JP5028838B2 - 画像定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像定着装置および画像形成装置に係り、特に、電子写真方式で形成されたトナー画像を過熱定着するのに好適に使用される画像定着装置、および前記画像定着装置を備える画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ等の画像形成装置では、例えばドラム状に形成された感光体を一様に帯電し、この感光体を画像情報に基づいて制御された光で露光して感光体上に静電潜像を形成する。そして、この静電潜像をトナーによって現像してトナー画像を形成し、このトナー画像を記録紙やOHPシートなどの記録媒体に転写する。そしてトナー画像が転写された記録媒体を定着装置に送入し、記録媒体上のトナー画像を加熱定着している。
前記画像形成装置においては、記録媒体として所謂PPC紙のような薄紙以外に、コート紙のような厚手の用紙や、トレーシングペーパのような半透明で剛直な用紙など、種々の紙質の用紙に対応できることが求められている。
そこでこの要望に答えるべく、いわゆるフリーベルトニップフューザ(Free Belt Nip Fuser、以下「FBNF」と称する。)定着装置が提案された。FBNF定着装置は、固定された弾性パッドの表面上を摺動自在に配置された定着ベルトと、内部に加熱手段を有し、表面が弾性変形可能に形成されているとともに、前記弾性パッド上において前記定着ベルトにニップされる加熱ローラとを有する。
前記FBNF定着装置においては、トナー画像が転写された記録媒体は、回転駆動された加熱ローラと定着ベルトとの間に送入され、記録媒体上のトナーが加熱ローラからの熱と加熱ローラと定着ベルトとの間のニップ力によって加熱溶融され、トナー画像が記録媒体上に定着される。トナー画像が定着された記録媒体は、定着ベルトから剥離されて外部に搬出される。
前記FBNF定着装置においては、弾力性のある弾性パッド上において加熱ローラが定着ベルトにニップされるから、加熱ローラの表面はニップ力によって変形するとともに、定着ベルトもまた、加熱ローラの表面に沿って変形する。したがって、前記定着ベルトと加熱ローラとがニップされるニップ部分の記録媒体搬送方向、換言すれば前記加熱ローラおよび定着ベルトとの回転方向に沿った幅であるニップ幅が拡大される。したがって、2本のローラの間を記録媒体を通過させてトナー画像を定着する所謂2ローラ方式の定着装置に比較して少ない熱量でトナー画像を定着できる(特許文献1、特許文献2)。
特開平11−133776号公報 特開2005−331576号公報
しかしながら、FBNF定着装置においては、定着ベルトはニップ部分以外ではフリーの状態で回転しているので、定着ベルトの内側に配設された部材の形状次第では、前記定着ベルトが記録媒体とともにニップ部分に突入するときに定着ベルトの挙動が不安定になり、場合によっては記録媒体や定着ベルトに皺や縒れが生じたり、定着ベルトが損傷したりすることがある。
ニップ部分に突入する際の定着ベルトの挙動を安定化させる方法としては、定着ベルトの軌道の全周に渡って定着ベルトの内周面ぎりぎりにガイドを配設することが考えられるが、定着ベルトとガイドとの接触面積が大きくなるから定着ベルトの回転抵抗が増大する。定着ベルトの回転抵抗を低減する方法として、ガイドの表面にフィルムを貼着することが考えられるが、コスト増大に繋がるという問題点がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、記録媒体とともにニップ部分に突入する際の定着ベルトの挙動を安定化させることができ、しかも定着ベルトの回転抵抗が増大しない画像定着装置、および前記画像定着装置を有する画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、記録媒体に形成されたトナー画像を加熱定着する画像定着装置であって、回転駆動される加熱ローラと、前記加熱ローラにニップされて回転する定着ベルトと、前記定着ベルトの内側に設けられているとともに、前記定着ベルトを前記加熱ローラにニップする弾性パッドおよび、前記定着ベルトの回転方向に沿って前記弾性パッドの下流側に隣接して設けられ、前記定着ベルトが前記加熱ローラにニップされているときに前記加熱ローラに向かって突出する剥離パッドを有するニップ部材と、前記定着ベルトの内側に設けられているとともに、前記ニップ部材が装着されるホルダ部材と、前記ニップ部材と前記ホルダ部材との間に設けられた弾性シート部材と、を備え、前記定着ベルトが前記加熱ローラにニップされていないとき、前記弾性パッドの前記剥離パッドと対向する面は、前記剥離パッドの前記弾性パッドと対向する面より、前記弾性パッドと前記剥離パッドとが対抗する対向線に沿って前記加圧ローラ側に近い位置にあり、前記定着ベルトが前記加熱ローラにニップされているとき、前記加熱ローラのニップ中心位置が前記剥離パッドよりも前記定着ベルト回転方向に対して上流側にあり、前記弾性シート部材が、前記弾性パッドの前記剥離パッドと対向する面から前記対向線に沿って前記ホルダ部材側に伸びる第1の線と、前記剥離パッドの前記弾性パッドと対向する面から前記対向線に沿って前記ホルダ部材側に伸びる第2の線とが通過する位置に設けられたことを特徴とする画像定着装置に関する。そして、請求項2に記載の発明は、記録媒体に形成されたトナー画像を加熱定着する画像定着装置であって、回転駆動される加熱ローラと、前記加熱ローラにニップされて回転する定着ベルトと、前記定着ベルトの内側に設けられ、前記ニップ部材を保持するホルダ部材と、前記ホルダ部材に設けられ、前記定着ベルトを前記加熱ローラにニップするニップ部材と、前記ホルダ部材に設けられ、前記定着ベルトの回転方向に対して前記ニップ部材の上流側に隣接した位置に、前記定着ベルトの全幅に亘って、前記定着ベルトの内周面に当接するガイド部材と、を備えるものに関する。
前記画像定着装置においては、トナー画像が形成された記録媒体は、加熱ローラと定着ベルトとの間に送入される。ここで定着ベルトは、前記ニップ部分で加熱ローラにニップされているので加熱ローラと連れまわって回転するから、送入された記録媒体は加熱ローラと定着ベルトとの間のニップ部分を搬送される。ニップ部分を搬送される間に記録媒体上のトナー画像を形成するトナーは、加熱ローラからの熱で溶融するとともに、加熱ローラと定着ベルトとからの圧力を受ける。これにより、トナー画像が記録媒体上に定着される。
トナー画像が定着された記録媒体は、前期ニップ部分の下流側において定着ベルトから剥離されて外部に排出される。
ここで、前記ニップ部材の上流側にガイド部材が設けられ、しかも前記ガイド部材は、前記定着ベルトの全幅に亘って、前記定着ベルトの内周面に当接するように設けられている。
したがって、定着ベルトは、前記ガイド部材に案内されてニップ部分に突入するから、挙動が安定した状態でニップ部分に突入する。また、定着ベルトを案内するためのガイドを定着ベルトの内周面の全周に亘って設ける必要がないから、定着ベルトの回転抵抗が増大することがなく、また、コスト増にも繋がらない。
請求項2に記載の発明は、トナー画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で形成されたトナー画像を記録媒体に転写する画像転写部と、前記画像転写部において記録媒体に転写されたトナー画像を定着する請求項1に記載の画像定着装置と、を備える画像形成装置に関する。
前記画像形成装置においては、画像定着装置に突入した記録媒体によって定着ベルトが縒れることが防止されるから、突入した記録媒体が前記画像定着部におけるニップ部分で皺になることが防止される。したがって、記録媒体の搬送速度を高めた場合においても良好なトナー画像が得られるから、高速印字にも対応できる。
以上説明したように本発明によれば、記録媒体とともにニップ部分に突入する際の定着ベルトの挙動を安定化させることにより、定着ベルトにおける皺の発生や損傷を防止でき、しかも定着ベルトの回転抵抗が増大しない画像定着装置、および前記画像定着装置を有する画像形成装置が提供される。
1.実施形態1
