JP2003316180A - 像加熱装置 - Google Patents

像加熱装置

Info

Publication number
JP2003316180A
JP2003316180A JP2002124082A JP2002124082A JP2003316180A JP 2003316180 A JP2003316180 A JP 2003316180A JP 2002124082 A JP2002124082 A JP 2002124082A JP 2002124082 A JP2002124082 A JP 2002124082A JP 2003316180 A JP2003316180 A JP 2003316180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
recording material
heating
film
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002124082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4054599B2 (ja
JP2003316180A5 (ja
Inventor
Akito Kanamori
昭人 金森
Satoru Izawa
悟 伊澤
Shinji Hashiguchi
伸治 橋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002124082A priority Critical patent/JP4054599B2/ja
Priority to US10/419,844 priority patent/US6944420B2/en
Priority to CNB031229689A priority patent/CN1296783C/zh
Priority to KR10-2003-0025896A priority patent/KR100487049B1/ko
Publication of JP2003316180A publication Critical patent/JP2003316180A/ja
Publication of JP2003316180A5 publication Critical patent/JP2003316180A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4054599B2 publication Critical patent/JP4054599B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】加熱部材33と、該加熱部材を支持するガイド
部材35と、該ガイド部材を内包し、かつ加熱部材と内
接する可撓性の回転体31と、該回転体を両端で支持
し、かつガイド部材と嵌合するフランジ部材36と、か
らなる加熱アセンブリ30と、該加熱アセンブリ30に
おける回転体31に圧接し、回転駆動を加える加圧部材
32と、を有し、加熱アセンブリ30と加圧部材32の
圧接ニップ部Nに、画像Tを担持した記録材Pを通過さ
せて加熱する像加熱装置において、プリント速度の高速
化に際し、定着性の維持とともにホットオフセットの無
い良好な画像を得られるようにする。 【解決手段】回転体31の圧接ニップN近傍における回
転軌跡を、圧接ニップNの記録材搬送方向の上流側は回
転体31の略半径とする形状36cにするのに対し、下
流側は下流方向に突っ張るよう部分的に規制部材36d
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子写真
式プリンタ、複写機、及び静電記録装置等の画像形成装
置において記録材上に形成担持させた未定着トナー画像
を永久画像として加熱定着させる加熱定着装置等として
用いるに好適な像加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の複写機、プリンタ
等の多くは、加熱定着手段として熱効率、安全性の良好
な接触加熱型の熱ローラ定着方式や、省エネルギータイ
プのフィルム加熱方式を採用している。
【0003】熱ローラ定着方式の加熱定着装置は、内部
にハロゲンヒータを内包する加熱用回転体としての加熱
ローラ(以下、定着ローラ)と、これに圧接させた加圧
用回転体としての弾性加圧ローラ(以下、加圧ローラ)
を基本構成とする。この一対のローラを回転させ、この
一対のローラの圧接ニップ部である定着ニップ部に、未
定着画像(トナー画像)を形成担持した被加熱材として
の記録材(転写材シート・静電記録材・エレクトロファ
ックス紙・印字用紙等)を導入し、挟持搬送すること
で、定着ローラからの熱と定着ニップ部の加圧力によ
り、トナー画像を記録材面に永久固着画像として熱圧定
着させるものである。
【0004】一方、フィルム加熱方式の加熱定着装置
は、例えば特開昭63−313182号公報、特開平2
−157878、4−44075〜44083、4−2
04980〜204984号公報等に提案されているよ
うに、固定配置したセラミックヒータ等の加熱部材(以
下、加熱体)に、加熱用回転体である耐熱性フィルム
(以下、定着フィルム)を回転加圧部材(以下、加圧ロ
ーラ)で密着させ、そして摺動回動させて、定着フィル
ムを挟んで加熱体と加圧ローラとで形成される圧接ニッ
プ部である定着ニップ部に、トナー画像を担持形成した
記録材を導入し、定着フィルムと一緒に搬送させて、定
着フィルムを介して付与される加熱体からの熱と定着ニ
ップ部の加圧力によってトナー画像を記録材面に永久固
着画像として熱圧定着させるものである。
【0005】フィルム加熱方式の加熱定着装置は、加熱
体としてセラミックヒータ等の低熱容量線状加熱体を、
定着フィルムとして薄膜の低熱容量のものを用いること
ができるため、省電力化、ウェイトタイム短縮化(クイ
ックスタート)が可能である。また、フィルム加熱方式
の加熱定着装置は、定着フィルム駆動方法として定着フ
ィルム内面に駆動ローラを設ける方法、また加圧ローラ
を駆動ローラとして用い加圧ローラとの摩擦力で定着フ
ィルムを駆動する方法が知られているが、近年では部品
点数が少なく低コストな構成である加圧ローラ駆動方式
が多く用いられている。
【0006】図9は加圧ローラ駆動方式・フィルム加熱
方式の加熱定着装置の一例の概略構成模型図である。
【0007】30は加熱アセンブリ、32は加圧部材と
しての弾性加圧ローラであり、上下に並行に配置して圧
接させて定着ニップ部Nを形成させてある。
【0008】加熱アセンブリ30は、加熱部材(加熱
体)としてのヒータ33と、該ヒータを支持するガイド
部材としてのフィルムガイド35と、該フィルムガイド
を内包し、かつ前記ヒータ35と内接する可撓性の回転
体としての円筒状の定着フィルム31と、該定着フィル
ム31を両端で支持し、かつ前記フィルムガイド35と
嵌合するフランジ部材36等から成る組立体である。
【0009】ヒータ33は記録材Pの搬送方向に直交す
る方向を長手とする横長・薄肉で、全体に低熱容量の所
謂セラミックヒータであり、給電を受けて発熱する。
【0010】フィルムガイド35は横断面略半円弧状の
樋型で、記録材Pの搬送方向に直交する方向を長手とす
る横長部材であり、例えばフェノール系の熱硬化性樹脂
製である。このフィルムガイド35の下面の略中央部に
長手に沿って形成具備させたヒータ嵌め込み溝部内に上
記のヒータ33を嵌め込んで固定支持させてある。
【0011】円筒状の定着フィルム31は上記のヒータ
33を取り付けたフィルムガイド35に対してルーズに
外嵌させてある。
【0012】フランジ部材36は、円筒状の定着フィル
ム31の端面部を受け止めて定着フィルムの軸線方向へ
の移動を規制する鍔座部36aと、円筒状の定着フィル
ム31の端部内側に嵌入して定着フィルム端部を支持す
るほぼ円弧形状の定着フィルム摺動部36bを有してい
て、フィルムガイド35の両端部に嵌合させて装着され
る。
【0013】弾性加圧ローラ32は不図示の装置側板間
に回転自由に軸受支持させてあり、この加圧ローラ32
