JP3656422B2 - 巻取式間仕切り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車室内の空間を仕切る巻取式間仕切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
客室と荷室とが車室内に形成された車両には、客室と荷室とを仕切るパーテーションネットや、荷室を覆って上下に仕切るトノカバー等の間仕切り部材を備えた巻取式間仕切り装置が装着されている。間仕切り部材は、その基端が巻取装置の巻取軸に係止されて巻込み習性を与えられて巻取軸に巻装されており、その先端部を引き出して保持部で支持することで、車室内に上下方向や前後方向に間仕切り部材を張設して車室内を仕切る仕切り状態とされている。
このような巻取式間仕切り装置では、間仕切り部材に対して巻込み習性が与えられているため、引出方向に荷重が加わると、間仕切り部材が巻き解かれて張設された間仕切り部材が緩んでしまう。特に客室と荷室とを仕切る間仕切り部材に緩みが発生すると、荷室内の荷物が客室に侵入することにもなり兼ねない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、間仕切り部材を引き出すと、仕切り状態において間仕切り部材の引出方向への移動をロックするロック機構を間仕切り装置に装着することが考えられる。ところが、このようなロック機構を備えた間仕切り装置とすると、一度引き出した間仕切り部材が巻取方向にしか動かなくなるため、間仕切り部材の長さを延長することができず、間仕切り部材を保持部から外すのが難しくなって着脱時の操作がやりにくくなることが懸念される。
本発明は、仕切り状態にある間仕切り部材の緩みを確実に防止しながら着脱時の操作性のよい巻取式間仕切り装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、車両に設けられた巻取装置に巻き取られ且つ車室内に引出し可能に配置された間仕切り部材と、巻取装置に設けられ、間仕切り部材の巻取装置からの引出しを終了した後は巻取装置の巻取方向への回転のみを許容するロック機構と、間仕切り部材の軸状の先端部を巻取方向への移動を阻止するように係止し、且つ車室内に設けられ引き出された間仕切り部材で車室内を実質的に客室と荷室とに仕切るように配置された第1部材と、第1部材に設けられていて、上記軸状の先端部の、第1部材からの離脱を不能とする離脱不能位置と、第1部材からの離脱を可能とする離脱可能位置とに変位する第2部材とを有するので、引き出された間仕切り部材の軸状の先端部は、第1部材に第2部材で離脱不能とされ、且つ引出方向への移動がロック機構でロックされた後でも、第2部材の離脱可能位置への変位により第1部材から取り外すことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図3の符号1は、客室2と荷室3とが車室内4に形成された車両の一例であるワゴン車である。このワゴン車1には、客室2と荷室3とを仕切る可撓性の間仕切り部材の一形態となるパーテーションネット5を有する巻取式間仕切り装置が装備されている。
【0006】
図1に示すように、パーテーションネット5は、その基端5aを巻込み習性を与えられて巻取装置30のケーシング7に回動自在に支持された巻取軸6に、ケーシング7の開口部7aを挿通して係止されていて、通常巻取軸6に巻装された状態でケーシング7内に収納されている。パーテーションネット5の先端5bは、図2に示すように、支持軸8に巻きつけられている。支持軸8はパーテーションネット5の先端部を構成している。
【0007】
ケーシング7は、図1に示すように、荷室3のフロア3aに形成された収納空間9内に収納されている。収納空間9は、その上部をフロア面を構成する蓋9aによって覆われている。蓋9aは溝状のヒンジ部9cを有し、このヒンジ部9cを中心に収納空間9を開閉可能としている。蓋9aには、支持軸8の径よりも大きい開口幅を有する開口部9bが形成されていて、支持軸8をフロア3a側に突出させている。このようにケーシング7を収納空間9に設けると、フロア3a面への突出を抑えられるため、フロア3aのフラット化を図り易くなる。
【0008】
荷室3の上方に位置するルーフパネル10には、第1部材となる保持部11が複数のねじ18で固着されている。保持部11は、本形態では2つあり、図2に矢印Dで示す車幅方向に間隔を空けてそれぞれ配置されており、パーテーションネット5の巻かれていない支持軸8の両端8a,8bを支持するようになっている。各保持部11は、図1,図2に示すように、矢印Aで示す巻取方向(以下、「巻取方向A」と記す)と、矢印Bで示す支持軸8に外部から加わる荷重により支持軸8が移動しようとする移動方向の一例である前方向(「前方向B」と記す)とに、一体の障壁部11A,11Bをそれぞれ有し、障壁部11Bと対向する側を開放端11Cとされた略コ字型に形成されている。本形態では、障壁部11Bが前方向Bに、障壁部11Aが巻取方向Aに位置するように保持部11をルーフパネル10上に配置されている。