本発明の画像定着装置を備える画像形成装置の一例である4サイクル方式のフルカラープリンタ10は、図1に示すように、回転可能に配設された感光ドラム12と、感光ドラム12を帯電させる帯電ローラ14と、感光ドラム12を露光するレーザ露光器16と、レーザ露光器16によって感光ドラム12の表面上に形成された静電潜像を現像する現像装置15と、現像装置15で現像されて形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト18と、中間転写ベルト18に転写されたトナー画像を記録媒体の一例である記録用紙24に転写する二次転写ローラ22と、二次転写ローラ22で記録用紙24に転写されたトナー画像を熱定着する画像定着装置50と、画像定着装置50でトナー画像が定着された記録用紙24を集積する排出トレイ80とを備える。
フルカラープリンタ10においては、装置の小型化を達成しつつ、中間転写ベルト18や大きなスペースを占める回転式の現像装置15などのメンテナンス性を向上させるために、中間転写ベルト18と感光ドラム12と帯電ローラ14と二次転写ローラ22とは画像形成ユニット48として一体化されている。画像形成ユニット48はフルカラープリンタ10に対して着脱可能に構成されている。
感光ドラム12は、例えば、表面にOPC等よりなる感光体層が被覆された直径が約47mmの導電性円筒体で構成し、図示しない駆動手段により、矢印A方向に沿ってたとえば約150mm/secのプロセススピードで回転駆動される。
感光ドラム12の表面には、帯電手段としての帯電ローラ14が転接され、これによって感光ドラムの表面は所定の電位に帯電される。表面が帯電された感光ドラム12は、レーザ露光器16によって、レーザービーム(LB)によって像様露光され、静電潜像が形成される。
現像装置15は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の現像器15Y、15M、15C、15Kを周方向に沿って配置した回転式の現像装置である。
表面に静電潜像が形成された感光ドラム12が現像装置15の現像器15Y〜15Kに当接することにより、Y〜Kの各色のトナー画像が感光ドラム12上に形成される。
中間転写ベルト18は、ラップインローラ36と、ラップアウトローラ38と、バックアップローラ40と、第1クリーニングバックアップローラ44と、第2クリーニングバックアップローラ46とによって所定の張力で張架され、感光ドラム12の回転に同期した所定のプロセススピード(約150mm/sec)で矢印Cの方向に周回する。
中間転写ベルト18は、ラップインローラ36とラップアウトローラ38との間の部分において感光ドラム12に重なっている。ラップインローラ36は、中間転写ベルト18の周回方向Bに対して転写ベルト18における感光ドラム12に重なった部分の上流側に位置し、ラップアウトローラ38は、転写ベルト18の前記部分の下流側に位置している。
中間転写ベルト18を挟んで感光ドラム12の反対側には、一次転写ローラ20が配設されている。また、中間転写ベルト18を挟んでバックアップローラ40の反対側には、二次転写ローラ22が配設されている。更に、第1クリーニングバックアップローラ44と、第2クリーニングバックアップローラ46とは、中間転写ベルト18を挟んでクリーニング装置42に対向するように設けられている。
二次転写ローラ22は、図示しない駆動源からギアを介して回転駆動され、また、所定のタイミングで中間転写ベルト18の表面に接離する。
クリーニング装置42は、必要なタイミングで離間位置から中間転写ベルト18の表面に摺擦するように移動操作可能に装着されたスクレーパとクリーニングブラシ(図示せず)とを備える。これらのスクレーパやクリーニングブラシによって除去された残留トナーや紙粉は、クリーニング装置42の内部に回収されるようになっている。
感動ドラム12の中間転写ベルト18が巻き掛けられた部分よりも感光ドラム12の回転方向に沿って下流側において、感光ドラムに相対するようにクリーニング装置35が配設されている。クリーニング装置35はクリーニングブレードを有し、感光ドラム12が1回転する毎に、トナー画像の転写工程が終了した後の感光ドラム12の表面に前記クリーニングブレードの先端が当接して残留トナーや紙粉などを除去する。これにより、感光ドラム12の表面は、次の画像形成工程に備えて清掃される。
