JP4539252B2 - 定着装置、および画像形成装置 - Google Patents
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Description
しかし、荷重を大きくする方法や、弾性体層の厚さを厚くする方法では、ロールの撓みに起因するニップ幅の形状がロール軸に沿って不均一になることから、定着むらや紙しわが生じ易い等といった画像品質上の問題がある。また、ロール径を大きくする方法では、装置の大型化を招くとともに、ロールを室温から定着可能温度に上昇させるまでの時間(ウォームアップタイム)が長くなるという問題がある。
ここで、弾性支持部材は、支持体と支持体上に配設された弾性変形可能な弾性体部材とで構成されることを特徴とすることができる。また、弾性支持部材においては、弾性体部材がフッ素ゴムまたはシリコーンゴムで形成されたことを特徴とすることもできる。さらに、弾性体部材が断熱性を有することを特徴とすることもできる。
また、局所押圧部材は、回動部材側の面が長手方向に亘って回動部材方向に湾曲した弓形状に形成されたことを特徴とすることができる。さらには、弾性支持部材は、弾性体部材の厚さが長手方向両端部よりも中央部で厚くなるように形成されたことを特徴とすることもできる。
ここで、回動部材は表面が弾性変形可能に形成され、局所押圧部材は、回動部材の表面を局所的に弾性変形させることを特徴とすることもできる。また、ベルト部材の内側から、回動部材の表面を回動部材の軸方向に亘って所定の帯状領域を押圧するニップ押圧部材をさらに備え、局所押圧部材は、ニップ押圧部材のベルト部材の回動方向下流側に配設された構成とすることもできる。さらには、回動部材を加熱する加熱部材、またはベルト部材を加熱する加熱部材をさらに備えた構成とすることもできる。
[実施の形態1]
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置を示した概略構成図である。図1に示す画像形成装置は、一般にタンデム型と呼ばれる中間転写方式の画像形成装置であって、電子写真方式により各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1K、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにより形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト15に順次転写(一次転写)させる一次転写部10、中間転写ベルト15上に転写された重畳トナー画像を記録材(記録紙)である用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写部20、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置60を備えている。また、各装置(各部)の動作を制御する制御部40を有している。
一方、用紙Pへの転写が終了した後、中間転写ベルト15上に残った残留トナーは、中間転写ベルト15の回動に伴ってクリーニング部まで搬送され、クリーニングバックアップロール34および中間転写ベルトクリーナ35によって中間転写ベルト15上から除去される。
定着ロール61の内部には、発熱源として、例えば定格600Wのハロゲンヒータ66が配設されている。一方、定着ロール61の表面には温度センサ69が接触して配置されている。画像形成装置の制御部40は、この温度センサ69による温度計測値に基づいてハロゲンヒータ66の点灯を制御し、定着ロール61の表面温度が所定の設定温度(例えば、175℃)を維持するように調整している。
図3に示したように、エンドレスベルト62の幅方向両端部は、エンドレスベルト62の内部に配置された支持体としての支持フレーム65の両端部に固設されたエッジガイド部材80によって支持されている。エッジガイド部材80は、ニップ部Nとその近傍に対応する部分に切り欠きが形成された円筒状、すなわち断面がC形状のベルト走行ガイド部801、このベルト走行ガイド部801の外側に設けられ、エンドレスベルト62の外径よりも大きな外径で形成されたフランジ部802、さらにエッジガイド部材80の外側面に設けられ、エッジガイド部材80を定着装置60本体に位置決めして固定するための保持部803で構成されている。
そして、エンドレスベルト62は、エンドレスベルト62の幅方向両端部において、両端部の内周面がエッジガイド部材80に支持されながら、定着ロール61に従動して回動する。また、エンドレスベルト62は、フランジ部802によってエンドレスベルト62の幅方向への移動(ベルトウォーク)が制限され、エンドレスベルト62に片寄りが生じるのが抑えられている。
