JPH08234602A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
定着装置及び画像形成装置Info
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- JPH08234602A JPH08234602A JP6355895A JP6355895A JPH08234602A JP H08234602 A JPH08234602 A JP H08234602A JP 6355895 A JP6355895 A JP 6355895A JP 6355895 A JP6355895 A JP 6355895A JP H08234602 A JPH08234602 A JP H08234602A
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- JP
- Japan
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- heating element
- film member
- element holder
- fixing device
- film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本出願に係る第1の発明は、エンドレスフィ
ルムの停止時における貼り付きを発生させることなく、
駆動トルクを低減させることのできる定着装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】 発熱体ホルダー1の排紙側に、エンドレスフ
ィルム3の移動方向と垂直に延びたリブ7を設け、この
リブ7により、エンドレスフィルム3と発熱体ホルダー
1との接触面積を減少させ、摩擦抵抗を減少させる。
ルムの停止時における貼り付きを発生させることなく、
駆動トルクを低減させることのできる定着装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】 発熱体ホルダー1の排紙側に、エンドレスフ
ィルム3の移動方向と垂直に延びたリブ7を設け、この
リブ7により、エンドレスフィルム3と発熱体ホルダー
1との接触面積を減少させ、摩擦抵抗を減少させる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性のフィルムを介
して記録材上のトナー画像を加熱する定着装置、及びこ
の定着装置を備えた電子写真複写装置等の画像形成装置
に関するものである。
して記録材上のトナー画像を加熱する定着装置、及びこ
の定着装置を備えた電子写真複写装置等の画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写装置等の画像形成装置に装
備される加熱方式の定着装置として、図9及び図10に
示すものが提案されている。同図において、1は耐熱樹
脂製の発熱体ホルダー、2は発熱体、3はフィルム部材
としての耐熱性のエンドレスフィルム、4は駆動ロー
ラ、5はテンションローラ、6は加圧部材としての加圧
ローラであり、上記エンドレスフィルム3は上記駆動ロ
ーラ4及び上記テンションローラ5とに掛け回され、発
熱体ホルダー1の凹部に接着された発熱体2と加圧ロー
ラ6との間に挟持されて矢印方向に回転するようになっ
ている。
備される加熱方式の定着装置として、図9及び図10に
示すものが提案されている。同図において、1は耐熱樹
脂製の発熱体ホルダー、2は発熱体、3はフィルム部材
としての耐熱性のエンドレスフィルム、4は駆動ロー
ラ、5はテンションローラ、6は加圧部材としての加圧
ローラであり、上記エンドレスフィルム3は上記駆動ロ
ーラ4及び上記テンションローラ5とに掛け回され、発
熱体ホルダー1の凹部に接着された発熱体2と加圧ロー
ラ6との間に挟持されて矢印方向に回転するようになっ
ている。
【0003】そして、発熱体2からの熱はエンドレスフ
ィルム3を介して加圧ローラ6との間に移送される記録
シート(図示せず)に担持されたトナー画像に伝達さ
れ、トナー画像はこの熱により溶融し、記録シート上に
定着される。なお、11は偏り検知センサで、フィルム
3の偏りをフィルム端12で検知している。
ィルム3を介して加圧ローラ6との間に移送される記録
シート(図示せず)に担持されたトナー画像に伝達さ
れ、トナー画像はこの熱により溶融し、記録シート上に
定着される。なお、11は偏り検知センサで、フィルム
3の偏りをフィルム端12で検知している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、発熱体ホルダー1とエンドレスフィルム3と
の接触面積が大きくなって摩擦抵抗が増大することがあ
り、大きな駆動トルクが必要となることがあった。これ
を防ぐためには、装置の初期使用開始前に発熱体2及び
発熱体ホルダー1とエンドレスフィルム3との間にオイ
ルやグリースを塗布して摩擦抵抗を低下させることも考
えられるが、この場合には、エンドレスフィルム3の停
止時に発熱体2や発熱体ホルダー1とエンドレスフィル
ム3が貼り付いて、エンドレスフィルム3が移動しなく
なることがある。
来例では、発熱体ホルダー1とエンドレスフィルム3と
の接触面積が大きくなって摩擦抵抗が増大することがあ
り、大きな駆動トルクが必要となることがあった。これ
を防ぐためには、装置の初期使用開始前に発熱体2及び
発熱体ホルダー1とエンドレスフィルム3との間にオイ
ルやグリースを塗布して摩擦抵抗を低下させることも考
えられるが、この場合には、エンドレスフィルム3の停
止時に発熱体2や発熱体ホルダー1とエンドレスフィル
ム3が貼り付いて、エンドレスフィルム3が移動しなく
なることがある。
【0005】また、このように定着装置における駆動ト
ルクが大きくなる場合には、画像形成装置本体に備える
モータ等の駆動源も大型化しなければならない場合があ
り、画像形成装置の小型化及び低コスト化にとって障害
となることがあった。
ルクが大きくなる場合には、画像形成装置本体に備える
モータ等の駆動源も大型化しなければならない場合があ
り、画像形成装置の小型化及び低コスト化にとって障害
となることがあった。
【0006】本出願に係る第1の発明は、上記問題点を
解決し、エンドレスフィルムの停止時における貼り付き