図2〜図4に示すように、画像定着装置50は、いわゆるフリーベルトニップフューザ(Free Belt Nip Fuser)方式の定着装置であって、加熱ローラ52と、加熱ローラ52に相対して配設された定着ベルト54と、定着ベルト54を加熱ローラ52に押圧するニップ部材56とを有する。
加熱ローラ52は、所定長さの円筒状に形成された金属製のコア(円筒状芯金)の周囲に耐熱性弾性体層及び離型層を積層した円筒体であって、コアは、鉄、アルミニウム、SUS等の熱伝導率の高い金属製の円筒体で構成される。この画像定着装置50におけるニップ部材56の押圧力が小さくすることにより、コアを小径化、薄肉化することができる。
加熱ローラ52における耐熱性弾性体層は、耐熱性の高い弾性体であればどのような材料を用いることも可能である。特に、ゴム硬度が25〜40度程度のゴム、エラストマ等の弾性体を用いるのが好ましく、具体的には、シリコーンゴム、フッ素ゴム等を利用することができる。
加熱ローラ52における離型層は、耐熱性の樹脂であればどのような樹脂を用いてもよく、例えばシリコーン樹脂、フッ素樹脂等を用いることができるが、離型層のトナーに対する離型性や耐摩耗性の観点から、フッ素樹脂が適している。フッ素樹脂としては、PFA、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、FEP(四フッ化エチレン六フッ化プロピレン共重合体)等が使用できる。離型層の厚みとしては、好ましくは10〜50μm、より好ましくは10〜30μmである。離型層の厚みが前記の範囲内であれば、加熱ローラ52が歪んで記録用紙24に皺が生じることもなく、また、離型層が硬くなり過ぎて画像に光沢むら等の欠陥が生じることもない。
加熱ローラ52の内部には、発熱源としてのハロゲンランプが配設されている。なお、加熱ローラ52の表面には、温度センサを接触させ、この温度センサによる温度計測値に基づいてフルカラープリンタ10の制御部(図示せず。)がハロゲンランプの点灯を制御し、加熱ローラ52の表面温度が所定の設定温度(たとえば170℃)を維持するように調整する。
加熱ローラ52に圧接しながら同期して周回動作する定着ベルト54は、エンドレスベルト状であり、ベース層と、このベース層の加熱ローラ52側の面または両面に被覆された離型層とから構成されている。ベース層は、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミド等のポリマーやSUS、ニッケル、銅等の金属により形成され、その厚みは、30〜200μm、好ましくは50〜125μm、より好ましくは75〜100μm程度である。ベース層の表面に被覆される離型層としては、フッ素樹脂、例えばPFA、PTFE、FEPで形成され、その厚みは5〜100μm、好ましくは10〜30μm程度である。
また、定着ベルト54の内周面は、ニップ部材56との摺擦抵抗を低減するため、表面粗さRa(算術平均粗さ)を0.4μm以下に設定している。また、定着ベルト54の外周面は、加熱ローラ52からの駆動力を受け易いように、表面粗さRaを1.2〜2.0μmに設定している。
定着ベルト54は、内周面に摺接するニップ部材56と、その両端内周面部に摺動自在に摺接することにより、それぞれ支受する各エッジガイド58とによって回転自在(周回動作自在)に支受されている。
ニップ部材56は、定着ベルト54の内側にあって、定着ベルト54を介して加熱ローラ52を所定の圧力分布で押圧するようにし、加熱ローラ52との間でニップ部分を構成する。ここで、ニップ部分とは、図5に示すように、定着ベルト54と加熱ローラ52とが弾性変形しながら転接する領域である。
図2および図3に示すように、ニップ部材56は、弾性パッド60と加熱ローラ52および定着ベルト54の回転方向aに対して弾性パッド60の下流側に位置する剥離パッド62とで構成されている。