上流側ベルトガイド部材63aおよび下流側ベルトガイド部材63bは、エンドレスベルト62の内部に配置された支持フレーム65に、長手方向に沿って取り付けられている。そして、エンドレスベルト62の内周面と直接摺擦する下流側ベルトガイド部材63bは、エンドレスベルト62がスムーズに回動することができるように摩擦係数が低い材質であって、かつ、エンドレスベルト62から熱を奪い難いように熱伝導率が低い材質で形成されている。具体的にはテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)やポリフェニレンサルファイド(PPS)等の耐熱性樹脂が用いられる。
一方、低摩擦シート68を介してエンドレスベルト62の内周面と摺擦する上流側ベルトガイド部材63aも、熱伝導率が低い材質で形成されている。
低摩擦シート68は、ニップ部Nの上流側端部が下流側ベルトガイド部材63bによって支持フレーム65の底面に固定されている。そして、上流側ベルトガイド部材63aを覆うとともに、ニップ部Nの全域において、圧力パッド64とエンドレスベルト62内周面との間に挟持された状態で配設されている。なお、低摩擦シート68のニップ部N下流側は、低摩擦シート68に歪みが生じないように、固定されず自由端(フリー)の状態に設定されている。そして、低摩擦シート68は、ニップ部Nにおいて圧力パッド64と定着ロール61との間に押圧力が印加されている状態の下で、エンドレスベルト62内周面と圧力パッド64との摺動抵抗(摩擦抵抗)を低減している。
耐熱性弾性体層612は、耐熱性の高い弾性体で構成され、特に、ゴム硬度が15〜45°(JIS−A)程度のゴム、エラストマー等の弾性体を用いるのが好ましい。具体的には、シリコーンゴム、フッ素ゴム等を用いることができる。本実施の形態の定着装置60では、ゴム硬度が35°(JIS−A)のシリコーンHTVゴムを600μmの厚さでコア611に被覆している。
本実施の形態の定着装置60では、エンドレスベルト62として、周長94mm、厚さ75μm、幅320mmの熱硬化性ポリイミドからなるベース層に、厚さ30μmのPFAからなる離型層を積層した構成を用いている。
圧力パッド64は、上述したように、プレニップ部材64aと剥離ニップ部材64bとで構成されている。まず、プレニップ部材64aは、定着ロール61を例えば35kgfの荷重で押圧するように、バネや弾性体(不図示)を介して支持フレーム65に支持されている。また、プレニップ部材64aを構成する材質としては、シリコーンゴムやフッ素ゴム等の弾性体や板バネ等を用いることができ、本実施の形態の定着装置60では、幅10mm、厚さ5mm、長さ320mmのシリコーンゴムを用いている。さらに、定着ロール61側の面は、ほぼ定着ロール61の外周面に倣う凹状曲面で形成されている。そして、かかる構成のプレニップ部材64aにより、広いニップ部Nを形成することができるので、画像形成装置の高速化に対応して、定着ロール61から充分な熱量を用紙P上のトナー像に付与することができる。
なお、本実施の形態の定着装置60では、プレニップ部材64aと剥離ニップ部材64bとにより、エンドレスベルト62を定着ロール61に約40°の巻き付き角度でラッピングし、約13mm幅のニップ部Nを形成している。
剥離ニップ部材64bは、プレニップ部材64aとは別体に構成され、別個独立に支持フレーム65に支持されている。そして、不図示の押圧機構によって支持フレーム65が定着ロール61に押圧されながら定着ロール61に対して所定の位置に設定される際に、剥離ニップ部材64bは定着ロール61に対して所定の押圧力を持って当接するように構成されている。
また、剥離ニップ部材64bは、PPS、ポリイミド、ポリエステル、ポリアミド等の耐熱性樹脂や、鉄、アルミニウム、SUS等の金属といった剛性の高い材質で形成されるとともに、幅(エンドレスベルト62の回動方向に沿った長さ)が3〜4mmであって、長手方向がニップ部Nの略全領域に亘る板状部材で形成されている。さらに、剥離ニップ部材64bの定着ロール61側における外面形状は、所定の曲率を有する凸状曲面に形成されている。
このような構成により、剥離ニップ部材64bは、定着ロール61に対して局所的に高い圧力をもって押圧している。それにより、ニップ部N出口側(最下流部)の幅3〜4mmの領域には、ニップ部Nの長手方向に亘って高圧領域が形成されるので、トナー像を担持した用紙Pがこの局所高圧部を通過することで、トナー像表面は平滑化され、所望の画像光沢を得ることができる。また、定着ロール61の表面には、局所的に歪み(凹み)が生じるので、その凹みを用紙Pが通過することで用紙Pにはダウンカールが形成され、用紙Pを定着ロール61表面から剥離することができる。