の上に、上記の加熱アセンブリ30をヒータ33側を下
向きにして並行に配置し、不図示の加圧手段により加熱
アセンブリ30と加圧ローラ32とを加圧ローラの弾性
に抗して押圧することでヒータ33と加圧ローラ32を
定着フィルム31を挟んで圧接させて加圧ローラ32の
弾性変形により所定幅の圧接ニップ部である定着ニップ
部Nを形成させている。
【0014】加圧ローラ32は不図示の駆動手段により
矢印の反時計方向に回転駆動される。この加圧ローラ3
2の回転駆動により、定着ニップ部Nにおいて加圧ロー
ラ32と定着フィルム31の外面との摩擦力で定着フィ
ルム31に回転力が作用し、定着フィルム31の内周面
が定着ニップ部Nにおいてヒータ33の下面に密着して
摺動しながら矢印の時計方向に加圧ローラ32の周速度
にほぼ対応した周速度をもってフィルムガイド35の外
回りを回転する(加圧ローラ駆動方式)。
【0015】この回転する定着フィルム31の軸線方向
の移動はフランジ部材36の鍔座部36aで規制され、
また定着フィルム31の端部内側はフランジ部材36の
定着フィルム摺動部36bで支持されて回転ガイドされ
る。
【0016】そして、加圧ローラ32による定着フィル
ム31の回転駆動がなされ、かつヒータ33が通電によ
り所定の温度に昇温している状態において、不図示の作
像部側から未定着トナー画像Tを形成担持させた記録材
Pが定着ニップ部Nの定着フィルム31と加圧ローラ3
2との間に導入されると、記録材Pが定着フィルム31
の外面に密着して定着フィルム31と一緒の重なり状態
で定着ニップ部Nを通過していく。
【0017】この定着ニップ部Nを通過していく過程で
ヒータ33の熱エネルギーが定着フィルム31を介して
記録材Pに付与されて記録材P上の未定着トナー画像T
が加熱溶融定着処理される。記録材Pは定着ニップ部N
を通過して定着フィルム31の面から分離ポイントAに
おいて分離されて排出されていく。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなフィルム
加熱方式の加熱定着装置を用いた電子写真式プリンタ等
の画像形成装置は、近年画質の向上とともに、プリント
速度の高速化が求められている。高速化により、定着ニ
ップ部Nの滞留時間が短縮されても従来と同等の記録材
Pへのトナー画像Tの定着性を維持させるため、定着温
度アップ、定着ニップNの拡大、ヒータ基板や定着フィ
ルム31の材質の熱伝導性アップ等の改良とともに、ト
ナーの低融点化が必要である。
【0019】しかしながら、定着温度アップや定着ニッ
プ拡大等の単位時間当たりにおける記録材Pへの熱エネ
ルギー供給量の増加と、トナーの例えば低分子量成分の
増加等による低融点化の組合せは、定着性の向上には大
きな効果が得られるが、一方で定着ニップN内の温度が
高く、記録材Pと定着フィルムNとの分離ポイントAに
おけるトナー温度も高くしてしまう。これにより、定着
フィルム31と記録材Pの分離ポイントAにおけるトナ
ーTの凝集力が、トナーTと定着フィルム31の粘着力
より低くなり、記録材Pと分離した後の定着フィルム3
1の表面にトナーが残存してしまう、いわゆるホットオ
フセットT′が発生しやすくなるのである。
【0020】本発明は、フィルム加熱方式のような像加
熱装置における上記課題を解決するものであり、その目
的とするところは、プリント速度の高速化に際し、定着
性の維持とともにホットオフセットの無い良好な画像を
得られる像加熱装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする像加熱装置である。
【0022】(1)加熱部材と、該加熱部材を支持する
ガイド部材と、該ガイド部材を内包し、かつ前記加熱部
材と内接する可撓性の回転体と、該回転体を両端で支持
し、かつ前記ガイド部材と嵌合するフランジ部材と、か
らなる加熱アセンブリと、該加熱アセンブリにおける回
転体に圧接し、回転駆動を加える加圧部材と、を有し、
前記加熱アセンブリと前記加圧部材の圧接ニップ部に、
画像を担持した記録材を通過させて加熱する像加熱装置
において、回転体の圧接ニップ近傍における回転軌跡
を、圧接ニップの記録材搬送方向の上流側は回転体の略
半径とするのに対し、下流側は下流方向に突っ張るよう
部分的に規制部材を設けることを特徴とする像加熱装
置。
【0023】(2)回転体の圧接ニップ近傍の記録材搬
送方向下流側における回転軌跡を、加熱部材よりも記録
材搬送方向下流側においてフランジ部材に設けた突起部
にて、回転体の両端部のみを下流方向に突っ張ることを
特徴とする(1)に記載の像加熱装置。
【0024】(3)回転体の圧接ニップ近傍の記録材搬
送方向下流側における回転軌跡を、加熱部材よりも記録
材搬送方向下流側においてガイド部材に設けたくし歯状
の突起部にて、回転体の中央付近を部分的に下流方向に
突っ張ることを特徴とする(1)に記載の像加熱装置。
【0025】(4)少なくとも記録材が回転体と接触
中、回転体にバイアスを印加する手段を有することを特
徴とする(2)又は(3)に記載の像加熱装置。
【0026】(5)前記圧接ニップ部の記録材搬送方向
の下流側に、除電手段を有することを特徴とする(4)
に記載の像加熱装置。
【0027】(作 用)すなわち、圧接ニップ近傍にお
ける回転体の回転軌跡を、圧接ニップ上流側は回転体の
略半径とするのに対し、下流側は下流方向に部分的に突
っ張るよう規制することにより、回転体と記録材との分
離ポイントを、より圧接ニップから離せるとともに、分
離ポイントにおける回転体と、加熱部材を支持し熱容量
の大きいガイド部材とを接触しにくくすることができる
ため、分離ポイントにおける画像温度は低下し、ホット
オフセットの発生を抑制することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】〈実施例1〉 (1)画像形成装置例 図1は本発明に従う像加熱装置を加熱定着装置3として
具備させた画像形成装置の一例の概略構成模型図であ
る。本例の画像形成装置1は、電子写真プロセス利用の
レーザービームプリンタである。
【0029】11は像担持体たる感光ドラムであり、O
PC、アモルファスシリコン等の感光材料をアルミニウ
ムやニッケル等のシリンダ状の基板上に形成して構成さ
れている。この感光ドラム11は矢印の時計方向に所定
の周速度にて回転駆動される。
【0030】感光ドラム11はその回転過程において表
面が帯電装置としての帯電ローラ12によって所定の極
性・電位に一様に帯電される。次に、露光手段であるレ
ーザースキャナ13から出力される、画像情報に応じて
ON/OFF制御されたレーザービームLによる走査露
光を受ける。これにより、感光ドラム11上に走査露光
した画像情報に対応した静電潜像が形成される。この静
電潜像は現像装置14でトナー像として現像可視化され
る。現像方法としては、ジャンピング現像法、2成分現
像法等が用いられ、イメージ露光と反転現像との組み合
わせで用いられることが多い。本例のプリンタは、感光
ドラム11面をマイナスの所定の電位に一様帯電し、そ
の帯電面にレーザースキャナ13でイメージ露光して静
電潜像を形成し、その静電潜像を現像装置14により反
転現像している。
【0031】一方、カセット21から記録材Pが給紙ロ
ーラ22によって一枚分離給送されレジストローラ23
に送られる。記録材Pはレジストローラ23によって、
感光ドラム11の表面に形成されたトナー像と同期を取
り、感光ドラム11と転写ローラ15とで形成される転
写ニップ部に供給される。転写ニップ部において、感光
ドラム11上のトナー像は不図示の電源から転写ローラ
15に印加された転写バイアスの作用で記録材Pに転写
される。
【0032】転写ニップ部を出た記録材Pは感光ドラム
11の表面から分離され、トナー像を保持した記録材P
はシートパス24を通って加熱定着装置3へ搬送され、
加熱定着装置3のニップ部で加熱・加圧されてトナー像
が記録材P上に定着され永久画像となり、シートパス2
5を通って機外の排紙トレイ26上へ排出される。
【0033】一方、記録材Pに対するトナー像転写後の