弾性パッド60は、ニップ部分の搬送方向入口側に配置し、記録媒体である記録用紙24の搬送方向に対して広いニップ部分を確保し、記録用紙24が所定の温度となるように加熱し所要の圧力を加えられるように構成する。弾性パッド60は、角柱状に形成された弾性部材60Aの底面に、金属製の長板材で形成した補助部材60Bを固着した構成を有する。なお、弾性部材60Aの上面は、加熱ローラ52の外周面にほぼ倣う凹形状に形成されている。弾性部材60Aは、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の弾性材料で形成することができる。
ニップ部材56の剥離パッド62は、ニップ部分の搬送方向出口側に対応する位置に配置され、加熱ローラ52および定着ベルト54を弾性変形させることにより、加熱ローラ52の表面から記録用紙24を剥離させるように形成されている。
剥離パッド62は、例えば、PPS(ポリフェエレンサルファイド)、ポリイミド、ポリエステル、ポリアミド等の耐熱性を有する樹脂、または普通鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼等の金属材料から形成することができる。剥離パッド62の形状は、ニップ部分における外面形状が一定の曲率半径を有する凸曲面形状(いわゆる蒲鉾型)に形成する。
図3に示すように、剥離パッド62は、その長手方向に沿って搬送方向上流側に隣接し、弾性パッド60が装着される設置部62Aと一体に形成されている。
剥離パッド62は設置部62Aと一体的に形成されてパッド保持部材63を構成する。弾性パッド60が設置部62Aに装着されることにより、弾性パッド60と剥離パッド62とがそれぞれの長手方向で隣接した、一つのニップ部材56を構成する。
パッド保持部材63は、弾性パッド60が組み付けられた状態で、ホルダ部材70に装着される。
ホルダ部材70は、図2〜図4に示すように、アルミニュウム等の金属製で、略断面矩形の一つの角部を小円弧状に突出させた変形筒型に形成する。
ホルダ部材70は、小円弧状に突出させたガイド角部72を記録用紙24の搬送方向上流側に向けて設置されるもので、このガイド角部72の外周面が定着ベルト54の内周面に摺接してその周回動作をガイドする。
また、ホルダ部材70のガイド角部72に隣接した部分には、パッド保持部材63が装着される取付部74が形成されている。
取付部74上には、弾性シート部材76が配置され、その上にパッド保持部材63が装着される。
また、ホルダ部材70におけるガイド角部72とパッド保持部材63との間には、略三角形状の断面を有するガイド部材71が固定されている。ガイド部材71は、転写ベルト54の全幅に亘って定着ベルト54の内周面に当接するように設けられている。そして、図5に示すように、定着ベルト54の回転方向aに沿った寸法が、画像定着装置50に送入された記録用紙24が定着ベルト54に衝突する用紙突入部分、言い換えれば記録媒体突入部分をカバーする大きさである。なお、図2〜図5に示す例においては、ガイド部材71は、ホルダ部材70およびパッド保持部63の何れとも別体であるが、ガイド部材71は、ホルダ部材70またはパッド保持部材63と一体に形成されていてもよい。
図2乃至図4に示すように、ホルダ部材70には、取付部74と対向する側部の外側面79に長手方向に亘って、潤滑剤塗布部材78を配設する。潤滑剤塗布部材78は、帯状の耐熱性フェルトで構成され、例えば粘度300csのアミノ変性シリコーンオイル等の潤滑剤が3g程度含浸されている。そして、潤滑剤塗布部材78は、定着ベルト54の内周面に対して摺接するように配置され、耐熱性フェルトからの浸透圧により、潤滑剤を常時適量ずつ定着ベルト54内周面に供給するよう構成されている。なお、潤滑剤塗布部材78は、耐熱性フェルトからの潤滑剤の供給が過多にならないように、耐熱性フェルトのエッジ部のみを定着ベルト54内周面に接触させるようにすることが望ましい。これにより、定着ベルト54と低摩擦シート部材66との摺動部に潤滑剤を供給し、低摩擦シート部材66を介した定着ベルト54とニップ部材56との摺擦抵抗をさらに低減して、定着ベルト54の円滑な動作を図っている。
