JP2001180358A - 自動車のグラブボックス - Google Patents
自動車のグラブボックスInfo
- Publication number
- JP2001180358A JP2001180358A JP37249499A JP37249499A JP2001180358A JP 2001180358 A JP2001180358 A JP 2001180358A JP 37249499 A JP37249499 A JP 37249499A JP 37249499 A JP37249499 A JP 37249499A JP 2001180358 A JP2001180358 A JP 2001180358A
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- JP
- Japan
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- arm
- shaft
- door
- lever
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- Pending
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- Passenger Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドアを開放して使用位置にセット可能なテー
ブルを備えた自動車のグラブボックスを提供する。 【解決手段】 テーブル板20に前側及び後側アーム2
1、22を枢着し、ドア2aに後側アーム22の下端部
を枢着する。垂直面状ベース11に、後方へばね29で
付勢されてアーム21の下端部を支持するシャフト23
の両端部をガイドさせる長穴26を形成する。その前端
位置は、アーム21、22がテーブル板20を上昇させ
る平行リンクを構成するように設定する。長穴26の後
端位置は、上昇位置において後端位置にスライドしてき
たアーム21によりアーム22を支点としてテーブル板
20を水平の使用位置へ回動させるように設定する。シ
ャフト23を長穴26の前端位置に前端縁で拘束するレ
バー30をドア2aに枢着する。アーム21にロックピ
ン39を突設し、レバー30に、その上方への回動操作
で前端縁による拘束が解除されたシャフト23がばね2
9で長穴26の後端位置にスライドしてきた状態におい
て、ロックピン39に下方へ回動して係合するロック溝
38を形成した。
ブルを備えた自動車のグラブボックスを提供する。 【解決手段】 テーブル板20に前側及び後側アーム2
1、22を枢着し、ドア2aに後側アーム22の下端部
を枢着する。垂直面状ベース11に、後方へばね29で
付勢されてアーム21の下端部を支持するシャフト23
の両端部をガイドさせる長穴26を形成する。その前端
位置は、アーム21、22がテーブル板20を上昇させ
る平行リンクを構成するように設定する。長穴26の後
端位置は、上昇位置において後端位置にスライドしてき
たアーム21によりアーム22を支点としてテーブル板
20を水平の使用位置へ回動させるように設定する。シ
ャフト23を長穴26の前端位置に前端縁で拘束するレ
バー30をドア2aに枢着する。アーム21にロックピ
ン39を突設し、レバー30に、その上方への回動操作
で前端縁による拘束が解除されたシャフト23がばね2
9で長穴26の後端位置にスライドしてきた状態におい
て、ロックピン39に下方へ回動して係合するロック溝
38を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブルが格納さ
れた自動車のグラブボックスに関するものである。
れた自動車のグラブボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の前席でパソコンを操作したり、
メモを取る場合、膝の上或はその上にカバン等を載せて
行っている。つまり、これらの作業を楽に行うテーブル
は、前席の周辺には内装品として存在していない。
メモを取る場合、膝の上或はその上にカバン等を載せて
行っている。つまり、これらの作業を楽に行うテーブル
は、前席の周辺には内装品として存在していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑みて、通常は内部に格納しておき、必要時にドア