感光ドラム11上に残留する転写残留トナーは、クリー
ニング装置16により感光ドラム11の表面より除去さ
れ、感光ドラム11は繰り返して作像に供される。
【0034】(2)加熱定着装置3 図2は本実施例における加熱定着装置3の要部の横断面
模型図である。本実施例の加熱定着装置3は前述した図
9の従来例の加熱定着装置と同様に、円筒状の定着フィ
ルムを用いた、加圧ローラ駆動方式・フィルム加熱方式
の加熱定着装置である。図9の加熱定着装置と共通する
構成部材・部分には共通の符号を付して再度の説明を省
略する。
【0035】図3は、フィルムガイド35と、その両端
部に嵌合させて取り付けたフランジ部材36の外観斜視
図、図4の(a)はフランジ部材36に内面側の平面
図、(b)は側面図である。図5は定着フィルム31の
層構成模型図である。
【0036】.ヒータ33 加熱部材としてのヒータ33は、セラミック基板上に発
熱ペーストを印刷した発熱体、発熱体の保護と絶縁性を
確保するためのガラスコーティング層を順次形成したも
のであり、ヒータ33上の発熱体へ電力制御されたAC
電流を流すことにより発熱される。セラミック基板の材
質としてはチッ化アルミニウムや酸化アルミニウム等を
使用している。セラミック基板の裏には温調用のサーミ
スタ(不図示)を当接させてある。
【0037】.フィルムガイド35 ガイド部材としてのフィルムガイド35は、ヒータ33
を支持し、ヒータ33の近傍の横断面形状は後述する定
着フィルム31の略同一半径を有する半円弧状となって
いる。
【0038】.定着フィルム31 エンドレスベルト状の耐熱性フィルム(定着フィルム)
31は、可撓性を有し、フィルムガイド35を周長に余
裕を持たせた形(テンションが加わらない状態)で内包
し、フィルムガイド35と嵌合するフランジ36で両端
を摺擦回動可能に支持されている。
【0039】定着フィルム31は、図5の(a)の層構
成模型図のように、ポリイミド、ポリアミドイミド、P
EEK、PES等の低熱容量の耐熱性樹脂フィルム(ベ
ースフィルム)31aの表面に、導電性プライマー層3
1bを介して、PTFE、PFA、FEP等にカーボン
ブラック等の導電性部材を混入させた離型層31cをコ
ーティングした複合層フィルムである。離型層31cは
様々な画像不良を引き起こさないよう最適な抵抗値に設
計されている。また定着フィルム31は、チャージアッ
プ防止のため接地させたり、後述する定着バイアスを印
加させるため、図5の(b)のように、定着フィルム表
面の一部に導電性プライマー層31cを露出させ、導電
ブラシ等の給電手段41と接触させている。
【0040】定着フィルム31は、ステンレス等の薄い
金属製素管の表面に、プライマー層を介して、前記離型
層をコーティングした金属スリーブでも良い。この場
合、定着フィルムの接地やバイアス印加のため、金属製
素管が金属スリーブ表面に一部露出している。
【0041】.フランジ部材36 フランジ部材36の定着フィルム摺動部における反ヒー
タ面側は、定着フィルム31と略同一半径を有する円弧
状となっている。
【0042】.加圧ローラ32 加圧部材としての加圧ローラ32は、金属製の芯金上
に、シリコンゴム等の耐熱性ゴムの弾性層、あるいは発
泡スポンジ弾性層を挟んで、PFA、PTFE、FEP
等のフッ素樹脂から成る絶縁性の離型層から構成される
回転体である。弾性層は絶縁性の離型層表面のチャージ
アップを抑制するため、カーボンブラック等の導電性部
材を混入させて導電化し、芯金を接地させた方が好まし
い。
【0043】加圧ローラ32は不図示のバネにより加熱
アセンブリ30に圧接され、不図示の駆動系により回転
駆動し、記録材Pと定着フィルム31は上記加圧ローラ
32によって従動回転して搬送される構成となってい
る。未定着のトナー像Tを担持した記録材Pは、加熱定
着装置3の加熱アセンブリ30と加圧ローラ32により
形成された圧接ニップ(定着ニップ)部N内で加熱・加
圧され、記録材P上にトナー像Tは定着し、定着後の記
録材Pは機外へ排出される。
【0044】.潤滑剤 定着ニップ部Nのヒータ33の下表面、すなわちヒータ
33のガラスコーティング層と、定着フィルム31の裏
面(内周面)、すなわち記録材Pのトナー像Tと接する
側とは反対側の面との間に潤滑剤を介在させて、定着ニ
ップ部N内における定着フィルム31とヒータ33間の
摺動トルクを低く安定化し、定着フィルム31と記録材
P間のスリップを防止している。なお潤滑剤としては、
フッ素系グリス(例えば、HP-300 GREASE(ダウコーニ
ング社)や、DEMNUM GREASE L-65(ダイキン工業社))
等の耐熱品を使用している。
【0045】.定着バイアス印加手段 バイアス電源42(図2)から、導電ブラシ等の給電手
段41を用いて、定着フィルム31表面に一部露出して
いる導電性プライマー層31b(図5)と接触させて、
トナーTと同極性の定着バイアスを定着フィルム31に
印加する。定着バイアスの印加は、少なくとも記録材P
が定着フィルム31と接触している間は行われる。
【0046】(3)ホットオフセットの抑制 定着フィルム31の定着ニップ近傍における回転軌跡
を、定着ニップ部Nよりも記録材搬送方向上流側は定着
フィルム31の略半径とするのに対し、定着ニップ部N
よりも記録材搬送方向下流側は下流方向に突っ張るよう
規制させるため、図2・図4に示すように、フランジ部
材36の定着フィルム摺動部36bの形状を、定着ニッ
プ近傍の記録材搬送方向上流側はフィルムガイド35と
同様に定着フィルム31の略半径とする形状36cにす
るのに対し、定着ニップ近傍の記録材搬送方向下流側は
フィルムガイド35との嵌合部付近に定着フィルム31
を下流方向に突っ張らせる突起36dを設けている。
【0047】これは、定着ニップ近傍の記録材搬送方向
下流側における定着フィルム31と記録材Pの分離ポイ
ントAを、定着ニップ部N、及びヒータ33を支持する
フィルムガイド35から、図2に示す距離α、遠ざける
とともに、フランジ部材36にて定着フィルム31の両
端部のみを記録材搬送方向下流方向に突っ張らして、ニ
ップ下流側で定着フィルム31とフィルムガイド35を
接触しにくくし、熱源のヒータ33を支持する熱容量の
大きいフィルムガイド35から定着フィルム31への伝
熱量を減少させることができる。
【0048】これにより、定着ニップ部Nで加熱溶融さ
れたトナーTを分離ポイントAに達するまで放熱させら
れるため、分離ポイントAにおけるトナーT温度を下げ
ることができる。よって、定着フィルム31と記録材P
の分離時におけるトナーTの凝集力を、トナーTと定着
フィルム31の粘着力よりも高くすることができ、記録
材Pと分離した後の定着フィルム31表面へのトナーT
の残存、すなわちホットオフセットを抑制できるのであ
る。
【0049】一方、定着ニップ上流側は、加圧ローラ3
2により定着フィルム31が従動回転しているため、定
着フィルム31は定着ニップ側に常に引っ張られてい
る。そこで、定着フィルム31のスムースな回転のため
に、定着ニップ上流側における定着フィルム31の回転
軌跡は、フィルムガイド35と同様に定着フィルム31
の略半径としている。
【0050】また、さらにホットオフセットを抑制させ
るため、上記定着バイアス印加手段41・42により、
少なくとも記録材Pが定着フィルム31と接触している
間、トナーTと同極性の定着バイアスを定着フィルム3
1に印加し、トナーTを静電的に記録材Pに押さえつけ
て定着フィルム31への残存を抑制することが好まし
い。このバイアス印加による静電的なホットオフセット
の抑制も、本実施例による定着フィルム31と記録材P
の分離ポイントAにおけるトナーT温度の低減化によ
り、定着フィルム31との界面におけるトナーTの凝集
力も向上しているため、相乗的な効果を得ることができ
るのである。
【0051】(4)従来例との比較実験 本実施例における上記加熱定着装置3を用いた場合と、
従来例(図8)の加熱定着装置ように定着フィルム31
の定着ニップ近傍における回転軌跡を、ニップの上下流
側共にフィルムガイド35と同様に定着フィルム31の
略半径とした場合とについて、定着バイアスの有無によ