定着ベルト54は、更に、両端内周面部において、エッジガイド58によって周方向に回転自在に支受されている。
エッジガイド58は、断面が略C形状のベルト走行ガイド部材59の外側に設けられている。また、ベルト走行ガイド部材59は、摺擦抵抗を極力小さくし、熱の損失も小さくするため、静止摩擦係数が小さく熱伝導率の低い材質で形成されている。さらに、ベルト走行ガイド部材59には、エッジガイド58の外側に、定着ベルト54の内径よりも大きく張り出すように突設されたフランジ部61が形成されている。
各ベルト走行ガイド部材59は、それぞれ螺子67をホルダ部材70の筒穴内に設けたねじ穴65に嵌合することによってホルダ部材70の両端部に締結されている。なお、定着ベルト54の内側におけるニップ部材56の位置を画像定着装置50に対して固定する手段があれば、ベルト走行ガイド部材59およびホルダ部材70は省略することもできる。
次に、フルカラープリンタ10の作用について説明する。
図示しない画像読取装置(IIT)や図示しないパーソナルコンピュータ(PC)等から出力される画像データは、図示しない画像処理装置(IPS)により所定の画像処理が施される。画像処理装置では、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理が施される。画像処理装置においては、更に、画像処理が施された画像データを、Y、M、C、Kの4色の色材階調データに変換し、レーザ露光器16に入力する。
レーザ露光器16では、入力された色材階調データに応じて、例えば半導体レーザから出射されたレーザビームLBを感光ドラム12に照射する。感光ドラムでは、帯電ローラ14によって表面が帯電された後、レーザ露光器16によって表面が走査露光され、静電潜像が形成される。
感光ドラム12の表面上に形成された静電潜像は、現像器15の有する現像器15Y、15M、15C、15KによってY、M、C、Kの各色のトナーで現像され、トナー画像が形成される。このとき、感光ドラム12の表面では、形成する画像の色数に応じて、帯電・露光・現像の各工程が、所定回数だけ繰り返される。更に詳しく説明すると、現像装置15は、所定のタイミングで回転駆動され、現像する色に対応した現像器15Y、15M、15C、15Kが、感光ドラム12と対向する現像位置に移動する。例えば、フルカラーの画像を形成する場合には、感光ドラム12の表面上で、帯電・露光・現像の各工程が、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応して4回繰り返される。そして、この感光ドラム12の表面には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応したトナー画像が順次形成される。
トナー画像が形成されるにあたって感光ドラム12が回転する回数は、画像のサイズに応じて異なるが、例えば、A4サイズであれば1色の画像を形成するために、感光ドラム12が3回転する。つまり、感光ドラム12の表面には、感光ドラム12が3回転するごとに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応したトナー画像が順次形成される。なお、感光ドラム12上に順次形成されるトナー画像は、一次転写位置を通過する際に、中間転写ベルト18上に互いに重ね合わされた状態で一次転写される。
感光ドラム12上に順次形成されたトナー画像は、中間転写ベルト18が感光ドラム12に巻き付けられた一次転写位置において一次転写ローラ20によって中間転写ベルト18に一次転写される。
一方、記録用紙24は、フルカラープリンタ10の下部に配置された給紙部26から、ピックアップローラ28によって送り出されるとともに、フィードローラ30及びリタードローラ32によって1枚ずつ捌かれた状態で給紙され、レジストローラ34によって中間転写ベルト18上に転写されたトナー画像と同期した状態で、中間転写ベルト18の二次転写位置へと搬送される。