を開放して使用位置にセット可能なテーブルを備えた自
動車のグラブボックスを提供することを目的とする。
点に鑑みて、通常は内部に格納しておき、必要時にドア
を開放して使用位置にセット可能なテーブルを備えた自
動車のグラブボックスを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、インストルメントパネ
ルに設けられ、かつ前端部を支点として閉鎖位置から水
平方向より上方へ傾斜した開放位置へ開放されるドアを
備えた自動車のグラブボックスにおいて、グラブボック
ス内に収納されるテーブル板の両側の前端部分に一対の
前側アーム及び後側アームの上端部をそれぞれ枢着する
と共に、ドアに両側の後側アームの下端部をそれぞれ枢
着し、ドアに設けた両側の垂直面状のベースに、ドアに
沿った前後方向へ長穴を形成すると共に、これらの長穴
に後方へばねで付勢されたシャフトの両端部をスライド
可能にガイドさせ、この両端部に両側の前側アームの下
端部をそれぞれ支持させ、長穴の前端位置は、前側アー
ム及び後側アームがテーブル板をドアに沿った格納位置
から上昇位置に上昇させる平行リンクを構成し得るよう
に設定すると共に、長穴の後端位置は、上昇位置におい
て後端位置にスライドしてきたシャフトに連動する前側
アームにより後側アームの上端部を支点としてテーブル
板を水平方向の使用位置へ回動させるように設定し、シ
ャフトを長穴の前端位置に前端縁で拘束するレバーをそ
の後方部分でドアに枢着すると共に、前側アームに側方
へ向けてロックピンを突設し、さらにレバーの前端部分
に、レバーの上方への回動操作により前端縁による拘束
が解除されたシャフトがばねで長穴の後端位置にスライ
ドしてきた状態において、ロックピンに下方へ回動して
係合するロック溝を形成したことを特徴とする。
成するために、請求項1により、インストルメントパネ
ルに設けられ、かつ前端部を支点として閉鎖位置から水
平方向より上方へ傾斜した開放位置へ開放されるドアを
備えた自動車のグラブボックスにおいて、グラブボック
ス内に収納されるテーブル板の両側の前端部分に一対の
前側アーム及び後側アームの上端部をそれぞれ枢着する
と共に、ドアに両側の後側アームの下端部をそれぞれ枢
着し、ドアに設けた両側の垂直面状のベースに、ドアに
沿った前後方向へ長穴を形成すると共に、これらの長穴
に後方へばねで付勢されたシャフトの両端部をスライド
可能にガイドさせ、この両端部に両側の前側アームの下
端部をそれぞれ支持させ、長穴の前端位置は、前側アー
ム及び後側アームがテーブル板をドアに沿った格納位置
から上昇位置に上昇させる平行リンクを構成し得るよう
に設定すると共に、長穴の後端位置は、上昇位置におい
て後端位置にスライドしてきたシャフトに連動する前側
アームにより後側アームの上端部を支点としてテーブル
板を水平方向の使用位置へ回動させるように設定し、シ
ャフトを長穴の前端位置に前端縁で拘束するレバーをそ
の後方部分でドアに枢着すると共に、前側アームに側方
へ向けてロックピンを突設し、さらにレバーの前端部分
に、レバーの上方への回動操作により前端縁による拘束
が解除されたシャフトがばねで長穴の後端位置にスライ
ドしてきた状態において、ロックピンに下方へ回動して
係合するロック溝を形成したことを特徴とする。
【0005】テーブルは格納位置でドアに沿って水平方
向から傾斜した位置を占める。シャフトが長穴の前端位
置を占めてレバーの前端縁により拘束された状態で、テ
ーブルは前側及び後側アームの回動により格納位置に平
行に上昇する。シャフトがレバーの操作で拘束が解除さ
れてばね付勢で自動的に長穴の後端位置を占めることに
より、テーブル板は後側アームの上端部を支点として水
平方向の使用位置へ回動する。この使用位置では、レバ
ーのロック溝がロックピンを拘束して前側アームのスラ
イドを拘束する。
向から傾斜した位置を占める。シャフトが長穴の前端位
置を占めてレバーの前端縁により拘束された状態で、テ
ーブルは前側及び後側アームの回動により格納位置に平
行に上昇する。シャフトがレバーの操作で拘束が解除さ
れてばね付勢で自動的に長穴の後端位置を占めることに
より、テーブル板は後側アームの上端部を支点として水
平方向の使用位置へ回動する。この使用位置では、レバ
ーのロック溝がロックピンを拘束して前側アームのスラ
イドを拘束する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を基に本発明の実施