るホットオフセット評価を、異なるプリント速度(20
/30/40PPM)で実施したので、その結果を表1
に示す。表中の○はOKレベル、△は実用上問題の無い
レベル、×はNGレベルを示す。
【0052】なお、23℃/60%RHの環境下で24
時間以上放置された普通紙に、先端100mmは文字、
後端はベタ白とするパターンを印字し、ベタ白部への文
字パターンのオフセット状態を観察して評価を行なっ
た。
【0053】
【表1】
【0054】プリント速度の高速化に伴ない定着温度は
上昇し、定着フィルム31と記録材Pの分離ポイントA
におけるトナーTの温度が高くなるため、本実施例は従
来例に比べて、ホットオフセットマージンが広く、より
高速化が可能な装置であることが確認できた。
【0055】すなわち、定着ニップ近傍の記録材搬送方
向下流側における定着フィルム31の回転軌跡を、下流
方向に部分的に突っ張るよう規制させることにより、定
着フィルム31と記録材Pの分離時のトナーT温度が低
下しトナーT凝集力が増加するため、ホットオフセット
の抑制が可能となったのである。
【0056】(5)異なる定着バイアス印加方式の場合
の比較実験 次に、異なる定着バイアス印加方式(図6)を採用した
場合について述べる。なおこのバイアス印加方式は、プ
リント速度の高速化により、後方トナー飛び散り現象の
抑制が必要な場合に採用する。
【0057】.除電手段 定着ニップ部Nの記録材搬送方向下流側に、定着ニップ
部Nを通過した記録材Pの印字面の裏面と接触する位置
に、接地された導電ローラ等の除電手段43を設ける。
除電手段43の形態としては、導電性を有していればブ
ラシやガイド等の形態でも構わない。
【0058】.定着バイアスの印加 定着バイアス印加手段41・42により、少なくとも記
録材Pが定着フィルム31と接触している間、トナーT
(ここではマイナス極性トナーを使用する)と同極性の
マイナスバイアスを定着フィルム31に所定量印加する
ことで、記録材Pの抵抗を介して除電手段43の接地部
から印加したマイナスバイアスと逆極性のプラス電荷を
記録材Pの印字面の裏面に誘起させ、誘起したプラス電
荷で逆極性であるトナーTを記録材Pに引き付け固定し
ている。
【0059】上述したような定着バイアス印加方式の場
合に、本実施例で説明した定着フィルム31の回転軌跡
を採用したの場合と、上述の従来例(図9)の回転軌跡
を採用した場合とについて、定着バイアス印加量の大小
によるホットオフセットと後方トナー飛び散り現象の比
較評価を、40PPMのプリント速度で実施したので、
その結果を表2に示す。表中の○はOKレベル、△は実
用上問題の無いレベル、×はNGレベルを示す。
【0060】なお、ホットオフセットは、23℃/60
%RHの環境下で24時間以上放置された普通紙に、先
端100mmは文字、後端はベタ白とするパターンを印
字し、ベタ白部への文字パターンのオフセット状態を観
察し、後方トナー飛び散り現象は、23℃/60%RH
の環境下で24時間以上放置された普通紙に、紙の搬送
方向と直交する向きに線を並べたパターンを印字し、後
方へのトナーの飛び散り状態を観察して評価を行なっ
た。
【0061】
【表2】
【0062】この結果より、本実施例は従来例と比べ
て、定着バイアスの増大してもホットオフセットは問題
無く、高速化により後方トナー飛び散り現象の抑制のた
め高バイアスの印加が必要な場合でも、ホットオフセッ
トと後方トナー飛び散り現象を両立させることができ、
より高速化が可能な装置であることが確認できた。
【0063】ここで定着バイアスの増大による、本実施
例と従来例でのホットオフセット状況の差異について説
明する。
【0064】この定着バイアス方式は、記録材Pの印字
面の裏面にトナーと逆極性のプラス電荷を誘起させるた
めに、プラス電流を記録材P中に流しており、その電流
は定着フィルム31と記録材Pの分離ポイントA付近
で、記録材Pから定着フィルム31側に流れていく。そ
のため、分離ポイントA付近において、マイナス電荷の
弱いトナーはこのプラス電流によって反転し、マイナス
バイアスの印加されている定着フィルム31側に付着し
やすい状態にある。
【0065】このような状態で、従来例のように、定着
フィルム31と記録材Pの分離時のトナー温度が高くト
ナーの凝集力が低い場合は、反転したトナーは定着フィ
ルム31側に付着するとともに、定着バイアスの増大に
よりさらに付着量は増加してしまう。
【0066】一方、本実施例のように、定着フィルム3
1と記録材Pの分離時のトナー温度が低くトナーの凝集
力が高い場合は、一部のトナーが反転してもトナー同士
の凝集力が強いため、定着フィルム31側への付着を抑
制することができるのである。
【0067】〈実施例2〉次に実施例2として、定着フ
ィルム31の定着ニップ近傍における回転軌跡の規制方
法の他例を図7に示す。なお、前述した実施例1と同一
機能を有する部分は同一符号を使用し説明を援用する。
【0068】(1)フィルムガイド35による回転軌跡
の規制 本実施例では、定着フィルム31の定着ニップ近傍にお
ける回転軌跡を、定着ニップ部Nよりも記録材搬送方向
上流側は定着フィルム31の略半径とするのに対し、定
着ニップ部Nよりも記録材搬送方向下流側は下流方向に
部分的に突っ張るよう規制させるため、図8に示すよう
に、フィルムガイド35の定着フィルム摺動部の形状
を、定着ニップ近傍の記録材搬送方向上流側は定着フィ
ルム31の略半径とする形状35aにするのに対し、定
着ニップ近傍の記録材搬送方向下流側は定着フィルム3
1を下流方向に部分的に突っ張らせるくし歯状の突起3
5b(図8、図3)を設けている。
【0069】これにより、定着ニップ下流側における定
着フィルム31と記録材Pの分離ポイントAを、定着ニ
ップ、及びヒータ33を支持するフィルムガイド35の
枠体から、図7に示す距離α、遠ざけることができ、そ
して分離時のトナーTの温度を下げることが可能なた
め、実施例1と同様にホットオフセットを抑制すること
ができる。この時、熱源であるヒータ33を支持する熱
容量の大きいフィルムガイド35から、分離ポイントA
における定着フィルム31への伝熱を極力少なくするた
め、上記くし歯状突起35bは、図3に示すように、フ
ィルムガイド35の長手方向に部分的に設けた方が好ま
しい。
【0070】さらに、定着ニップ下流側における定着フ
ィルム31の回転軌跡を、実施例1におけるフランジ部
材36による定着フィルム31の両端部のみを規制する
方式から、フィルムガイド35による定着フィルム31
の長手全域を規制する方式に変更することにより、定着
ニップ下流側における定着フィルム31の回転軌跡を安
定化させることができる。これにより、高温、高湿環境
下で長期放置され腰の弱くなった薄い記録材Pを使用し
ても、紙しわ等の定着ニップ下流側における定着フィル
ム31のたるみといった回転軌跡の不安定さを原因とす
る弊害も、抑制することが可能となる。
【0071】この時のフランジ部材36の定着フィルム
摺動部36bの形状は、定着ニップの上下流共に定着フ
ィルム31の略半径としても構わないが、定着フィルム
31の回転軌跡の安定化のため、下流側は実施例1と同
様の定着フィルム31を下流方向に突っ張らせる突起3
6dを設けた方が好ましい。さらに、定着フィルム31
の回転軌跡をフィルムガイド35で規制させるため、フ
ランジ部材36の突起36dの高さは、フィルムガイド
35のくし歯状突起35bよりも若干低めに設定した方
が好ましい。
【0072】もちろん、さらなるホットオフセットの抑
制のため、実施例1と同様に、少なくとも記録材Pが定
着フィルム31と接触している間、トナーTと同極性の
定着バイアスを定着フィルム31に印加しても構わな
い。
【0073】また、後方トナー飛び散り現象の抑制のた
め、実施例1の図6と同様に、記録材の印字面の裏面に
トナーと逆極性のプラス電荷を誘起させるような定着バ
イアス構成を採用しても良い。
【0074】(2)比較実験 本実施例における上記装置を用いた場合と、比較例とし
て、フィルムガイド35の定着フィルム摺動部の形状
を、定着ニップ近傍の記録材搬送方向上流側は定着フィ
ルムの略半径とするのに対し、下流側は定着フィルム全