中間転写ベルト18上に転写されたトナー画像は、所定のタイミングで給紙される記録用紙24上に、二次転写ローラ22によって一括して二次転写される。
上述のようにして中間転写ベルト18からトナー画像が転写された記録用紙24は、画像定着装置50へと搬送される。
画像定着装置50では、加熱ローラ52が図示しない駆動モータにより矢印B方向に回転し、この回転により定着ベルト54も従動回転されており、トナー画像が静電転写された記録用紙24が、加熱ローラ52とニップ部材56との間位置にあるニップ部分に搬入される。そして、記録用紙24がニップ部分を通過する際に、記録用紙24上のトナー画像はニップ部分に作用する圧力と、加熱ローラ52から供給される熱とによって定着される。
画像定着装置50でトナー画像が定着されて画像形成が完成された記録用紙24は、図1に示すように、画像定着装置50から搬出され、排出トレイ80上に集積される。
画像定着装置50がガイド部材71を有しない場合は、図5において(B)に示すように、ホルダ部材70におけるガイド角部72とニップ部材56におけるパッド保持部材63との間に段差が形成されるから、ニップ部分の手前において、定着ベルト54とホルダ部材70およびパッド保持部材63との間に定着ベルト54が自由に動ける大きな空間が形成され、定着ベルト54の挙動が不安定になる。したがって、記録用紙24が画像形成装置50の記録用紙突入部分に突入するタイミングや角度が所定の範囲からずれると、定着ベルト54に縒れが生じやすい。そして、中間転写ベルト54が縒れたままでニップ部分に突入すると、記録用紙24も同様に縒れて皺が生じる。また定着ベルト54そのものも損傷を受ける。
実施形態1に係るフルカラープリンタ10においては、画像定着装置50における定着ベルト54の内側であってホルダ部材70におけるガイド角部72とニップ部材56におけるパッド保持部材63との間にガイド部材71が配設されているから、図5において(A)に示すように、ガイド角部72とパッド保持部材63との間に段差が生じることはない。したがって、ニップ部分手前において、定着ベルト54とホルダ部材70およびパッド保持部材63との間に定着ベルト54が自由に動けるような空間が形成されることがないから、定着ベルト54の動きが不安定になることもない。したがって、画像記録装置50における記録用紙突入部分に記録用紙24が突入するタイミングや角度が所定の範囲から多少ずれた程度では定着ベルト54に縒れが生じることはない。したがって、記録用紙24も皺になることなくニップ部分に送られる。また、定着ベルト54も損傷することがない。
また、画像定着装置50では、略加熱ローラ52の外周面に倣う凹形状の弾性パッド60によりニップ部分を広く構成することができるため、安定した定着性能を確保することができる。
これに加えて、画像定着装置50では、加熱ローラ52の外周面に食い込むように突出させた剥離パッド62により、ニップ部分の出口領域(剥離ニップ部分)において加熱ローラ52表面層の歪みが局所的に大きくなるので、定着処理後の記録用紙24が剥離ニップ部分を通過する際に局所的に大きく形成された歪みを通過することになって、加熱ローラ52に巻き付くことの無く確実に剥離される。すなわち、加熱ローラ52の歪みを剥離パッド62によって局所的に大きくし、小さい歪み量で高い剥離性能を得ることが可能となる。そのため、加熱ローラ52の離型層として、薄膜の耐熱性樹脂を用いた場合においても、記録用紙24における紙しわの発生を抑制できる。また、耐熱性弾性体層と離型層との間の剥がれ等も発生し難く、剥離性能の維持と併せて長期に亘る部品性能の信頼性を向上させることができる。
さらには、加熱ローラ52の歪み量を小さく形成できるので、加熱ローラ52は、その耐熱性弾性体層を薄肉化することができる。そのため、加熱ローラ52の熱容量を小さく構成できるので、ウォームアップタイムを短くするとともに、消費電力の低減を図ることもできる。また、熱伝導率の低い耐熱性弾性体層を薄肉化できるため、加熱ローラ52の内面と外面との間の熱抵抗が小さくなって熱応答性の向上を図れるため、画像形成装置の高速化にも適している。