を発生させることなく、駆動トルクを低減させることの
できる定着装置を提供することを目的としている。
解決し、エンドレスフィルムの停止時における貼り付き
を発生させることなく、駆動トルクを低減させることの
できる定着装置を提供することを目的としている。
【0007】また、本出願に係る第2の発明は、できる
限り低コストで上記目的を達成することのできる定着装
置を提供することを目的としている。
限り低コストで上記目的を達成することのできる定着装
置を提供することを目的としている。
【0008】さらに、本出願に係る第3の発明は、駆動
トルクを低減させつつ、エンドレスフィルムに発生する
皺を防止することのできる定着装置を提供することを目
的としている。
トルクを低減させつつ、エンドレスフィルムに発生する
皺を防止することのできる定着装置を提供することを目
的としている。
【0009】また、本出願に係る第4の発明は、できる
限り低コストで上記第3の発明の目的を達成することの
できる定着装置を提供することを目的としている。
限り低コストで上記第3の発明の目的を達成することの
できる定着装置を提供することを目的としている。
【0010】さらに、本出願に係る第5の発明は、上記
問題点を解決し、エンドレスフィルムの停止時における
貼り付きを発生させることなく、駆動トルクを低減させ
ることにより、駆動源を大型化する必要のない画像形成
装置を提供することを目的としている。
問題点を解決し、エンドレスフィルムの停止時における
貼り付きを発生させることなく、駆動トルクを低減させ
ることにより、駆動源を大型化する必要のない画像形成
装置を提供することを目的としている。
【0011】また、本出願に係る第6の発明は、できる
限り低コストで上記目的を達成することのできる画像形
成装置を提供することを目的としている。
限り低コストで上記目的を達成することのできる画像形
成装置を提供することを目的としている。
【0012】さらに、本出願に係る第7の発明は、駆動
トルクを低減させつつ、エンドレスフィルムに発生する
皺を防止して、良好な画像を形成することのできる画像
形成装置を提供することを目的としている。
トルクを低減させつつ、エンドレスフィルムに発生する
皺を防止して、良好な画像を形成することのできる画像
形成装置を提供することを目的としている。
【0013】また、本出願に係る第8の発明は、できる
限り低コストで上記第7の発明の目的を達成することの
できる画像形成装置を提供することを目的としている。
限り低コストで上記第7の発明の目的を達成することの
できる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、エンドレス状に形成されたフィ
ルム部材と、該フィルム部材の内側表面に接触するよう
に配設された発熱体と、該発熱体を支持し上記フィルム
部材と接触するように配設された発熱体ホルダーと、上
記発熱体に上記フィルム部材を介して圧接するように配
設された加圧部材とを備え、上記発熱体と上記加圧部材
との間にて記録材を挟持せしめ、上記フィルム部材を介
して上記発熱体の熱により記録材上のトナー画像を溶融
して定着する定着装置において、上記発熱体ホルダーの
上記フィルム部材との摺動面には、凹凸が形成されてい
ることにより達成される。
によれば、上記目的は、エンドレス状に形成されたフィ
ルム部材と、該フィルム部材の内側表面に接触するよう
に配設された発熱体と、該発熱体を支持し上記フィルム
部材と接触するように配設された発熱体ホルダーと、上
記発熱体に上記フィルム部材を介して圧接するように配
設された加圧部材とを備え、上記発熱体と上記加圧部材
との間にて記録材を挟持せしめ、上記フィルム部材を介
して上記発熱体の熱により記録材上のトナー画像を溶融
して定着する定着装置において、上記発熱体ホルダーの
上記フィルム部材との摺動面には、凹凸が形成されてい
ることにより達成される。
【0015】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、発熱体ホルダー
のフィルム部材との摺動面の凹凸は、発熱体ホルダーの
発熱体支持部よりもフィルム部材の移動方向下流側に設
けられていることにより達成される。
上記目的は、上記第1の発明において、発熱体ホルダー
のフィルム部材との摺動面の凹凸は、発熱体ホルダーの
発熱体支持部よりもフィルム部材の移動方向下流側に設
けられていることにより達成される。
【0016】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記目的は、上記第1の発明において、発熱体ホル
ダーのフィルム部材との摺動面の凹凸は、フィルム部材
の移動方向に沿って延びた複数のリブにより形成されて
いることにより達成される。
ば、上記目的は、上記第1の発明において、発熱体ホル
ダーのフィルム部材との摺動面の凹凸は、フィルム部材
の移動方向に沿って延びた複数のリブにより形成されて
いることにより達成される。
【0017】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記目的は、上記第3の発明において、リブは発熱体ホ
ルダーの発熱体支持部よりもフィルム部材の移動方向上
流側に設けられていることにより達成される。
上記目的は、上記第3の発明において、リブは発熱体ホ
ルダーの発熱体支持部よりもフィルム部材の移動方向上
流側に設けられていることにより達成される。
【0018】さらに、本出願に係る第5の発明によれ
ば、上記目的は、感光層を有する像担持体と、該像担持
体を帯電せしめる帯電手段と、該像担持体を露光せしめ
る露光手段と、該像担持体上に形成される静電潜像をト
ナーにより現像せしめる現像装置と、記録材を供給せし
める記録材供給手段と、該像担持体上に形成されたトナ
ー像を該記録材上に転写せしめる転写装置と、発熱体ホ
ルダーに支持された発熱体にフィルム部材を介して加圧
部材を圧接させた定着装置とを備え、上記トナー像の転
写された記録材を該定着装置の圧接部にて挟持搬送しな
がら加熱及び加圧して該記録材上のトナー像を定着させ
て画像を形成する画像形成装置において、上記定着装置
として上記発熱体ホルダーの上記フィルム部材との摺動
面に凹凸が形成されている定着装置を備えたことにより
達成される。