体を下流方向に突っ張らせるようフィルムガイドの長手
方向全域にわたって凸形状とした場合とについて、定着
バイアスの有無によるホットオフセット評価を、異なる
プリント速度(20/30/40PPM)で実施したの
で、その結果を表3に示す。表中の○はOKレベル、△
は実用上問題の無いレベル、×はNGレベルを示す。
【0075】なお、23℃/60%RHの環境下で24
時間以上放置された普通紙に、先端100mmは文字、
後端はベタ白とするパターンを印字し、ベタ白部への文
字パターンのオフセット状態を観察して評価を行なっ
た。
【0076】
【表3】
【0077】この結果より、本実施例は比較例と比べ
て、フィルムガイドにおける定着ニップ近傍の記録材搬
送方向下流側にくし歯状突起35b(図7、図8、図
3)を設け、定着フィルム31を下流方向に部分的に突
っ張らせたため、フィルムガイド35から分離ポイント
Aにおける定着フィルム31への伝熱を極力少なくで
き、実施例1と同様に、ホットオフセットマージンが広
く、より高速化が可能な装置であることが確認できた。
【0078】次に、同じく本実施例における上記装置を
用いた場合と、実施例1(図2)とについて、高温/高
湿(例えば30℃/80%RH)の環境下で24時間以
上放置された、厚紙/普通紙/薄紙(例えば105g/
80g/60g紙)の紙三種類に、紙の搬送方向と直交
する向きに線を並べたパターンを印字し、紙のシワ状態
や画像(横線パターン)の乱れを観察して評価を行なっ
た。その結果を表4に示す。表中の○は問題無し、△は
画像乱れの発生(紙シワは無し)、×は紙シワの発生を
示す。なお、プリント速度は30PPMとした。
【0079】
【表4】
【0080】記録材は薄い方が剛性が低く、さらに高温
/高湿環境に放置することで腰も弱くなるため、本実施
例は実施例1に比べて、紙シワに対するマージンが広
く、定着ニップ下流側における定着フィルム31の回転
軌跡の安定化が、紙シワに対して効果があることが確認
できた。
【0081】すなわち、定着ニップ下流側における定着
フィルム31の回転軌跡を、実施例1のフランジ部材3
6による定着フィルム31の両端部のみを規制する方式
から、本実施例の中央へのたるみ等が無いようフィルム
ガイド35にて定着フィルム31長手全域を規制する方
式への変更にて、安定化させることにより、紙シワの最
も発生しやすい高温/高湿環境の薄紙の放置紙を使用し
ても、紙シワの発生を抑制できることが可能となったの
である。
【0082】〈その他〉 1)加熱部材であるヒータ33はセラミックヒータに限
られるものではなく、たとえば鉄板等の電磁誘導発熱部
材等にすることも出来る。
【0083】2)加圧部材の形態としては、本実施例に
おける加圧ローラ32以外に、回動ベルト等の形態でも
構わない。
【0084】3)本発明の像加熱装置は、加熱定着装置
に限られず、仮定着する像加熱装置、画像を担持した記
録材を再加熱してつや等の画像表面性を改質する像加熱
装置等としても使用できる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ィルム加熱方式のように、加熱部材と、該加熱部材を支
持するガイド部材と、該ガイド部材を内包し、かつ前記
加熱部材と内接する可撓性の回転体と、該回転体を両端
で支持し、かつ前記ガイド部材と嵌合するフランジ部材
と、からなる加熱アセンブリと、該加熱アセンブリにお
ける回転体に圧接し、回転駆動を加える加圧部材と、を
有し、前記加熱アセンブリと前記加圧部材の圧接ニップ
部に、画像を担持した記録材を通過させて加熱する像加
熱装置において、回転体の圧接ニップ近傍における回転
軌跡を、圧接ニップの記録材搬送方向の上流側は回転体
の略半径とするのに対し、下流側は下流方向に突っ張る
よう部分的に規制部材を設けることにより、回転体と記
録材との分離ポイントを、圧接ニップ、及び加熱部材を
支持するガイド部材から遠ざけられるため、分離ポイン
トにおける画像温度を下げることができる。よって、回
転体と記録材の分離時におけるトナーの凝集力が上昇
し、ホットオフセットに対するマージンが広がるため、
プリント速度を高速化しても良好な画像を得ることがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1における画像形成装置の概略構成模
型図である。
【図2】 加熱定着装置の要部の横断面模型図である。
【図3】 フィルムガイドとその両端部に嵌合装着した
フランジ部材の外観斜視図である。
【図4】 (a)と(b)はフランジ部材の内面側の平
面図と側面図である。
【図5】 (a)と(b)は定着フィルムの層構成模型
図とプライマー層露出部の模型図である。
【図6】 定着バイアス印加方式の他の例の説明図であ
る。
【図7】 実施例2における加熱定着装置の要部の横断
面模型図である。
【図8】 フィルムガイドの形状説明図である。
【図9】 従来例の加熱定着装置の要部の横断面模型図
である。
【符号の説明】
1・・・・電子写真画像形成装置 11・・・感光ドラム 12・・・帯電ローラ 13・・・レーザービームスキャナ 14・・・現像装置 15・・・転写ローラ 16・・・クリーニング装置 21・・・カセット 22・・・給紙ローラ 23・・・レジストローラ 3・・・・定着装置 31・・・定着フィルム 32・・・加圧ローラ 33・・・ヒータ 35・・・フィルムガイド 36・・・フランジ部材 41・・・給電手段 42・・・バイアス電源 43・・・除電手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋口 伸治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA09 AA20 AA30 BA11 BA12 BA13 BA25 BA26 BE03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱部材と、該加熱部材を支持するガイド
    部材と、該ガイド部材を内包し、かつ前記加熱部材と内
    接する可撓性の回転体と、該回転体を両端で支持し、か
    つ前記ガイド部材と嵌合するフランジ部材と、からなる
    加熱アセンブリと、 該加熱アセンブリにおける回転体に圧接し、回転駆動を
    加える加圧部材と、 を有し、前記加熱アセンブリと前記加圧部材の圧接ニッ
    プ部に、画像を担持した記録材を通過させて加熱する像
    加熱装置において、 回転体の圧接ニップ近傍における回転軌跡を、圧接ニッ
    プの記録材搬送方向の上流側は回転体の略半径とするの
    に対し、下流側は下流方向に突っ張るよう部分的に規制
    部材を設けることを特徴とする像加熱装置。
  2. 【請求項2】回転体の圧接ニップ近傍の記録材搬送方向
    下流側における回転軌跡を、加熱部材よりも記録材搬送
    方向下流側においてフランジ部材に設けた突起部にて、
    回転体の両端部のみを下流方向に突っ張ることを特徴と
    する請求項1に記載の像加熱装置。
  3. 【請求項3】回転体の圧接ニップ近傍の記録材搬送方向
    下流側における回転軌跡を、加熱部材よりも記録材搬送
    方向下流側においてガイド部材に設けたくし歯状の突起
    部にて、回転体の中央付近を部分的に下流方向に突っ張
    ることを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  4. 【請求項4】少なくとも記録材が回転体と接触中、回転
    体にバイアスを印加する手段を有することを特徴とする
    請求項2又は3に記載の像加熱装置。
  5. 【請求項5】前記圧接ニップ部の記録材搬送方向の下流
    側に、除電手段を有することを特徴とする請求項4に記
    載の像加熱装置。
JP2002124082A 2002-04-25 2002-04-25 像加熱装置 Expired - Lifetime JP4054599B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002124082A JP4054599B2 (ja) 2002-04-25 2002-04-25 像加熱装置
