JPH0999781A - フロアボードの固定構造 - Google Patents

フロアボードの固定構造

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JPH0999781A
JPH0999781A JP25970195A JP25970195A JPH0999781A JP H0999781 A JPH0999781 A JP H0999781A JP 25970195 A JP25970195 A JP 25970195A JP 25970195 A JP25970195 A JP 25970195A JP H0999781 A JPH0999781 A JP H0999781A
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JP
Japan
Prior art keywords
lock mechanism
floorboard
recess
cargo
fixing structure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25970195A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimimichi Hirakawa
公道 平川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH0999781A publication Critical patent/JPH0999781A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロアボードの固定構造において、フロアボ
ードの開閉操作の確実性及び品質の向上を図る。 【解決手段】 カーゴフロア11の収納凹部12を開閉
自在なフロアボード13にロック機構15を設ける一
方、このロック機構15に対向してカーゴフロア11に
ロック孔25を設け、ロック機構15に収納自在な取手
14を収納すると、ロック機構15によってカーゴボー
ドが固定され、取手14を起立させると、ロック機構1
5が解除され、カーゴボードを開放することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のカーゴルー
ム内に設けられた小物入れなどのための凹部を覆うフロ
アボードの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ワゴンタイプの車両においては、カーゴ
ルーム内にスペアタイヤや工具、あるいは荷物収納用の
凹部が設けられており、この凹部はカーゴボードによっ
て開閉自在となっている。
【0003】図3に従来のカーゴボードの固定構造を表
すカーゴルームの概略、図4に図3のIV−IV断面を示
す。
【0004】図3及び図4に示すように、車両のカーゴ
ルーム内にはカーゴフロア101に収納用凹部102が
形成されており、この収納用凹部102はカーゴボード
103によって開閉自在となっている。このカーゴボー
ド103は一端部がヒンジ104によって支持されてお
り、他端部には取手105が取付けられている。この取
手105は合成樹脂によって一体成形され、カーゴボー
ド103に形成された取付孔106に嵌合して固定され
ている。また、ボディパネル107に固定されたリヤエ
ンドトリム108は収納凹部102の開口端縁を構成
し、このリヤエンドトリム108及びこのリヤエンドト
リム108に対応するカーゴボード103には面ファス
ナ109が装着されている。
【0005】また、このようなカーゴボードとしては、
実開平3−120238号公報などに開示されたものが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】車両の走行に際してカ
ーゴボードには振動が作用する。上述した従来のカーゴ
ボードの固定構造において、カーゴボード103は面フ
ァスナ109によってリヤエンドトリム108、即ち、
カーゴフロア101側に保持されている。従って、車両
の振動によるカーゴボード103のがたつきはこの面フ
ァスナ109によって抑止されている。
【0007】ところが、面ファスナ109によるカーゴ
ボード103の保持では不十分であり、車両の大きな振
動ではカーゴボードががたついてしまうという問題があ
る。また、この面ファスナ109によるカーゴボード1
03の保持では開閉時に節度が悪く、高品質感を十分に
得られない。
【0008】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、フロアボードの開閉操作の確実性及び品質の向
上を図ったフロアボードの固定構造を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のフロアボードの固定構造は、車両のフロア
に凹設された収納部を覆うフロアボードと、該フロアボ
ードに設けられたロック機構と、該ロック機構に対向し
て前記車体に設けられて該ロック機構に係合して前記フ
ロアボードを車体フロアに固定するロック孔と、前記ロ
ック機構に収納可能に設けられて収納状態では前記ロッ
ク機構をロック状態に維持し且つ前記フロアボードを引
き起こすべく起立状態では前記ロック機構を解除する取