図4は、剥離ニップ部材64bが支持フレーム65に配設される状態を説明する図であって、図2におけるXX断面図を表している。図4に示すように、剥離ニップ部材64bは、底面が平面で形成されるとともに、定着ロール61側の面が、フレア形状に形成された定着ロール61の表面形状に倣うように定着ロール61側に湾曲した弓形状に形成されている。そして、剥離ニップ部材64bの底面は弾性体部材85を介して支持フレーム65上に設置されている。また、剥離ニップ部材64bにおけるエンドレスベルト62回動方向側の側面は、上流側をプレニップ部材64a(図4では不図示)によって支持され、下流側を支持フレーム65の上部に形成された凸部65a(図2も参照)によって支持されて、エンドレスベルト62の回動方向における位置が固定されている。さらに、剥離ニップ部材64bの両端部は、支持フレーム65の凸部65a両端部によって支持されている。このようにして、剥離ニップ部材64bは支持フレーム65の上部に固定されている。
そこで、従来より、剥離ニップ部材64bを予め定着ロール61や支持フレーム65の撓みに対応させた形状とし、これを高い寸法精度をもって形成している。しかし、剥離ニップ部材64bに僅かな寸法のばらつきが生じたり、支持フレーム65への設定時に位置ずれ等が生じる場合がある。また、支持フレーム65の剥離ニップ部材64bが設置される面には、製造時に微小な凹凸形状が生じる場合もある。さらに、定着ロール61と支持フレーム65との撓みが想定した値と異なる場合もある。そのため、これらが原因となって、剥離ニップ部材64bと定着ロール61との間の圧接力には、長手方向にばらつき(不均一性)が生じ易い。そして、従来においては、高剛性の剥離ニップ部材64bが直接支持フレーム65上に設置されていたため、かかる圧接力のばらつきがそのまま定着ロール61や用紙Pに作用してしまう構造となっていた。それによって、光沢むら等の画像不良や紙しわが発生したり、さらには、用紙Pの剥離が充分に行なえないために、定着装置60において紙詰まりが発生する原因となっていた。
例えば、剥離ニップ部材64bを、予め定着ロール61や支持フレーム65の撓みに対応させた形状とするのに代えて、弾性体部材85において定着ロール61や支持フレーム65の撓みに対応させた形状、すなわち厚さを中央部で厚く、両端部で薄く形成することができる。この場合には、剥離ニップ部材64bの定着ロール61側の面も平面に形成すればよいので、剥離ニップ部材64bの製造が容易となる利点がある。また、幅方向における厚さ分布を調整することで、ニップ部Nでの用紙搬送方向において、所望の圧力分布を形成することができる。例えば、ニップ部N下流側での圧接力を高くする場合には、ニップ部N下流側ほど厚さが厚くなるように、幅方向における厚さ分布を設定すればよい。このように構成することで、定着性能の向上や、用紙Pの剥離姿勢の制御を行なうことが可能となる。
他方、図7は、従来の剥離ニップ部材64bの設置方法を用いた場合の、長手方向における圧接力(ニップ圧)分布を表した図である。すなわち、弾性体部材85を介さず、剥離ニップ部材64bを直接支持フレーム65に配設した場合である。
図5および図6に示す本実施の形態のニップ圧分布と、図7に示す従来のニップ圧分布とを比較すると、従来の剥離ニップ部材64bの設置方法では、中央部においてニップ圧が相対的に高くなり過ぎ、長手方向におけるニップ圧の不均一性が大きいのに対し、弾性体部材85を介して剥離ニップ部材64bを支持フレーム65に配設した本実施の形態の剥離ニップ部材64bの設置方法では、長手方向におけるニップ圧の均一性を格段に向上させることができる。このように、弾性体部材85を介して剥離ニップ部材64bを配設したことによる、ニップ圧の均一化効果は大きなものである。
ここで、図9は、長手方向における圧接力(ニップ圧)分布を表した図であって、弾性体部材85として、ゴム硬度70°(JIS K6253)の耐熱性フッ素ゴムを用い、長手方向の長さ、幅は剥離ニップ部材64bと同様にし、厚さを1.0mmに形成したものを用いた場合である。図9では、図7に示した従来の剥離ニップ部材64bの設置方法よりはニップ圧分布を改善することができる。ただし、図5および図6に示した弾性体部材85よりはニップ圧の均一化効果は小さい。これは、弾性体部材85の厚さが1.0mmよりも薄い場合には、圧接力のばらつきを充分に緩和する程度の弾性変形量を得ることができないためであると考えられる。これに加えて、弾性体部材85の厚さが2.0mmよりも厚い場合においても、同様に、ニップ圧の均一化効果が小さくなることが確認されている。そのため、弾性体部材85の厚さとしては、1.0〜2.0mmが好ましい。
実施の形態1では、加熱手段として発熱源を有する定着ロール61を用い、加圧手段として圧力パッド64が押圧されたエンドレスベルト62を用いた定着装置60が搭載された画像形成装置について説明した。実施の形態2では、図1に示した画像形成装置に搭載する定着装置であって、加熱手段として発熱源が押圧された定着ベルトを用い、加圧手段として加圧ロールを用いた定着装置について説明する。尚、実施の形態1と同様な構成については同様な符号を用い、ここではその詳細な説明を省略する。