US10/419,844 US6944420B2 (en) 2002-04-25 2003-04-22 Image heating apparatus with flexible sleeve and flange members in contact with the sleeve
CNB031229689A CN1296783C (zh) 2002-04-25 2003-04-23 图像加热装置
KR10-2003-0025896A KR100487049B1 (ko) 2002-04-25 2003-04-24 화상 가열 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002124082A JP4054599B2 (ja) 2002-04-25 2002-04-25 像加熱装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003316180A true JP2003316180A (ja) 2003-11-06
JP2003316180A5 JP2003316180A5 (ja) 2007-05-24
JP4054599B2 JP4054599B2 (ja) 2008-02-27

Family

ID=29267517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002124082A Expired - Lifetime JP4054599B2 (ja) 2002-04-25 2002-04-25 像加熱装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6944420B2 (ja)
JP (1) JP4054599B2 (ja)
KR (1) KR100487049B1 (ja)
CN (1) CN1296783C (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004281286A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Canon Inc 加熱装置
US7107000B2 (en) 2004-01-30 2006-09-12 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus having flexible sleeve
JP2011033661A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2012252061A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Brother Ind Ltd 定着装置
JP2016142747A (ja) * 2015-01-29 2016-08-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2018010164A (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2021039148A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005166299A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Canon Inc 加熱装置および画像形成装置
US7142803B2 (en) * 2003-12-19 2006-11-28 Ricoh Printing Systems, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
JP4630673B2 (ja) * 2004-02-03 2011-02-09 キヤノン株式会社 定着装置
EP1569046A1 (en) * 2004-02-27 2005-08-31 Canon Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus with a detector unit for detecting the temperature of a recording medium
JP4262119B2 (ja) 2004-02-27 2009-05-13 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2005316443A (ja) 2004-03-30 2005-11-10 Canon Inc 像加熱装置及びこの装置に用いられる搬送ローラ
JP2006023377A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2006084821A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Canon Inc 加熱定着装置
JP4649197B2 (ja) * 2004-12-20 2011-03-09 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP4804024B2 (ja) * 2005-04-14 2011-10-26 キヤノン株式会社 像加熱装置及び画像形成装置
JP5366427B2 (ja) * 2008-04-09 2013-12-11 キヤノン株式会社 フィルム、及びそのフィルムを備える像加熱装置
WO2010114150A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-07 キヤノン株式会社 画像形成システム及び画像形成装置
JP5035365B2 (ja) * 2010-02-26 2012-09-26 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP5589526B2 (ja) * 2010-03-18 2014-09-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5131314B2 (ja) * 2010-05-31 2013-01-30 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP5625860B2 (ja) 2010-12-14 2014-11-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5589820B2 (ja) * 2010-12-17 2014-09-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5879859B2 (ja) 2011-09-20 2016-03-08 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP5936331B2 (ja) * 2011-11-10 2016-06-22 キヤノン株式会社 像加熱装置
US8938193B2 (en) * 2011-11-29 2015-01-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fuser unit
JP5737520B2 (ja) 2012-01-13 2015-06-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2018100993A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 吸着部材、定着装置およびこれを備えた画像形成装置
JP6922427B2 (ja) * 2017-05-30 2021-08-18 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置
