、そのホルダケース12の内部には後方から概略L形のホルダベース15の前端が挿入されている。ホルダベース15の前端は、シャフト16にてホルダケース12の内面上部に軸支され、該シャフト16を中心に、ホルダベース15が回動自在に支持される。
【0017】
シャフト16の端部には、ホルダベース15を上方へ持ち上げる方向へ付勢するロック部17が設けられている。また、このロック部17はシャフト16を回転方向へ押すたびに、ロックと解除を切り換える構造になっており、解除時に付勢力を発生させる。
【0018】
このホルダベース15の角には左右へ突出するボス部18が形成されている。このボス部18は前記ガイド溝11内へ摺動自在に挿入されるもので、シャフト16を中心とした引き上げ時の円弧軌跡で、後方へ突出したピース10の後端10aへ当接するようになっている。
【0019】
ホルダベース15の上端に固定されているがホルダ本体4で、ホルダ本体4は、左右両側に湾曲状の保持部19が外側へ開放した状態で形成され、該保持部19の外側には内側へ付勢された保持アーム20が設けられている。前記保持部19と、保持アーム20とで、容器保持部が形成されている。ホルダ本体4の先端4aは、開口部3に合致するサイズ及び傾斜で、図3に示す収納時に開口部3を塞ぐ蓋として機能する。
【0020】
ホルダベース15及びホルダ本体4の内側には、ホルダベース15に回動自在に支持されたレバー21と、該レバー21に連結されたリンク22を介して、底板23を支持するアーム24が設けられている。アーム24はヒンジ25を介して中折れ自在で、図示せぬバネにより常時ホルダ本体4の裏面側へ付勢されている。また、底板23には下面に突起26が形成されている。
【0021】
次に、このカップホルダ装置の作用を図3〜図5に基づいて説明する。
【0022】
収納状態(図3参照):
ホルダ本体4を使用しない場合は、ホルダ本体4はホルダベース15ごとコンソールボックス1内に回転収納される。開口部3はホルダ本体4の先端4aにて面一状態で塞がれ見映えが良い。ホルダベース15の収納状態はロック部17により維持される。
【0023】
また、底板23を支持するレバー21やリンク22などもフリーのため、無理なくコンソールボックス1内に収納され、底板23アーム24部分はヒンジ25に内蔵された図示せぬバネにより、ホルダ本体4の裏面側に沿った状態となる。この収納状態では、ホルダ本体4及びホルダベース15を支持するホルダケース12は、アウタケース5に対して後退した状態になっている。
【0024】
通常使用状態(図4参照):
ホルダ本体4を引き出して容器27を保持する場合は、開口部3内にあるホルダ本体4の先端4aを押す。すると、ロック部17が解除され、ロック部17の付勢力により、ホルダ本体4が開口部3から少しだけ飛び出す。そして、飛び出したホルダ本体4を手で持って引き出す。すると、ホルダベース15をシャフト16を中心に図3に示す矢印の方向に回転し、完全に引き出された位置で、ホルダベース15のボス部18がガイド溝11の上側の後端10aに当接し、使用形態での位置決めがされる。また、ボス部18はガイド溝11内へ進入可能となる。
【0025】
その状態からホルダ本体4を少し前方(図3での左側)に引き、ボス部18をガイド溝11内に少しだけ進入させることにより、ボス部18に折返部7及びピース10が上下から当接するため、上下方向でのガタつきが防止され、またボス部18の先端がピース10の外壁9にも当接するため、左右方向でのガタつきも防止される。
【0026】
更に、ホルダベース15を回転させながら引き起こす際に、レバー21の下端がホルダケース12の上面後端に干渉し、レバー21及びリンク22を起立方向へ回転させる。従って、アーム24及び底板23が押し出され、ホルダ本体4の保持部19の真下に底板23が位置する。底板23は保持部19及び保持アーム20内へ入れた容器27の重さより下がり、コンソールボックス1の上面に、下面の突起26が当接した状態になり、保持部19及び保持アーム20内の容器27を安定した状態で保持する。
【0027】
前方スライド使用状態(図5参照):
次に、コンソールボックス1の上部にあるリッド2を前方へスライドさせる場合は、ホルダ本体4を手で持ってホルダケース12ごと前方へスライドさせる。この時、底板23は下面に形成された突起26で、コンソールボックス1の上面に点接触しているだけなので、大きな抵抗にならない。また、前方へスライドさせた状態で、ホルダ本体4の前後方向でのガタつきは、前述のレール部6とスライダ14との摩擦で防止され、またホルダベース15のガタつきも、ボス部18がガイド溝11内で上下方向及び左右方向で接触状態となっていることにより防止される。
【0028】
ホルダ本体4の最前位置は、ボス部18がガイド溝11の前壁8に当接する位置あり、その位置まで保持した容器27ごと前方移動させることができる。従って、リッド2を前方へスライドさせても、リッド2の前端2aが容器27に干渉せず、ホルダ本体4によるカップホルダ機能と、リッド2によるアームレスト機能の両立を図ることができる。
【0029】
尚、以上の実施形態では、金属製の折返部7に、同じく金属製のピース10を取付けてガイド溝11を形成する例を示したが、ピース10を樹脂製にしても良い。
【0030】
【発明の効果】
この発明によれば、ホルダ本体を前方へスライドさせることができるため、ホルダ本体を引き出して容器を保持している場合に、リッドを前方へスライドさせても、リッドと容器とが干渉せず、リッドをアームレスとして使用することができる。アウタケースにホルダベースのボス部を前後摺動自在に保持するガイド溝が形成されているため、ホルダ本体を回転収納式にしても、使用時の状態が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係るカップホルダ装置の構造を示す一部破断の斜視図。
【図2】 図1のカップホルダ装置の構造を示す分解斜視図。
【図3】 図1のカップホルダ装置の収納状態を示す断面図。
【図4】 図1のカップホルダ装置の通常使用状態を示す断面図。
【図5】 図1のカップホルダ装置の前方スライド使用状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 コンソールボックス
2 リッド
3 開口部
4 ホルダ本体
5 アウタケース
11 ガイド溝
12 ホルダケース
15 ホルダベース
18 ボス部
19 「容器保持部」である保持部
20 「容器保持部」である保持アーム
27 容器

Claims (1)

  1. 上部に前方へスライド自在なアームレスト兼用のリッドを有するコンソールボックス内に、容器保持部を有するホルダ本体を収納すると共に、該ホルダ本体をコンソールボックスの前面に形成された開口部から前方へ引き出して使用するカップホルダ装置であって、
    前記コンソールボックス内に、前後スライド自在なホルダケースを設け、該ホルダケースにホルダ本体を支持し、使用状態でホルダケースをホルダ本体ごと前方へスライド自在にし、
    前記コンソールボックス内にアウタケースを固定し、該アウタケース内にホルダケースを前後スライド自在に支持すると共に、該ホルダケースに対してホルダ本体を固定したホルダベースの前端を回転自在に支持し、アウタケースにホルダベースに形成したボス部を前後摺動自在に保持するガイド溝を形成したことを特徴とするカップホルダ装置。
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