の形態の一例による自動車のグラブボックスを説明す
る。グラブボックス2は、インストルメントパネル1内
の断面三角形状の空間部の水平上面2b及び垂直前面2
cと、これらの端部を閉鎖するドア2aとで形成されて
いる。ドア2aは、ヒンジアーム3で前端部を支持され
て、垂直方向よりも後方へ傾斜した閉鎖位置から後方へ
向けて水平方向よりも僅かに上方に傾斜した開放位置に
開放されるようになっている。
の形態の一例による自動車のグラブボックスを説明す
る。グラブボックス2は、インストルメントパネル1内
の断面三角形状の空間部の水平上面2b及び垂直前面2
cと、これらの端部を閉鎖するドア2aとで形成されて
いる。ドア2aは、ヒンジアーム3で前端部を支持され
て、垂直方向よりも後方へ傾斜した閉鎖位置から後方へ
向けて水平方向よりも僅かに上方に傾斜した開放位置に
開放されるようになっている。
【0007】20は、グラブボックス2内に格納され、
その開放状態で使用位置にセットされるテーブル板であ
る。このテーブル板の両側の前端部分には、一対の前側
及び後側アーム21、22の上端部が、スペーサ21
a、22aを介してヘッド付のシャフト25によりそれ
ぞれ枢着されている。前側アーム21の下端部の挿通孔
21cには、シャフト23の階段状に細くなった両側の
端部23aが挿通される。これらの端部は、ドア2aに
沿って設けられたベース10を曲げて一体に形成された
両側の垂直面状のベース11にドア2aに沿って前後方
向に形成された長穴26にスライド可能にガイドされ、
さらにヘッド付のシャフト23bがねじ込まれている。
その開放状態で使用位置にセットされるテーブル板であ
る。このテーブル板の両側の前端部分には、一対の前側
及び後側アーム21、22の上端部が、スペーサ21
a、22aを介してヘッド付のシャフト25によりそれ
ぞれ枢着されている。前側アーム21の下端部の挿通孔
21cには、シャフト23の階段状に細くなった両側の
端部23aが挿通される。これらの端部は、ドア2aに
沿って設けられたベース10を曲げて一体に形成された
両側の垂直面状のベース11にドア2aに沿って前後方
向に形成された長穴26にスライド可能にガイドされ、
さらにヘッド付のシャフト23bがねじ込まれている。
【0008】27は両側の端部23aを同期状態でスラ
イドさせるための連結棒であり、その両側の側板28に
形成された長穴28aには端部23aがスライド自在に
挿通されている。また、側板28の下端部は、ベース1
0に突設されたラグ28bにヘッド付のシャフト28c
により枢着されている。これにより、一方の端部23a
が長穴26に沿ってスライドすると、長穴28aをスラ
イドしつつアーム連結棒27を連動させてシャフト28
cを支点として回動させ、シャフト23の他方の端部も
長穴26に沿って同期状態でスライドさせられる。
イドさせるための連結棒であり、その両側の側板28に
形成された長穴28aには端部23aがスライド自在に
挿通されている。また、側板28の下端部は、ベース1
0に突設されたラグ28bにヘッド付のシャフト28c
により枢着されている。これにより、一方の端部23a
が長穴26に沿ってスライドすると、長穴28aをスラ
イドしつつアーム連結棒27を連動させてシャフト28
cを支点として回動させ、シャフト23の他方の端部も
長穴26に沿って同期状態でスライドさせられる。
【0009】前側アーム21の下端の突起部21bはコ
イルばね29の前端に係止され、その後端がベース11
の係止片29aに係止されることにより、前側アーム2
1は後方へ付勢されている。
イルばね29の前端に係止され、その後端がベース11
の係止片29aに係止されることにより、前側アーム2
1は後方へ付勢されている。
【0010】後側アーム22の下端部の挿通孔22bに
は、シャフト24の階段状に細くなり、かつ両側のベー
ス11に形成された取付け穴24bに嵌入された端部2
4aが挿通され、後側アーム22が回転自在に支持され
ている。端部24aには、レバー30の後方部分の挿通
孔31に挿通されてベース11間にレバー30を回転自
在に支持するヘッド付のシャフト34が、スペーサ32
aを介してねじ込まれている。さらに、このシャフトに
は、レバー30を下方へ付勢する捩りコイルばね32が
取付けられている。
は、シャフト24の階段状に細くなり、かつ両側のベー
ス11に形成された取付け穴24bに嵌入された端部2
4aが挿通され、後側アーム22が回転自在に支持され