KR102223458B1 (ko) * 2017-09-21 2021-03-05 캐논 가부시끼가이샤 정착 장치
CN108981356B (zh) * 2018-06-01 2020-07-31 江西省中子能源有限公司 一种锂离子电池正负极片生产用烘干装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05119648A (ja) * 1991-10-25 1993-05-18 Hitachi Ltd 熱定着装置
JPH08241003A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Canon Inc 像加熱装置
JPH08286534A (ja) * 1995-04-11 1996-11-01 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
JPH09152804A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Minolta Co Ltd 定着装置
JPH11231695A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Canon Inc 加熱装置および画像形成装置
JP2000039787A (ja) * 1998-07-22 2000-02-08 Canon Inc 加熱装置、加熱定着装置及び画像形成装置
JP2000206815A (ja) * 1999-01-14 2000-07-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成装置の定着装置
JP2001324886A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Canon Inc 加熱体、加熱装置、及び画像形成装置

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0295901B1 (en) * 1987-06-16 1995-12-20 Canon Kabushiki Kaisha An image fixing apparatus
US5262834A (en) * 1988-12-06 1993-11-16 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus
US4970219A (en) * 1989-06-28 1990-11-13 Hoechst-Roussel Pharmaceuticals Inc. Heteroarylamino- and heteroaryloxypyridinamine compounds which have useful utility in treating skin disorders
EP0461595B1 (en) * 1990-06-11 1996-03-13 Canon Kabushiki Kaisha Heating apparatus using endless film
JP2940077B2 (ja) 1990-06-11 1999-08-25 キヤノン株式会社 加熱装置
JP2861280B2 (ja) 1990-06-11 1999-02-24 キヤノン株式会社 加熱装置
US5148226A (en) * 1990-06-11 1992-09-15 Canon Kabushiki Kaisha Heating apparatus using endless film
JP2884714B2 (ja) * 1990-06-11 1999-04-19 キヤノン株式会社 像加熱装置
US5210579A (en) * 1990-11-30 1993-05-11 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus having a parting resin layer for reducing frictional resistance of the film through which the image is heated
JPH04204981A (ja) 1990-11-30 1992-07-27 Canon Inc 加熱装置
JPH04204982A (ja) 1990-11-30 1992-07-27 Canon Inc 加熱装置
JP2940161B2 (ja) 1990-11-30 1999-08-25 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP2986126B2 (ja) * 1991-07-19 1999-12-06 キヤノン株式会社 像加熱装置
JPH05341672A (ja) * 1992-06-05 1993-12-24 Hitachi Koki Co Ltd 熱定着装置
JP3124375B2 (ja) * 1992-06-16 2001-01-15 キヤノン株式会社 加熱装置
JP3161114B2 (ja) * 1992-12-29 2001-04-25 キヤノン株式会社 加熱装置
JPH06314043A (ja) 1993-04-28 1994-11-08 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
US5450181A (en) * 1993-05-11 1995-09-12 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device
JPH06337601A (ja) * 1993-05-31 1994-12-06 Canon Inc 加熱装置
JPH07271217A (ja) 1994-03-31 1995-10-20 Toshiba Lighting & Technol Corp 板状ヒータおよび定着装置ならびに画像形成装置
JPH08234602A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Canon Inc 定着装置及び画像形成装置
JPH08314312A (ja) * 1995-05-22 1996-11-29 Canon Inc 加圧用回転体、加熱装置、及び画像形成装置
US5722026A (en) * 1995-08-31 1998-02-24 Canon Kabushiki Kaisha Pressing rotator and heating-fixing apparatus using the same
US5765086A (en) * 1995-10-09 1998-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Heat fixing belt with conductive aluminum layer toner release layer and elastic layer disposed therebetween
JPH10284218A (ja) * 1997-04-07 1998-10-23 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
JPH1130920A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Canon Inc 加熱定着装置及び画像形成装置
JP2000221812A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Canon Inc 画像形成装置
JP4248711B2 (ja) * 1999-10-26 2009-04-02 株式会社アイ.エス.テイ ポリイミド管状物およびその製造方法
JP2001203062A (ja) * 2000-01-20 2001-07-27 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
JP2001249558A (ja) * 2000-03-06 2001-09-14 Nitto Denko Corp 低摩擦シート、フィルム管状体、及びそれを用いた画像定着装置