ば、上記目的は、感光層を有する像担持体と、該像担持
体を帯電せしめる帯電手段と、該像担持体を露光せしめ
る露光手段と、該像担持体上に形成される静電潜像をト
ナーにより現像せしめる現像装置と、記録材を供給せし
める記録材供給手段と、該像担持体上に形成されたトナ
ー像を該記録材上に転写せしめる転写装置と、発熱体ホ
ルダーに支持された発熱体にフィルム部材を介して加圧
部材を圧接させた定着装置とを備え、上記トナー像の転
写された記録材を該定着装置の圧接部にて挟持搬送しな
がら加熱及び加圧して該記録材上のトナー像を定着させ
て画像を形成する画像形成装置において、上記定着装置
として上記発熱体ホルダーの上記フィルム部材との摺動
面に凹凸が形成されている定着装置を備えたことにより
達成される。
【0019】また、本出願に係る第6の発明によれば、
上記目的は、上記第5の発明において、定着装置におけ
る発熱体ホルダーのフィルム部材との摺動面の凹凸は、
発熱体ホルダーの発熱体支持部よりもフィルム部材の移
動方向下流側に設けられていることにより達成される。
上記目的は、上記第5の発明において、定着装置におけ
る発熱体ホルダーのフィルム部材との摺動面の凹凸は、
発熱体ホルダーの発熱体支持部よりもフィルム部材の移
動方向下流側に設けられていることにより達成される。
【0020】さらに、本出願に係る第7の発明によれ
ば、上記目的は、上記第5の発明において、定着装置に
おける発熱体ホルダーのフィルム部材との摺動面の凹凸
は、フィルム部材の移動方向に沿って延びた複数のリブ
により形成されていることにより達成される。
ば、上記目的は、上記第5の発明において、定着装置に
おける発熱体ホルダーのフィルム部材との摺動面の凹凸
は、フィルム部材の移動方向に沿って延びた複数のリブ
により形成されていることにより達成される。
【0021】また、本出願に係る第8の発明によれば、
上記目的は、上記第7の発明において、定着装置におけ
るリブは発熱体ホルダーの発熱体支持部よりもフィルム
部材の移動方向上流側に設けられていることにより達成
される。
上記目的は、上記第7の発明において、定着装置におけ
るリブは発熱体ホルダーの発熱体支持部よりもフィルム
部材の移動方向上流側に設けられていることにより達成
される。
【0022】
【作用】本出願に係る第1の発明によれば、フィルム部
材の内側表面は、該フィルム部材の移動に伴って発熱体
ホルダーと摺擦されるが、該発熱体ホルダーの摺動面に
は凹凸が形成されているため、フィルム部材と発熱体ホ
ルダーとの接触面積が減少し、摩擦抵抗が減少する。
材の内側表面は、該フィルム部材の移動に伴って発熱体
ホルダーと摺擦されるが、該発熱体ホルダーの摺動面に
は凹凸が形成されているため、フィルム部材と発熱体ホ
ルダーとの接触面積が減少し、摩擦抵抗が減少する。
【0023】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記第1の発明において、凹凸は発熱体ホルダーの発熱
体支持部よりもフィルム部材の移動方向下流側に形成さ
れているが、該下流側におけるフィルム部材と発熱体ホ
ルダーとの接触面積は減少し、摩擦抵抗が減少する。
上記第1の発明において、凹凸は発熱体ホルダーの発熱
体支持部よりもフィルム部材の移動方向下流側に形成さ
れているが、該下流側におけるフィルム部材と発熱体ホ
ルダーとの接触面積は減少し、摩擦抵抗が減少する。
【0024】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記第1の発明において、発熱体ホルダーのフィル
ム部材との摺動面の凹凸は、フィルム部材の移動方向に
沿って延びた複数のリブにより形成されているので、フ
ィルム部材はリブによって該移動方向に沿って案内さ
れ、皺が発生しない。
ば、上記第1の発明において、発熱体ホルダーのフィル
ム部材との摺動面の凹凸は、フィルム部材の移動方向に
沿って延びた複数のリブにより形成されているので、フ
ィルム部材はリブによって該移動方向に沿って案内さ
れ、皺が発生しない。
【0025】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記第3の発明において、リブは発熱体ホルダーの発熱
体支持部よりもフィルム部材の移動方向上流側に設けら
れているが、該上流側において、フィルム部材はリブに
より該移動方向に沿って案内され、かつ、接触面積の減
少により摩擦抵抗が減少する。
上記第3の発明において、リブは発熱体ホルダーの発熱
体支持部よりもフィルム部材の移動方向上流側に設けら
れているが、該上流側において、フィルム部材はリブに
より該移動方向に沿って案内され、かつ、接触面積の減
少により摩擦抵抗が減少する。
【0026】さらに、本出願に係る第5の発明によれ
ば、定着装置におけるフィルム部材の内側表面は、該フ
ィルム部材の移動に伴って発熱体ホルダーと摺擦される
が、該発熱体ホルダーの摺動面には凹凸が形成されてい
るため、フィルム部材と発熱体ホルダーとの接触面積が
減少し、摩擦抵抗が減少する。その結果、画像形成装置
に備えた駆動源に対する負荷が軽減される。
ば、定着装置におけるフィルム部材の内側表面は、該フ
ィルム部材の移動に伴って発熱体ホルダーと摺擦される
が、該発熱体ホルダーの摺動面には凹凸が形成されてい
るため、フィルム部材と発熱体ホルダーとの接触面積が
減少し、摩擦抵抗が減少する。その結果、画像形成装置
に備えた駆動源に対する負荷が軽減される。
【0027】また、本出願に係る第6の発明によれば、
上記第5の発明において、定着装置における凹凸は発熱
体ホルダーの発熱体支持部よりもフィルム部材の移動方
向下流側に形成されているが、該下流側におけるフィル
ム部材と発熱体ホルダーとの接触面積は減少し、摩擦抵
抗が減少する。その結果、画像形成装置に備えた駆動源
に対する負荷が軽減される。
上記第5の発明において、定着装置における凹凸は発熱
体ホルダーの発熱体支持部よりもフィルム部材の移動方
向下流側に形成されているが、該下流側におけるフィル
ム部材と発熱体ホルダーとの接触面積は減少し、摩擦抵
抗が減少する。その結果、画像形成装置に備えた駆動源
に対する負荷が軽減される。
【0028】さらに、本出願に係る第7の発明によれ
ば、上記第5の発明において、定着装置における発熱体
ホルダーのフィルム部材との摺動面の凹凸は、フィルム