【0009】
巻取軸6には、客室2と荷室3とを仕切るまで引き出されて、その引き出した位置で支持軸8が保持部9により支持されて上下に張設されたパーテーションネット5の仕切り状態において、矢印Cで示すパーテーションネット5の引出方向への移動をロックし、巻取方向Aへの回転のみを許容するるロック機構12が設けられている。このロック機12には、シートベルト等に採用されている、例えば、(実公平2−37644号公報)に開示されている機構が採用されている。この機構を本形態に適用した場合には、巻取軸6にラッチットホイールを固着して巻取軸6と一体回転可能とし、このラッチットホイールに係脱自在にボウルを設けると共に、ボウルをラッチットホイールから離間する向きに付勢手段を用いて付勢するとともに、カムリング、伝達手段、振子、各案内部を設け、実公平2−37644号公報の如く、一定の荷重が振子に加わるとボウルがラッチットホイールに係合してその回転を妨げるとともに、所定量引き出されるとボウルがラッチットホイールへ付勢されて、引出方向C方向への移動をロックし巻込方向Aのみに回転可能にすればよい。
【0010】
各保持部11には、障壁部11Aと障壁部11Bの中間に配置された軸14でその基端13aを回動自在に支持された第2部材となる変位レバー13が装着されている。各軸14には、障壁部11Aと変位レバー13に設けたバネ掛け部16,17にその両端をそれぞれ係止された付勢部材となるねじりバネ15が巻装されている。変位レバー13は、その回動端13bを開放端11C側に配置されていて、ねじりバネ15の作用により回動端13bをそれぞれ障壁部11Aの内面11bよりも障壁部11側に突出させる方向に付勢されている。各障壁部11Aには、支持軸8の軸方向にピン19がそれぞれ設けられている。
【0011】
各保持部11の内側面11aと各変位レバー13の内面13cは、図1に示すように、支持軸8を各保持部11に係止する離脱不能位置を占めたときに、支持軸8の外周面8aに沿う湾曲面に形成されている。各変位レバーの回動端13bには隆起部13dが形成されていて、各変位レバー13が離脱不能位置を占めたときに、支持軸8が保持部11から外れないように構成されている。
【0012】
各障壁部11Aの内面11bは、ロック基端5cを中心として描かれる支持軸8下部の軌道Rに沿うような湾曲状に形成されていて、支持軸8を開放側11Cに揺動可能としている。ロック基端5cとは、ロック機構12でロックされた状態でパーテーションネット5を揺動させるときの揺動中心を指す。
【0013】
変位レバー13には、ピン19を遊嵌する長孔20が形成されている。この長孔20の一縁20aは、ピン19と当接することで変位レバー13の付勢方向への移動を規制して離脱不能位置に保持している。変位レバー13は、離脱不能位置から支持軸8の開放端11C側への移動を許す離脱可能位置へと変位可能に設けられている。
【0014】
このような構成の巻取式間仕切り装置によるパーテーションネット5の着脱動作について説明する。
図1に示すように、非装着時にはパーテーションネット5は巻取軸6に略巻き取られた状態にあり、支持軸8は開口部9bで保持されながらフロア3a面に臨んでいる。パーテーションネット5を使用する場合には、乗員が支持軸8を持って引出方向Cに引き上げ、パーテーションネット5を支持軸8が保持部11に保持可能な長さ引き出す。そして、支持軸8を開放端11C側から前方向Bに押し込む。支持軸8が回動端13bを超えると、内側面11aと内面11cと隆起部13dとよって保持部11に係止された状態で支持される。この状態では、パーテーションネット5に巻取方向Aへの巻込み習性が作用するので、パーテーションネット5は、車室内4の上下に客室2と室荷3とを仕切るように張設される。この張設されたパーテーションネット5は、ロック機構12により引出方向Cへの移動がロックされるので、矢印Fで示す荷重がパーテーションネット5に加わった場合でも緩むことがない。このため、荷室3に収納された図示しない積載物が客室2側に移動しても、上下方向に張設されたパーテーションネット5によって客室2側への侵入を確実に防止することができる。
【0015】
支持軸8が隆起部13dを乗り越えるときのクリック感で支持軸8と保持部11の装着状態を操作した乗員が知ることができ、車室内4が暗い状態でも装着性がよい。支持軸8を変位レバーの回動端13bよりも高い位置まで引き出し、保持部11に装着するだけで、パーテーションネット5にかかる巻込み習性により車室内4において上下方向に張設できるので装着性がよい。
【0016】
