JP5660345B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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また、たとえば、特許文献2は、加熱手段と、この加熱手段からの熱を蓄熱するための蓄熱部材を備えている押圧手段とを有する熱定着装置を開示する。
また、たとえば、特許文献3は、記録材上の画像をニップ部にて加熱する定着ベルトと、この定着ベルトを駆動する定着ローラと、定着ベルトの内側に固定配置されニップ部を形成するための定着パッドとを有し、定着ローラに、定着ベルトとの接触領域に高摩擦層、定着パッドとの接触領域に低摩擦層が設けられている定着装置を開示する。
図1には、本発明の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。
画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段14が搭載され、この画像形成装置本体12の上部に排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば2段の給紙ユニット18,18が配置できるようになっている。
また、給紙カセット22の奥端近傍上部にはピックアップロール24が配置され、このピックアップロール24の後方にリタードロール26及びフィードロール28が配置されている。
この搬送路32の定着装置36の上流側に後述する転写装置42と像担持体44が配置され、さらに転写装置42と像担持体44の上流側にレジストロール38が配置されている。
さらに、搬送路32の排出口34の近傍には排出ロール40が配置されている。
したがって、給紙ユニット18の給紙カセット22からピックアップロール24により送り出された記録媒体は、リタードロール26及びフィードロール28により捌かれて搬送路32に導かれ、レジストロール38により一次停止され、タイミングをとって後述する転写装置42と像担持体44との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置36により定着され、排出ロール40により排出口34から排出部16へ排出される。
即ち、搬送路32の排出ロール40の手前は2股に別れ、その分かれた部分に切換爪46が設けられていると共に、分かれた部分からレジストロール38まで戻る反転路48が形成されている。
この反転路48には搬送ロール50a〜50cが設けられており、両面印刷の場合には、切換爪46が反転路48を開く側に切り換えられ、排出ロール40に記録媒体の後端手前がかかる時点で排出ロール40が反転し、記録媒体が反転路48に導かれ、レジストロール38、転写装置42と像担持体44及び定着装置36を通って排出口34から排出部16へ排出されるものである。
光書込み装置58は例えば走査型のレーザ露光装置からなり、後述するプロセスカートリッジ64を横切り、像担持体44に潜像を形成する。
なお、光書込み装置58は、他の実施形態としてLEDや面発光レーザ等を用いることができる。
このプロセスカートリッジ64は、排出部16を開くことにより、画像形成装置本体12から取り出すことができる。
定着装置36は、加熱ロール70と、無端ベルト状に形成されたベルト部材72と、ベルト部材72を回転自在に案内するガイド部材74と、ベルト部材72の内部に配置されベルト部材72を加熱ロール70に押圧する押圧ユニット76と、ベルト部材72の内側に潤滑剤を供給する含浸パッド78とを有する。
ガイド部材74は、ベルト部材72および押圧ユニット76の両端に配置されており、押圧ユニット76は、ガイド部材74に支持されている。
なお、ベルト部材72と押圧ユニット76との間に、ベルト部材72と押圧ユニット76との摩擦を低減するための摺動シート(図示せず)を設けてもよい。
ロール部84は、図示しない加熱ロール用軸受けに回転自在であるように支持されており、矢印A方向に回転する。
また、ロール部84は、例えば鉄やアルミニウムからなるコア88と、このコア88に被覆又は塗布された離型層90とからなり、コア88は、外形が例えば30mm、肉厚が例えば0.7mmである。
離型層90は、絶縁性で離型性の優れた材料、例えばPFAからなり、膜厚が例えば20μmである。
ヒータ86は、例えば2本のランプから構成されている。
また、加熱ロール70のベルト部材72とは反対側には、サーモスタット94が加熱ロール70に対向して設けられている。
また、ニップNの後流側にはアウトレットシュート98が設けられている。
ベルト部材72は、加熱ロール70と加圧接触することによって、加熱ロール70の回転に従動して矢印C方向に走行する。
ベルト部材72は、たとえばポリイミド等の合成樹脂によって、たとえば肉厚が75μmの無端ベルト状に形成されており、表面にPFA等からなる離型層が設けられている。