部材の移動方向に沿って延びた複数のリブにより形成さ
れているので、フィルム部材はリブによって該移動方向
に沿って案内され、皺が発生しない。その結果、画像形
成装置に備えた駆動源に対する負荷が軽減されるばかり
でなく、良好な画像形成が行われる。
ば、上記第5の発明において、定着装置における発熱体
ホルダーのフィルム部材との摺動面の凹凸は、フィルム
部材の移動方向に沿って延びた複数のリブにより形成さ
れているので、フィルム部材はリブによって該移動方向
に沿って案内され、皺が発生しない。その結果、画像形
成装置に備えた駆動源に対する負荷が軽減されるばかり
でなく、良好な画像形成が行われる。
【0029】また、本出願に係る第8の発明によれば、
上記第7の発明において、定着装置におけるリブは発熱
体ホルダーの発熱体支持部よりもフィルム部材の移動方
向上流側に設けられているが、該上流側において、フィ
ルム部材はリブにより該移動方向に沿って案内され、か
つ、接触面積の減少により摩擦抵抗が減少する。その結
果、画像形成装置に備えた駆動源に対する負荷が軽減さ
れるばかりでなく、良好な画像形成が行われる。
上記第7の発明において、定着装置におけるリブは発熱
体ホルダーの発熱体支持部よりもフィルム部材の移動方
向上流側に設けられているが、該上流側において、フィ
ルム部材はリブにより該移動方向に沿って案内され、か
つ、接触面積の減少により摩擦抵抗が減少する。その結
果、画像形成装置に備えた駆動源に対する負荷が軽減さ
れるばかりでなく、良好な画像形成が行われる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0031】(第1の実施例)まず、本発明の第1の実
施例を図1ないし図4に基づいて説明する。図2は本実
施例におけるフィルム方式の定着装置を備えた画像形成
装置としての複写機の断面図である。同図において、像
担持体たる感光ドラム21の感光層は、帯電手段たる帯
電器22により一様に帯電されており、この帯電された
感光ドラム21の表面に、画像情報に基づいた露光手段
23による露光が行われ、該表面には静電潜像が形成さ
れる。そして、この静電潜像は、現像装置24のトナー
によりトナー像として現像され、給紙カセット25から
給紙されて記録材供給手段たる搬送ローラ26を介して
搬送された記録材としての用紙(図示せず)上に、転写
部27において転写される。その後、この用紙は搬送部
28により搬送され、定着入口ガイド部29を経て発熱
体2、エンドレスフィルム3、及び加圧ローラ6よりな
る定着装置30へ送られ、定着装置30を通過してトナ
ー像が熱定着された用紙は排紙部31により機外へ排出
され、画像形成工程の終了となる。
施例を図1ないし図4に基づいて説明する。図2は本実
施例におけるフィルム方式の定着装置を備えた画像形成
装置としての複写機の断面図である。同図において、像
担持体たる感光ドラム21の感光層は、帯電手段たる帯
電器22により一様に帯電されており、この帯電された
感光ドラム21の表面に、画像情報に基づいた露光手段
23による露光が行われ、該表面には静電潜像が形成さ
れる。そして、この静電潜像は、現像装置24のトナー
によりトナー像として現像され、給紙カセット25から
給紙されて記録材供給手段たる搬送ローラ26を介して
搬送された記録材としての用紙(図示せず)上に、転写
部27において転写される。その後、この用紙は搬送部
28により搬送され、定着入口ガイド部29を経て発熱
体2、エンドレスフィルム3、及び加圧ローラ6よりな
る定着装置30へ送られ、定着装置30を通過してトナ
ー像が熱定着された用紙は排紙部31により機外へ排出
され、画像形成工程の終了となる。
【0032】以上のような本実施例における定着装置3
0は、次のような特徴を有している。図1は本発明の第
1の実施例の定着装置を示す縦断面図である。図1にお
いて1は発熱体ホルダーであり、該発熱体ホルダー1の
凹部には、アルミナ等の良熱伝導性の基板上に銀パラジ
ウム等の通電により発熱する抵抗発熱体のパターンを印
刷して作られる発熱体2が取り付けられている。
0は、次のような特徴を有している。図1は本発明の第
1の実施例の定着装置を示す縦断面図である。図1にお
いて1は発熱体ホルダーであり、該発熱体ホルダー1の
凹部には、アルミナ等の良熱伝導性の基板上に銀パラジ
ウム等の通電により発熱する抵抗発熱体のパターンを印
刷して作られる発熱体2が取り付けられている。
【0033】また、3はポリイミド等の耐熱樹脂をエン
ドレス状のフィルムに成形したフィルム部材としてのエ
ンドレスフィルムであり、該エンドレスフィルム3の外
周にはトナーとの離型性を良くするためにPFA、PT
FE等のフッ素樹脂のコーティングがなされている。
ドレス状のフィルムに成形したフィルム部材としてのエ
ンドレスフィルムであり、該エンドレスフィルム3の外
周にはトナーとの離型性を良くするためにPFA、PT
FE等のフッ素樹脂のコーティングがなされている。
【0034】4はエンドレスフィルム3を駆動するロー
ラで、表面にはゴムをコートして摩擦係数を上げてい
る。5はテンションローラでエンドレスフィルム3の偏
りを防止すべく、防止機構(図示せず)で図面上の手前
奥でエンドレスフィルム3に与えるテンションを調整す
るようになっている。6は芯金上にフッ素ゴムあるいは
シリコーンゴムを巻き付けた加圧部材たる加圧ローラで
ある。
ラで、表面にはゴムをコートして摩擦係数を上げてい
る。5はテンションローラでエンドレスフィルム3の偏
りを防止すべく、防止機構(図示せず)で図面上の手前
奥でエンドレスフィルム3に与えるテンションを調整す
るようになっている。6は芯金上にフッ素ゴムあるいは
シリコーンゴムを巻き付けた加圧部材たる加圧ローラで
ある。
【0035】以上のような本実施例装置において、未定
着の粉体トナー像を保持した記録材は、発熱体2と加圧
ローラ6とのニップに搬送され、そこで加熱、加圧され
定着像となって排出される。
着の粉体トナー像を保持した記録材は、発熱体2と加圧
ローラ6とのニップに搬送され、そこで加熱、加圧され
定着像となって排出される。
【0036】しかしながら、従来はこのような方式の定
着装置におけるエンドレスフィルムは、発熱体ホルダー
との接触面積が大きく、摩擦抵抗が増大することがあっ
た。
着装置におけるエンドレスフィルムは、発熱体ホルダー