また、画像定着装置50では、ホルダ部材70の取付部74に対して弾性シート部材76を介してパッド保持部材63を装着しているから、剥離パッド62に局部的に強い荷重が負荷された場合には、パッド保持部材63における剥離パッド62の前記部分に対応する部分が弾性シート部材76を押し潰すように局所的に撓むよう変形するから、荷重が11箇所に集中することがない。
画像定着装置50において、局部的に厚みが厚い記録媒体(例えば封筒等)を定着処理する場合には、記録媒体の局部的に厚みが厚い部分が加熱ローラ52と剥離パッド62との間位置のニップ部分を通過する際に、剥離パッド62上に記録媒体の局部的に厚みが厚い部分が乗った所に大きな荷重が加わる。すると、剥離パッド62が、大きな荷重が加わった部分で弾性シート部材76を弾性変形させながら加熱ローラ52から離れる方向へ凹むように局所的に撓むよう弾性変形して逃げる。このため、剥離パッド62は、その長手方向の荷重が加わっている部分の全長に渡って平均的に荷重が負荷されるようになって、剥離パッド62における長手方向の荷重の分布が許容範囲内に収まり、記録用紙24に皺が生じたり、加熱ローラ52の表面に塑性変形に起因する皺が生じたりすることなく、定着処理することが可能となる。
図1は、実施形態1に係るフルカラープリンタの全体的な構成を示す縦断面概略構成図である。 図2は、図1に示すフルカラープリンタの備える画像定着装置の構成を示す分解斜視図である。 図3は、図2に示す画像定着装置の腰部を示す部分斜視図である。 図4は、図2に示す画像定着装置の備えるホルダ部材およびその周辺の構成を示す斜視図である。 図5は、本発明および従来の画像定着装置における加熱ローラ、定着ベルト、およびその周辺の構成を示す断面図である。
符号の説明
10 フルカラープリンタ
50 定着装置
52 加熱ローラ
54 定着ベルト
56 ニップ部材
60 弾性パッド
62 剥離パッド
63 パッド保持部材
70 ホルダ部材
72 ガイド角部
74 取付部

Claims (2)

  1. 記録媒体に形成されたトナー画像を加熱定着する画像定着装置であって、
    回転駆動される加熱ローラと、
    前記加熱ローラにニップされて回転する定着ベルトと、
    前記定着ベルトの内側に設けられているとともに、前記定着ベルトを前記加熱ローラにニップする弾性パッドおよび、
    前記定着ベルトの回転方向に沿って前記弾性パッドの下流側に隣接して設けられ、前記定着ベルトが前記加熱ローラにニップされているときに前記加熱ローラに向かって突出する剥離パッドを有するニップ部材と、
    前記定着ベルトの内側に設けられているとともに、前記ニップ部材が装着されるホルダ部材と、
    前記ニップ部材と前記ホルダ部材との間に設けられた弾性シート部材と、
    を備え、

    前記定着ベルトが前記加熱ローラにニップされていないとき、前記弾性パッドの前記剥離パッドと対向する面は、前記剥離パッドの前記弾性パッドと対向する面より、前記弾性パッドと前記剥離パッドとが対抗する対向線に沿って前記加圧ローラ側に近い位置にあり、
    前記定着ベルトが前記加熱ローラにニップされているとき、前記加熱ローラのニップ中心位置が前記剥離パッドよりも前記定着ベルト回転方向に対して上流側にあり、
    前記弾性シート部材が、前記弾性パッドの前記剥離パッドと対向する面から前記対向線に沿って前記ホルダ部材側に伸びる第1の線と、前記剥離パッドの前記弾性パッドと対向する面から前記対向線に沿って前記ホルダ部材側に伸びる第2の線とが通過する位置に設けられたことを特徴とする
    画像定着装置。
  2. トナー画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で形成されたトナー画像を記録媒体に転写する画像転写部と、
    前記画像転写部において記録媒体に転写されたトナー画像を定着する請求項1に記載の画像定着装置と、
    を備える画像形成装置。
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