ている。端部24aには、レバー30の後方部分の挿通
孔31に挿通されてベース11間にレバー30を回転自
在に支持するヘッド付のシャフト34が、スペーサ32
aを介してねじ込まれている。さらに、このシャフトに
は、レバー30を下方へ付勢する捩りコイルばね32が
取付けられている。
【0011】レバー30の長さは、シャフト23が長穴
26の前端位置を占めた状態で、前端縁30aがシャフ
ト23bの周縁に達するように設定されている。これに
より、このシャフト23b、即ちシャフト23の長穴2
6の前端位置からの後退を拘束するようになっている。
このロック状態で、テーブル板20は、前側及び後側ア
ーム21、22が前倒した状態でドア2aに沿った位置
に格納され、また前側及び後側アーム21、22の形状
は、シャフト23が長穴26の前端位置を占めた状態
で、後方への回動により平行リンク式にテーブル板20
を上方へ移動させ得るように設定されている。
26の前端位置を占めた状態で、前端縁30aがシャフ
ト23bの周縁に達するように設定されている。これに
より、このシャフト23b、即ちシャフト23の長穴2
6の前端位置からの後退を拘束するようになっている。
このロック状態で、テーブル板20は、前側及び後側ア
ーム21、22が前倒した状態でドア2aに沿った位置
に格納され、また前側及び後側アーム21、22の形状
は、シャフト23が長穴26の前端位置を占めた状態
で、後方への回動により平行リンク式にテーブル板20
を上方へ移動させ得るように設定されている。
【0012】さらに、レバー30の前端部分には、シャ
フト23の挿通孔21cの僅かに上方位置に側方から嵌
入されたロックピン39に係合可能なロック溝38が形
成されている。これにより、シャフト23が長穴26の
後端位置にスライドした状態で、ロック溝38がロック
ピン39に上方から係合して前側アーム21の前方への
スライドを拘束する。
フト23の挿通孔21cの僅かに上方位置に側方から嵌
入されたロックピン39に係合可能なロック溝38が形
成されている。これにより、シャフト23が長穴26の
後端位置にスライドした状態で、ロック溝38がロック
ピン39に上方から係合して前側アーム21の前方への
スライドを拘束する。
【0013】テーブル板20は、基端部がドア2aの前
端部に枢着されたカバー板40でカバーされている。両
側のベース11には、テーブル板20に側方へ突設され
た突起20bを嵌入させて格納位置にロックするために
ベース11の曲げ弾性を利用するロック用凹部12と、
使用位置に回動してきた後側アーム22を拘束するスト
ッパ13と、ボタン35の下方への操作位置を拘束する
ストッパ14と、レバー30の下方への回動位置を拘束
するストッパ15とが形成されている。
端部に枢着されたカバー板40でカバーされている。両
側のベース11には、テーブル板20に側方へ突設され
た突起20bを嵌入させて格納位置にロックするために
ベース11の曲げ弾性を利用するロック用凹部12と、
使用位置に回動してきた後側アーム22を拘束するスト
ッパ13と、ボタン35の下方への操作位置を拘束する
ストッパ14と、レバー30の下方への回動位置を拘束
するストッパ15とが形成されている。
【0014】このように構成されたテーブル20の動作
は次の通りである。図3に示す格納状態で、ドア2aを
図1に示す状態に開放させ、カバー板40を上方へ回動
させて、その側縁をグラブボックス2内の側部に設けら
れた板ばね41の溝に係入させる。次いで、テーブル板
20の後端部を手で持って持ち上げると、長穴26の前
端位置を占めた状態の前側アーム21が、後側アーム2
2と共にこの後側アームがストッパ13に拘束されるま
で平行リンク式に後方へ回動し、テーブル板20は格納
位置に平行な僅かに後端が水平方向から上昇した二点鎖
線位置に上昇する。
は次の通りである。図3に示す格納状態で、ドア2aを
図1に示す状態に開放させ、カバー板40を上方へ回動
させて、その側縁をグラブボックス2内の側部に設けら
れた板ばね41の溝に係入させる。次いで、テーブル板
20の後端部を手で持って持ち上げると、長穴26の前
端位置を占めた状態の前側アーム21が、後側アーム2
2と共にこの後側アームがストッパ13に拘束されるま
で平行リンク式に後方へ回動し、テーブル板20は格納
位置に平行な僅かに後端が水平方向から上昇した二点鎖
線位置に上昇する。
【0015】この状態で、レバー30のボタン35をス