との接触面積が大きく、摩擦抵抗が増大することがあっ
た。
【0037】そこで、本実施例においては、図3の縦断
面図及び図4の斜視図に示すように、発熱体ホルダー1
の排紙側に、エンドレスフィルム3の移動方向と垂直に
リブ7を設けた。このリブ7により、エンドレスフィル
ム3と発熱体ホルダー1との接触面積を減少させ、摩擦
抵抗を減少させることができる。
面図及び図4の斜視図に示すように、発熱体ホルダー1
の排紙側に、エンドレスフィルム3の移動方向と垂直に
リブ7を設けた。このリブ7により、エンドレスフィル
ム3と発熱体ホルダー1との接触面積を減少させ、摩擦
抵抗を減少させることができる。
【0038】従って、発熱体2及び発熱体ホルダー1と
エンドレスフィルム3との間にオイルやグリースを塗布
する必要がないので、発熱体2や発熱体ホルダー1とエ
ンドレスフィルム3との貼り付きを発生させることな
く、エンドレスフィルム3の駆動トルクを低減させるこ
とができる。
エンドレスフィルム3との間にオイルやグリースを塗布
する必要がないので、発熱体2や発熱体ホルダー1とエ
ンドレスフィルム3との貼り付きを発生させることな
く、エンドレスフィルム3の駆動トルクを低減させるこ
とができる。
【0039】その結果、画像形成装置に備えたモータ等
の駆動源(図示せず)に対する負荷を軽減させることが
できるため、駆動源の小型化を実現することができ、画
像形成装置の小型化及び低コスト化を実現することがで
きる。
の駆動源(図示せず)に対する負荷を軽減させることが
できるため、駆動源の小型化を実現することができ、画
像形成装置の小型化及び低コスト化を実現することがで
きる。
【0040】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例を図5に基づいて説明する。なお、第1の実施例と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
施例を図5に基づいて説明する。なお、第1の実施例と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0041】図5は本発明の第2の実施例における発熱
体ホルダー1の斜視図である。図5に示した発熱体ホル
ダー1には排紙側にエンドレスフィルム3の移動方向に
沿って溝8が設けてあり、これにより発熱体ホルダー1
とエンドレスフィルム3との接触面積を減少させ、摩擦
抵抗を減少させている。
体ホルダー1の斜視図である。図5に示した発熱体ホル
ダー1には排紙側にエンドレスフィルム3の移動方向に
沿って溝8が設けてあり、これにより発熱体ホルダー1
とエンドレスフィルム3との接触面積を減少させ、摩擦
抵抗を減少させている。
【0042】従って、本実施例においても画像形成装置
に備えたモータ等の駆動源(図示せず)に対する負荷を
軽減させることができるため、駆動源の小型化を実現す
ることができ、画像形成装置の小型化及び低コスト化を
実現することができる。
に備えたモータ等の駆動源(図示せず)に対する負荷を
軽減させることができるため、駆動源の小型化を実現す
ることができ、画像形成装置の小型化及び低コスト化を
実現することができる。
【0043】(第3の実施例)次に、本発明の第3の実
施例を図6及び図7に基づいて説明する。なお、第1の
実施例との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
施例を図6及び図7に基づいて説明する。なお、第1の
実施例との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0044】図6は本発明の第3の実施例における発熱
体ホルダー1の斜視図である。また、図7はその縦断面
図である。図6、図7において、9は突起部であり、こ
れにより、発熱体ホルダー1とエンドレスフィルム3と
の接触面積を減少させ、摩擦抵抗を減少させることがで
きる。
体ホルダー1の斜視図である。また、図7はその縦断面
図である。図6、図7において、9は突起部であり、こ
れにより、発熱体ホルダー1とエンドレスフィルム3と
の接触面積を減少させ、摩擦抵抗を減少させることがで
きる。
【0045】また、突起部9の部分だけ他の部分よりP
FAやPTFE等のフッ素樹脂の比率を多くすると、さ
らに摩擦抵抗を減らすことができる。
FAやPTFE等のフッ素樹脂の比率を多くすると、さ
らに摩擦抵抗を減らすことができる。
【0046】その結果、画像形成装置に備えたモータ等
の駆動源(図示せず)に対する負荷を軽減させることが
できるため、駆動源の小型化を実現することができ、画
像形成装置の小型化及び低コスト化を実現することがで
きる。
の駆動源(図示せず)に対する負荷を軽減させることが
できるため、駆動源の小型化を実現することができ、画
像形成装置の小型化及び低コスト化を実現することがで
きる。
【0047】(第4の実施例)次に、本発明の第4の実
施例を図8に基づいて説明する。なお、第1の実施例と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
施例を図8に基づいて説明する。なお、第1の実施例と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0048】図8は本発明の第4の実施例における発熱
体ホルダー1の上流側の側面図である。図8に示すよう
に、エンドレスフィルム3の移動方向に沿って、かつ移
動方向下流側ほど外側に向くようにリブ10を設ける
と、発熱体ホルダー1とエンドレスフィルム3との接触
面積を減少させ摩擦抵抗を減少させることができるだけ
でなく、エンドレスフィルム3に外側に拡がるような力
が働くため、エンドレスフィルム3に皺ができるのを防
ぐことができる。特に、上流側にこのようなリブ10を
設けることにより、発熱体2と加圧ローラ6とのニップ
付近での皺を防ぐことができるため、良質な画像を得る
ことができる。
体ホルダー1の上流側の側面図である。図8に示すよう
に、エンドレスフィルム3の移動方向に沿って、かつ移
動方向下流側ほど外側に向くようにリブ10を設ける
と、発熱体ホルダー1とエンドレスフィルム3との接触
面積を減少させ摩擦抵抗を減少させることができるだけ
でなく、エンドレスフィルム3に外側に拡がるような力