つまり、押圧ユニット76の各構成部分であるブロック112とハウジング114とフレーム116とが協働して、押圧パッド110を押圧するように支持している。
押圧パッド110は、たとえばLSR(液状シリコーンゴム)などの弾性体で形成されており、押圧パッド110が加熱ロール70をベルト部材72を介して押圧する場合(以下「押圧時」と記載することがある)に弾性変形するようになっている。
ブロック112は、耐熱性の高いたとえばLCP(液晶ポリマー)によって、断面が略コの字型に形成されている。
また、ブロック112は、押圧パッド110を加熱ロール70側に押圧する。
フレーム116は、鉄またはアルミなどの金属によって断面が略コの字型に形成されており、ハウジング114を支持するとともに加熱ロール70側に押圧する。
フレーム116の両端は、ガイド部材74に支持されている。
また、ガイド部材74は、付勢手段(図示せず)によって加熱ロール70側に付勢されている。
ブロック112のベルト走行方向上流側(図3において左側)には、ベルト部材72を加熱ロール70側(図3において下側)に近づけるよう案内する案内手段としての案内部120が設けられている。
案内部120は、ブロック112と一体に形成されており、加熱ロール70側に突出するように形成されている。
また、案内部120の先端の形状は、ベルト部材72を滑らかに摺動させるために、滑らかな曲面状に形成されている。
加熱ロール70とベルト部材72とによって、幅W1(図6に示す)のニップNが形成されている。
図6において、シートSはベルト走行方向上流側(図6において左側)から矢印B方向に搬送されてニップNに進入し、加熱ロール70は矢印A方向に回転し、ベルト部材72は加熱ロール70の回転に従動して矢印C方向に走行している。
また、案内部120は、ベルト部材72を介して加熱ロール70に突き当たっていない。
また、ニップNへの進入前にシートSを加熱させることができるので、トナー像の定着効率を向上させることができる。
また、ベルト部材72と加熱ロール70との接触面積が、幅W2に対応する面積分だけ増加するので、ベルト部材72の加熱ロール70に対する従動性を向上させることができる。
また、案内手段としての案内部120がブロック112と一体に形成されているので、たとえばロール部材を設置する場合よりも部品点数を減少させることができる。
また、案内部120は、ベルト部材72を介して加熱ロール70に突き当たっていないので、シートSを円滑にニップNに搬送させることができる。
両面印刷の場合においては、裏面印刷の際に、既に画像が形成されたシートSの印刷面(おもて面)がインレットシュート96に接触するが、インレットシュート96が加熱されると、シートSの印刷面からトナーが遊離し、インレットシュート96に付着して、インレットシュート96の表面を汚してしまう。
本実施形態においては、インレットシュート96が加熱されることを抑制できるので、両面印刷の場合においても、インレットシュート96の表面がトナーによって汚れることを抑制できる。
さらに、インレットシュート96の表面に施すトナー付着防止のためのコーティング処理を不要とすることができる。
また、上述した本実施形態においては、ベルト部材72がニップNの手前で加熱ロール70と接触する例が示されたが、ベルト部材72をニップNの手前で加熱ロール70に接近させるようにしてもよい。
12 画像形成装置本体
36 定着装置
70 加熱ロール
72 ベルト部材
74 ガイド部材
76 押圧ユニット
78 含浸パッド
110 押圧パッド
112 ブロック
114 ハウジング
116 フレーム
120 案内部
Claims (3)
- 回転可能な加熱ロールと、
前記加熱ロールの回転に従動して走行するベルト部材と、
前記ベルト部材に対して前記加熱ロールの反対側に配置され、前記ベルト部材を介して前記加熱ロールを押圧して前記加熱ロールと前記ベルト部材とが接触するニップを形成する押圧部材と、
前記ベルト部材に対して前記加熱ロールの反対側に配置され、前記押圧部材のベルト走行方向上流側に設けられ、前記ベルト部材を前記加熱ロール側に近づけるよう案内し、前記ベルト部材を介して前記加熱ロールに突き当たらないように形成された案内部と、
を有し、
前記案内部は、前記押圧部材に続いて形成され、前記押圧部材のニップ形成面から前記加熱ロール側へ突出し、
前記案内部の非接触部分により、前記ニップの上流側で前記加熱ロールに前記ベルト部材が押圧されることなく接触する接触面が形成されている
定着装置。 - 前記ベルト部材は、前記接触面と前記ニップとが連続的に形成されている請求項1記載の定着装置。
- 請求項1又は2に記載の定着装置を有する画像形成装置。
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