手部材とを具えたことを特徴とするものである。
【0010】従って、取手部材の収納位置では、ロック
機構をロック状態に維持することでこのロック機構とロ
ック孔が係合し、フロアボードは車体に保持される一
方、取手部材の起立位置では、ロック機構が解除される
ことでこのロック機構とロック孔との係合も解除され、
取手によってフロアボードを開放することができる。
【0011】また、本発明のフロアボードの固定構造に
おいて、前記ロック機構は、前記取手部材を収納可能な
凹部と、前記取手部材の収納時には一端が前記ロック孔
内に摺動係合される一方、前記取手部材の起立時には他
端が前記凹部内に突出して前記ロック孔との係合が解除
されるロッド部材と、該ロッド部材を常時前記凹部側に
付勢する付勢手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0012】従って、ロック機構において、取手部材が
凹部に収納されると、ロッド部材の一端がロック孔に係
合してフロアボードを固定すると共に他端が付勢手段に
よって取手部材に係合して固定する一方、取手部材が凹
部から起立されると、付勢手段によってロッド部材の一
端がロック孔から脱してフロアボードの固定が解除さ
れ、開放可能となる。
【0013】また、本発明のフロアボードの固定構造に
おいて、前記取手部材は基端部が前記凹部内にて回動自
在に支持され、収納時には先端部が前記ロッド部材をロ
ック状態に維持することを特徴とするものである。
【0014】従って、取手部材の収納時には、ロッド部
材を付勢手段に抗して押圧することで、このロッド部材
の一端がロック孔に係合してロック機構をロック状態と
する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき、実施例を挙げて詳細に説明する。
【0016】図1に本発明のフロアボードの固定機構を
表すカーゴボードの要部断面(図2のI−I断面、図2
に本実施例のカーゴボードの概略を示す。
【0017】図1及び図2に示すように、車両のカーゴ
ルームにおいて、表面に植手等が施された平板形状をな
すカーゴフロア11には収納凹部12が形成されてい
る。一方、この収納凹部12を被覆する平板形状のカー
ゴボード13は一端部が図示しないヒンジによって上方
に回動自在に支持されており、他端部が取手14及びロ
ック機構15によって収納凹部12の端縁を構成するリ
ヤエンドトリム16に固定可能となっている。
【0018】即ち、カーゴボード13の後端部には取付
開口17が形成されており、この取付開口17には凹部
18を有するケース19が嵌合して固定されている。そ
して、このケース19の凹部18にはコ字形状をなす取
手14が支持軸20によって回動自在に取付けられてい
る。また、このカーゴボード13にはケース19に隣接
して中空部21が形成され、この中空部21にストッパ
22を有するロッド部材23が軸方向移動自在で、且
つ、圧縮スプリング24によってケース19側に付勢保
持されるように取付けられている。
【0019】一方、カーゴフロア11側のリヤエンドパ
ネル16には、ロッド部材23の一端が係脱自在なロッ
ク孔25が形成されている。また、ケース19には、こ
のロッド部材23の他端が凹部18内に挿脱する挿通孔
26が形成されている。更に取手14の端面には、ロッ
ド部材23の他端が係止可能な係止部27が形成されて
いる。そして、この取手14の係止部27によってロッ
ド部材23を圧縮スプリング24の付勢力に抗して軸方
向に押圧することで、このロッド部材23の一端がリヤ
エンドトリム16のロック孔25に係合し、カーゴボー
ド13をカーゴフロア11に固定することができる。
【0020】従って、図1に実線で示すように、取手1
4をケース19の凹部18内から持ち上げた起立位置で
は、ロック機構15のロッド部材23は圧縮スプリング
24によって一端がリヤエンドトリム16のロック孔2
5から抜け出る一方、他端はケース19の挿通孔26に
挿通して凹部18内に突出している。そのため、ロック
機構15は解除状態であり、取手14を上方に引き上げ
ると、カーゴボード13を上方に開放することができ
る。
【0021】一方、起立状態から取手14をケース19
の凹部18内に収納すると、図1に二線鎖線で示すよう
に、取手14の端面がロッド部材23の他端を押圧する
ことで、このロッド部材23は圧縮スプリング24の付
勢力に抗してリヤエンドトリム側(図1の右方)に移動
する。すると、このロッド部材23の一端がロック孔2
5に係合してロック機構15はロック状態となり、カー
ゴボード13はカーゴフロア11に固定される。また、
このとき、取手14の係止部には圧縮スプリング24の
付勢力によってロッド部材23の他端が係止することと
なり、取手14はケース19内に係止される。
【0022】このように本実施例のカーゴボードの固定
構造にあっては、カーゴフロア11へのカーゴボード1
3の固定時に、取手14も係止することができ、且つ、
このカーゴボード13の固定をロック機構15のロッド
部材23により確実に行うことができる。
【0023】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のフロアボードの固定構造によれば、車両の
フロアに凹設された収納部を覆うフロアボードにロック