が働くため、エンドレスフィルム3に皺ができるのを防
ぐことができる。特に、上流側にこのようなリブ10を
設けることにより、発熱体2と加圧ローラ6とのニップ
付近での皺を防ぐことができるため、良質な画像を得る
ことができる。
【0049】その結果、画像形成装置に備えたモータ等
の駆動源(図示せず)に対する負荷を軽減させることが
できるため、駆動源の小型化を実現することができ、画
像形成装置の小型化及び低コスト化を実現することがで
きるだけでなく、常に良好な画像を形成することができ
る。
の駆動源(図示せず)に対する負荷を軽減させることが
できるため、駆動源の小型化を実現することができ、画
像形成装置の小型化及び低コスト化を実現することがで
きるだけでなく、常に良好な画像を形成することができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、発熱体ホルダーのフィルム部材の摺動
面に凹凸を形成することにより、発熱体ホルダーとフィ
ルム部材との接触面積を減少させ、摩擦抵抗を減少させ
ることができ、これにより、フィルム部材の駆動トルク
を小さくできる。
の発明によれば、発熱体ホルダーのフィルム部材の摺動
面に凹凸を形成することにより、発熱体ホルダーとフィ
ルム部材との接触面積を減少させ、摩擦抵抗を減少させ
ることができ、これにより、フィルム部材の駆動トルク
を小さくできる。
【0051】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記第1の発明において、凹凸を発熱体ホルダーの発熱
体支持部よりもフィルム部材の移動方向下流側に形成さ
せたので、該下流側におけるフィルム部材と発熱体ホル
ダーとの接触面積を減少させ、摩擦抵抗を減少させつ
つ、発熱体ホルダーの加工部を少なくしてコストダウン
を図ることができる。
上記第1の発明において、凹凸を発熱体ホルダーの発熱
体支持部よりもフィルム部材の移動方向下流側に形成さ
せたので、該下流側におけるフィルム部材と発熱体ホル
ダーとの接触面積を減少させ、摩擦抵抗を減少させつ
つ、発熱体ホルダーの加工部を少なくしてコストダウン
を図ることができる。
【0052】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記第1の発明において、発熱体ホルダーのフィル
ム部材との摺動面の凹凸を、フィルム部材の移動方向に
沿って延びた複数のリブにより形成したので、発熱体ホ
ルダーとの接触面積、摩擦抵抗を減少させつつ、フィル
ム部材の皺の発生を防止することができる。
ば、上記第1の発明において、発熱体ホルダーのフィル
ム部材との摺動面の凹凸を、フィルム部材の移動方向に
沿って延びた複数のリブにより形成したので、発熱体ホ
ルダーとの接触面積、摩擦抵抗を減少させつつ、フィル
ム部材の皺の発生を防止することができる。
【0053】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記第3の発明において、リブを発熱体ホルダーの発熱
体支持部よりもフィルム部材の移動方向上流側に設けた
ので、フィルム部材の発熱体ホルダーに対する接触面積
及び摩擦抵抗を減少させつつ、発熱体ホルダーの加工部
を少なくしてコストダウンを図ることができる。
上記第3の発明において、リブを発熱体ホルダーの発熱
体支持部よりもフィルム部材の移動方向上流側に設けた
ので、フィルム部材の発熱体ホルダーに対する接触面積
及び摩擦抵抗を減少させつつ、発熱体ホルダーの加工部
を少なくしてコストダウンを図ることができる。
【0054】さらに、本出願に係る第5の発明によれ
ば、定着装置における発熱体ホルダーのフィルム部材の
摺動面に凹凸を形成することにより、発熱体ホルダーと
フィルム部材との接触面積を減少させ、摩擦抵抗を減少
させることができ、これにより、フィルム部材の駆動ト
ルクを小さくできる。その結果、画像形成装置に備えた
モータ等の駆動源(図示せず)に対する負荷を軽減させ
ることができるため、駆動源の小型化を実現することが
でき、画像形成装置の小型化及び低コスト化を実現する
ことができる。
ば、定着装置における発熱体ホルダーのフィルム部材の
摺動面に凹凸を形成することにより、発熱体ホルダーと
フィルム部材との接触面積を減少させ、摩擦抵抗を減少
させることができ、これにより、フィルム部材の駆動ト
ルクを小さくできる。その結果、画像形成装置に備えた
モータ等の駆動源(図示せず)に対する負荷を軽減させ
ることができるため、駆動源の小型化を実現することが
でき、画像形成装置の小型化及び低コスト化を実現する
ことができる。
【0055】また、本出願に係る第6の発明によれば、
上記第5の発明において、定着装置における凹凸を発熱
体ホルダーの発熱体支持部よりもフィルム部材の移動方
向下流側に形成させたので、該下流側におけるフィルム
部材と発熱体ホルダーとの接触面積を減少させ、摩擦抵
抗を減少させつつ、発熱体ホルダーの加工部を少なくし
てコストダウンを図ることができる。その結果、画像形
成装置に備えたモータ等の駆動源(図示せず)に対する
負荷を軽減させることができるため、駆動源の小型化を
実現することができ、画像形成装置の小型化及び低コス
ト化を実現することができる。
上記第5の発明において、定着装置における凹凸を発熱
体ホルダーの発熱体支持部よりもフィルム部材の移動方
向下流側に形成させたので、該下流側におけるフィルム
部材と発熱体ホルダーとの接触面積を減少させ、摩擦抵
抗を減少させつつ、発熱体ホルダーの加工部を少なくし
てコストダウンを図ることができる。その結果、画像形
成装置に備えたモータ等の駆動源(図示せず)に対する
負荷を軽減させることができるため、駆動源の小型化を
実現することができ、画像形成装置の小型化及び低コス
ト化を実現することができる。
【0056】さらに、本出願に係る第7の発明によれ
ば、上記第5の発明において、定着装置における発熱体
ホルダーのフィルム部材との摺動面の凹凸を、フィルム
部材の移動方向に沿って延びた複数のリブにより形成し
たので、発熱体ホルダーとの接触面積、摩擦抵抗を減少
させつつ、フィルム部材の皺の発生を防止することがで
きる。その結果、画像形成装置に備えたモータ等の駆動
源(図示せず)に対する負荷を軽減させることができる
ため、駆動源の小型化を実現することができ、画像形成