そして、定着ベルト92は、定着ベルト92の内部に配置されたセラミックヒータ82と、上流側ベルトガイド部材93aおよび下流側ベルトガイド部材93b、さらには定着ベルト92の両端部に配置されたベルト規制部材の一例としてのエッジガイド部材(不図示)によって回動自在に支持されている。
定着処理が終了してニップ部Nを通過した用紙Pは、ニップ部Nの出口領域(剥離ニップ部)において定着ベルト92の曲率の変化によって定着ベルト92から剥離されて、画像形成装置の排出部に設けられた排紙載置部に搬送される。その際に、定着後の用紙Pを定着ベルト92から完全に分離するための補助手段として、定着ベルト92のニップ部Nの下流側に、剥離補助部材70を配設することも可能である。剥離補助部材70は、剥離バッフル71が定着ベルト92の回転方向と対向する向き(カウンタ方向)に定着ベルト92と近接する状態でバッフルホルダ72によって保持されている。
Claims (11)
- 記録材に担持されたトナー像を定着する定着装置であって、
回動部材と、
前記回動部材に接触しながら回動可能なベルト部材と、
前記ベルト部材の内側から、前記回動部材の表面を当該回動部材の軸方向に亘って所定の帯状領域を押圧するニップ押圧部材と、
前記ニップ押圧部材の前記ベルト部材の回動方向下流側に配設され、当該ベルト部材の内側から、前記回動部材の表面を当該回動部材の軸方向に亘って局所的に押圧する局所押圧部材と、
前記局所押圧部材を弾性支持する弾性支持部材と
を備えたことを特徴とする定着装置。 - 前記弾性支持部材は、支持体と当該支持体上に配設された弾性変形可能な弾性体部材とで構成されることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記弾性支持部材は、前記弾性体部材がフッ素ゴムまたはシリコーンゴムで形成されたことを特徴とする請求項2記載の定着装置。
- 前記弾性支持部材は、前記弾性体部材が断熱性を有することを特徴とする請求項2記載の定着装置。
- 前記局所押圧部材は、前記回動部材側の面が長手方向に亘って当該回動部材方向に湾曲した弓形状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記弾性支持部材は、前記弾性体部材の厚さが長手方向両端部よりも中央部で厚くなるように形成されたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 記録材に担持されたトナー像を定着する定着装置であって、
回動部材と、
前記回動部材に接触しながら回動可能なベルト部材と、
前記ベルト部材の内側から、前記回動部材の表面を当該回動部材の軸方向に亘って所定の帯状領域を押圧するニップ押圧部材と、
前記ニップ押圧部材の前記ベルト部材の回動方向下流側に配設され、当該ベルト部材の内側から、前記回動部材の表面を当該回動部材の軸方向に亘って局所的に押圧する局所押圧部材と、
前記局所押圧部材を支持するとともに、当該局所押圧部材を前記回動部材側に付勢する支持部材とを備え、
前記支持部材は、前記回動部材と前記局所押圧部材との間の圧接力の長手方向に亘る不均一性を緩和する緩衝体を介して、当該局所押圧部材を支持することを特徴とする定着装置。 - 前記回動部材は表面が弾性変形可能に形成され、前記局所押圧部材は、当該回動部材の表面を局所的に弾性変形させることを特徴とする請求項7記載の定着装置。
- 前記ベルト部材の内側から、前記回動部材の表面を当該回動部材の軸方向に亘って所定の帯状領域を押圧するニップ押圧部材をさらに備え、
前記局所押圧部材は、当該ニップ押圧部材の前記ベルト部材の回動方向下流側に配設されたことを特徴とする請求項7記載の定着装置。 - 前記回動部材を加熱する加熱部材、または前記ベルト部材を加熱する加熱部材をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載の定着装置。
- トナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記トナー像形成手段によって形成されたトナー像を記録材上に転写する転写手段と、
前記記録材上に転写されたトナー像を当該記録材に定着する定着手段とを含み、
前記定着手段は、
回動部材と、
前記回動部材に接触しながら回動可能なベルト部材と、
前記ベルト部材の内側から、前記回動部材の表面を当該回動部材の軸方向に亘って所定の帯状領域を押圧するニップ押圧部材と、
前記ニップ押圧部材の前記ベルト部材の回動方向下流側に配設され、当該ベルト部材の内側から、前記回動部材の表面を当該回動部材の軸方向に亘って局所的に押圧する局所押圧部材と、
前記局所押圧部材を弾性支持する弾性支持部材と
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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