トッパ14に拘束されるまで下方へ押圧操作すると、シ
ャフト23はその拘束が解除されることによりコイルば
ね29のばね力で長穴26の後端位置までスライドす
る。その際、連結棒27は、その下端を支点としてシャ
フト23の後方へ先行する端部23aで回動させられる
ことにより、他方の端部が連動させられ、両側の前側ア
ーム21をスムーズにスライドさせる。これにより、テ
ーブル板20は後側アーム22の上端部のシャフト25
を支点として実線で示す水平位置へ回動し、ボタン35
の押圧を解除すると3、ロック溝38の回動経路へ移動
してきたレバー30のロックピン39に係合して前側ア
ーム21の前方へのスライドを拘束し、テーブル板20
を水平位置にロックする。
トッパ14に拘束されるまで下方へ押圧操作すると、シ
ャフト23はその拘束が解除されることによりコイルば
ね29のばね力で長穴26の後端位置までスライドす
る。その際、連結棒27は、その下端を支点としてシャ
フト23の後方へ先行する端部23aで回動させられる
ことにより、他方の端部が連動させられ、両側の前側ア
ーム21をスムーズにスライドさせる。これにより、テ
ーブル板20は後側アーム22の上端部のシャフト25
を支点として実線で示す水平位置へ回動し、ボタン35
の押圧を解除すると3、ロック溝38の回動経路へ移動
してきたレバー30のロックピン39に係合して前側ア
ーム21の前方へのスライドを拘束し、テーブル板20
を水平位置にロックする。
【0016】テーブル板20を格納する場合、レバー3
0の押圧操作によりロックピン39の拘束を解除した状
態でテーブル板20を二点鎖線位置へ持ち上てシャフト
23を長穴26の前端位置へスライドさせ、レバー30
の押圧を解除してその前端縁30aでシャフト23を長
穴26の前端位置にロックする。さらに、テーブル板2
0を前方へ押し込んで、前側アーム21及び後側アーム
22を格納位置に前倒させる。
0の押圧操作によりロックピン39の拘束を解除した状
態でテーブル板20を二点鎖線位置へ持ち上てシャフト
23を長穴26の前端位置へスライドさせ、レバー30
の押圧を解除してその前端縁30aでシャフト23を長
穴26の前端位置にロックする。さらに、テーブル板2
0を前方へ押し込んで、前側アーム21及び後側アーム
22を格納位置に前倒させる。
【0017】前述の実施の形態において、後側アーム2
2の下端部及びレバー30の後方部分のドアへの枢着
は、前述の一体のベースを介在させることなく、ドアに
個別にヒンジ部材を設けても良い。
2の下端部及びレバー30の後方部分のドアへの枢着
は、前述の一体のベースを介在させることなく、ドアに
個別にヒンジ部材を設けても良い。
【0018】
【発明の効果】以上、本発明によれば、グラブボックス
内に格納され、そのドアの開放状態で使用位置に容易に
セットできるテーブルが実現される。自動車内でパソコ
ン或は弁当の載置、メモを取る等種々の目的に使用でき
る。
内に格納され、そのドアの開放状態で使用位置に容易に
セットできるテーブルが実現される。自動車内でパソコ
ン或は弁当の載置、メモを取る等種々の目的に使用でき
る。
【図1】本発明の実施の形態による自動車のグラブボッ
クスに収納されたテーブルの使用状態の断面図である。
クスに収納されたテーブルの使用状態の断面図である。
【図2】同テーブルの格納状態の断面図である。
【図3】同テーブルの要部分解斜視図である。
1 インストルメントパネル 2 グラブボックス 2a グラブボックスのドア 10、11 ベース 20 テーブル板 21 前側アーム 22 後側アーム 23 シャフト 23a シャフトの端部 26 長穴 30 レバー 38 ロック溝 39 ロックピン
Claims (1)
- 【請求項1】 インストルメントパネルに設けられ、か
つ前端部を支点として閉鎖位置から水平方向より上方へ
傾斜した開放位置へ開放されるドアを備えた自動車のグ
ラブボックスにおいて、 グラブボックス内に収納されるテーブル板の両側の前端
部分に一対の前側アーム及び後側アームの上端部をそれ
ぞれ枢着すると共に、前記ドアに両側の前記後側アーム
の下端部をそれぞれ枢着し、 前記ドアに設けた両側の垂直面状のベースに、前記ドア
に沿った前後方向へ長穴を形成すると共に、これらの長
穴に後方へばねで付勢されたシャフトの両端部をスライ
ド可能にガイドさせ、この両端部に両側の前記前側アー
ムの下端部をそれぞれ支持させ、 前記長穴の前端位置は、前記前側アーム及び前記後側ア