装置の小型化及び低コスト化を実現することができるだ
けでなく、常に良好な画像を形成することができる。
ば、上記第5の発明において、定着装置における発熱体
ホルダーのフィルム部材との摺動面の凹凸を、フィルム
部材の移動方向に沿って延びた複数のリブにより形成し
たので、発熱体ホルダーとの接触面積、摩擦抵抗を減少
させつつ、フィルム部材の皺の発生を防止することがで
きる。その結果、画像形成装置に備えたモータ等の駆動
源(図示せず)に対する負荷を軽減させることができる
ため、駆動源の小型化を実現することができ、画像形成
装置の小型化及び低コスト化を実現することができるだ
けでなく、常に良好な画像を形成することができる。
【0057】また、本出願に係る第8の発明によれば、
上記第7の発明において、リブを発熱体ホルダーの発熱
体支持部よりもフィルム部材の移動方向上流側に設けた
ので、フィルム部材の発熱体ホルダーに対する接触面積
及び摩擦抵抗を減少させつつ、発熱体ホルダーの加工部
を少なくしてコストダウンを図ることができる。その結
果、画像形成装置に備えたモータ等の駆動源(図示せ
ず)に対する負荷を軽減させることができるため、駆動
源の小型化を実現することができ、画像形成装置の小型
化及びより一層の低コスト化を実現することができるだ
けでなく、常に良好な画像を形成することができる。
上記第7の発明において、リブを発熱体ホルダーの発熱
体支持部よりもフィルム部材の移動方向上流側に設けた
ので、フィルム部材の発熱体ホルダーに対する接触面積
及び摩擦抵抗を減少させつつ、発熱体ホルダーの加工部
を少なくしてコストダウンを図ることができる。その結
果、画像形成装置に備えたモータ等の駆動源(図示せ
ず)に対する負荷を軽減させることができるため、駆動
源の小型化を実現することができ、画像形成装置の小型
化及びより一層の低コスト化を実現することができるだ
けでなく、常に良好な画像を形成することができる。
【図1】本発明の第1の実施例における定着装置の縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第1の実施例における画像形成装置の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例における発熱体ホルダー
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例における発熱体ホルダー
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施例における発熱体ホルダー
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施例における発熱体ホルダー
の斜視図である。
の斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施例における発熱体ホルダー
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図8】本発明の第4の実施例における発熱体ホルダー
の斜視図である。
の斜視図である。
【図9】従来の定着装置の縦断面図である。
【図10】従来の定着装置の斜視図である。
1 発熱体ホルダー 2 発熱体 3 エンドレスフィルム(フィルム部材) 6 加圧ローラ(加圧部材) 7 リブ(発熱体ホルダーに凹凸を形成する部分) 8 溝(発熱体ホルダーに凹凸を形成する部分) 9 突起部(発熱体ホルダーに凹凸を形成する部分) 10 リブ(フィルム部材の移動方向に沿って形成され
たリブ) 21 感光ドラム(像担持体) 22 帯電器(帯電手段) 23 露光手段 24 現像装置 26 搬送ローラ(記録材供給手段) 27 転写部(転写手段) 30 定着装置
たリブ) 21 感光ドラム(像担持体) 22 帯電器(帯電手段) 23 露光手段 24 現像装置 26 搬送ローラ(記録材供給手段) 27 転写部(転写手段) 30 定着装置
Claims (8)
- 【請求項1】 エンドレス状に形成されたフィルム部材
と、該フィルム部材の内側表面に接触するように配設さ
れた発熱体と、該発熱体を支持し上記フィルム部材と接
触するように配設された発熱体ホルダーと、上記発熱体
に上記フィルム部材を介して圧接するように配設された
加圧部材とを備え、上記発熱体と上記加圧部材との間に
て記録材を挟持せしめ、上記フィルム部材を介して上記
発熱体の熱により記録材上のトナー画像を溶融して定着
する定着装置において、上記発熱体ホルダーの上記フィ
ルム部材との摺動面には、凹凸が形成されていることを
特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 発熱体ホルダーのフィルム部材との摺動
面の凹凸は、発熱体ホルダーの発熱体支持部よりもフィ
ルム部材の移動方向下流側に設けられていることとする
請求項1に記載の定着装置。 - 【請求項3】 発熱体ホルダーのフィルム部材との摺動
面の凹凸は、フィルム部材の移動方向に沿って延びた複
数のリブにより形成されていることとする請求項1に記
載の定着装置。 - 【請求項4】 リブは発熱体ホルダーの発熱体支持部よ
りもフィルム部材の移動方向上流側に設けられているこ
ととする請求項3に記載の定着装置。 - 【請求項5】 感光層を有する像担持体と、該像担持体
を帯電せしめる帯電手段と、該像担持体を露光せしめる
露光手段と、該像担持体上に形成される静電潜像をトナ
ーにより現像せしめる現像装置と、記録材を供給せしめ
る記録材供給手段と、該像担持体上に形成されたトナー
像を該記録材上に転写せしめる転写装置と、発熱体ホル
ダーに支持された発熱体にフィルム部材を介して加圧部
材を圧接させた定着装置とを備え、上記トナー像の転写
された記録材を該定着装置の圧接部にて挟持搬送しなが
ら加熱及び加圧して該記録材上のトナー像を定着させて
画像を形成する画像形成装置において、上記定着装置と
して上記発熱体ホルダーの上記フィルム部材との摺動面
に凹凸が形成されている定着装置を備えたことを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項6】 定着装置における発熱体ホルダーのフィ
ルム部材との摺動面の凹凸は、発熱体ホルダーの発熱体
支持部よりもフィルム部材の移動方向下流側に設けられ