機構を設ける一方、このロック機構に対向して車体にロ
ック機構に係合してフロアボードを車体フロアに固定す
るロック孔を設け、ロック機構に収納可能に設けられた
取手部材を収納状態でロック機構をロック状態に維持す
る一方、フロアボードを引き起こすべく起立状態でロッ
ク機構を解除するようにしたので、取手部材の収納位置
では、ロック機構がロック状態となってロック孔に係合
し、フロアボードを車体に保持することができる一方、
取手部材の起立位置では、ロック機構が解除されること
でロック孔との係合も解除され、取手によってフロアボ
ードを開放することができることとなり、フロアボード
の固定を節度感をもって確実に行うことができ、且つ、
品質の向上を図ることができる。
【0024】また、本発明のフロアボードの固定構造に
よれば、ロック機構を、取手部材が収納可能な凹部を設
けると共に、取手部材の収納時にはロッド部材の一端が
ロック孔内に摺動係合する一方、取手部材の起立時には
ロッド部材を常時凹部側に付勢する付勢手段により他端
が凹部内に突出してこのロック孔との係合が解除される
ようにしたので、取手部材の回動操作に応じてこの取手
部材の係止及びフロアボードの固定を同時に行うことが
でき、構造の簡素化及び操作性の向上を図ることができ
る。
【0025】また、本発明のフロアボードの固定構造に
よれば、取手部材の基端部を凹部内にて回動自在に支持
して収納時には先端部がロッド部材をロック状態に維持
するようにしたので、取手部材の収納時にフロアボード
をロックすることができ、操作性の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフロアボードの固定構造を表すカーゴ
ボードの要部断面(図2のI−I断面)図である。
【図2】本実施例のカーゴボードの概略図である。
【図3】従来のカーゴボードの固定構造を表すカーゴル
ームの概略図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【符号の説明】 11 カーゴフロア 12 収納凹部 13 カーゴボード(フロアボード) 14 取手 15 ロック機構 19 ケース 23 ロッド部材 24 圧縮スプリング(付勢手段) 25 ロック孔 27 係止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロアに凹設された収納部を覆う
    フロアボードと、該フロアボードに設けられたロック機
    構と、該ロック機構に対向して前記車体に設けられて該
    ロック機構に係合して前記フロアボードを車体フロアに
    固定するロック孔と、前記ロック機構に収納可能に設け
    られて収納状態では前記ロック機構をロック状態に維持
    し且つ前記フロアボードを引き起こすべく起立状態では
    前記ロック機構を解除する取手部材とを具えたことを特
    徴とするフロアボードの固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフロアボードの固定構造
    において、前記ロック機構は、前記取手部材を収納可能
    な凹部と、前記取手部材の収納時には一端が前記ロック
    孔内に摺動係合される一方、前記取手部材の起立時には
    他端が前記凹部内に突出して前記ロック孔との係合が解
    除されるロッド部材と、該ロッド部材を常時前記凹部側
    に付勢する付勢手段とを有することを特徴とするフロア
    ボードの固定構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のフロアボードの固定構造
    において、前記取手部材は基端部が前記凹部内にて回動
    自在に支持され、収納時には先端部が前記ロッド部材を
    ロック状態に維持することを特徴とするフロアボードの
    固定構造。
JP25970195A 1995-10-06 1995-10-06 フロアボードの固定構造 Withdrawn JPH0999781A (ja)

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JP25970195A JPH0999781A (ja) 1995-10-06 1995-10-06 フロアボードの固定構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0861755A3 (de) * 1997-02-26 2001-01-24 PETER BUTZ GmbH & Co Verwaltungs-KG Laderaum-Abdeckung für Kraftwagen, insbesondere für Kombinations-Personenkraftwagen
JP2002178411A (ja) * 2000-12-11 2002-06-26 Kyoraku Co Ltd プラスチック成形体の取手構造
JP2006035904A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Mitsubishi Motors Corp 車両の荷室構造

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Effective date: 20030107