パーテーションネット5を収納する場合には、操作する乗員が支持軸8に対して開放端11Cへの力を加える。すると、図4に示すように、ロック機構12の作用によってロック基端5cとの長さを一定とされていた支持軸8が、ロック基端5cを中心に開放端11C側に揺動する。この支持軸8の揺動に伴い、ピン19と長孔20で2点鎖線で示す離脱不能位置に保持された変位レバー13が、同図に実線で示すように、保持部11からの支持軸8の離脱を許す離脱可能位置となる軌道Rよりも隆起部13dが内面11b側に位置するまで支持軸8によって押し下げられて変位する。また、内面11bが軌道Rに沿う形状に形成されているので、変位レバー13を押し下げながら移動する支持軸8は、この内面11bによって開放端11C側に案内されて移動する。支持軸8が保持部11から外れると、パーテーションネット5は、巻込み習性により巻取軸6に巻き取られる。
【0017】
このように支持軸8を保持部11に係止する変位レバー13が、開放端11C側への支持軸8の移動に伴い、図4に2点鎖線で示す支持軸8を係止する離脱不能位置から実線で示す支持軸8の開放端11C側への移動を許す離脱可能位置へと変位可能であるので、パーテーションネット5が張設された状態であっても支持軸8を保持部11から容易に外すことができ離脱性がよくなる。
【0018】
図5は、本発明の第2の実施の形態を示す。この形態は、変位レバー13に替えて保持部11に第2部材として弾性舌片21を設けたものである。弾性舌片21以外の構成は、第1の実施の形態と略同一の構成であるので、同一構成部材には、第1の実施の形態で用いた符号と同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0019】
弾性舌片21は、その基端21bを障壁部11A,11Bの中間に固定して、他端21aを内面11bから内側面11a側に突出するように設けられており、この状態を支持軸8を保持部11に係止する離脱不能位置としている。弾性舌片21の内面21cは、離脱不能位置を占めたときに内側面11aと相まって支持軸8の外周面8aに沿う形状に形成されている。弾性舌片21は、支持軸8に開放端11C側への荷重がかかったときに、内面21cが軌道Rよりも内面11b側に位置する程度に弾性変形して支持軸8の開放端11Cへの移動を許す離脱可能位置を占めるように構成されている。
【0020】
このように変位レバー13に替えて弾性舌片21を第2部材としても、開放端11C側への支持軸8の移動に伴い、弾性舌片21が、図5に実線で示す離脱不能位置から2点実線で示す離脱可能位置へと弾性変位するので、パーテーションネット5が張設された状態であっても支持軸8を保持部11から容易に外すことができ、離脱性がよくなる。
【0021】
図6は、本発明の第3の実施の形態を示す。この形態は、変位レバー13に替えて保持部11に第2部材となるボール24を用いたものである。ボール24は、障壁部11Aに形成した貫通孔11dに遊嵌されていて、弾性部材となる板バネ23によって内面11bから内側面11a側に突出付勢され、同図に実線で示す支持軸8の外周面8aに圧接する離脱不能位置を占めている。貫通孔11dは、障壁部11Aの外面11eから内面11bに向かって先細りとなるように形成されていて、ボール24が内面11b側から外れないようになっている。板バネ23の基端23aは、障壁部11Aに形成した取付け孔11cからねじ25を締め込むことで保持部11に固着されている。板バネ23の先端23bは、外面11e側からボール24に圧接していて、ボール24を離脱不能位置に弾性的に保持するとともに、ボール24が軌道Rよりも内面11b側に位置する離脱可能位置まで変位可能に支持している。
【0022】
このようにボール24を第2部材としても、支持軸8が開放端11C側への荷重を受けると、ボール24が支持軸8によって押されて図6に実線で示す離脱不能位置から2点実線で示す支持軸8の開放端11C側への移動を許す離脱可能位置まで弾性的に変位するので、パーテーションネット5が張設された状態であっても支持軸8を保持部11から容易に外すことができ、離脱性がよくなる。
【0023】
上述の各実施の形態においては、パーテーションネット5を巻き取る巻取軸6を支持したケーシング7をフロア3a側に配置し、保持部11をルーフパネル10側に配置したが、このような配置の形態に限定するものではなく、ケーシング7をルーフパネル10側に配置し、保持部11をフロア3a側に配置する形態でも無論構わない。パーテーションネット5をケーシング7内に収納するように構成しているので、巻き取られたパーテーションネット5が荷物等で押し潰されることがなくなり、スムーズな引き出しや巻き取りが可能となって着脱時の操作性がよくなる。また、ケーシング7は、車室内4に着脱可能に取り付けてもよい。
【0024】
上述した各形態では、パーテーションネット5を車室4内の上下方向に張設して客室2と荷室3とを仕切っているが、このような仕切り方に限定されるものではない。例えば、保持部11と巻取軸6を車両の前後方向に配置して、荷室3を上下に分割するように用いても良い。この場合、間仕切り部材としてパーテーションネット5を用いると荷室3内の状態が車外や客室2側から見えてしまうので、有色のシート材を間仕切り部材として用いるのが荷室2を覆うという観点からは好ましい。