JP3814542B2 (ja) * 2001-02-20 2006-08-30 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP4125023B2 (ja) * 2001-03-13 2008-07-23 キヤノン株式会社 定着装置
JP4933002B2 (ja) * 2001-07-26 2012-05-16 キヤノン株式会社 加熱定着装置および加熱用金属製スリーブ
JP3970122B2 (ja) * 2001-08-10 2007-09-05 キヤノン株式会社 ヒータに接触する金属製回転体を有する像加熱装置及びこの回転体及びこの回転体の製造方法
JP2003131502A (ja) * 2001-08-10 2003-05-09 Canon Inc イミド系摺動層を有するヒータ及びこのヒータを用いた像加熱装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05119648A (ja) * 1991-10-25 1993-05-18 Hitachi Ltd 熱定着装置
JPH08241003A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Canon Inc 像加熱装置
JPH08286534A (ja) * 1995-04-11 1996-11-01 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
JPH09152804A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Minolta Co Ltd 定着装置
JPH11231695A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Canon Inc 加熱装置および画像形成装置
JP2000039787A (ja) * 1998-07-22 2000-02-08 Canon Inc 加熱装置、加熱定着装置及び画像形成装置
JP2000206815A (ja) * 1999-01-14 2000-07-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成装置の定着装置
JP2001324886A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Canon Inc 加熱体、加熱装置、及び画像形成装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004281286A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Canon Inc 加熱装置
US7107000B2 (en) 2004-01-30 2006-09-12 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus having flexible sleeve
JP2011033661A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2012252061A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Brother Ind Ltd 定着装置
US9037057B2 (en) 2011-05-31 2015-05-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device capable of suppressing contact between tubular member and electric components
US9316975B2 (en) 2011-05-31 2016-04-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device capable of suppressing contact between tubular member and electric components
JP2016142747A (ja) * 2015-01-29 2016-08-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2018010164A (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2021039148A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP7443698B2 (ja) 2019-08-30 2024-03-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4054599B2 (ja) 2008-02-27
US6944420B2 (en) 2005-09-13
CN1453666A (zh) 2003-11-05
KR100487049B1 (ko) 2005-05-04
CN1296783C (zh) 2007-01-24
US20030206756A1 (en) 2003-11-06
KR20040021507A (ko) 2004-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4054599B2 (ja) 像加熱装置
JP4478342B2 (ja) 定着装置
JP2004184814A (ja) 加熱装置
US9280100B2 (en) Image forming apparatus including transfer unit
JP5020775B2 (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2009093017A (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2006047556A (ja) 画像形成装置の定着装置
US6763203B2 (en) Image forming apparatus having transfer bias control function
JP5737998B2 (ja) 像加熱装置
JPH02157880A (ja) 画像加熱定着装置
JP5153249B2 (ja) 画像形成装置
JP2009042303A (ja) 加圧ローラ及び像加熱装置
JP2005156905A (ja) 定着装置、画像形成装置およびガイド部材
JP2002132077A (ja) 像処理装置及び画像形成装置
JP2008129060A (ja) 像加熱定着装置
JP2008015412A (ja) 画像形成装置
JP4109966B2 (ja) 加熱定着装置
JP2017215466A (ja) 画像形成装置
JP4950576B2 (ja) 定着装置
JP3984901B2 (ja) 画像形成装置
JP3869964B2 (ja) 画像形成装置
JP2003122151A (ja) 加熱定着装置
JP3976881B2 (ja) 定着装置
JP2020106673A (ja) 像加熱装置
JPH09274398A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050420

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4054599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131214

Year of fee payment: 6

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

EXPY Cancellation because of completion of term