ームが前記テーブル板を前記ドアに沿った格納位置から
上昇位置に上昇させる平行リンクを構成し得るように設
定すると共に、前記長穴の後端位置は、前記上昇位置に
おいて前記後端位置にスライドしてきた前記シャフトに
連動する前記前側アームにより前記後側アームの前記上
端部を支点として前記テーブル板を水平方向の使用位置
へ回動させるように設定し、 前記シャフトを前記長穴の前記前端位置に前端縁で拘束
するレバーをその後方部分で前記ドアに枢着すると共
に、前記前側アームに側方へ向けてロックピンを突設
し、さらに前記レバーの前端部分に、前記レバーの上方
への回動操作により前記前端縁による拘束が解除された
前記シャフトが前記ばねで前記長穴の前記後端位置にス
ライドしてきた状態において、前記ロックピンに下方へ
回動して係合するロック溝を形成したことを特徴とする
自動車のグラブボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37249499A JP2001180358A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 自動車のグラブボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37249499A JP2001180358A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 自動車のグラブボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001180358A true JP2001180358A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18500541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37249499A Pending JP2001180358A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 自動車のグラブボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001180358A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2941411A1 (fr) * | 2009-01-29 | 2010-07-30 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de support retractable pour une face avant d'un tableau de bord de vehicule |
FR2990665A1 (fr) * | 2012-05-18 | 2013-11-22 | Renault Sa | Boite-a-gants pour vehicule avec portillon pivotant et tablette integree |
CN110758261A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-02-07 | 华南理工大学广州学院 | 一种可折叠为桌子的汽车手套箱及工作方法 |
US10661719B2 (en) | 2017-01-04 | 2020-05-26 | Shanghai Yanfeng Jinqiao Automotive Trim Systems Co. Ltd. | Vehicle interior componet |
CN113459957A (zh) * | 2021-08-11 | 2021-10-01 | 东莞广华汽车饰件科技有限公司 | 一种伸缩弹出式汽车储物装置 |
WO2022122506A1 (de) * | 2020-12-08 | 2022-06-16 | Paul Hettich Gmbh & Co. Kg | Ablageelement |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37249499A patent/JP2001180358A/ja active Pending
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