【0025】
巻取軸6をルーフパネル10側に配置したり、車両の前後方向に配置する場合には、巻取軸6に巻き取られたパーテーションネット5や上述のシート材が荷物によって潰されるおそれが少ないので、巻取軸6をケーシング7に支持するのではなく、車室4内に軸受溝を適宜形成し、この軸受溝で回転自在に支持するように設けるとよい。
【0026】
巻取軸6や保持部11は、荷室3内の上下に配置する形態だけでなく、例えば、図3に示す客室2内に配置された後部座席26のシートバック26aがシートクッション26b側に起倒できる場合には、実質的に荷室3の容積が拡大することになる。このため巻取軸6か保持部11の何れかを倒れたシートバック26aの背面26cに装着し、もう一方を対向するルーフパネル10側に装着すると、荷室3が拡大した場合にも対応できて好ましい。
【0027】
上述のように巻取軸6を後部座席26のシートバック26aに配置した場合、シートバック26aのシートクッション26b側への起倒、もしくは図示しないリクライニング機構を設けた場合にはシートバック26aの角度調整に伴って、巻取軸6と保持部11との距離が変化する。このため、パーテーションネット5の引き出し可能な長さは、巻取軸6と保持部11との距離が最長となる場合に合わせて設定する必要があり、ほとんどの使用状態ではパーテーションネット5を張設しても、さらに引き出し可能となって緩みが発生するおそれがあるが、ロック機構12によりパーテーションネット5の引き出しをロックすることにより、荷室3の荷物が客室2に侵入するのを確実に防止することができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、間仕切り部材の軸状の先端部が、引き出された状態で第1部材に設けられた第2部材で離脱不能に支持され、この状態において巻取方向のみの回転を許容されるロック機構によって引出方向に移動できない状態となっても、その軸状の先端部を保持部に係止する第2部材が、軸状の先端部の保持部からの離脱を許す離脱可能位置に変位するので、仕切り状態にある間仕切り部材の緩みを確実に防止しながら容易に先端部を保持部から外すことができ、着脱時の操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す巻取式間仕切り装置の構成と間仕切り部材の仕切り状態を示す側面断面図である。
【図2】第1部材と、間仕切り部材の先端部の構成とを示す斜視図である。
【図3】本発明が適用された車両と、その装着例を示す側面図である。
【図4】間仕切り部材の離脱動作を示す側面断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態にかかる第1部材と第2部材の構成と、間仕切り部材の先端部の係止状態と離脱状態を示す側面断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態にかかる第1部材と第2部材の構成と、間仕切り部材の先端部の係止状態と離脱状態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 車両
2 客室
3 荷室
4 車室内
5 間仕切り部材
8 先端部
11 第1部材
12 ロック機構
13,21,24 第2部材
30 巻取装置
A 巻取方向

Claims (4)

  1. 車両に設けられた巻取装置に巻き取られ且つ車室内に引出可能に配置された間仕切り部材と、
    上記巻取装置に設けられ、上記間仕切り部材の上記巻取装置からの引出しを終了した後は上記巻取装置の巻取方向への回転のみを許容するロック機構と、
    上記間仕切り部材の軸状の先端部を上記巻取方向への移動を阻止するように係止し、且つ上記車室内に設けられ、引き出された上記間仕切り部材で車室内を実質的に客室と荷室とに仕切るように配置された第1部材と、
    上記第1部材に設けられていて、上記軸状の先端部の上記第1部材からの離脱を不能とする離脱不能位置と、上記先端部の上記第1部材からの離脱を可能とする離脱可能位置とに変位する第2部材とを有することを特徴とする巻取式間仕切り装置。
  2. 請求項1記載の巻取式間仕切り装置において、
    前記第2部材が第1部材に回動自在に支持された変位レバーであることを特徴とする巻取式間仕切り装置。
  3. 請求項1記載の巻取式間仕切り装置において、
    第2部材が第1部材に設けられて弾性変位する弾性舌片であることを特徴とする巻取式間仕切り装置。
  4. 請求項1記載の巻取式間仕切り装置において、
    第2部材が第1部材に設けた貫通孔に遊嵌され、板ばねにより離脱不能位置に弾性的に保持されるとともに、離脱可能位置まで変位可能に支持されたボールであることを特徴とする巻取式間仕切り装置。
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