ていることとする請求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 定着装置における発熱体ホルダーのフィ
ルム部材との摺動面の凹凸は、フィルム部材の移動方向
に沿って延びた複数のリブにより形成されていることと
する請求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 定着装置におけるリブは発熱体ホルダー
の発熱体支持部よりもフィルム部材の移動方向上流側に
設けられていることとする請求項7に記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6355895A JPH08234602A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6355895A JPH08234602A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08234602A true JPH08234602A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=13232676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6355895A Pending JPH08234602A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08234602A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6944420B2 (en) * | 2002-04-25 | 2005-09-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus with flexible sleeve and flange members in contact with the sleeve |
JP2009230102A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-10-08 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2010020006A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2010128143A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2012185525A (ja) * | 2007-11-19 | 2012-09-27 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2013250393A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Oki Data Corp | 定着装置および画像形成装置 |
JP2019152834A (ja) * | 2018-03-06 | 2019-09-12 | コニカミノルタ株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP6355895A patent/JPH08234602A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6944420B2 (en) * | 2002-04-25 | 2005-09-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus with flexible sleeve and flange members in contact with the sleeve |
JP2009230102A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-10-08 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US8165512B2 (en) | 2007-11-19 | 2012-04-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having a transfer device having one or both of concave and convex portions |
US8238807B2 (en) | 2007-11-19 | 2012-08-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2012185525A (ja) * | 2007-11-19 | 2012-09-27 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US8750772B2 (en) | 2007-11-19 | 2014-06-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US9213273B2 (en) | 2007-11-19 | 2015-12-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2010020006A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2010128143A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2013250393A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Oki Data Corp | 定着装置および画像形成装置 |
JP2019152834A (ja) * | 2018-03-06 | 2019-09-12 | コニカミノルタ株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
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